「信念を曲げたらいかん。」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 すけちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
信念を曲げたらいかん。
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裁判は勝ち負け。真実も悪意も関係ない。勝つか負けるか。
真面目で優しい教師が巻き込まれて失意のどん底に叩きのめされていく。
その表情に感情を素晴らしい演技をしてくれた綾野剛には感服します。
言ったモン勝ち。今はそんな感じが世の中に溢れています。
その場しのぎで事を進めよう、周りがそう言うからとか世間が言うから見てるから………。
曲がるよね。曲がる。まるで粘土のように形は変わるね。
変わるのは悪くない。だって誰もが強く硬い訳じゃないから。
でもやっぱり嫌だな。こんな世界。
でも……でもやっぱり戦わなきゃ、戦わなきゃならない。信念を貫くならしっかと戦わなきゃ。
人生は戦いの連続です。
今は特に正義と悪は簡単に入れ替わり方向性を見失いがちになってます。
鏡を見て頬を叩いて自分を律せましょう。
この作品としては悪役?(不適切かな?)の校長と父母が際立ち過ぎて今後印象が残りそうなぐらいにダークでした。
その反面、奥さんの言葉と弁護士のやんわりとした強さと優しい笑顔にはほっとしました。
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