「リチャードジュエルミーツハッチング」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 yoshuggahさんの映画レビュー(感想・評価)
リチャードジュエルミーツハッチング
でっちあげみた。
リチャードジュエルミーツハッチングのオーディション仕立て。
このレベルでの嘘つきバケモノは、案外、その辺にいくらでもいると思う。
ojシンプソンとかはその極北だけど、こういう人って、嘘の上に嘘を塗りたくって、
なんていうか、自己洗脳に近いものがあって、その人にとってはそれが本当に真実になってしまっている。
だから人前で嘘つく時も真実を語っているのと同じなので、それを見た人は嘘だと見抜きづらい。
大事なのは自分がやってないなら、ハッキリ主張する事。
周りにいる現場の目撃者はハメられそうになってる人がいたら、
ちゃんと助けてあげる事。
こんなバケモノと関わりたくない、そんな風に思うのは当然だ。
だけど、いつ自分が獲物にされるかわからないんだぜ?
こういう奴らの常套手段てんこ盛りだった。
騙されない様にするには。
●やたらと正義だ正しさだと押し出してる。
インパクトが大事。強めな言葉に人は扇動される。
●何かにつけて、すぐ海外との比較を持ち出す。
良いとこだけ。悪いとこは言わない。
●世の中の7割8割の人がネットやテレビの情報を鵜呑みにする事を知っている。
殆どの人々は100ゼロ脳だし感情で行動しやすいし、よく考えない。
関係のない多くを巻き込んで、それをコントロールする手立てがある。
同調圧力、ネットリンチなど。
●どんな手段を使ってでも相手に認めさせる。
一度でも認めさせてしまえば、こっちのものだと知っている。都合が悪くなると、別の話にすり替える。
●弁護士は基本的に勝てる勝負しかしない。
特にこういうシチュエーションで大勢巻き込んでくるのは貧困ビジネス系と同じ類の奴ら。
こういうので、多くの飲食店やライブハウス、クラブが潰されていったのを忘れてはならない。
同じ手口だから。
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綾野剛が真に迫っていた…ま、本人もいろいろあったし…
1人の人生、その家庭が崩壊していくさまは、涙が…
三石さんのこういう使えないオヤジやらせたらもうピカイチ!
柴咲コウのサイコパス演技は素晴らしい!
ちょっと考えたらすぐ見破れる様な雑な嘘をつきまくる人。
いるよ、こういう奴。
気をつけないといけないのは、この作品は実話だが綾野剛側の視点て事。
真実はいつでもグレーって事。100ゼロじゃない。
変態教師も被害者も実際にいる訳で、感情で動いちゃいけない。
一度頭冷やしてよく考える事が大切だと思う。
難しいテーマですね。どっちに寄ってもいけないと思います。
最初にしっかり綾野剛にも悪い演技させてるとこでエンタメ性と両視点は描いてる様に思います。
夫は最後の方で表情が変わるリアクションがありましたが、
自分が見た印象では普段から無関心な人なんじゃないか?と思いました。クォーターとかアメリカに住んでいたとかは日常会話ですぐにバレる事です。子供は騙せても大人は騙せないと思います。
律子は拓翔にも「自分は飛び級してるしアメリカの血でも優秀な人はいる」と語ってるんですよね…
それを考えると、夫もそれを信じこまされていた可能性もある。
もちろんあの描写も真実とは限らないし、仰るとおり本作は教師側からの作品です。
常に「もしかしたら」を念頭に置くことは大事ですよね。
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