劇場公開日 2025年7月4日

「元の事件を調べて驚いた」消防士 2001年、闘いの真実 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0元の事件を調べて驚いた

2025年7月8日
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鑑賞方法:映画館

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ドキドキ

ソウル市の西部消防署に配属された新人消防士チョルンは、初出勤の日、火災現場で訓練とは異なる状況に戸惑い、隊員たちの足を引っ張ってしまった。落ち込むチョルンだったが、厳しくも優しい先輩隊員たちにより、日々の訓練を重ね成長していった。2001年3月4日未明、アパートで火災が発生し、チョルンたちは現場へと向かった。しかしまたたく間に広がり、懸命な消火活動も追いつかず建物は崩壊寸前に陥り、隊長から撤収命令が下された。しかし、救助者から、息子が中にいる、との訴えにより、再度火の中に飛び込み・・・さてどうなる、という実話に基づく話。

韓国で起きた弘済洞火災惨事事件の実話を基にした作品とのこと。
消防士6名の犠牲者が出たらしいが、実際にはそれだけじゃなく住民10名も亡くなられた様だ。
まるで婆さんの息子を助けようとして6名が無駄死にした様な作品になっているが、一般住民10名が亡くなったのなら話が違う。こんな消防士に都合の良い様な演出にしたらダメでしょ。
確かに火の中に入る人の手袋が軍手とは、と装備や待遇改善のきっかけになった事件なんだろうけど。
いつも韓国映画観て思うけど、ホント自分たちに都合よく改変し歴史を誤解させる様なものを平気で作るな、って呆れる。もっと史実に忠実に作らないと、世界中から嘘つきの国、って思われるよ。
多少の演出は良いけど、これは明らかなミスリードとしか思えない。

りあの
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