劇場公開日 2025年11月14日

ブルーボーイ事件のレビュー・感想・評価

全95件中、21~40件目を表示

4.0昭和の重くて閉鎖的な雰囲気を味わえました

2025年11月24日
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泣ける

悲しい

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たび

5.0腰の据わった語り口

2025年11月24日
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この監督の長編はずっと見てきて、確か最初はbunkamuraで上映された。それ自体が日本映画の新人では珍しいのでどんなもんじゃと思ってみると腰の据わった語り口がグッド。そこからずっと追いかけてるが、ホップ・ステップ・ジャンプのジャンプにあたるこの作品。製作もkddiと日活なのでメジャーとしてはバッチリ。しかも歴史を取り扱うと聞いて野心を受け取りました。結果、腰の据わり方はそのままに重厚な人の層を描くのに成功している。これと少し似て大作で社会課題を描いたのが宝島だが、宝島よりも説教成分は薄いのにちゃんと地に足ついている。当事者キャスティングもちゃんとハマって分厚い魅力になっている。アイデンティティを問い直す映画の中では、日本で一番いいかもしれない。当事者と歴史を完全に味方につけて、ちゃんとベタな上手い演出をしている。場内ではすすり泣く声も聞こえた。ガッツリしたオネエ言葉がどこか気持ちよく、今どきなかなか聞けない。小道具の歴史考証もとてもうまくいっている。

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タカシ

3.0私はわたし

2025年11月23日
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悲しい

難しい

LGBTQ ははるか昔から存在したがずっとタブーというか真正面から取り上げられずにいたが、ここ最近はその話題が当たり前のようにテーマとなる時代である。私も理解したい思うもその有り様が様々でとても単純ではないことがその理解を困難にする要因である。証言台に立ったサチさんの「私はわたしでしかなかった」ということば、腑に落ちた。有り様が千差万別なのだ。それはつまり個性なのか?そう、病気でも障害でもなく、個性なのだ。 認める認めないの問題ではなく、個性であれば、どんな個性も受け入れる社会がきっと生きやすいのであろう。

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Naotanjr

4.0素晴らしい

2025年11月23日
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ジャーニー

3.5彼らを理解出来ないのならば、せめて邪魔をするべきではない。

2025年11月23日
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事務所にあったブルーボーイの雑誌を隠す母親。
火葬場で子供の目を覆う母親。
そうやって、幼い頃から自然に差別しても良い相手を教えられてきたのかもしれない。
だから、いつまで経っても差別は無くならない。

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ムーラン

3.0劇と「青年の主張」の中間

2025年11月23日
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トランスジェンダーってどんな人かってのを語るための映像作品。劇映画だと思って鑑賞すると率直には期待ハズレだった。
演技って本来は当事者ではない人がするからこその芸術だと再確認した。
反面、主演の存在感は説得力があって俳優には出せない力があった。
作品全体に主義主張がはっきりしていて理解しやすい。その分、法廷を舞台にした映画に期待する知的な冒険はほとんどなく物足りなかった。

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zita

5.0私は私

2025年11月22日
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俳優さん達みんな良い味出してたな

自分は今が幸せって言えるかな

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なまかやゆう

3.5中川未悠 中村中

2025年11月22日
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泣ける

驚く

まず初演技主役のサチ、サラッとした素材感、尚且つずっと心地よく観させてくれる安定感を持っていた。
何故かこの人をずっと見ていたいという思いに駆られた。

そして、、中村中さん!どうした!?
どこのベテラン女優かと思わせるような気迫と存在感。
友達の詩以降、自分が知らなかっただけか?(ゴメンナサイ)
アー子役の方も雰囲気出してて良かった。

唯一、彼氏役の方がもう少し…な感じはしたが。
錦戸亮君は冒頭、あえて演技を薄めにしていたのかな?という感じから入りましたが、後半からはガツンと来てましたね。
本日昼間、客入りは少なかったけれど、口コミで人気が出てくる作品かな?と思います。

