でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価
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実話がベースというホラーより怖い現実
現代においても何も知らない第三者がマスコミの記事を鵜呑みにして叩く光景をよく見る
マスコミは本当に真実を描いているのだろうか?
この物語は実話がベースになっており、殺人教師とまで言われた方を中心に描かれている
少なくても、この方は一度しかない人生を完全に壊されてしまった
教師を志した場面が描かれているので涙が出た
残念ながら実際は、学校も会社も個人を守るところは少ないのだろう。
だが、仲間の言葉を信じないというところがホラーより怖い現実
綾野さんもオールドルーキー以前に疑惑が出て相当苦しかったと思うので、今作への想いは相当強かったのが演技で感じられた
柴咲さんは非常に怖く現実にいて睨まれたら私なら間違いなく相当遠くまで引越するだろう
女優としては素晴らしい演技
小林さんの安心感はたまらない
困ったら弁護士として相談に行きたくなる
脚本としてはよくまとまっており非常に見やすかった
福岡の小学校で起きた実際の事件、福田ますみさんの原作も読んでいたが映画化されたので見ました。真実が描かれています。
翌年ジャーナリストの福田ますみが福岡で関係者に取材を行い雑誌に投稿。
被害児童の両親が両親と福岡市を相手に損害賠償請求を申し立てるが、裁判のなかで母親の証言に嘘があることが明らかとなる。
福田ますみはこのような幾つかの事件を取材して本にして私も読んでいるがいるが、中身は忘れていた。
この教師は冤罪であることが判明し教師に復職できたが、訴えた夫婦、児童がどうなったかは描かれていない。
原作は忘れましたが、この映画は裁判で公になった真実に忠実に描かれていました。
実話だという怖さ
こんな事が本当にあったのかと私の世代では驚かされる💧
自分の小学生の頃なんていじめはあったしね!
モンスターペアレントなんて言葉もある時代だし
裁判沙汰になる先生も人生狂わされるし
本当に今の先生という職業は大変なのだと…
タイトル通りの『でっちあげ』は
先生側の事なのだと理解しつつも…
柴咲さん演じる氷室律子の冷血漢というか
なぜそんな性格の人なのかをハッキリ描写されていなかったのが、今ひとつ分からなくて腑に落ちてない💦
「死に方教えてやろうか」と
そんなセンセーショナルな脅し文句が
予告に流れていた頃から
綾野剛さん(薮下先生)の悪が見えて…
これはまたハマり役きたわーって絶賛してました👏
でも…それは初めの方だけで💦
話のほぼほぼが弱々しい薮下先生(剛さん)で
10年後の姿まで演じて
また振り幅の広い俳優だなぁ~と
関心してしまい魅入っていました😊
そして監督の三池さんの作品を久しぶりに観た気がする
タイトルで結末はわかってるけど、ハラハラ
綾野剛と柴咲コウ(あと、たくと役の子も!)が、2役とも言うべき演じ分けをしていて面白い。アバンまでの綾野剛、ガチで怖いしむかつくし。
弁護士ドラマなら都合よく味方や証言者が出てくるけど、そうもいかない。みんな知らんぷり。あまり触れてないけど、家族の心労はいかなるものか。(おそらくそのせいで…)
なぜ嘘をついたのかについては断罪するのでなく理由を匂わせ。あっさりとした描写はうまい。
それぞれにそれぞれの理由があって生きていくのでイッパイイッパイな感じがそこかしこにあり、冒頭のごんぎつね「誰が悪いんでしょう?」に答えはない。ただ、ごんは死んじゃう。理屈じゃ救われないんだというしんどさ。
注文つけたいのは、ヘアメイクさん。
10年後の薮下先生と弁護士、あまりに歳取らなすぎ。綾野剛がよぼよぼした演技してるだけによけい変だわ。たった10年とはいえ、皺もよるし禿げてもくるよ。せっかく細かい演出のある映画なのに、台なしだなあ
綾野剛いいなあ、やはり
演者の芝居は素晴らしかったが
綾野剛さんと柴咲コウさんの演技が怖いです
ストーリーはモンペと優しいというか甘かった先生のお話です。
どちらもこういう人いるいると思います。
