「この映画が話題となった現代、文春いやこの母、いまは27歳になるというこの息子は何を思うんだろうか」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 masayoshi/uchidaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この映画が話題となった現代、文春いやこの母、いまは27歳になるというこの息子は何を思うんだろうか

2025年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ドキドキ

冒頭からの『氷室律子の供述』シーンの映画としての掴みは強烈で綾野剛さんの演技力から目を背けたくなるシーンから始まる。
結論いえば『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』というルポタージュ。
2003年当時福岡市立小学4年生の母によるあまりにも酷すぎる『でっちあげ』と判決が出た事件。
当時46歳の男性教師の一生を『週刊文春』という現代のスナイパーによって葬ったこの事件。
自分も連日の『殺人教師』過熱報道を信じこんでいたはず。
そして報道が雲散霧消になった後、完全にシロの認定されたのは10年後という。
実名公開、写真掲載までした週刊文春は未だ謝罪記事も訂正記事すらも出しておらず、この『母』は雲隠れ。
いまこの映画が話題となった現代、文春いやこの母、いまは27歳になるというこの息子は何を思うんだろうか。

masayoshi/uchida
Kiさんのコメント
2025年7月7日

凄い胸に残る映画でしたね……
後多分、息子さん27歳じゃなくて今年32歳とかだと思います!

Ki
YOUさんのコメント
2025年7月3日

記者連中は開き直ってますからね。
「判決が出たじゃないか」と。
胸糞ですね(笑)

YOU