「祝・三池崇史、新境地作品で完全復活」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
祝・三池崇史、新境地作品で完全復活
生徒への体罰、自殺強要の疑いで社会的に破滅させられた小学校教師の裁判をめぐる社会派サスペンスの力作です。硬派な内容なんで、てっきり監督は藤井道人かと思ったら、なんと畑違いの三池崇史でさらに出来の良さに二度ビックリで嬉しくなりました。被害者児童の母親の視点から教師の非道振りを徹底的に描きながら,裁判の口頭弁論で教師が全面否認するところでタイトル画面、一転して教師の視点からお話しが展開する語り口のうまさが絶妙です。羅生門スタイルかと思ったら、一人の男が周囲によって極悪人に仕立て上げられると言う誰にでも起こり得る恐怖と絶望に焦点を絞っているのが、この作品の見どころです。役者では、綾野剛、柴咲コウの二人の演技の切り替えがうまく、引き込まれました。主人公を支える弁護士の小林薫も人情味溢れる名演でした。
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クリストフさんのコメント
2025年7月7日
自分も三池監督でビックリしました🫢
エンドロールでど真ん中に留まる「監督 三池崇史」に苦笑😅
昔某番組で「監督の名前が最後画面で留まる映画は駄作」説は見事に覆してくれました👍
あ、↑水曜日じゃないです🙏
おつろくさんのコメント
2025年7月6日
共感ありがとうございます!
何か学校を囲む環境って、昭和の頃の方がよっぽど良かったと思いだしています。先生に巨大三角定規で殴られるなんて当たり前で、でもみんなが協力し合ってひどいいじめはなかったし、モンペなんかいたら他の父兄にバチボコに制裁を受けてましたよね。
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