でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価
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柴咲コウが怖い
当事者でも無い連中が誰かの金儲けや悪意の元書かれた情報を鵜呑みにして
正義を掲げて見知らぬ誰かを叩く
その異常性をもっと皆、理解した方がいい
2025年現在も似たような騒動は常に起こるけど
情報ってヤツは疑え
映画については柴咲コウが恐ろしい
何故そんな事をするのかが一切明かされないからマジで不気味過ぎる
最後の陳述は原文そのままなんだろうか?
面白かったけど
映画館でやる必要あったのかは疑問?
まぁでも二時間ドラマなんかでやったら
その辺のドラマに埋もれちゃうから
そういう意味では映画館でやらないといけない作品なのかもな
間違った情報を流し続けたメディアも
間違った情報を鵜呑みにして嫌がらせを続けた善良な一般人も
特に反省も後悔もしないまま
今後も次の攻撃相手を探し続けては同じ事を繰り返すんだろうな
綾野剛
実話の重みを終始感じて観てた
綾野剛×柴咲コウの化学反応に圧倒される!
氷室律子視点の冒頭、そして薮下誠一視点における
綾野剛と柴咲コウの演技の変わりようが圧巻である。
もはや別人レベルで演じ分けていることに、両俳優の凄みを感じた。
事実をもとにした作品ということで、
冤罪のつくられ方が実に怖い。この怖さを肌身で感じるほどの臨場感がある。
薮下の苦悩、やるせなさ、焦燥しきった状態は察して余りある。
薮下の妻・息子においても。
※薮下の家にひどい落書きや貼り紙がされている(だいたいこういう作品では見かける)が
本当にこんなことをする人の気がしれない。マスコミに踊らされる世論の恐ろしさ。
そして踊らされる人々。この人たちも薮下を相当に苦しめている要因というのは忘れては
いけない。
一方、氷室の異常性もその生い立ちからすると、こういう人がつくられていくことも
理解はできなくもないが、ここまでやる動機はやはり理解できない。
氷室の夫は全部嘘だとわかっているはずなのに、あそこまでするのか?は甚だ疑問というか
人格を疑わずにはおれない。
薮下の救世主となった弁護士である湯上谷との出会いは運命だと思うし、
正しい道を歩んでいれば、ちゃんと救いがあるのだと思う。そう信じたい。
演じた小林薫も真摯さ・静かな賢明さ・誠実さ・力強さの演技が、実に素晴らしかった。
木村文乃演じる妻にも救われた。
マスコミの報道を鵜呑みにしてはいけない。
これは、『フロントライン』を観たときにも感じたこと。
亀梨和也のクズ記者っぷりも見事。
教育委員会などの実態をもっと知りたい。腐った組織体質でないことを切に願う。
自分が加害者になっていないか、
マスコミに踊らされ愚かな行為に至っていないか、
自分の身が引き締まる作品であった。
ぜひ、多くの方に鑑賞いただき、少しでも私と同じ思いに至る人がいるとうれしい。
でっちあげ‼️殺人教師と呼ばれた男
賞とかとは無縁だろうけど
三池監督作品は
ただただ悪趣味なだけとかもあるから
どっちだろ…と思ったら
これは面白かった
綾野剛うまいね
嫌な感じも、気弱な感じ、
繊細なシーンもブチ切れシーンも上手いし、
特に大雨のシーンとか迫力あった
(いかにもな人工雨だったけどw)
撮影難易度、総合演技難易度とかでいったら
『国宝』の方が圧倒的と思うし、
正直この作品は意外性もそこまではないけれど、
面白さでいったら個人的にはこっちかな?
(客観的に総合力で言ったら『国宝』が遥に上と思うけど、
個人的に、二時間でテンポ良くて見易かったってのもある。
『国宝』は吉沢亮の圧倒的演技力に加えてオールスター、
こっちはほぼ綾野剛だよりだけどもw
(いじめられっ子の母親役と小林薫もよかったかな?))
ただの胸糞映画かな?と思ったら、
後味も悪くないし
(りんを鳴らしたシーンはちょっと切なかったけど)
「最近面白い映画ある?」って聞かれたら
「けっこうおもしろいよ」って
ふつうにすすめやすい作品かな?
国宝の方はすでに話題だしね
個人的には、
金のかかり具合、
難易度、斬新さより、
別にぜんぜん映画通でもないから
賞とは無縁だろうなぁとおもう作品でも
単純に面白ければいい
もちろん予算や拘りや意外性が
面白さに繋がることもあるから
ぜんぜん無駄とも思わないけども
まぁそれぞれいろんな映画があっていいね
好きなものを真似たものほどひどいものもないから
ずっしりと重い作品。救いようのない度重なる理不尽な出来事にどん底の...