とりあえずやってないけど場をおさめるために謝ってしまうとか、結構やりがちだったりします。
また話を盛って盛って盛り上げてしまう方って居られます。実話だと思うと震撼します。
実際、冤罪って多いですよね。高齢者虐待ではとか殺人でも冤罪は多々多々。絶対やってないなら、主張せねばと思いました。
一緒に観た我が家の18歳はこんなのありえないと言ってました。そもそも自分ならやってないのにすみませんとか絶対言わない、この映画茶番じゃん、つまんないと言っておりました。10代パワーは凄いと感じました。
私はこの誰でもが起こりうるとても怖い映画ですし、
綾野剛さんの
人間とは思えない様な怖い先生の演技と
めっちゃ優しくて気の弱い先生の演技両方観られますのでとっても面白かったです。
そして柴咲コウさんの無表情めちゃめちゃ怖いです。
これが実話とは…
【再現VTR】これなら世界仰天ニュースで良い
題材となった事件の概要を把握してから鑑賞。
三池監督は当たり外れが大きいが、実話を元にしたのであれば、悪癖の出る余地が少ないはずだと期待していた。
結果は、ただ事件をなぞるだけで制作側が独自に描きたかった事を見出せず、それに伴って鑑賞側の解釈も広がらない、再現VTRのような2時間だった。
ただし、同伴者や周囲の反応を観るに、映画だけでは事の顛末が分かりづらい人もいたよう。
期待通り、三池崇史監督の悪ふざけが顔を出さなかったのは幸い。
本作を観た誰もが連想するであろう是枝裕和監督・坂本裕二脚本の『怪物』は、この事件に着想を得たのではないかと思うぐらい、「子供が保身のために吐いた嘘によって、無実の教師がいじめ加害者にされる」といったプロットが似ている。
ただし、今回は物語(事件)の核心部分が子供にではなく、柴咲コウ演じる母親にあるという点が大きく異なるのだが、そこが深く掘り下げられない。
実際にあった事件を題材にする場合、どこに面白さが生じるかと言えば、そのディテールの掘り下げであろう。
分かりやすく例を挙げれば、『冷たい熱帯魚』の犯行方法や主犯格のキャラクター、『地面師たち』の騙しの手口などだ。
今回で言うなら、柴咲コウ演じる母親の動機や家庭の様子(主に子供への接し方)、弁護団の法廷戦術、そして何よりも原作であるルポルタージュを執筆した福田ますみ氏の取材方法がそれにあたるであろう。
※本作では福田ますみ氏にあたる記者は登場せず、真実を究明する役割は小林薫演じる弁護士に集約させている。
そもそも、その核心(動機)自体が身勝手極まりなく、とても共感を得られるものではないために、綾野剛演じる教師にしてみれば、異常な人物に絡まれた不運かつ理不尽な出来事であったという他ない。
元となった事件は2003年に発覚しているが、冤罪モノで言えば、2007年には『それでもボクはやってない』が公開されているし、マスコミによる"いきすぎた報道"は幾多の映画で演出されてきた。
今なら間違いなくSNSが絡んで来るであろうが、映画はあくまで当時の出来事として描いている。
つまり、現在に通じる普遍的かつフレッシュなテーマや視点は存在しない。
そのため、やはり柴咲コウ演じる母親の異常性を掘り下げでもしなければ、2025年にこの題材を映画にする事で何を伝えたかったのかが分からない。
(母親の幼少時代とオーバーラップさせて、それが一体何になる)
言わずもがな、教師の方の無実が証明されたのは何よりだが、事件のあらましを伝えたいだけなら、本作よりも10年早く『世界仰天ニュース』で観られれば良かった。
最後に…
GAMECUBEやPlay Station2をこれ見よがしに登場させるなら、柴咲コウ演じる母親の自宅のキッチンと亀梨和也演じる記者のサングラスは時代考証的におかしい。
円熟期に入った綾野剛の演技に+星1つ
暴力教師なのか? モンスターペアレントなのか? どちらが真実なのか、全く分からない作品。 本年度ベスト!!
綾野剛さんの演技に釘付け!
登場人物の目線により綾野剛さん演じる教師、薮下の真逆な感じの演技に引き込まれた!
生徒に体罰をする薮下。
家庭で妻に優しくされる薮下。
裁判で戦う薮下。
色んな薮下が満載(笑)
あんなに弱々しい綾野剛さんを今まで観た事が無い(笑)
生徒に体罰をしたか?
していないのか?
