でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価

全216件中、181~200件目を表示

4.5綾野剛×柴咲コウの化学反応に圧倒される!

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

氷室律子視点の冒頭、そして薮下誠一視点における
綾野剛と柴咲コウの演技の変わりようが圧巻である。
もはや別人レベルで演じ分けていることに、両俳優の凄みを感じた。

事実をもとにした作品ということで、
冤罪のつくられ方が実に怖い。この怖さを肌身で感じるほどの臨場感がある。
薮下の苦悩、やるせなさ、焦燥しきった状態は察して余りある。
薮下の妻・息子においても。
※薮下の家にひどい落書きや貼り紙がされている(だいたいこういう作品では見かける)が
本当にこんなことをする人の気がしれない。マスコミに踊らされる世論の恐ろしさ。
そして踊らされる人々。この人たちも薮下を相当に苦しめている要因というのは忘れては
いけない。

一方、氷室の異常性もその生い立ちからすると、こういう人がつくられていくことも
理解はできなくもないが、ここまでやる動機はやはり理解できない。
氷室の夫は全部嘘だとわかっているはずなのに、あそこまでするのか?は甚だ疑問というか
人格を疑わずにはおれない。

薮下の救世主となった弁護士である湯上谷との出会いは運命だと思うし、
正しい道を歩んでいれば、ちゃんと救いがあるのだと思う。そう信じたい。
演じた小林薫も真摯さ・静かな賢明さ・誠実さ・力強さの演技が、実に素晴らしかった。
木村文乃演じる妻にも救われた。

マスコミの報道を鵜呑みにしてはいけない。
これは、『フロントライン』を観たときにも感じたこと。
亀梨和也のクズ記者っぷりも見事。
教育委員会などの実態をもっと知りたい。腐った組織体質でないことを切に願う。

自分が加害者になっていないか、
マスコミに踊らされ愚かな行為に至っていないか、
自分の身が引き締まる作品であった。
ぜひ、多くの方に鑑賞いただき、少しでも私と同じ思いに至る人がいるとうれしい。

コメントする 8件)
共感した! 52件)
ひでちゃぴん

4.5面白かったけど、ちょっとくどい

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

出足からトントン拍子でオモロイ。
振り返るとブラック綾野剛先生のクダリはもう少し長くて良かったし、逆転してからの柴咲コウ母の異常さが長くくどくてちょっと飽きた。それが減点。
でも面白かった。満足映画。

コメントする 1件)
共感した! 41件)
ノブ様

5.0でっちあげ‼️殺人教師と呼ばれた男

2025年6月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

驚く

129分瞬きするのもはばかれる時間でした。藪下先生は勿論キャストの皆さんが生きて吐き出してる言葉、表情全部見逃したくなかったです。
エンドロールに流れるキタニさんの歌声で、少し心がほぐれましたが、この心の重さを忘れて生きてはいけないんだな、と思わされる映画です。
一人でも多くの方に観てもらいたいです。
私は見逃していることがないか確認する為に又映画館に行きます。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
ボーちゃん

4.0賞とかとは無縁だろうけど

2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

興奮

三池監督作品は
ただただ悪趣味なだけとかもあるから
どっちだろ…と思ったら
これは面白かった

綾野剛うまいね
嫌な感じも、気弱な感じ、
繊細なシーンもブチ切れシーンも上手いし、
特に大雨のシーンとか迫力あった
(いかにもな人工雨だったけどw)

撮影難易度、総合演技難易度とかでいったら
『国宝』の方が圧倒的と思うし、
正直この作品は意外性もそこまではないけれど、
面白さでいったら個人的にはこっちかな?
(客観的に総合力で言ったら『国宝』が遥に上と思うけど、
個人的に、二時間でテンポ良くて見易かったってのもある。
『国宝』は吉沢亮の圧倒的演技力に加えてオールスター、
こっちはほぼ綾野剛だよりだけどもw
(いじめられっ子の母親役と小林薫もよかったかな?))

ただの胸糞映画かな?と思ったら、
後味も悪くないし
(りんを鳴らしたシーンはちょっと切なかったけど)
「最近面白い映画ある?」って聞かれたら
「けっこうおもしろいよ」って
ふつうにすすめやすい作品かな?

国宝の方はすでに話題だしね

個人的には、
金のかかり具合、
難易度、斬新さより、
別にぜんぜん映画通でもないから
賞とは無縁だろうなぁとおもう作品でも
単純に面白ければいい

もちろん予算や拘りや意外性が
面白さに繋がることもあるから
ぜんぜん無駄とも思わないけども

まぁそれぞれいろんな映画があっていいね
好きなものを真似たものほどひどいものもないから

コメントする (0件)
共感した! 10件)
ぺも

4.0ずっしりと重い作品。救いようのない度重なる理不尽な出来事にどん底の...