実際の事件がモチーフ。ある意味下手なホラーより怖いです。
2003年に起こった福岡市「教師によるいじめ」事件を題材にした作品。
日常的な教師からの暴力に、子供を自殺にまで追い込まれたと主張する両親の主張。
そんな事はしていないという教師の主張。
立場変われば見方も変わる。
ちょっとした行き違いによるもつれなんだろうなと思っていましたが、そんなかわいいものではありまけんでした。
オープニングからかなり衝撃的でこんな教師がホントにいるのかとショックを受けました。
作品通して感じた事はとにかく気分が悪くなる。
でっちあげられる側の心境。マスコミの影響力。
思い込みというのは、本当に怖いなと感じました。
また、どちらが嘘をついているにしても、何の為にここまでするのか目的が分からない。
そんな疑問が最期までつきまといました。
観終わった後もいまいち理解できていません。
はっきり言ってこういうのをサイコパスっていうんだろうな。考え方が常人をはるかに超えてくる。そこらのホラーよりよっぽど怖いと感じました。
事実を元にしているとはいえ、いくらなんでもありえないだろうと、鑑賞後に実際の事件を検索したところ、ほぼ映画そのまんまの事が現実には起きていました。
ある意味そこが一番衝撃的だったかもです。
実話をもとにした一種のホラー
有名な事件をもとにした映画。
当時、アンパンマンやらミッキーマウスで新聞で大々的に取り上げられたことは覚えていますが、真実のことは正直何年も経ってからネットで知りました。 報道のあり方も考えさせられました。
布団たたきのおばさんも、あんなにニュースになっていたのに、真実とされていることは報道されない。
今ごろ、この事件の家族はどうしているのか。海外ででも生活しているのかな。
映画としては…正直、期待していたほど面白くはなかった。
綾野剛さんの演技の振り幅に驚愕!
舞台挨拶で監督のみならず綾野剛さんや亀梨和也さんから「目が怖い」と言われて「全然怖くないよー」と可愛く発言していた柴咲コウさんですが、中々どーして、歪な内面をそのまま瞳に映した様な黒い目は迫力満点でした。
そして、それ以上に裁判での感情が伝わらない無表情の恐ろしさと言ったら…、目の恐ろしさなど軽く超える怖さがありました。
更に、柴咲コウさんの隣で瞬きもせず口を横に結んだ夫を演じる迫田孝也さんの演技と相まってマジで歪んだ人物にしか見えなくなっていきました。
本物の多動症にしか見えない息子の演技も抜群で、「関わりたくない家族No.1」というのが、いやが上にも伝わってきちゃいました。
そんな中、1番感心させられたのが綾野剛さんによる表現力。
演技の振り幅が尋常じゃありません。
綾野さん本人が楽しく観れると言っていた導入直後の体罰教師などは見ていて殺意が湧くレベル。
子供と目も合わさず暴言を吐く演技に背筋が凍り付きました。
にも関わらず、物語が進むに連れて様々な表情を作り出し、こちらの同情を誘う演技へとシフトできちゃう凄さと言ったら、他の共演者、名バイプレイヤーたちが霞んでしまうほどでした。
間違いなく綾野剛さんを代表する作品の一本になったと思います。
向かっ腹の立つ描写や怖くなる様な描写もある作品ですが、それを凌駕するだけの「魅力」が演じる人々から溢れ出している作品。
劇場で観る事ができて心底良かったと思いました。
余談ですが、柴咲コウさん演じる律子の部屋にエドワード・ホッパーの絵画「ナイトホークス」が飾ってありました。
ダリオ・アルジェントの「サスペリア PAPT2」に出てくるBARのモデルとなった絵画なので思わずニンマリしてしまいました。
思ったより
ずっと猫背の綾野剛の熱演
もうタイトルに出てるから
そのまま冤罪のお話なんだけど、
それでも引き込まれた引き込まれた。
綾野剛教師の一人二役の様な演じ分け。
(ポスターやチラシの顔がどっちとも付かない感じで、見るたびに怖かった←褒めてる)
素の教師の方だけでも、難しい感情を
猫背ひとつからして表してて。
柴咲コウの冷めた目も怖かったし
木村文乃の信じるのをあきらめない奥さんも良かった。
小林薫弁護士のシーンの癒されっぷりたらない。
(あとあの記者役に亀梨君がやるの
贅沢な配役すぎない?豪華)
これは冤罪だったけど、
でもこれでさらに教師もウソついてたら?
ほんとに何が真実かわからなくなって
真実って何?ていう怖さ。
真実なんて簡単に作られる怖さ。
自分だって報道を簡単に信じちゃう怖さ、感じた。
三十路に入った拓翔は、本作品をどう思うだろうか
そう言う話でしたか!
地方なんで中継ではありますが、
舞台挨拶付きで観てきました。
開始前の挨拶で綾野剛さんが
作中の役のようなお話しの仕方で
「最初の10分はエンタメとして見てください」って?
ん?映画だし?全部エンタメでしょうよ?ん?ん?
はい。映画終わって感想を書いている今ならわかります。
そして、亀梨さんが言ってた、
「この映画を観た後の世界の見え方」って。
はい。まぁもともと愚推野郎で斜に構える私。
でもでも、なるべく心ヘルシーに
世界を捉えたがるようになってきた私。
には、亀梨さんが本作でようやくそう感じたのかぁ!
そうかぁああ、いい経験したねぇええ。
と、生意気を言ってあげたくなりました。
あはは、何言ってるか意味わかりませんよね。
すみません。
2025上半期というか、きっと本年、ここ数年で
最高な作品にも思えます。
実話ベースだからか、そう感じてしまったのか。
これは是非見てほしい。
なんだろう。この前、観たばかりのフロントラインも
今回も「あっちの都合、こっちの都合」的なのを
凄いぶん投げてくる感じ。
そんな映画がこう続くと不思議です。
しかも、どっちかって言うと
「一を聞いて十を知(る)」ってる
気になってんじゃねーぞ!恥を知れ!みたいな熱さ。
やー、面白かったなぁ。
ネタバレしたくない
でも、ちょっとだけ書きたい
息子ちゃんに嘘をつかせてるのって
本人気づいてたのかなぁ
父親とかなんなんだろうなぁ
教育委員会とかマスコミとかご家庭とか
この社会悪の原因ってみんななんだと思ってるだろな
個人の性格じゃないと思うんだよなぁ
とかとか
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