でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価
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「第4の権力」の恐ろしさ
主人公の教師は「知らず知らず」とんでもないモンペ家族と出逢ってしまい、どこにでもいる自己保身上等の上司に冤罪をきせられ、特ダネになる事件をハイエナのように探す「正義のヒーロー・週刊○○」によって、社会的に抹殺される。
彼は、神がかりの演技派の原告とそれに群がる数百人の弁護団、マスコミが作った「殺人教師」というレッテルを信じる世論という強大な敵と、裁判という「戦争」を戦う。
この映画(実話が元)では主人公を信じ続ける家族、救世主の如く現れた弁護士に勇気づけられ、ほぼ負け戦だった戦いに勝利する。
もしあの弁護士が現れなければ、PTSDのいい加減な診断も、律子の戸籍も明らかにされず、敗訴して、もちろん復職などかなうはずもなかっただろう。
実際の教育現場では、裁判までは至らなくとも、救われなかった「薮下誠一」が数多くいるのではないか。
「正義のミカタ・週刊○○」は、後に教育委員会が彼の処分を取り消した事を報じたのだろうか?
マスコミは第4の権力と呼ばれて久しいが、その権力(影響力)に見合った品性・倫理性(断言する前に、少なくとも自身で裏取りをする、反対の意見も聞く)を求めるのは、無理な事なのか?
報道機関は企業(営利団体)の経済活動であることが理由なのか、間違った報道が免責(やりっぱなしで反省無し)されることが恐ろしい。
映画化するにあたっての脚色もある程度あったはずなので、原作を読むともっと深い内容がわかるのかもしれない。
人が人に壊される怖い話
実話に基づくという怖い映画だった
冒頭からは吐き気がするくらいに教師藪下に対して嫌悪と怒りを覚えたけれど‥
柴咲コウの顔が怖すぎて不気味すぎて。
嘘をつく、人を陥れる、そんなことが平気でできる人間に、善良な人間はかなわないなと思う
人間の怖さを思う映画だった 悪人を作り上げて、攻め立てて、排除しようとする集団心理なのか、そういうちょっと快感を持つというか、安心する生き物なのかなと思う
そんな中、小林薫の顔を見た時は希望の光が差した
家族の支えに泣き崩れる姿も涙を誘った
いつ誰に起きてもおかしくないこと、時代、怖い怖い
おかしいおかしい
一番頭に来たのは校長と教頭。
でも見終わった時には救いがあって、良かった‥!
怖い怖い
実際にあった事件ということだが知らなかったというか、興味がなかったから覚えてなかったというべきか。
こんな理不尽なことがまかり通ってしまうというのが怖い。
先に証拠になるようなものを集めておいて後から裁判を起こすという手法は、今回は教師による体罰・いじめ案件だったがこれって他の案件でも上手くやれば成り立つということ。
そしてマスコミの報道と世間の声を味方につける。
他人事で済ませられるようなことではないし我々も情報の一面だけを見ていてはいけないと考えさせられた。
最終的な裁判結果は被告教師側は罪に問われなかったのは救われたが、私は裁判について詳しくないのだが虚偽の証言をした被害児童の両親は罪に問われることはないのか?
