リベンジ・オブ・ウォー
2024年製作/95分/マルタ・アメリカ合作
原題または英題:Hounds of War
スタッフ・キャスト
- 監督
- アイザック・フロレンティーン
- 製作
- バディム・フォルトゥニン
- ジャン・ピエール・メイグロ
- アレクセイ・ミーツ
- アーロン・ブリファ
- 脚本
- ジャン・ピエール・メイグロ
- 撮影
- エリクソン・コア
2024年製作/95分/マルタ・アメリカ合作
原題または英題:Hounds of War
フランク・グリロのファンである。
(本心は大ファンである。
代表作が『コンティニュー』くらいなので
誰も知らない見たことない?みたいなB級スターである。
今年も何故か『スーパーマン』(2025年)でスクリーンに少し姿を確認したが、
チョイ役過ぎてズッコケだ。)
本作はフランク・グリロ主演と知ったら観たくなったが、
何時になく前髪がフサフサで常になびいている感じで、
コレはカツラなのかウィッグなのか、
取れたりしないか
気が気でなくなり映画に集中できなくなった。
(トラボルタがわかりやすいカツラで主演するように
なったB級映画を思い出した。)
オートバイから降りてヘルメットを取ると前髪がフワッとして
(うわぁウィッグ取れない、特殊メイクレベルかも
しれない)
と映画の内容なんてどうでもよくなった。
B級映画を軽視しているのではない。
ファン心理である。
後半ローナ・ミトラさんが存在感を出し、見応えある。
フランク・グリロのシーンが少なくなり映画に集中できるようになったことは皮肉である。
いつかフランク・グリロさんもトラボルタのようにスキン
ヘッドで堂々とするのか、
このままイケオジの名をキープするのか、ドキドキしながら観終わった。
WOWOWでの放送が日本初公開(2025)。
『絶対的権力は、絶対的に腐敗する(ジョン・アクトン)』
何十年も前の名言は、今も光りを放ち、腐った政府の闇を照らしだす
米国だけでなく、30年以上も止むことなく腐敗が進行した日本でも同じ
まさに「今だけ、金だけ、自分だけ」の実態
ハート大佐のように、自分の出世のためには部下や国を平気で裏切るこの世界では、
さつ●んさえ厭わない
もう、悲しみを通り越して、諦観が心の奥底にまで蔓延ってしまいそう
ライダーのような存在に一瞬安堵を覚えた
彼の復讐は達成されたが、これだけでは国がクリーンにはならないだろう
次から次へとウジ虫どもが顔を変えて湧いてくるだけ
ただ、あの米国にトラ●プが出現し、再選された
過激に思える(いや思わせてるのはOLDメデ▼ア?)が
映画のような快進撃に国民の支持はとどまることを知らないだろう
どうか日本でも!! と願わずにはいられない
冒頭に、大事なシーンをあそこまで暴露して大丈夫なのだろうか
そう感じつつも、そのせいで安心して見ることは出来た
それがいいのかどうかは別にして「痛快」な映画である