「優しい人が損をする世の中」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい人が損をする世の中
2003年に福岡で実際に起きた、「教師によるいじめ事件」をもとにした話
曾祖父が米国人だということから担任より息子が人種差別を受けたとか、いじめを受けたとか、生徒の父母が学校に苦情を申し立てて巻き起こっていく。
裁判所で証言台に立つ様なカットはあるものの、ミスリードを誘う様な序盤の流れが暫く続き、実際の事件の結末ぐらいは知っている状態で観賞した自分にはモヤモヤモヤモヤ…これもある意味マスゴミのそれと同じ手法ですよね。
まあエンタメとして作られているしそれで終わらないからまだ良いけれど。
途中経過までは知らなかったので、どこまで事実に倣っているのかわからないけれど、校長&教頭が言葉を遮り話しを聞かず一方的に責め立てたり、理解を示す様な顔をして強要する姿は典型的なダメ上司だし、そこに流されて行く主人公は日本人らしいなと。
そして他人事なのに騒ぎ立てるアッフォな日本人と煽るマスゴミと…確か、一部のワイドショーなんかではもうちょい中立寄りのところもあったと記憶しているけれど。
何の調査もしなかったり、しても大して掘りもせず、一方の話しを客観的に考察することもなく鵜呑みにして騒ぎ立て悪人を作り上げる世情は恐ろしいし、異なる結果がわかると掌返したり惚けたりマスコミのせいにする人がいる現実を考えると、自分も含めバカばかりだなと情けなく感じた。
…って、あれ!?半分以上事件に対する感想になっちゃってねΣ(´∀`;)
Bacchusさん、こんにちは。レビュー、全部に同感しました。日本て昔から(自分含め)バカばかりだったのかなあ、情けなくなりました。この事件のこと、まるで記憶にないんです。仕事に燃えてまだいい同僚がいて楽しく忙しい日々だったからか、テレビ見てなかったからか・・・
共感ありがとうございます!
人間とは愚かなものですから、こういう胸糞悪い事件を多く経験して初めて事の重大性に気づくのではないでしょうか? 自分もオールドマスコミにも雑なSNSにも、目も耳も貸さないスタンスで生きていますので、情報の取捨選択は自己責任でちゃんと精査する癖をつけないと生きていくのも危ない世界になったのだなぁと痛感しています。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。