「私と勇気はあなたの味方」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 junjunさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0私と勇気はあなたの味方

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

予告編で気になっていたので9:40から観ました。いやぁ~良かった。舞台は2003年の地方都市。小学校教諭薮下は、保護者の律子に息子の体罰で告発され、聞きつけた週刊誌記者の鳴海が実名報道をしたために、世間の格好の標的になる。律子が薮下を訴えた民事裁判の場では両者の主張は真っ向から対する。教師は叩いてもいいんだとなればメディアが作り上げる「真実」に乗っかってとにかく叩く時代。本作は、福岡での実話をもとに書かれた原作を映像化したもの。教員が対象となっていたが、どんな職業に就いている人にも起きうる可能性があることが恐ろしい。メディアリテラシー、教育、司法、医療の在り方までを問う作品に仕上がっている。キャスト陣の演技が良かった。綾野剛の演技が素晴らしかった。観て損しない作品です。日本中の教師は観るべき映画です。

junjun
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