しかもこの両親は市(教育委員会)から慰謝料を受け取っている。
納得いかないなぁ。
この裁判だけでは無理かも知れないが被告教師側が名誉回復と慰謝料を求める裁判を起こしたら勝てそうな気がするのだが。
教師側からすれば罪にならずに済んだでは済まないような心の痛みと裁判後も続く世間からの疑念の目を受けなければいけないのだから。
柴咲コウの無表情でサイコパスな演技は素晴らしく怖かった。
反省が大事
これが実話に基づいていることにぞっとする。日本の嫌なところが凝縮されたストーリーだ。事実、根拠、合理性に基づかず、感情や印象で決めつけ判断し、叩けると思えば集団リンチに走る。
週刊誌は裏取りせず無責任に母親の主張を全面的に信じ、教師の実名を出す。主人公の教員の窮地で、学校や管理職は組織防衛を優先し、彼を守らない。安易に教員に謝罪を強要する。教育委員会はまともな調査もせず教員を処分する。国民は自分のことでもないのに教員に怒りをぶつける。
この国を挙げた集団リンチの発端となった週刊文春と朝日新聞は謝罪したのだろうか? このような、「弱者」の主張や証言だけで、科学的調査や専門家の見解を十分に取材せずに扇動的な記事にしてしまったことが朝日新聞には多くある。子宮頸がんワクチンや福島原発の処理水など…。
映画にも疑念がある。母親を毒親、虚言癖のある異常な人格としてキャラ付けするのは、映画の脚色が強い。母親が異常な人格になった理由として、ネグレクトによる極貧で愛を受けられない家庭に育ち、強い周囲へのコンプレックスから現実を受け入れられず、妄想の世界に逃げ込み、現実と「こうあるべき」理想の自分のギャップに常に苦しみ、それを子供に押し付けていた、という描写。子供が嘘をついた理由を、高圧的な母親から怒られないための言い逃れとするストーリーは、完全に映画の解釈だ。
原作の著者も、実際の登場人物の「顔やキャラクターが映画とは違う」と述べている。この映画が、元になった事件の母親と子供がそのような人間だと印象付ける結果になってしまうなら、映画自体がデマの加害側になりかねない。
現実はもっと複雑だろうが、一つだけ言えるのは、何事も客観的事実と物的証拠を根拠に判断すべきだということ。どんなに信用できそうな人物でも、状況証拠があっても、証言だけで犯人を決めつけるのは極めて危険だ。
実話だけに怖いし、重みがあります。
誠実な教師の対応が、精神的に病んでいる保護者によって、歪められて伝えられ、学校側が事を大きくしないために、事実でないことに対して謝罪してしまったため、それが事実として世間に広まってゆくことの恐ろしさを感じましたし、実話が元になっているだけに、重みがあると思いました。
それにしても、マスコミの報道は無責任で、そこに一番の憤りを覚えます。本当の事実はどうでも良く、センセーショナルに書き立てて、部数さえ、視聴率さえ稼げて、結局は儲かればそれで良いのでしょう。誤報によって苦しむ人がいることを、マスコミ側の人は、もっと自覚する必要があると思います。
ホラー寄りのかなり社会派なエンタメ
鑑賞日6月29日。正確でない所があるかもしれません。
本サイトの解説を読んで、これは裁判で冤罪になった事件なのかなと思い、気が滅入りそうなので観るかどうか迷いました。
事件の事は何となく記憶してますが、結果どうなったのか覚えてなくて、観て良かったです。
子供が担任に暴力を振るわれたと騒ぐ両親の剣幕に押されて、取り敢えず謝罪してやり過ごそうとする校長でしたが、一度認めてしまうとその方向へ事態が悪化していき、世間から非難されて孤立する教師。
薮下と子供の両親のどちらが本当の事を言っているのか。
母親の話す事は突飛すぎるので薮下の言い分が正しいのだろう、しかし全てを信じていいのか、とも思ってしまいます。
綾野剛さんの実際の辛い経験と重ねて観てしまうから薮下に同情しましたが、この事件の詳細をウィキペディアで確認しました。原作はかなり丁寧に取材して書かれていると思いました。
母親は注目を集めたくて嘘をつく人で、自らを正当化する為に嘘を重ね、その為に利用しやすい薮下がターゲットになったと思います。
父親はたぶん家庭にそれ程関心は無いが、面子にこだわるタイプに見えました。そして二人とも、金も取れるなら出来るだけ取ってやろうと考えたでしょう。請求額を大幅に釣り上げています。
この事件は両親、校長、教育委員会、マスコミ、無関係なのに薮下を攻撃した世間も含めて非常に腹立たしく感じる事件で、特に多くのマスコミの無責任な報道が一人の教師の人生を狂わせました。私が結果を覚えてなかったのはきちんとした謝罪がされてないからかも。
本件をそのまま描くとかなり重苦しい話になるのですが、柴咲コウさんをサイコパス的なキャラにし、ホラー寄りのエンタメにしているので観易くなったのではないでしょうか。
判決後に両親は悔しがった筈ですが、本作ではあまり見せなかったので、柴咲さんのサイコパス度が際立ちました。
あり得る話だが…
小学校で長く教員をしていました。実際の学校現場でもあり得る話だと思いながら見ましたが,実話を基にした映画で,実際にああいうことが起こったのですね。背筋が寒くなります。とは言いながらも,初動での管理職の対応,藪下先生の対応は現実的にはあり得るのかとも思います。保護者からクレームが入った場合,映画のように管理職は保護者の言い分を鵜呑みにしてとりあえず認めて謝罪するということはなく,まずは事実関係をしっかり調査するということを約束して,その日は帰ってもらうようにします。その上で,藪下先生の言い分をしっかり聞き,その裏付けを取る形で関係児童,第三者の児童からも事情聴取をし,今回の作品で言えば,藪下先生の体罰は学級内で確認されなかったということを保護者に言うでしょう。藪下先生も管理職に言われるまま体罰を認めて謝罪するということはなく,とことんそのときの状況を詳しく,具体的に話し,反論するはずです。
また,教育委員会は教師の処罰をするだけでなく,教師を守る立場でもあります。校長に対してもきちんと調査の上で報告書を上げさせた上で教員への処分を科すはずです。今回の映画では,管理職と教育委員会の対応は現実にはないかなと思いながら見ていました。
しかしながら,柴咲コウ演じる保護者のような人はどこの学校にもいて,そういう意味では,どうやって自分を守るかということを教員に考えさせるような作品になっていたと思います。光石研,小林薫をはじめとしたサブキャストの存在感があり,重厚な映画となっています。個人的には木村文乃さんが離婚せずに最後まで主人公に寄り添っていたのが救われました。
柴咲コワ
モンスターマザー
マサチューセッツ州のボストン。
発音は「バストン」
ホント???
