でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価
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綾野剛よかった!多くの方に見ていただきたいです。
綾野剛の演技素晴らしい!!最後まで飽きさせない展開、キャスティング良し、エンディングの曲も良い。ずっと見入ってあっという間でした!パンフレットも見応えあり。来週また行きます。細部までしっかり見直したい、と思えた映画です。
リチャードジュエルミーツハッチング
でっちあげみた。
リチャードジュエルミーツハッチングのオーディション仕立て。
このレベルでの嘘つきバケモノは、案外、その辺にいくらでもいると思う。
ojシンプソンとかはその極北だけど、こういう人って、嘘の上に嘘を塗りたくって、
なんていうか、自己洗脳に近いものがあって、その人にとってはそれが本当に真実になってしまっている。
だから人前で嘘つく時も真実を語っているのと同じなので、それを見た人は嘘だと見抜きづらい。
大事なのは自分がやってないなら、ハッキリ主張する事。
周りにいる現場の目撃者はハメられそうになってる人がいたら、
ちゃんと助けてあげる事。
こんなバケモノと関わりたくない、そんな風に思うのは当然だ。
だけど、いつ自分が獲物にされるかわからないんだぜ?
こういう奴らの常套手段てんこ盛りだった。
騙されない様にするには。
●やたらと正義だ正しさだと押し出してる。
インパクトが大事。強めな言葉に人は扇動される。
●何かにつけて、すぐ海外との比較を持ち出す。
良いとこだけ。悪いとこは言わない。
●世の中の7割8割の人がネットやテレビの情報を鵜呑みにする事を知っている。
殆どの人々は100ゼロ脳だし感情で行動しやすいし、よく考えない。
関係のない多くを巻き込んで、それをコントロールする手立てがある。
同調圧力、ネットリンチなど。
●どんな手段を使ってでも相手に認めさせる。
一度でも認めさせてしまえば、こっちのものだと知っている。都合が悪くなると、別の話にすり替える。
●弁護士は基本的に勝てる勝負しかしない。
特にこういうシチュエーションで大勢巻き込んでくるのは貧困ビジネス系と同じ類の奴ら。
こういうので、多くの飲食店やライブハウス、クラブが潰されていったのを忘れてはならない。
同じ手口だから。
映画の感想に戻る。
綾野剛が真に迫っていた…ま、本人もいろいろあったし…
1人の人生、その家庭が崩壊していくさまは、涙が…
三石さんのこういう使えないオヤジやらせたらもうピカイチ!
柴咲コウのサイコパス演技は素晴らしい!
ちょっと考えたらすぐ見破れる様な雑な嘘をつきまくる人。
いるよ、こういう奴。
気をつけないといけないのは、この作品は実話だが綾野剛側の視点て事。
真実はいつでもグレーって事。100ゼロじゃない。
変態教師も被害者も実際にいる訳で、感情で動いちゃいけない。
一度頭冷やしてよく考える事が大切だと思う。
文春でっちあげか❔❔
129分では窮屈
期待していた作品ですが、あっさり展開過ぎて気持ちがついて行かなかったのが残念。129分じゃ短い。
もっとねちねち虐めて、教師=悪を植え付ける。殺人教師としてこれでもかってくらい追い詰められる。
徐々に親子の化けの皮が剥がれていく。
最終的には校長•教頭も報いを受ける。
という感じで、連続ドラマW5~6話で再編して欲しい。
可もなく不可もなく
フィクションとノンフィクションの間という難しさ
綾野剛が良すぎる
ひきこまれました。
冤罪というテーマでストーリー自体の評価はわかれるところもあるかもしれませんが(個人的には非常によかった)なにより綾野剛の演技が圧巻すぎました。
後半の意見陳述シーンの懐の深い演技は特に揺さぶられました。
小林薫の良さも加わり、この2人の演技だけでも見る価値があります。
最後の冤罪の影響を背負って生きることの辛さを表すくだりは感情を揺さぶられました。
主題歌もよかったです。
原作読んでもう1回見ます。
綾野剛…柴咲コウ…うまし
こっわ〜
身近にありそー、というか、自分に降りかかってくる事だってありそー😱
今現在も似たような理不尽な想いをしている人もいっぱいいそー😱
冤罪の映画やドキュメンタリー見るとほんとに辛い!
最近は大河原化工機の冤罪が勝訴して本当に良かった😭
それにしても10年後の薮下先生、息子さんの年齢からしてまだ50代くらいだよね?ちょっと老いすぎな気がするんだけど、心労のせい? あと、戦友の奥様亡くなっちゃったのね😢
ほんと、冤罪って苦しい😰
現実ってこんなものよね
演出が少々大げさに感じたところがあったものの、全体的にはとても良かった。
【正体】の鑑賞時にも感じたけど、自分の職責に誇りと矜持を持つって、大事だよね…!