で裁判で争う姿を表現した作品。
体罰を受けたと言う生徒の母親。
体罰をしていないと主張する先生。
それぞれの目線で物語が展開する感じ。
鑑賞中、どちらが真実なのか解って来るけど500人以上の弁護団がモンスター過ぎる(笑)
弁護士の500人対1人の戦いが面白く引き込まれる。
(実際には500人の弁護団は登場しないけど…)
小林薫さん演じる薮下の弁護士の湯上谷が冷静沈着に原告の弁護団に立ち向かう姿がカッコ良い!
亀梨和也さん演じる雑誌記者がクソ。
何でマスコミって映画では毎回クソ扱いなんだろう(笑)
学校の校長や教頭もクソだった。
あんなクソ学校に子供を通わせたく無い。
だけど薮下の監視役の女性教師のセリフが良く薮下の人間性を表現した言葉が印象に残る。
柴崎コウさんが怪演過ぎる!
終始無表情な姿が恐ろしかった。
個人的に良かったのが薮下の妻を演じた木村文乃さん。
美しい姿と夫の薮下を守ろうとする演技がマッチして素晴らしかった。
そして薮下の息子さん。
あんな事件があったのに父と同じ道を選んだ決断が素晴らしかった。
薮下の奥さんが残念無念。
旦那に献身的だったのに、まさかの展開に泣ける。
タイトルの出るタイミングがベタだけど、鳥肌が立ってしまいました( ´∀`)
これは今生きている世界の映画
これは事実に基づく映画
怖い映画
私たちが今生きている世界が怖い世界という意味で
事実はひとつ
では真実はどこにある?
これほどに違って見えるのか…
小さな妥協で世界が一転する
自分にとっての真実のことばが誰にも届かない
自分の一つひとつの行動が他人には全く違って映る
人は自分にとって心地よい真実を受け取る
できるだけ揉め事を起こさないように…
時に他人を蔑むことで優越感に浸リたくて…
あるいは偏った正義感に陥って…
きっと私もそのひとりなのだろう
無自覚は罪だ
驚き、怒り、諦め、そしてまた誰かの支えでやっと希望を見出す
全ての感情がまるで自分のものであるかのように襲いかかる
その表情とともに瞼に浮かぶ
今も薮下先生の日常は続いている
雲は晴れないのだろう
それでも一人息子が教師の道を選ぶ
唯一の希望だ
綾野剛の役に向っていた時間を思うと心が苦しくなる
一ファンとして涙が止まらない
番宣や雑誌のインタビュー、イベントで晴れやかに微笑む彼の姿にホッとする
素晴らしい役者です
何だったんだろう
綾野剛演じる 薮下先生がサイコキラーな話を期待してたんですが、違いました。
監督が三池崇史だったのに普通ちゃ普通、抑えたテンションの作品。
柴咲コウのモンスターペアレントがとても怖かった。
見える子ちゃんの 善くんのお母さんのよう(笑)
なんでもそうだが裁判沙汰になりそうなことは自分に非がないと思ってたら迂闊に謝罪してはいけないて言うことなんですけど、その場を上手くやり過ごすならと気安く認めてしまうと相手によってはね。て事か。
学校って大変なとこやね、とても職業には選べません。
裁判では相手側の請求が棄却され、薮下先生に賠償請求はされませんでしたが体罰はやったことにされ、その冤罪がはれるまで10年の月日を要したとはね。
その時、木村文乃扮する奥さんはどうもお亡くなりになられてたみたいでやるせ無いです。
演者は豪華絢爛、誰もが知る人ばかりが出演してますけど、なんだか無駄遣いな気もしないではないです。(笑)
こんな世界
悪徳教師が追い詰められていく典型的な勧善懲悪モノだつたら、スカッとしたんだろうなと思う。
でも、そうはならない。
完全なフィクションではなく、ほぼ実話に沿った話だから。
上役に強いられ謝ってしまう冤罪の教師も、母親の縛りのなかで教師のせいにして難を逃れようとする子供も、事なかれ的に教員に謝罪させて保護者の機嫌を取ろうとする校長や教頭も、記事が盛り上がる方向に話が進むことを望み煽るマスコミも、報復が怖くて証言できない者たちも、理解できなくはない。
ネグレクト環境で育った母親が妄想と現実を取り違えるのもあり得ることだと思う。
安易な推測に走る者もーー実際、私も映画の序盤では教師に憤ったことは否めない。
視覚的に子供が被害に遭うシーンを観せられた影響は大きいが、仮に雑誌やニュース報道だけだったとしても、公平な立ち位置を取れたとは思えない。
ただ、現実はこんなもので、こんな世界に生きているんだなと認識させられる。
玉ちゃんお願い!薫さん頼む!!