経歴・学歴詐称
私の母親も東洋英和女学院卒だと長いこと「嘘」ついていました。
元祖エセ港区女子。
キリスト教でもないし。
本当は巣鴨の東洋女子学園らしい。
成り上がりの氷室律子にとって、小学校の担任は発達障害の息子を守る母親を演じるために使われる道具でしかなかった。一番迷惑な代理ミュンヒハウゼン症候群ともいえますな。
PTSDになったのは藪下誠一のほう。
10年後、教育委員会から停職処分取り消し決定通知書が届いた後のエンディング。
民事訴訟といえども不服申立てを続けることはとても大事なことでした。
商店街でみたあの親子の幻。
三池崇史監督は同学年で誕生月も同じ。
オトナになりました。
小林薫と北村一輝
光石研と大倉孝二
安藤玉恵、美村里江の出番をもうちょっと増やして、証言台にあげてもらいたかったですが、同じ列で観てたJKには申し訳ないけど、オトナの映画でしたね。
『怪物』や『それでもぼくはやってない』との近似性
私自身も、『怪物』との類似性を想定していた。だんだんと、『それでもぼくはやってない』に近くなっていった。最終盤で、原告母親の根拠が覆り、それでも弁護士は、依頼人の主張の援護を続けていた。主張の根拠を覆された原告母子の幻影がみられるが、実話において、病的傾向を治すことができたのか気になる。県外の赴任地で起こった虐待事件では、関係者からの情報が疑わしいと考え、被告支援者から証人依頼を受けたことがあるけれども、弁護士との話で証人までの依頼はこなかったことがある。
タイトルなし(ネタバレ)
2003年、ある民事裁判。
小学校教師の薮下誠一(綾野剛)は、児童・氷室拓翔(三浦綺羅)への体罰・自殺強要により拓翔少年をPTSDに追い込んだことで訴えられた。
裁判より以前、マスコミは薮下は「殺人教師」と呼びつらい、言語道断と弾劾していた。
裁判は冒頭、拓翔の母・氷室律子(柴咲コウ)の証言から始まった・・・
といったところからはじまる物語。
巻頭、律子の口から証言される薮下の行為は正視に耐えないほどの凄まじさ。
しかし、薮下が法廷で口にしたのは、「すべて事実無根の・・・」とタイトル『でっちあげ』と映し出される。
このタイトルが出た時点で、この映画は只者ではない、と確信。
周防正行監督『それでもボクはやってない』に匹敵する冤罪映画の力作。
柴咲コウ演じるモンスターペアレント、ややステレオタイプっぽい演技なれど、怖いねぇ。
ほんと、かかわりたくないタイプ。
綾野剛の演技も凄まじい。
アバンタイトルまでの悪魔のごとき人物と、被告の身となっても拓翔少年を気遣う人の好さ、その両方をリアリティをもって演じている。
薮下の弁護を引き受ける弁護士役に小林薫。
深みのあるいい演技だ。
若い頃ならば、彼が薮下の役を演じていたかもしれない。
「殺人教師・薮下」をでっちあげてしまう週刊誌記者役の亀梨和也。
かつてアイドルだったことなど微塵も感じさせない演技だ。
それにしても、当事者でない者が「正義」の言下で偽情報を信じてしまうことの怖さ。
怖い怖い。
いま観るべき映画の1本でしょう。
この話にはね、現実感がないんですよ
この小林薫演じる弁護士の言葉に膝を打った。SNSの洪水に溺れ、まともな感覚が失われがち。
綾野先生、救世主にもっと感動してと画面に呼びかけるも、今回の綾野剛はものすごく気が弱い。校長と教頭の情けなさは誇張されているのだろうが、こういう人は多いのか。世間のバッシングに疲れ果てて反応が薄い。大丈夫?
