「ホラー作品より恐い、実話」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 チロりんさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー作品より恐い、実話
児童へのいじめが認定された体罰事件を実話。
2003年。体罰を保護者から告発される。
実名報道、マスコミの標的誹謗中傷、停職と、絶望するには十二分である。
追い討ちをかけるように
裁判では550人もの大弁護団
こうなると、流石に体罰教師と信じてしまう。
弁護士がみつかってないの言葉に寒気がきました。
弱々しく聞こえた言葉
「すべて事実無根のでっちあげ」完全否認。
なんで?こんな事に?不安というよりやるせなさ悲しみが伝わってきました。
校長の対応に怒りさえ覚えました。退職時の花束最悪。教育者、未来の社会に送り出す子供達育成であるはず、自分の部下も守らずその場しのぎ
退職金しっかり貰ってと思ってしまいました。
裁判を引き受けてくれた弁護士さん、最後まで信じてくれた家族がいてくれて、本当に良かった。奥さん、お子さん、想像つかないくらい大変
でしたよね。
勝手な思い込みですが告発したお母さんがご主人の気を引くための虚言だったのではと
真実がわからず、モヤモヤ感が残りました。
お子さん、どうしたらあんな酷い怪我したんだろうも気になり。
できるだけ脚色なしの映像作品とはわかっていましたが
実話とわかった上で鑑賞しても、感想としては、ただただ善良な教師の方、よくぞ心折れずに生きていてくれて良かった。
フロントラインの実話の感想と同じで、マスコミのあり方に疑問しか残りません。
綾野さん、柴咲さん、小林薫さん、圧巻の演技でした。
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