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ウサギ

4.5わたしはわたし

2025年11月22日
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悲しい

難しい

幸せ

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庚

5.0男でも女でもなく自分らしく生きる事

2025年11月22日
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私が子供だった35年くらい前は女性の格好をしている男性はオカマと呼ばれて、テレビの中で笑い者にされていた。
それより20年近く前の話。
多様性を受け入れる事が教えられる最近でさえ、心と見た目が違うというカテゴリーに組み込んでしまう。偏見はなくなっていない。
誰もが自分らしく生きられる世界はこないかも知れない。それでも一人でも多くの人が自分らしく生きられますように。

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みさこ

4.0華のある役者がほぼいないがとても良い作品

2025年11月22日
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難しい

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邦画野郎

4.5サチの「幸せ」とは、。

2025年11月22日
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主人公のサチが最後に法廷で証言するシーンにこの映画の全てが包み込まれていたと思う。
サチ役の中川未悠は演技そのものが初めてのトランスジェンダーであるが、このシーンはカット割なしの長台詞を自分自身のものにし、感情の昂まりと共に見事に吐露した。そして、それを受けた弁護人役の錦戸亮は、憲法13条は「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と幸福追求権について涙ながらに話した。制止しようとする検察官役の安井順平との攻防も含め凄い場面を観せてくれた、。
1965年の事件だが、ブルーボーイというスラングも含め多くの人が全く知らない出来事にスポットを当て、しかも監督、出演者も当事者であるという画期的な映画を作り上げたことに拍手を送りたい。
この事件が軽微な有罪となったことにより性転換手術は違法の認識が出来上がり、その後30年近く日本はその医療行為が世界から遅れたとのことのようだ。そして現代。世界のLGBT割合は8%で日本は5%とも言われるようになった。「市民権」は得られたようにもみれるが、いわゆる「偏見」はまだまだ多い。更にアメリカでも欧州でも高市日本政府でも右傾化や自国第一主義が拡がるなかLGBTの権利の高まりは退潮してるように思う。
何がどうなることが正しいのかはよくわからないし正解そのものが見えないが、今を生きているすべての人間がすべからく「自由」であることが「幸せ」ってことなのかも知れない。

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アベちゃん

4.0あなたは今、幸せですか?

2025年11月22日
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リオウリオウ

4.0えっ 日活!?

2025年11月21日
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興奮

知的

「爆弾」の翌日に鑑賞
そのせいか やたら緻密に丁寧に練られた
作り手が真心をこめた作品〜という印象でした。

この作品のカラリストも良い仕事をしているなーと。
日に焼けた 昔のカラーフィルムのような色合い。
法廷シーン、弁護士事務所の暗いライティングも
時代を考慮してリアリティあり。

小道具、スタイリストの仕事振りも見応えあり。

昔の三越、伊勢丹の紙袋、
ちょっと年代は ズレてたけど
化粧瓶やタクティクスの白い四角い瓶。
ダイニングテーブルの箸入れ、
肩紐の太いブラスリップ
ランニングシャツ+ステテコ
母親に手渡す 和装の木綿の寝間着
細かいチームプレイが光る

役者も良かった

オーディションで選ばれた一部主要キャスト。
演技的なスキルは無いのかもしれないが
魂で演じていて こっちの心臓をグリグリ
掴んで揺さぶられる

錦戸亮、テレビドラマで見てたときは
悪くないと思っていたが、さすがにスクリーンで
見せられると「ジャニーズ芝居」。
上手く言葉に出来ないけど、上手い下手とはまた違った
独特に上滑りして画面が歪んで見える印象。

対照的だったのが前原滉
良く見る役者だけど初めて この人スゴいと思った。
会社のシーンは一切出てこないけど
どんな仕事振りなのか、故郷でどんな生活なのかを
想像させてくる
また演技初心者の中川未悠と絡んでも
演者のオーラ調整して シーンを仕上げてくる

