「北欧=幸福の国のイメージはここにあらず!!」突然、君がいなくなって ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
北欧=幸福の国のイメージはここにあらず!!
秘密の恋を続けるカップルが突然最愛の彼を失い、誰にも打ち明けられず焦燥の時間に奔走されるというストーリー!!
ほぼストーリーに説明らしきものがない為、初めは「これどういう事?」みたいな感覚に囚われるが、時間を追うごとにしっかりと伏線は見えてくる。
秘密の恋だからこそ亡くなった”彼”を巡る二人の行き場のない感情が涙とハグで全編に渡り、これでもかと観る者に訴えかけてくる!!
ラストでベッドで二人が見詰め合う長回しのシーンは、途中レズビアンであることを聞かれることの伏線!?
今までアイスランドの映画は観た事が無かったので、北欧のイメージはフィンランド等でクローズアップされる幸福の国という先入観があったのだが、この作品はそういったイメージを根底から覆してくれます。
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