「ザ・インド映画」シンハードリ tomo茶さんの映画レビュー(感想・評価)
ザ・インド映画
2003年に公開されたS・S・ラージャマウリ監督の2作目の長編映画で、NTRさんとの初めてのタッグ作品でもあります。いわばこの映画こそが『RRR』の原点と言えるでしょう。
全体的に非常に典型的なインド映画で、数えきれないほど多くのダンスシーン、そして突然ズームインする顔のアップなど、いかにもインド映画らしいカメラワークが特徴です。まさに一般的なインド映画のステレオタイプを体現した一本と言えます。
作中には20年後の『RRR』に通じる要素も見られ、S・S・ラージャマウリ監督の演出力が確実に成長していることが感じられます。監督さんの2作目としては完璧ではないものの、エンタメ性の高い本作は間違いなく一見の価値があります。
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