バレリーナ The World of John Wickのレビュー・感想・評価
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使えるものは何でも使う、決死のアクション
主演にアナ・デ・アルマスを迎えたジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品。
バリバリのアクション映画なので、やっぱ注目は「どんだけアクションにキレがあるか?」だと思うが、もう最高でしたね!
上映時間の90%がアクションで占められてると言っても過言ではない。主人公・イヴが息づく間もなく闘いっぱなし。
ほとんどアクションシーンなのに、ジョン・ウィック史上一番ストーリーが理解できた作品でもある。
ユニークな世界観で展開されるシリーズなので、設定やら新キャラの理解が必要な場合もあり、「今何してるんだっけ?」的な困惑に陥ることもあるのだが、シリーズで補完された基礎知識や過去作にも出てきたギミックが「予習済」になることでストーリーに集中出来たのが良かったんだと思う。
ジョン・ウィックの場合は後出しだった生い立ちの部分が、イヴの場合はスタートに持ってこられているのも良い。
それも世界観がすでに観客と共有されているからこそ、の展開力だろう。
で、肝心要のアクションなのだが、冒頭述べた通り色んな意味でキレっぷりが心地良い!
シリーズ名物というか87イレブン名物というか、手近にある色んな物を有効活用して闘っていくのだが、チョイスにも使い方にもイヴの必死さが出ていて良かったと思う。
小柄で軽い自分を利用して、狭い場所でダイナミックに動く。軽さゆえに攻撃で吹っ飛ぶ時もデカい。
アクションのコレオグラフィーはほとんどジョンと一緒なんだが、手斧の投げ方とかどことなく女子っぽさが残っていてそこも良い。
あとは何と言っても火炎放射器のシークエンス!
予告でも使われているが、火炎放射器で闘うクレイジーさと、それをCG無しで撮っちゃうクレイジーさは脱帽ものだ。良い意味でアホや。
面白いアクション映画を観たかったら87イレブンに限るなぁ、という満足感。スタントの限界を突き詰め、アクションでストーリーを作っていくユニークさでは他の追随を許さない。
続編作れそうな終わり方だったので、是非次回作も大スクリーンで堪能したい。
アクション!アクション!!アクション!!!
期待度○鑑賞後の満足度◎ アナ・デ・アルマス!を観るためだけに足を運んだだけだったのに予想外に面白かった。手榴弾で男達を吹っ飛ばすアナのカッコいいこと!
①先ずstraightfoward なお話が宜しい(余計な横道要らん)。
②アクションシーンが主体でそれを挿話で繋いでいくという演出スタイルも面白い。
③実は村人全員殺し屋だったというブッ飛んだアイデアも面白い。
④キアヌ・リーブスに最後の美味しいところを持っていかせるのも仕方ないか。
⑤アンジェリカ・ヒューストンは弄ったのか(弄らざるを得なかったのか)顔がだいぶん変わって来ているけど流石の貫禄。
⑥クライマックスでイヴを襲う村人達にも子供達はいるようで(実際子供達も写っていたし)、大きくなって親たちがイヴに殺された事を知ったらまたぞろ復讐に乗り出すかも知れず、こうして憎しみや殺し合い(紛争・抗争・戦争)の連鎖は止まらなくなるわけで、日頃人間のどうしようもない業と私が忌み嫌い哀しんでいる事がストーリーの根底に有るわけだけれども、娯楽映画としてこれだけ面白ければまあ目をつぶりましょう。
⑦アナちゃんのファンとしては彼女が出ているだけで大抵のことは許しちゃうけど。
イヴ役の
まさかの炎VS水!
殺された父親の復讐のため、一人の女性が暗殺教団に立ち向かう。
各所のアクションに「ジョンウィックらしさ」が光る一作。
主役のアナは普段なら、あふれ出すはずの美しさは控えめに、カッコよさが際立つ。
ジョンウィックとはまた別のやり方で敵を倒しまくる。
手りゅう弾、皿、火炎放射器!
クライマックスは
火炎放射器VS火炎放射器のバトルから、まさかの炎VS水の対決へ。
こんな絵は
剣と魔法の世界での、炎魔法VS氷魔法
炎使いのミュータントVS氷使いのミュータント
孫悟空のかめはめ波VSベジータのギャリック砲
でしか見たことがない!