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ずっしりと重い作品。救いようのない度重なる理不尽な出来事にどん底の綾野剛。そんな中、弁護士の小林薫が現れた時は神様だと思った。綾野剛も柴咲コウも素晴らしかったけど個人的に小林薫に満点!
法廷での尋問シーンはめっちゃカッコ良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
コチョ

4.0恐かった。

2025年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全くやってないことをやったと「でっちあげ」られることも恐い話たが、
それ以上に恐かったのは柴咲コウの能面!
まさにホラーでした。。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
SHO

4.0実際の事件がモチーフ。ある意味下手なホラーより怖いです。

2025年6月28日
Androidアプリから投稿

2003年に起こった福岡市「教師によるいじめ」事件を題材にした作品。
日常的な教師からの暴力に、子供を自殺にまで追い込まれたと主張する両親の主張。
そんな事はしていないという教師の主張。

立場変われば見方も変わる。
ちょっとした行き違いによるもつれなんだろうなと思っていましたが、そんなかわいいものではありまけんでした。
オープニングからかなり衝撃的でこんな教師がホントにいるのかとショックを受けました。

作品通して感じた事はとにかく気分が悪くなる。
でっちあげられる側の心境。マスコミの影響力。
思い込みというのは、本当に怖いなと感じました。

また、どちらが嘘をついているにしても、何の為にここまでするのか目的が分からない。
そんな疑問が最期までつきまといました。
観終わった後もいまいち理解できていません。
はっきり言ってこういうのをサイコパスっていうんだろうな。考え方が常人をはるかに超えてくる。そこらのホラーよりよっぽど怖いと感じました。

事実を元にしているとはいえ、いくらなんでもありえないだろうと、鑑賞後に実際の事件を検索したところ、ほぼ映画そのまんまの事が現実には起きていました。
ある意味そこが一番衝撃的だったかもです。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
ゴウ

2.5実話をもとにした一種のホラー

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

有名な事件をもとにした映画。
当時、アンパンマンやらミッキーマウスで新聞で大々的に取り上げられたことは覚えていますが、真実のことは正直何年も経ってからネットで知りました。 報道のあり方も考えさせられました。
布団たたきのおばさんも、あんなにニュースになっていたのに、真実とされていることは報道されない。

今ごろ、この事件の家族はどうしているのか。海外ででも生活しているのかな。

映画としては…正直、期待していたほど面白くはなかった。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ももか

4.0綾野剛なんでみた

2025年6月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

綾野剛

地元なんでみたけど、最初ヤバい話かと思った

役柄によって結構演技が変わる俳優ではあるが…

途中で何が真実かわ分からなくなった。

話の構成としては面白かったし、柴咲コウの演技力
が光ったし怖い女だw

コメントする (0件)
共感した! 7件)
chanta

3.5綾野剛さんの演技の振り幅に驚愕!

2025年6月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ドキドキ

舞台挨拶で監督のみならず綾野剛さんや亀梨和也さんから「目が怖い」と言われて「全然怖くないよー」と可愛く発言していた柴咲コウさんですが、中々どーして、歪な内面をそのまま瞳に映した様な黒い目は迫力満点でした。
そして、それ以上に裁判での感情が伝わらない無表情の恐ろしさと言ったら…、目の恐ろしさなど軽く超える怖さがありました。
更に、柴咲コウさんの隣で瞬きもせず口を横に結んだ夫を演じる迫田孝也さんの演技と相まってマジで歪んだ人物にしか見えなくなっていきました。
本物の多動症にしか見えない息子の演技も抜群で、「関わりたくない家族No.1」というのが、いやが上にも伝わってきちゃいました。

そんな中、1番感心させられたのが綾野剛さんによる表現力。
演技の振り幅が尋常じゃありません。
綾野さん本人が楽しく観れると言っていた導入直後の体罰教師などは見ていて殺意が湧くレベル。
子供と目も合わさず暴言を吐く演技に背筋が凍り付きました。
にも関わらず、物語が進むに連れて様々な表情を作り出し、こちらの同情を誘う演技へとシフトできちゃう凄さと言ったら、他の共演者、名バイプレイヤーたちが霞んでしまうほどでした。
間違いなく綾野剛さんを代表する作品の一本になったと思います。

向かっ腹の立つ描写や怖くなる様な描写もある作品ですが、それを凌駕するだけの「魅力」が演じる人々から溢れ出している作品。
劇場で観る事ができて心底良かったと思いました。

余談ですが、柴咲コウさん演じる律子の部屋にエドワード・ホッパーの絵画「ナイトホークス」が飾ってありました。
ダリオ・アルジェントの「サスペリア PAPT2」に出てくるBARのモデルとなった絵画なので思わずニンマリしてしまいました。

