「いつだって最大の被害者は子供。」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 Satoさんの映画レビュー(感想・評価)
いつだって最大の被害者は子供。
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教師による児童への虐待、親による子どもへの虐待、学校•教育委員会による教師へのいじめ、親による教師へのいじめ、社会•マスメディアによる個人へのいじめ、子どもによる子どもへのいじめ、子どもによる教師へのいじめ…すべてのいじめ問題が連鎖して起こることを表したお話。
焦点が虐待を疑われた教師だったので他の登場人物の行動や心理などははっきり描写されていなかったが、親による少年への虐待は放置されている(と示唆される)描写で幕が閉じている。
虐待が虐待の連鎖を生む。学校教育を始め社会はその連鎖をどうやって止めるかにもっと力を入れ、個人はそのことをしっかり考える力をつけて行かなくてはいけないとあらためて思う。
映画としては、ドラマチックな場面が気になったのでせっかく実話のルポが原作なのだからもう少し淡々とした作りの方が良かったのではと個人的には思った。けど“センセーショナルに煽るマスメディア”を自作で皮肉る狙いなのか…?
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