映画メインビジュアルの綾野剛の表情。これは狂気か、絶望か。どちらともつかない。ネタバレを避けたうまい表情だ。
監督さんの名前から暴力が多いなら嫌だなと思ったが、そうでもなく、途中、腑に落ちてからは安心するとともに現代に生きる難しさに目眩がしそうになった。大人も子どもも病んでいる。
三池崇史監督の本領が垣間見えるホラーチック作品
三池崇史という監督は、ホラーチックな作品を撮ると本領を発揮するようだ。これが完全なホラー映画になると、抑制が上手く効かずに目茶苦茶なことを仕出かす傾向があるように思う(時にはそれが魅力にはなるのだが)。
本作は、ホラーチックな作品であり、三池監督の本領がよく発揮されていると言える。
主演の綾野剛さんは、普段の二枚目キャラとは違う、周りの雰囲気に流されて追い込まれる主人公を好演している。
映画は、まず氷室律子から見た事実から始まり、その後に主人公の藪下誠一による事実を描く。いわゆる羅生門スタイルの映画だ。藪下という主人公名もおそらくはこれに由来しているはず。
黒澤明による「羅生門」は芥川龍之介の「羅生門」と「藪の中」を原案とし、誰が真実を言っているのかわからないという話だが、映画の最後では捨てられた赤子を語り手の男がもらい受ける場面を設けて希望を出している(「赤ひげ」もそうだが黒澤明という人は極めてヒューマニストである)。
本作では、教育委員会に児童への暴力を認定され、マスコミから「殺人教師」というレッテルを貼られてても、妻は夫を応援し、子供は父親と同じ教職を目指している。そこに希望めいた光はある。
名探偵コナン君は「真実はひとつ」とは言うが、「事実はひとつ」とは言わない。事実は各人の認識した事柄だが、真実はより客観性のある俯瞰されたものだ。
それだけ、人は容易に真実には到達し得ない。
本作でも真実には到達はしていない。氷室律子とは何者かという疑問は残るし、藪下が失ったものは本当に回復されたのかも分からない。
虚言癖の女と彼女に翻弄された家族はどこかへと消えるが、おそらく彼らは我々の世間の中へと埋没し、何時でも再登場する機会を狙っているのだろう。
それ故に、本作はホラーチックと言える。
何でこんな凡庸な嘘がバレなかったの?
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アメリカ嫌いの小学校教師・綾野は混血の生徒を虐めてた。
怪我をさせるレベルの体罰を日常的に与えてたうえに、
最後には自殺を勧める。生徒は自殺未遂しPTSDになる。
生徒の母コウが学校に怒鳴り込んで上記を主張。
でも上記はコウの捏造で、綾野は無実だった。
むしろその生徒が問題児で、綾野は正しく指導してた。
ことなかれ主義の校長は綾野に保護者会での謝罪を指示。
こうして仕方なく謝罪、これがマスコミに漏れ大騒ぎ。
さらにコウが綾野を起訴、裁判が始まる。
綾野は世間から悪人扱いされ、叩かれまくる地獄の日々。
もはや何を言っても、誰も耳を貸そうとしない状態。
そんな中で弁護士の薫が弁護を引き受けてくれる。
綾野が本当はいい先生だったこともあり、
生徒の保護者が陰ながら力になってくれたりもした。
それによりコウの嘘が暴かれて行くことになる。
そもそもコウも少年も、全く混血ではなかった。
コウがアメリカの学校を出たというのも嘘だった。
それに綾野が体罰してる場面を誰も目撃してない。
さらに生徒がPTSDというのもコウの嘘だった。
アホ医者がコウの話を鵜呑みにしてそう診断してた。
ということで綾野はついに無罪を勝ち取った。
ただ学校が一度認めたため、体罰はあったとされた。
それが10年後、ついになかったと認められ終了。
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何の恥じることもしてないのに、
悪意を持つ人間のせいでどん底まで落ちる男の話。
綾野にすっごい共感したし、心から応援したくなった。
やってもない罪を認めろという校長が最悪。
綾野もそんなの認めちゃアカン。自分に正直でいないと。
とは言え、校長に歯向かえない気持ちもよく分かる。
まだ若いし、職を失うのが何より怖いんやろうしね。
おれも同じ年齢で同じ立場なら、同じ選択をしてそう。
やっぱり人の下で働くのは向いてないわおれはw
話としてはめっちゃ面白かったのやが、
これってホンマに実話ベースなの?とも思った。
だってコウの凡庸な嘘が何で裁判までバレてないの?