コメントする 2件)
共感した! 64件)
かもしだ

2.5思ったより

2025年6月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読だが展開は想像通りで、驚きは無かった。
ただ、年月はかなりかかったものの声の大きい方が正解にならなくてよかった。火のないところに煙は立たないと言うけれど、無いはずの火をあるかのように見せることはできてしまうのだろうと。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ひとりごと

4.0ずっと猫背の綾野剛の熱演

2025年6月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

もうタイトルに出てるから
そのまま冤罪のお話なんだけど、
それでも引き込まれた引き込まれた。

綾野剛教師の一人二役の様な演じ分け。
(ポスターやチラシの顔がどっちとも付かない感じで、見るたびに怖かった←褒めてる)
素の教師の方だけでも、難しい感情を
猫背ひとつからして表してて。
柴咲コウの冷めた目も怖かったし
木村文乃の信じるのをあきらめない奥さんも良かった。
小林薫弁護士のシーンの癒されっぷりたらない。
(あとあの記者役に亀梨君がやるの
贅沢な配役すぎない?豪華)

これは冤罪だったけど、
でもこれでさらに教師もウソついてたら?
ほんとに何が真実かわからなくなって
真実って何?ていう怖さ。
真実なんて簡単に作られる怖さ。
自分だって報道を簡単に信じちゃう怖さ、感じた。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
えみんこ

3.0三十路に入った拓翔は、本作品をどう思うだろうか

2025年6月27日
iPhoneアプリから投稿

怖い

難しい

原作を読了してからの鑑賞。
キャラの濃い俳優陣が揃っているだけに、ストーリー展開は、映像を通じて「目」から訴えて来るものがある。テンポがあって面白かったけど、軍配は「本・原作」だな。2時間では纏め切らなかった原告達のエゲツない行動が書かれていて、本当に呆れてしまう。
亀梨和也って必要だったのだろうか?
大手のマスゴミ役なら、なくてもよかったんじゃない?
それにしても、こんなモンスターペアレントが実在するとは、マジ恐ろしや。こんな親を持ってしまった子供の将来は明るいのだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ちゃ坊主

5.0そう言う話でしたか!

2025年6月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

地方なんで中継ではありますが、
舞台挨拶付きで観てきました。

開始前の挨拶で綾野剛さんが
作中の役のようなお話しの仕方で
「最初の10分はエンタメとして見てください」って?
ん?映画だし?全部エンタメでしょうよ?ん?ん?

はい。映画終わって感想を書いている今ならわかります。

そして、亀梨さんが言ってた、
「この映画を観た後の世界の見え方」って。

はい。まぁもともと愚推野郎で斜に構える私。
でもでも、なるべく心ヘルシーに
世界を捉えたがるようになってきた私。
には、亀梨さんが本作でようやくそう感じたのかぁ!
そうかぁああ、いい経験したねぇええ。
と、生意気を言ってあげたくなりました。

あはは、何言ってるか意味わかりませんよね。
すみません。

2025上半期というか、きっと本年、ここ数年で
最高な作品にも思えます。
実話ベースだからか、そう感じてしまったのか。
これは是非見てほしい。

なんだろう。この前、観たばかりのフロントラインも
今回も「あっちの都合、こっちの都合」的なのを
凄いぶん投げてくる感じ。
そんな映画がこう続くと不思議です。
しかも、どっちかって言うと
「一を聞いて十を知(る)」ってる
気になってんじゃねーぞ!恥を知れ!みたいな熱さ。

やー、面白かったなぁ。

ネタバレしたくない
でも、ちょっとだけ書きたい

息子ちゃんに嘘をつかせてるのって
本人気づいてたのかなぁ
父親とかなんなんだろうなぁ
教育委員会とかマスコミとかご家庭とか
この社会悪の原因ってみんななんだと思ってるだろな
個人の性格じゃないと思うんだよなぁ

とかとか

コメントする 1件)
共感した! 15件)
ファジ吉

5.0重いけど実話

2025年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

原作を読んで、徹底した取材に感嘆してたところで映画公開。
(柴咲コウさんのぶっ飛んだ演技に感服。
全く瞬きしないで3分の長回しはすごい!)

「(体罰を)認めて謝れば親も世間も納得して丸く収まる」
・・ってファンタジーがいかに根拠のないことかは、最近の不祥事→謝罪会見を見ていれば解りそうなものだが、校長も教頭も、本人までもその夢物語に振り回されて墓穴を掘る・・と言うのが前半。その後長く苦しい裁判を経て救われたのは10年後 !!

本作は、「譲れないことは譲ってはいけない」を教えてくれる。

PS: 映画では省かれているが、小説では他の父兄が「氷室家に脅されていたため」証言を拒否した経緯や、氷室家のその後も描かれている。
「ざまぁ」と思うか「悲しいね」と思うかは人それぞれ?

