「重いけど実話」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 ぇんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
重いけど実話
原作を読んで、徹底した取材に感嘆してたところで映画公開。
(柴咲コウさんのぶっ飛んだ演技に感服。
全く瞬きしないで3分の長回しはすごい!)
「(体罰を)認めて謝れば親も世間も納得して丸く収まる」
・・ってファンタジーがいかに根拠のないことかは、最近の不祥事→謝罪会見を見ていれば解りそうなものだが、校長も教頭も、本人までもその夢物語に振り回されて墓穴を掘る・・と言うのが前半。その後長く苦しい裁判を経て救われたのは10年後 !!
本作は、「譲れないことは譲ってはいけない」を教えてくれる。
PS: 映画では省かれているが、小説では他の父兄が「氷室家に脅されていたため」証言を拒否した経緯や、氷室家のその後も描かれている。
「ざまぁ」と思うか「悲しいね」と思うかは人それぞれ?
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