そもそもこれって完全に刑事事件やと思う。
思いっきり傷害事件やし自殺教唆なんやから。
もし警察や検察が調べればすぐに解明してるはず。
なのに何で民事のみで争われてたのかが不思議。
薫弁護士が特段優れてたとも思えない、
こんなのどんな弁護士でも勝訴してそう。
あと驚くのが、研演じる校長と亀梨演じる記者。
どちらも最後は綾野の味方になるんやと思ってた。
いやまあ単に、演じてる俳優的にやけど。
ところがどちらも最後まで糞野郎なんで驚いたわ。
最後まで自分の都合しか考えてやがらんw
何故…
こんなことになってしまったのか
…はじまりは
その生徒の母親が体罰だと言って
学校に乗り込んでくる
どこか"怪物"を彷彿される
一方的に見ると先生が虐待している
様に見える演出
どうして教師がターゲットに
なってしまったのか
…校長が冷静に教師の話を聞き
子供たちの聞き取り調査を
しっかり取っていたら
教師の人生を狂わすことに
なってなかったと思ったりする
そこにマスコミが一方的に
煽るから裁判まで…
思ってもいない方向に進んで
やっていない事に謝罪したことが
悔やまれる
知らないうちに巻き込まれていく様は
…本当に怖い
マスコミは現在も何ら変わらない
週刊誌も一方からの取材で
真実かどうかわからない
売れる記事だったら
相手が傷づくことも厭わない
ネット社会で生きる私たち
考えさせられる作品です
リラルホラー
今までにも「冤罪」をテーマにした映画はいくつもありましたが、またひとつ、心を震わせる作品に出会いました。
ポイント:
◯ 原告と被告、それぞれの供述に基づく主観の違い描写から始まります。特に自分は、最初これが実話だと知らずミステリー作品だと思って観に行ったので、視点の違いに驚かされ、最初はどちらが本当なのか分かりませんでした。その両面性を見事に演じ分けたキャストの演技、特に主人公が大変素晴らしかったです。
◯ 勝訴しても素直に喜べない、そのリアルさ。弁護士との会話や家族とのやりとりの中にも心に刺さる瞬間が多くありましたが、映画は観客の涙を過剰に誘う演出がなく、ただそのまま物事を語る姿勢が好印象でした。想像を絶する体験を経た人間が、簡単に立ち直れないのは当たり前です。爽快な逆転劇もなく、心の傷も簡単には治れません。ただ、支えてくれる人がそばにいれば、少しずつ前へ進むことができる、ただそれだけです。
◯ 裁判後にも物語が続きがあった。「冤罪」を扱う映画では、被告がその後どうやって社会復帰するかの描写が省かれがちですが、本作では少しとはいえ、その様子が描かれていて良かったです。個人的には、処罰の取り下げで終わっていれば完璧だったとも思いますが、あのラストを加えたことで、さらに考えさせられることがありました。
一応これは民事事件なので、厳密には「冤罪」という言葉は適用されませんが、世論やメディア、さらには虚偽の主張をした保護者団体によって理不尽な断罪を受けたという意味では、まさに「冤罪」と言っても差し支えないでしょう。こうした事件が起きるたびに思うのは、なぜ人間は事実無根の情報に対してこれほどまでに過激に反応してしまうのか。映画には描かれていないが、その教師の奥さんや息子、またほか関係者の方々もきっと大変バッシングを受けたことでしょう。たとえ事実だとしても、他人を攻撃したり、感情的に断罪したりする理由にはなりません。そして、もしまだ事実が明らかでない段階であれば、なおさら冷静さを失わければならないことです。
期待以上でした
子供のついた小さな嘘が一教師の人生を狂わせていく
上司、保護者、教育委員会、そして世間からの疑いの目
殺人教師と週刊紙にかかれ連日ワイドショーなどで報道される
誰でも陥りそうな怖さがある
実話をもとにした話で過剰に演出していないところが良かった
10年後に懲戒処分が取り消されたとはいえ、手放しに喜べないモヤモヤが残る
綾野剛と柴咲コウの被害者の時と加害者の時の表情、特に目の違いが恐ろしく上手い
児童に虐待するときの綾野剛の演技はトラウマになりそう
生きていくのに大切な事を教えられた
週刊誌には嘘がまぎれてる100%信じるのはやめようと思った映画に出てくる校長や精神科の医師は自分の地位と立場を守る事で精一杯他人を助けようとする気が全くない平気で嘘の証言をしてふりかかった火の粉を払い逃げる事しか考えてない綾野剛演じる先生に優しい家族がいて優秀で良心的な弁護士と出会えて本当良かった10年後先生がヨボヨボしておじいちゃん先生みたいになってた奥さんも亡くなったのかな?柴咲コウさんが怖すぎたあんな死んだ目の人が近寄ってきたら全力で逃げようと思う三池崇史監督作品はエンドロールにながれる音楽が作品にぴったりで最後まで映画楽しめます
初っぱなから絶望感!
