「キャストが正解だと思う」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 リバーさんの映画レビュー(感想・評価)
キャストが正解だと思う
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基の事件は全く知らなかったけど学校の対応(校長・教頭・教育委員会)や週刊誌、マスコミが容易に想像つく描かれ方だったから本当に観ていて気分が悪かった。
どこまでが実話でどこがフィクションなのかわからないけど作品では描かれなかった薮下先生の奥さんや息子の辛さや大変さは相当だっただろうなと思う。
湯上谷先生のリアクションと薮下先生の腑に落ちてない感じはもう本当に司法に携わる人間と一般人のギャップを上手く出せていて良かった。
一般人からしたらこの結果は本当に喜ぶことなのか?と思うようなことも司法関係者はこれはすごくいい結果ですよみたいな感じだったりすることは本当に現実ではよくある。
光石さん、大倉さん上手すぎて本当に腹立たしかったし小林薫さんは改めて言うまでもなく上手いし小林さんじゃなかったらこの映画こんな風に仕上がらなかったんじゃないかと思う。
柴咲コウさんはいつもの演技って感じだけどまあ役的に合っていたので適役の人で良かったなというのと、綾野さんもそこまで演技の幅が広い方ではない方だと思っているけどこの役は綾野剛でこそという役でとても良かったので全体的にキャストが良かったから成功した映画という感じで題材が題材なだけにキャスト失敗しなくて本当に良かった。
実は三池監督作品と知らずに観てエンドロールで驚いた。
三池作品はそれほどたくさん観てはないのであくまで個人的な印象だと、こういう作品も撮るんだなという感想だったけど知ってみれば確かに三池作品らしい描かれ方だったなと納得。
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