この人また見たいので 次の作品もチェックしてみよう

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虎吉

4.0知っておくべき事実

2025年11月21日
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僕が生まれる数年前、日本はまだ、性転換手術と呼ばれる事に無知すぎた。
そもそも、つい最近まで、性同一性障害はオカマと言われて笑いのネタにされていた。
性転換手術をして女性になった人をブルーボーイと呼んだ。そんな事も知らなかった。

全く知らなかった裁判。世間の無知にさらされる人々。目が離せない真実を元にした物語。
これは知っておくべき映画だ。

#ブルーボーイ事件

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naichin

5.0ラストの証言シーンが圧巻‼️

2025年11月21日
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昭和30年代、売春防止法で男娼が取り締まれないことから、性転換手術を行った医師が逮捕されて裁判にかけられることをモチーフにした作品。性転換手術をした元男性が証言台に立ち、法廷で戦う。

ジェンダーフリー、LGBTについてのメッセージを感じて敬遠されてる方も多いかもしれないが、ヒューマンドラマとしてしっかりとした映画だった。

前半は、全体にダメダメな感じで進んでいきつつ、カップルに寄り添う。このカップルも彼氏が弱々で幸せな結末が思い描けない。

法廷劇が軸になる後半も簡単には好転しない。むしろ周辺環境が悪化していく。後から考えるとラストにつながるミスリードだとわかる。

ラストの証言シーンが圧巻。観客を裁判官の視点に置き、主人公が静かに語りかける。

男らしさや女らしさは見た目なのか心なのか?
手術までして彼女は何を手に入れたのか?

是非劇場で彼女の魂の声を聞いてほしい。

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minavo

5.0ずっしりきました。

2025年11月20日
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泣ける

映画としてものすごく良かったです。主演の中川さんとても可愛いらしくて素晴らしかった!裁判のシーンは涙涙、、すすり泣きがあちこちで起こってました。実際に苦しんだ方々を想うとその苦しみの上にいまがあるのだと思い、次世代に良い未来を残したいと思いました。ラストはほっこりしました。現実もそうだといいな。

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ささき

4.0歴史があっての今なんだなー、と。

2025年11月20日
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当時に比べて今は自由でお互いを尊重できる時代に変わったんだなー、と痛感。たった60年だけど…。自分の意識も世が進むにつれどんどん変わってきているのがわかる。どんな時に幸せを感じるかも人それぞれ。それでも生きづらい世の中を感じることは多々あると思うが。いろいろ考えさせられる作品だった。

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peanuts

4.0主演の中川未悠さんの熱演に拍手です‼️

2025年11月20日
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泣ける

難しい

ブルーボーイ事件の判決がでた1969年から、公に日本で性別適合手術が行われる1998年まで約30年。今でこそ公的文書でも性別記載欄に[男・女・それ以外]とあるのが当たり前になったけど、本当に長い歴史があったんですね。自分も子供の頃、レズ(L)・ゲイ(G)は知ってたけど(T)は聞いたこと無かったなぁ。トランプ大統領みたいに未だ未だネガティブな人達は多いし、自分自身も本当に心から受入れてるのか分からないし、多様性って凄く難しい問題だと思います。でも、とにかくこの作品に関しては、実際にトランスジェンダーである主演の中川未悠さんの熱演に大拍手です🙂

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たもん

3.0ブルーボーイ事件

2025年11月20日
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平日木曜13時の回、12人。
入ってるほうかな。
で、作品は。
人によって、幸せは違う。
そこは、抉られました。
監督さんもトランスジェンダーだと、NHKラジオで話されてたので、鑑賞しました。
ただ、監督が言うほど、主演の女性の演技には入り込めませんでした。
その時代に苦労したトランスジェンダーの方々。
イロモノと言われながら、そこを切り拓いた女性たち。
カルーセルさん、はるなさん、敬畏を表します。

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映画館難民
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