「いろいろ考えさせられすぎる」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろ考えさせられすぎる
クリックして本文を読む
平日の休暇の日にイオンシネマで
タイトルである程度筋が想像できて
ルポルタージュが原作だと知り
そういうのが観たいと思って
あえてそれ以上の予備情報を入れずに臨んだ
傑作だった
綾野剛は好きな役者のひとりなのだが
さすがだった
リビングの木村文乃を前にした絶叫シーン
ホンモノ リアルにもほどがある
現実はあぁなってもおかしくないのだが
常識を超えた演技
木村の受けにもとまどいがあったような
リアルな泣き笑いみたいな感じ
柴咲コウ目線からのスタートで
怪物と似たテイストの
羅生門とか藪の中的な展開だったが
綾野と柴咲の両面演技がスゴすぎ
10年後の場面で
年取った綾野が息子と連絡を取るシーン
何だか家の様子がちがうなぁと
洗濯物が室内に干してあるし
あぁそういうことか という場面
年月の経過を感じつつ
あんな目に遭って心労半端なかっただろうし
というような気持ちにさせられた
光石研の円満定年退社のシーンが
さりげなく織り込まれているのも巧み
最後の方で向井氏って誰だっけと混乱
あ 向井市だったと整理がついた
うーんいろいろ考えさせられすぎる
こんな人物に関わられたらホント大変
でも綾野側の目線の原作だから
そういう感想になるのか とか 藪の中
そういえば監督は三池崇史
スクリーンで観たのは初めてかも
日本の役者うまいなぁ
本日もいい休日だった
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。