「やっぱり"人間"が一番怖い!」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 ケン坊さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり"人間"が一番怖い!
原作未読。
綾野剛演じる「特定の児童ばかりを虐待し、ついには“殺人教師”と呼ばれた男」が「自分はやっていない」と訴え続ける——
そんな“モンスター教師の末路”を描いた作品かと思いきや…
本当の“モンスター”は、柴咲コウ演じる〈被害児童の母親〉だった。
ここはぜひ映画で確かめていただきたいが、社会派サスペンスの緊張感が好きな方には、必見の一本だと思う。
…ただし、予告編にもあるように、児童虐待の描写はかなり生々しく、正直、目を背けたくなるシーンもある。
だが――
その“真実”を知ったとき、きっと〈思いもよらない感情〉に打ちのめされることだろう。
上映時間はあっという間。
ハラハラしながらも、最後まで引き込まれる、とても面白い映画だった!
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