iHostageのレビュー・感想・評価
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アムステルダム症候群だね。
交渉人はストックホルム症候群の事は知っているので、この程度の事件でトラウマになる事は無い。
映画化するにあたって、やはり、犯人の動機は解明すべきだと思う。
これは警察や某企業の保安マニュアルVになっている。
まぁ、緊迫感はあるけどね。
実話と聞いて、リアルさは半減した。叙事なんだから、単純に抒情的であってはならない。
Hostage 人質
Netflixオリジナル、オランダのクライムサスペンス映画 日本語吹替あり
2022年 オランダのApple Store で実際に起きた事件に基づく。
屋外撮影は実際の店舗前のライツェ広場で、店内はセットで再現。警察や関係者との協力の元、撮影された。(オランダ語版wikiより)
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冒頭からサスペンス要素が強く、見応えがある。
🇺🇸なら犯人が1人と分かったら即射殺かなと思ったが、ここは🇳🇱なのでそこの対応は分からない。しかしガラスが厚い事がわかり、これなら🇺🇸でもムリか?
この映画は実写に基づく。脚色もあまりされていないと思う。犯人の心の変化は読み取れるし、絶対的悪人にも思えない。しかしそれ以上の事は起きないし、過去に警察から不当な扱いを受けていたが動機の詳細は分からない。銃撃戦が起きるわけでもない。
あくまでも忠実な再現映画なので、映画だけの視点からだとちょっと物足りない。評価を下げてしまうならそれは、再現映画だから。
………………
日本語版キャスト
アマール(犯人):佐々木啓夫、イリアン(人質):中村章吾、ミンガス(社員):新田英人、リン(交渉人):関山美沙紀、ケース(司令官):樫井笙人、ウィストン(特殊部隊):増本拓也、アーベ:松田健一郎、カリーナ:久嶋志保、ウィルコ:前堂友昭、マルク:村本享太郎
管理社会
実際に起こった立てこもり事件をダイナミックに臨場感たっぷりに描いている。
中でも1番怖かったのは、アムステルダムのアップルストアの消灯管理は、アメリカの本社で行ってるという事かな。
感想メモ
実話を基にした話、最近の出来事だが知らなかったなぁ
アップルストアで爆弾と銃を持った犯人が立てこもり、1人を人質に取った、また店内には備品庫に4人、上階のレストランに約40人が取り残されているという状況
犯人の目的は不明、というか言ってた事が全てだったんじゃないかと思う、法律、国家に見向きもされなかった人間が金を得て自分の人生をやり直そうとした、しかしそれも叶わず装甲車に追突され、死亡、装甲車を運転していた警官は起訴されず、妻と子供が待つ家庭に帰る
やりきれない最後だったね
交渉人は犯人を投降させたいだけで死ぬことまでは望んでいなかっただろうし
人質の人も無事助かったが恐怖は残り、解放されてもホテルの部屋で1人、怖かったのと助かった安堵で泣いているのか、それとも誰にも思われないまま死んだ犯人を思ってか
プロの仕事
爆発物を体に巻き付けた犯人、
人質、店員、警官、交渉人、
狙撃手、特殊部隊、
セリフでアヤックスやブルース・リー、
等で登場人物の心理を巧みに描き出す。
アップルストア、備品置き場、
緊急通報室、横付けされた犯人の車、
旋回するヘリコプターといった秒単位の状況が、
緻密かつダイナミックに描写される。
通りとビルの位置関係までが観客の頭に鮮明にマッピングされるその手腕は、
監督の卓越した空間把握の表現力と編集の妙を物語る。
(短いカットの羅列が響かない作品はマッピングを意識していないケースが多い)
本作の最大の魅力は、時計の針が進むように、
人物の行動、状況の推移、
緊張感の持続を、
無駄のないカットで積み上げていく技術だ。
無数のカットがテンポよく連なり、
観客の注意を逸らさない。
こうした完成度は、撮影本番前の入念な準備と、
スタッフ・キャスト間の徹底した擦り合わせがあって初めて可能となる。
現場でカメラを回しっぱなしにし、
編集で帳尻を合わせる手法では、
捉えられないだろう繊細なカットが本作には溢れている。
具体例を挙げると、
交渉人の一瞬の目線の揺れや、
犯人の手に握られた電極の微かな震えといった細部が、
物語にリアリティを与える。
家族の絆や個々の背景をさりげなく示すシーンは長回し、
エスプリの効いたセリフは、
物語に軽妙なリズムを付与する。
これらは映像でエンターテインメントを紡ぐ技術の「基本のキ」を体現している。
実話に基づく犯人役のキャスティング、
ヒゲを剃れば『狼たちの午後』のアル・パチーノ風、
ボーボーのヒゲ姿は『セルピコ』の鬼気迫る存在感を漂わせる。
どの作品も実話をベースにしたキャラクター造形で、
警官や犯罪者像を超え、
現代社会の矛盾や個人の葛藤を体現する象徴として語り継がれている。
犯人の本気が伝わらず、物足りなかった!!
アップルストア立てこもり事件というとワクワクしますが、犯人がショボすぎるのか、警察が金を用意する気が全く無いのが不満です。ジョンQと比べても何か動機が薄いです。
脱力感…
解放された人質達の涙、尽力していた警察官達のホッとした感が何とも言えない。実話ベースだけあって派手さはないがリアル。それぞれの人質達、交渉人や特殊部隊、それらに指示する警察官達を細かく描写し、緊張感が半端なかった。犯人の動機は何だったのだろう、解決して良かった。
2022年3月31日にオランダのアムステルダムで実際に起きたアップ...
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