「事実は小説よりも奇なり」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 bro_ryoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5事実は小説よりも奇なり

2025年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実際にはもっと複雑で入り組んでいる事件なのだが、2時間の映画ですべてを描き切るのは難しい。だからこそ、物語の展開が分かりやすくまとめられている。結果として、映画としては十分に面白い作品になっていると思う。

演者の話。
綾野剛は二つの顔を見事に演じ分けており、その演技力には改めて感銘を受けた。
また、柴咲コウの演技には、ドラマWシリーズ『坂の上の家』での役柄が重なって見えた。感情がないサイコパス的な人物を演じさせると、彼女の表現力の高さが際立つ。あんな目をできる役者はなかなかいない気がする。
小林薫さんは言うまでもなく素晴らしい。役どころも一番いいポジションだったので、彼が演じたのは良かった。

まとめ
あんなセンセーショナルに訴えられると、たとえ冤罪だとしても二度とそれまでの日常に戻れない可能性さえある。メディアや報道のあり方を改めて考えさせられた。

bro_ryo
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