「この映画凄いっ!本当に良かった。129分があっという間でした。」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 snowwhiteさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画凄いっ!本当に良かった。129分があっという間でした。
この映画凄いっ!本当に良かった。129分があっという間でした。
小4の担任教師(綾野剛)のクラスの児童の母(柴咲コウ)がある日学校を訪れ子供が教師によりいじめを受けていると校長に訴えた。教師は自分はやってないと説明するも校長と教頭は教師にとにかく謝って丸く収めるようにと。
納得いかぬまま謝ったのに母は裁判の申立てをしてくる。訴えられた教師は裁判で『母子によるでっちあげだ。』と主張するも全く無視される。
母の言い分は大々的にマスコミに取り上げられ原告側の弁護士は500人も付いたのに教師は殺人教師としてバッシングを受け弁護を引き受けてくれる弁護士がいない。
裁判でのお互いの主張を映画は画で見せる。つまり母の視点からの状況と教師の視点からの状況をそれぞれ2通りに俳優陣は演じ分ける。この演技がすごい!綾野剛が別人のように変わる。本当に素晴らしい演技で演じ分けている。
対する柴咲コウの演技も凄い。ホラーかと思う程恐い。子役も両方の視点で違う子の様に演じ分けていてびっくりした。校長(光石研)も教頭(大倉孝二)もマスコミ(亀梨和也)も弁護士(小林薫、北村一輝)も俳優陣の演技が良くて抜群でした。
そしてストーリーがまた本当に面白い。観る前に何となく落ちを想像していたがそしてそれは当たっていたのだがそれで終わりではなかった。想像の上を行く展開が他にも幾つも待っていて二転三転して本当に面白かった。これが実話じゃなかったら脚本がよく出来てて面白かったと絶賛するところ。それ程面白い展開でした。まさかの怒涛の展開が息もつかせない。緊迫の129分でした。
観終わった後深く考えさせる内容でもあり本当に観に行って良かったです。あの緊迫感、没入感はぜひ映画館で!
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