「思い込みはいけない」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 しじみさんの映画レビュー(感想・評価)
思い込みはいけない
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2003年にあった事件。
根拠がないまま、片方の言い分だけで、どんどん追い詰められる教師。引き受けてくれる弁護士が現れるまで観ていて辛かった。
関係もないのに容赦なく攻撃する人々。現代なら、SNSでの嫌がらせもすごいに違いない。
保身だけで、謝罪を強要する管理職。
裏どりしない週刊誌記者。
怒りが湧く。
そういう中、夫を信じて支える妻にグッときた。大変な仕事だと言っていた息子が教師になったくだりは驚いた。綾野剛と柴咲コウの目の演技が凄かった。
ただ、何故、あの家族は、あそこまで攻撃的だったのか腑に落ちなかった。また、あの男の子の行く末が心配。親と学校が協力し合わないと。
人生をめちゃくちゃにされたのだから、教師側から、親や間違った判断をした教育委員会を訴えたいくらいでした。
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かばこさんのコメント
2025年7月6日
目立ちませんが「教育委員会」、ここの安直な処分決定がことを大きくしていましたね。校長やお役所の教育関係者の定年後の転職先以外の存在意義はあるのか、と言いたくなります。
トミーさんのコメント
2025年7月1日
共感ありがとうございます。
亀梨くん演じる雑誌記者がテンプレながら最悪でしたね。マスコミってどうして正義の代弁者みたいになっちゃうんですかね、言いっ放し、書きっ放し、戦犯だって罪を贖ってるんですがね。