ってずっと思いながら観てた。
2003年福岡市の小学校教師が、担任児童に
「自殺強要」や「凄惨な暴力」でPTSDによる長期入院に追い込んだとされ、マスコミに実名を晒され「殺人教師」と報じられた事件。
ノンフィクション作家の福田ますみ氏が、
現地で取材を重ね、この一連の事実は児童両親による「でっちあげ」だった事を明かした著書『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を元にした、実話が原作という、衝撃的な真実を知ったのは、実は鑑賞後でした。
事件自体も知りませんでした。
(アタシ何してたん??)
正に「真実は小説より奇なり」
とりあえず、、、
何が何だかわからんのです。
え?え?どう言う事ですか?!
どーしてこんな事に?!
薮下先生同様に、状況が掴めないままどんどんと、恐ろしい渦に呑み込まれていきました。
薮下誠一という、いち教師が、アタオカ律子夫婦の"何らかの"ターゲットにされてしまった事が地獄の始まりではあるが、学校も教育委員会もまるで機能していない事に唖然とした。
いくら保護者の声の方が強いと言ったって、あんなにショッキングな申し出に対し、学校側が何の調査もしない事なんてあるのかと信じられなかった。
否定する薮下先生の主張を鵜呑みにせず、
疑問を持つ事は大事だと思うけど、それならば、生徒や副担任(?)の証言なんて早急に取れたはずだし、何でそこを怠ったのか理解出来なかった。
謝罪するって事の意味。。
わかってますか(°▽°)
20年以上も前の事ですが、、、
学校も教育委員会もそんなに無能なんですか??今も?!?!
オソロシスギテ_:(´ཀ`)
そして。。
事実に基づく事件だし、薮下先生は正に
「でっちあげ」られた被害者でもあるので申し上げにくいのですが。。
自分から時間の変更をしたにも関わらず、
しらばっくれてる律子の言うがままに、あんな遅い時間に家庭訪問に行くなんて軽率過ぎて。。
だから何でも言う事を聞く教師ってロックオンされちゃったんじゃないのかね(°▽°)
やっていない事は断固として否定しなければいけないし、毅然とした態度で立ち向かって欲しかった。
流されてしまう薮下先生の姿を見るのは辛かった。
"患者の利益になる事が大事"だなんて、それっぽい事を言っていたが、適当にPTSDの診断を下した医者にも怒り心頭だし、マスコミもやっぱりマスゴミで。。
TVから垂れ流される情報を鵜呑みにして騒ぎ立てる世間にもうんざりだった。
それにしてもここまで孤立してしまう薮下先生が不憫すぎた。
家族以外で声をあげてくれる人はいなかったのでしょうか。。
(子供想いの良い先生に見えましたけど。。)
薮下先生の代理人が中々見つからなかったのも事実なのか。。
こ〜ゆう時にこそ!な仕事ではないのか?!
そんな弁護士は弁護士を辞めてしまえ!と思ったし(フロントラインだ)
500人越えの弁護士チームって何なの?!
結局何も機能してないじゃん。
あの!!殺人教師の被害者の弁護を担当したんだよ!って言いたいだけのヒトビト??
(せっかくの北村さんもアレじゃただの
500分の1)
律子の過去には同情するが、彼女も旦那もモンペなんてもんじゃないサイコ野郎で、、、
そんな親に育てられた拓翔もある意味被害者。
親ガチャって言葉が重くのし掛かります。
律子は一体何がしたかったの??
裕福そうだったけど?
お金目的なの??
分からんデス(°▽°)
で、今ものうのうと何処かで暮らしているんでしょう??
