「心の叫びを聞きました」ブルーボーイ事件 はらこさんの映画レビュー(感想・評価)
心の叫びを聞きました
現代ですら偏見を払拭しきれていないトランスジェンダー、1965年の世の中が彼らにとってどれほど生きづらいものであったか、とても想像できるものではありません。
本作品はバケモノに対するような世間の反応、男尊女卑に漬かりきった男達の下卑た絡み等を容赦なく描写します。
終盤、裁判で証言台に立つ主人公の言葉はまさに心の叫びと言えるものでした。周りの方々が鼻をすする音が、CM並みにたくさん聞こえたのも納得です。
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