【アプレンティス∶ドナルド・トランプのつくり方】に出てきた、『勝利を主張し続けること』『非を認めないこと』を民間レベルで実行すると、氷室親子のようになるのかしら。
など、これまでに観た映画を改めてかみしめるきっかけにもなったり。
創作ベースのお話だったら、いじめられっ子の親が勇気を振り絞って薮下先生側の証人になったり、同僚の教師が校長&教頭の事なかれ主義を内部告発したりするのだろうけど、現実ってそう甘くはないことを、あえてあっさりめに描いたと思われる、10年後の結末シーンで感じました。
氷室たくと君の人生が、歪んだものになっていませんように、と祈る気持ちです。
柴咲コウの無表情が、怖かった
現在ならもっと酷いことになるかも?
実話を基にしたフィクションなのだけど、本当にこんな事件があったのかと思うと、めちゃめちゃ怖くなってしまいました。
おちおち生きてられないです。
自分もいつはめらるかもしれない。
自分の知らない事で、訴えられるかも知れないと言うことですよね。
恐怖すぎます。
2003年は、まだスマホが出始めた時期です。
現在だとSNSなどで、あっと言う間に拡散されて、炎上してしまうでしょう。
自分の事を全然知らない人から、叩かれて、
罵倒されて、
間違っていても、大勢の考えが正解とされてしまう世の中は、本当に恐怖ですね。
自分の無実を証明するために、ずっとカメラやボイスレコーダーを持ち歩いて、回し続けないといけないなんて、嫌な時代です。
最近は教師の性犯罪で教室にカメラ設置ということが話題に上がっていますが、カメラがあればこの映画のようなことは、起こらなかったのでは?とは思いますが、プライバシーもあり本当に難しい問題です。
出演者はみなさん凄く良かったです。
特に綾野剛はやっぱりカメレオン俳優ですね。優しい教師役も合ってますが、サイコパス教師も目がヤバくて(笑)もっと観たかったかも?
柴咲コウの冷めた表情の狂った頭の母親役も、ある意味素敵でした。
ずっと味方でいてくれた家族の存在は、素晴らしくて、こんな家族になれたらないいなぁと思いましたね
がっかり
三池崇史×綾野剛という組み合わせに期待値MAXで待ち遠しく公開初日に行ってしまったのだが、20年前に「小学教師による児童に対するいじめ」を市教委が全国初認定したという実際にあった冤罪事件をほぼそのまま描いており予告編で想像していたとおりというかあまりにもタイトルのまんまでミステリー的面白さを最初から放棄しており原告の言い分と被告の言い分を順番に見せる構成は児童と教師という設定からも「怪物」をもう一回見せられた感じでがっかり。柴咲コウの怖い演技は確かにすごいが、動機の謎を深追いすることなくちょっと不幸な少女期が作り上げたモンスターマザーで片づけており後味も悪い。綾野剛の演技も学芸会のようで弁護士事務所での小林薫との2ショット長回し、法廷での1ショットズームイン長回しも監督の手抜きとしか見えず辛かった。映画の神様が呼んだ嵐の中での亀梨との対決シーンも(前もって知識を入れていたのが悪かったのだが‥)あざとく感じられああやるせない。
綾野剛ファンとして
ずっと楽しみにしていて鑑賞。
一人二役的な演技でファンとしてはかなり楽しめました。
実話に基づく作品なので、冒頭の児童体罰シーンではかなり衝撃的でしたが、ラストで逆転〜本当に良かった!