実際にあった事件を元に作られた作品ということであったが当時の事件を敢えて何も目にせず鑑賞。
冒頭の綾野剛はファンである私ですら絶望感と嫌悪感でいきなり胸を掴まれる。
割と初めの方で「でっちあげ」という事が分かった時点ではちょっと展開の速さに疑問が残った事だけがマイナス点。
せっかく異常者を演じる綾野剛にお目にかかれたのですからもう少し「殺人教師」である綾野剛を堪能したかった。
あの手の役を演らせたら右に出るものはいないってくらいの目で周囲を黙らせる柴咲コウの裏の顔や表の顔も個人的にはもう少し堪能したかった。
最もこの事件をよく知ってるいる人からしたら結末は分かっているであろうからそこは知らずに観た私の意見に過ぎない。
ともかくゾクゾク感とイライラ感、もどかしさでいっぱいになりあっという間に終わった。
「毒親」という表現はこの事件をキッカケに出たのかも知れないと思った。
親よりも先生の方が立場が低いのは現在も変わりない気がするが「学校」として何をしなければならないのかが一番の焦点な気がする。
記者である亀梨や弁護士である北村がもっとクローズアップされても良かったかなと思うが、贅沢な役者の使い方としては最高かも。
ともかくこの作品は親と教師、学校と家庭で少しでも歯車が狂えば今の世の中でも簡単にこういう事が起こり得ると思うと本当に怖いなと感じた作品だった。
決して気持ちよく楽しい作品ではないけど引き込まれるには十分過ぎる作品だった。
エンドロールの最後、
「三池崇史監督」と流れて思わずウンウンと頷いてしまったのは言うまでもない
ドールハウスより怖ろしい
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冤罪の怖さを見せつける映画でした。
私の近くにも「他人を傷つける真っ赤な嘘を、真顔で確信的に言う人」がいました。また同様なスタイルでセクハラ・パワハラ告発として会社の人事部に訴える人は後を絶ちません。
波風立てないことを最上とする、部下を守ろうともしないいい加減な上司(校長・教頭)、超いい加減な権威者(精神科医の先生)、妄信的に正義感を振りかざす一方的な豪腕者(マスコミ報道者)は、世間に山のようにいます。
常に冷静に事実を見つめる姿勢を保ちたいと心から思いました。
構成・脚本は見事だったと思います、この映画。冒頭の10~15分の映像の後から「教師が悪くない」という展開にどうやって持っていくのか皆目想像できませんでした。
ただラストの10~15分は余計だったと思います。裁判終了から数分で閉める(その後の話はナレーションにする)ほうがあっさり感があって良かったのかもと思いました。
面白かった!
素直に面白かったです。
面白かったって表現はどうなのかとは思うけれど、
どうなるの?というドキドキ感はすごかったです。
そして驚いたのは、Wikipediaで調べると、かなりの部分がノンフィクションだということです。
綾野剛先生の人の良さにつけこんでの、一方的な周りの押さえ込みが酷い。
一番悪いのは、柴咲コウさんよりも、校長と教頭だと思いました。
こんな管理職にあたると不幸ですね。
親の意見を鵜呑みにするだけでなく、何故?を聞いて、
もっと守ってあげればいいのに。
マスコミもただただ面白がって、報道するその姿勢は2003年も今も同じなのかな。
あの夫婦は、お金が目当てなのですかね?
悪の権化は何も罰を受けず、綾野剛さんが傷ついただけというのは切ないと思えます。
映画としては、
三池監督らしい、スピーディーな展開が良かったです。
tiktok好きな若者層にも受けるのでは。
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