「人を救って生きる資格」消防士 2001年、闘いの真実 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
人を救って生きる資格
ショーン・ペンの「アスファルト・シティ」を観たばかりだったので、実話ベースにしても韓国映画らしい、ホームドラマみたいに仲良しな消防士さんたちだなぁと思って観ていたら、こういう終わり方なんだ。
残された人たちの描写もさらっとしていて、一昔前の韓国映画や予告の東京MERみたいに泣かせにこないから、かえって胸を打たれる。
実際にこの火災事故がきっかけで、消防士の装備や環境が見直され良くなった(公務員になったのは20年後)らしいが、それまでが酷すぎ。
班長さんをはじめ隊員さんたちがヒーロー然としてなく、普通のおじさんたち(キャストが地味だけど良い)なのもよかった。人命救助に命をかける消防士さんたちを讃える作品として、エンディングの歌とともに、派手さはないけれど、とても心に響く映画でした。
フロントライン 医療従事者
アスファルト・シティ 救急救命士
そして今作、まさに消防士
の方々へ感謝。
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