コメントする (0件)
共感した! 13件)
ぇんちゃん

4.5嘘が本当の事になっていく怖さ

2025年6月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

斬新

予告編を観て興味が湧き鑑賞しました。

予告を見た限りでは教師が生徒に酷い体罰を与え生徒の両親と教師との闘い…というような印象を受けましたが
単純にそうではなかったです。

世の中の反応や動きで嘘が本当になり、本当が嘘になり、
多数派の言うことが正しくなり、まさに今の世の中にぴったりの映画でした。
痴漢冤罪もこんな感じで出来上がってしまうのかな…とも思いました。
三池監督の作品は毎回リアル過ぎて心に残ります…

子育て、生活保護、いじめ、SNS、マスコミ、週刊誌、冤罪…よく取り上げられる現代の問題点がたくさん組み込まれている考えさせられる作品でした。

綾野剛さん…久しぶりにがっつり主演の映画を観ましたが、この方は真から役者なんだなと強弱の演技に感激しました。
柴咲コウさん…目の演技も相変わらず凄くて圧巻です!

教師って本当に大変な職業だと思ってます。
自分の子でさえ指導しきれない私は先生ってすごいなぁ〜と改めて思いました。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
ともち

5.0キャスト陣の演技が圧巻です

2025年6月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

驚く

原作未読のまま鑑賞しましたので、結末は知らず綾野剛さんと柴咲コウさんの演技の高低差に、どっちが真実?どっち?どっち?と引きずられるがままに楽しむ事ができました。正直、予告か何かで観た子どもの虐待シーンが今の時代は受け入れられるのかとも思いましたが、あのシーンを個々の想像に任せられると伝わりづらくなりそうだし、三池監督らしいと言うのか私は必要なシーンだったと感じました。総体的には現実に起きた事だと言う先入観もあってか辛いシーンも多かったのですが、あなたなら大丈夫!ずっと支えている奥さま役の木村文乃さんの言葉、小林薫さんが演じる見事な弁護士、闇の様な世界にも愛があり救われる作品となりました。亀梨さんの記者役も良かったと思います。敢えてぼっち鑑賞しましたが、次回は主人はもちろん息子も連れて鑑賞したいと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
しし

5.0やっぱり"人間"が一番怖い!

2025年6月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

原作未読。

綾野剛演じる「特定の児童ばかりを虐待し、ついには“殺人教師”と呼ばれた男」が「自分はやっていない」と訴え続ける——

そんな“モンスター教師の末路”を描いた作品かと思いきや…

本当の“モンスター”は、柴咲コウ演じる〈被害児童の母親〉だった。

ここはぜひ映画で確かめていただきたいが、社会派サスペンスの緊張感が好きな方には、必見の一本だと思う。

…ただし、予告編にもあるように、児童虐待の描写はかなり生々しく、正直、目を背けたくなるシーンもある。

だが――

その“真実”を知ったとき、きっと〈思いもよらない感情〉に打ちのめされることだろう。

上映時間はあっという間。

ハラハラしながらも、最後まで引き込まれる、とても面白い映画だった!

コメントする (0件)
共感した! 18件)
ケン坊

5.0“でっちあげ”は、他人事ではない

2025年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実際に起きた事件をもとにした映画『でっちあげ』。約20年前、日本で初めて「教師による児童へのいじめ」が認定された体罰事件の真相が、こんなにも衝撃的なものだったとは。

同調圧力に屈してしまうと、真実が見えなくなる――そんな社会の怖さが描かれています。
自分の信念を貫かないと、あっという間に人生を狂わせてしまうこともある。ほんの小さな出来事が引き金になり、取り返しのつかない状況に陥る怖さを、この映画は静かに、けれど鋭く突きつけてきます。

観ていて、自分自身にも問いかけられているような感覚になりました。これは、ただの「実話の映画化」ではなく、誰にでも起こりうる現実として受け止めるべき作品です。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
kazu50

3.0普通の映画

2025年6月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

三池崇史監督がこの手の映画撮るんだって感じ。バイオレンスなく何となく違う監督のほうが良いのではって思う。
前半の行き違い、思い違いは面白くなる要素あるが、話が進むにつれてお決まりのパターン。どんでん返しがショボくて構成が下手なんだろうか?シナリオも何となくオチが分かり、現代にこの話されてもなって思う。
違う切り口で主人公の子供を思う感をもっと多く入れても良かったのでは。
ラストの奥さんの声と仏壇の話は確実に蛇足だろう。
何かやらなければって付け足されたが逆に変だし、氷室親子が通るのであればその後をちゃんと描いて欲しかった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
るい
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。