何なの_:(´ཀ`) わからんデス。。
この事件を知らなかったので、律子、薮下、
2人共が、信じられない語り部なのかと身構えたが「事実を基にした作品」と言う事が引っかかり、ここは真実か?脚色か?どっちなんだい!!って、筋肉に聞きたい位、そんな事ばかり気になった。
(私からしたら全部が全部アリエンティ)
実際に、衝撃的な内容と綾野柴咲の怪演で目が離せなかったのは事実だし、薮下先生の恐怖を追体験出来ましたけど。。
主軸が強烈なんで、起きた事をシンプルに伝える作品でしたが、知りたかったのは全てにおいて「何で?!」だったの。
結局分からずじまいって事なんですかね。。
これだと「こんな事件がありました」って事以外、外枠は新鮮味のない描かれ方だったので、何処かで見たよ〜な。。って思ってしまいました(°▽°)
いつもの三池監督の派手な空振りを期待していた所もありましたが、三池監督なのに抑えた演出で意外でしたし、いつもの感じより好きかもでした。
法廷内で「子供にこんな事させて!」と怒りが溢れ出てしまう姿や、拓翔がPTSDで苦しんでいなくて良かったと安堵する姿は、薮下先生という人物の本質が表現されていて、何とも言えない気持ちになった。
あそこでも、ここでも!
軌道修正出来る場面が何度もあったはずなのに、ど〜してこんな事になってしまったのか。。
悔しかったです。
そしてこうやって、冤罪って、生み出されてしまうのだと知ると、誰にでも起こり得る可能性もあるのだなと、人ごとじゃないなと、考えさせられました。
ただ。。
昨日観た「脱走」の方が喰らったカモ。
迫田さんが黒すぎて黒すぎたのと、
「フロントライン」に続き、アイラブみつけんさんが又またこんな役で辛たん_:(´ཀ`)
よく笑顔で退職出来んな!(°▽°)
薫さんは大好きなので見れて嬉しい♡
とりあえず、柴咲コウの
"答えたくありません"と
"バストン"が、もっかい聞きたいw
あ〜又ふざけちゃったよ皆さんの眉間に皺が寄るのが見えてきますごめんなさいでもちゃんと感じましたよ。
明日はF1!!
本当にあったと思うと…いつ自分が!
味方だと信じていた人たち〜怒りや哀しみを超えると笑いになる?
2025年公開、配給・東映。
【監督】:三池崇史
【脚本】:森ハヤシ
【原作】:福田ますみ〜『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』
主な配役
【殺人教師疑惑? 薮下誠一】:綾野剛
【教師にいじめられた? 氷室拓翔】:三浦綺羅
【拓翔の母 氷室律子】:柴咲コウ
【薮下の弁護人 湯上谷年男】:小林薫
そのほか、木村文乃、高嶋政伸、小澤征悦、安藤玉恵、
美村里江、光石研、北村一輝など
1.第6回「新潮ドキュメント賞」受賞作
つまり原作は、ノンフィクションということになる。
地名だけ、映画独自の架空自治体「向井市」とした。
ノンフィクションだから、結末を変えたりはできにくいだろう。
◆リアリティ
◆伏線張りまくりの展開でどれだけ引っ張れるか
◆俳優たちの演技
が肝になるかな、と考えたりする。
自分の言い分を通すために、
マスメディアを利用し始める拓翔の両親。
いとも簡単に利用されちゃうメディア。
視聴率とれたら何でもok!
他局(他誌)が扱うならウチも!
このマスコミも怖いが、
◆味方だと信じていた校長
◆市教委
これらに裏切られ続けの前半部は、
胸が苦しくなり、怒りが湧き上がり、哀しくなり、
そして、
しまいには、笑えてきた。。。
事実は小説よりも奇なり
この校長も教育長も、実在したのだろう。
柴咲コウに魔力でもあるのか?!
校長に催眠術でもかけたのか?!
いや、これはノンフィクションだ。
と自分に言い聞かせる(笑)。
自分だって、被害者いや加害者になる可能性もあるのだから。
2.綾野剛、柴咲コウ、三浦綺羅
この3人は、「真」と「偽」二通りの役柄を演じる。
3人ともに素晴らしい。
小林薫の弁護士役もとても良かった。
スクリーンを通じて、観ていたこちらに安心感がうまれたほどだ。
3.まとめ
原作者や脚本家に対して、礼を失するかもしれないが、
◆「事実に基づく映画」
にしたことが、なんとなく惜しまれる。
製作陣、俳優陣、
このメンバーが揃えば、
もうひとひねり、ふたひねり、
背筋に鳥肌が立つような作品を作れたのでは?
と思ってしまった。
※追記
10年後、
あえて、遺影も仏壇も映らない画角で、
チーン、と鈴をたたいて出勤する薮下教師の姿に
ウルウルしてしまいました。
☆2.5
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