豪雨の中のシーンは、事前情報でたまたま豪雨になって人工的な雨ではないと話されていたので、一発勝負での?演技だったのかな?雨でより一層懇願する必死さが伝わってきました。
今回は、綾野剛さんファンとしてのレビューになり☆☆☆☆☆5
バッシングという土砂降りの雨にさらされる恐怖
20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件という実話に基づいている点が、この作品に計り知れない重みとリアリティを与えている。見ている人間は、この物語が「人ごとではない」普遍的な恐怖を内包していることに気づかされるはずだ。
物語は、小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)が、教え子の母親である氷室律子(柴咲コウ)から凄惨な体罰を告発されるところから始まる 。この告発は、週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)によって「実名報道」され、薮下は瞬く間に「史上最悪の殺人教師」として世間の猛バッシングに晒される。彼の平穏な日常は音を立てて崩壊し、誹謗中傷と裏切りが彼を底なしの絶望へと突き落としていく。
本作を観て痛感させられるのは、「自分の信じたいものしか信じない」という人間の本質だ。劇中で象徴的に描かれる「土砂降りの雨」は、まさに世間の声、特にメディアが作り出すバッシングの嵐を視覚化したものだろう。薮下がどれだけ真実を訴えようとも、その声は土砂降りの騒音にかき消され、届けたい相手には届かない。週刊誌が簡単に「真実」を作り上げ、それを世間が鵜呑みにする構図は、現代社会における情報の危うさを浮き彫りにする。
映画はまた、現代社会における「責任」の所在にも深く切り込む。一度謝ってしまったらそれを認めることになり、悪くなくても悪いと認めてしまったらそれが事実になり、安易な謝罪が真実を歪める危険性を指摘する。
そういった日本人の「空気を読む」曖昧さが、時に悪い方向に働き、不用意な言動が「体罰」として事実化されてしまう恐ろしさを描いている。学校側が責任を恐れるあまり、無意識にクレーマーに加担してしまう構図は、教育現場の難しさと、複雑な世の中において教師への責任が過剰にのしかかっている現状を映し出す。
真実を見極めることの困難さも、本作の重要なテーマだ。藪下の弁護士は自分の足で証拠を集めたり、関係者に聞き取りを行ったりするなど、とにかく行動する。情報を精査する地道な作業をして初めて真実が明らかになる過程は、私たちが安易に情報を鵜呑みにせず、一歩立ち止まって考える勇気の必要性を教えてくれる。
最後の法廷での藪下の主張は、まさに今の教育現場に向けた、作り手からの切実なメッセージだろう。子供を真っ当に育てるのは大人の責任であり、ちゃんと叱る大人がいなければ、ろくでもない人間になってしまう。しかし、その「叱る」という行為が、いかに誤解され、一人の人間の命さえ奪いかねない恐ろしさを秘めているか。この映画は、私たちに「真実と嘘は表裏一体」であることを突きつけ、安易な断罪や、ものを考え続けることを放棄する人間の危うさに警鐘を鳴らす。
『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、観客の心の奥深くに突き刺さる「衝撃のエンターテインメント」でありながら、同時に私たち自身の社会や価値観、そして情報との向き合い方について深く考えさせる、忘れがたい一本となるだろう。
何気なく観た。やっぱり事実が大事なのか。
ある日、クラスの保護者から児童の体罰を疑われ、それに対し謝罪をしてしまった男性教師の訴えを描いた実際に起きた事件がベースになっている今作。
それぞれの立場から描かれるストーリーが対比になっている仕様で、その当事者の話になると相手が明らかに悪く見える。
まるで名作「怪物」を思い出すようなそれぞれの視点で描かれながら事実が明らかになっていく今作は、伝聞やマスコミによるバイアスを疑い、事実を明らかにしてそれを前提に話を進めることの難儀さが描かれていて、重かった。
そんなことを思っている自分もバイアスからは逃れられないんだろうな、と観ながら感じた。
そしてこの世の中には事実を訴えることを諦めた無罪の人たちがきっといて、そうした人をマスコミやニュースの情報から自分もいつのまにか周りと同調して非難しがちになっていたのかも。
事実は声を上げないと分からない。
そしてそれを争う裁判には証拠が必要になる。
いやー厳しいと感じた映画だったけど、結局残るのは子供たちに対する思いやりと家族の支えなのか。
記事をリアリティではないを疑うあの弁護士の眼が印象的でした。
個人的には学びを感じた、いい映画だと思った。
家族は信じて支えてくれる存在
この映画を観て最大の教訓は、自分でやってもいない事(とりわけ対人への暴力や暴言)をその場を収める為に、取り繕うような謝罪を絶対にしてはいけない。と学んだ。
政治家や有名人も一つの失言で退場を余儀なくさせられる事もあるが、聖職である教師の場合、このように民事訴訟を起こされるリスクがある。この映画は実際に福岡で起きた事案だが、子どもの嘘と虚言癖のある親がどんどん事を大きくし、それに乗ったマスコミ(またもや文春砲か?)や正義振りかざす弁護士(500人の弁護団って何?)手にかかると1人の教師など簡単に奈落の底に突き落とされる、。
映画を観ていると主人公の気持ちに入り込むので綾野剛が可哀想だし情け無いし、保身に走る上司や教育委員会も酷いし、マスコミは相変わらず視聴率や購読の為にセンセーショナルに焚き付ける。観てて苦しくなる位だった。救いは妻の木村文乃。あんな状況でもひたすら夫を信頼し支える。泣けてきた。(うちの妻も私が窮地に陥っても信じてくれるかしら?)
あとは小林薫だね。あんな人情弁護士が本当にいるのかと思うが綾野剛にすれば地獄に仏だったことでしょう。
柴咲コウは本当にこのような怖い母親役が出来る女優になったし、日焼けした悪徳実業家然とした迫田孝也や光石研、大倉孝二、小澤征悦などの名脇役の皆さんもいい味を出していた。
多くの役者の名演技に支えられた佳作だったと思います。
全405件中、201~220件目を表示
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