「抵抗できない独り歩きする言葉の怖さ」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 nobsatoさんの映画レビュー(感想・評価)
抵抗できない独り歩きする言葉の怖さ
実話(ルポルタージュ)がベースなのでそこ縛りはあるにせよ、ちょっとしっくりしない終わり方だったが、とても長く感じる2時間だった。
監督の演出的な意図もあると思うが、無責任な校長と教頭の2人がとにかくイライラしてやり場のない怒りを覚えた。自分や家族に起こったらと思ってたら途中で無性にグッと涙が出てきた。
マスコミや弁護団、教育委員会の人々など、無責任に真実よりも自分の中の正義を行う人々の弱さと怖さがゾッとした。
綾野剛と柴咲コウの2人の演技、最高にはまっていた。
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