まさか実写の(一応)ファンタジーでもSFでもない映画で見れるとは。
まさかといえば
ノーマン・リーダスよりもキアヌ・リーヴスのほうがガッツリ出演。
ダリルはゾンビとの戦いで忙しかったんだね。
ジョンウィックとは次回作で再共演・共闘希望。
運命
アナ・デ・アルマス最高! キアヌさん要らない。ノックノックに続きあなたの負けです。
ジョン・ウィックシリーズは作品を重ねるごとにインフレを起こして行き詰まっていたが、見事にスピンオフの本作で息を吹き返した。
正直、2作目で限界を感じさせていて長引かせ過ぎたシリーズだった。
キアヌ・リーブスだから良かった作品なのにキアヌ・リーブスが魅力的で無いという根本的矛盾をもったシリーズで、その魅力的な世界観を主人公を替えて継続させたのは大成功だったと思う。
その肝心要の主人公の大役をアナ・デ・アルマスが見事なまでに体現していて素晴らしい。
手榴弾、火炎放射器、スケートシューズなどアイデアの限りを尽くしたアクションも、やり過ぎてお笑いになるギリギリを突いて爽快感とカッコよさを見せてくれる。
残念なのはジョン・ウィックの見せ方で、あそこまで出しゃばって何をしたかったの?と思わせるのは、ファンサービスのつもりなのだろうが完全に失敗だろう。
サラッと象徴的に見せて、カッコ良く粋にこのシリーズから去っていかせるのが正解だったと思う。
チャイコフスキーでよろしく
ジョン・ウィックシリーズ
2015年に第一作が公開された
キアヌ・リーヴス主演の
スタイリッシュアクションシリーズ
その筋では知らぬ者はいない
伝説の殺し屋ジョン・ウィックが
亡き妻の形見の子犬をクルマを泥棒
しようとしたロシアンマフィアの
バカ息子が不意に殺した事で
誰も止められない復讐鬼となり
その過程で「主席連合」の幹部を
殺害してしまったことで
賞金首となったジョン
事態はどんどん悪化していく
組織「コンチネンタル」
通した殺し屋業界の世界観
自身を育成した組織「ルスカ・ロマ」
など作を追うごとに世界観は
拡がっていき4作で完結
まあとはいっても全体的に
はちゃめちゃ東映ヤクザ映画
みたいな超展開の連続で主眼は
ジョン・ウィックが操る
「ガンフー」を駆使したアクション
練り込まれたカメラワーク
PCゲーム的な演出など今っぽく
作りこまれたなんでもありの
コンビニエンスムービーで気楽に
見られる
キアヌが「マエストロ(巨匠)」
と崇めた千葉真一を目指したアクション
その後継者としてハリウッドでも
活躍する真田広之など
キャストも豪華
自分は1作目は話メチャクチャやん
と否定的だったが3作目くらいから
そんなに話はどうでもいいんだと
観方が分かってきて
最終作はそれなりに満足しました
というジョン・ウィックシリーズ
前作2023年のコンセクエンス公開時に
もうスピンオフシリーズを制作中という
ニュースはあってそれが今作
どうだったか
今作の主人公は
「ブレードランナー2049」
でかわいすぎて
すっかり皆の脳を焼いた
アナ・デ・アルマス
近年007などでもアクション俳優の
進境を見せていますが実に
素晴らしかった
フローレンス・ピューだと
どうにもゴリラ感が出てしまうところ
(いやピューも好きです)
かわいらしさと脇の締まった
銃撃シーンのギャップが
映画のワクワク感に繋がってました
バレリーナを夢見る乙女イヴは
父に育てられるが突然家を襲撃され
父はイヴを守りながら果てます
孤児になったイヴをコンチネンタル
代表ウィンストンが引き取り
表向きは劇場裏ではエージェント
育成を行っている組織
ルスカ・ロマを紹介
イヴは一級の殺し屋に仕上がります
それは父を失った悲しみと
既に父を守るためとはいえ人に向け
銃の引き金を引いてしまった
引けてしまった「才能」にあります
ただイヴが願っているのは
父への復讐であり葛藤が収まりません
「パラベラム」でコンチネンタルの
騒動の手打ちを頼みに来た時の
ジョン・ウィックに
「なぜ逃げ出さないのか?」と
尋ねると「今しようとしている」
「ドアは開かれている」と
答えました
仕事をこなしていくイヴはある日
自分を狙ってきた男の腕に
X印の痕を発見
それは父を襲いに来た連中と
同じものでルスカ・ロマ代表
ディレクターに詰め寄ると
一切かかわるなと厳命されます
でもイヴは無視し
事前に「困ったら私のところに来い」
と言われていたウィンストンを
訪ねるとそこでも
かかわるなと言われますが
イヴはそこで例の金貨を渡します
するとその組織は殺し専門の
カルト教団でありチェコ・プラハの
コンチネンタルにその組織の人間
「ダニエル・パイン」が泊っている
事をこっそり教えます
でそこへ向かい部屋に忍び込むと
ダニエルは子供を連れていました
混乱するイヴですが他に見張っていた
命を狙う殺し屋たちが
賞金の増額を見てコンチネンタル内で
銃撃を始めてしまいます
逃げながらイヴは子供(エマ)を
助けてくれたら教団の場所
教えるわとダニエルに言われ
なし崩し的に共闘
しかし追手はすさまじく
結局イヴもダニエルも奮闘叶わず
やられてしまい
エマは連れ去られてしまいます
(まあ一応理由はあるのだが)
何故か放置されたイヴは
ジョン・ウィックシリーズの
「いつもの」やたらなんでも
知ってる武器屋に向かい
組織の居場所を聞こうとすると
そこにも追っ手がぶっ放して来ます
ならあんとき殺しとけよ
武器屋のおっさんも応戦して
なんとか撃退しますが
おっさんはキレてその教団の
ある村の大まかな位置を
教えてくれます
ダニエルじゃなくても
普通に知ってるじゃん
最初からここ来ればよかったやん
まあこの辺ツッコみだしたら
キリがない
で冬山を何故かアメ車のマスタングで
走っていくと村が現れ
イヴが父から贈られた
チャイコフスキーのオルゴール人形が
売っている店を見つけます
なぜここにと店に入ると
はいやっぱり追手が来ます
んでまたスケート靴やらなんやらで
撃退すると村人全員銃持って
襲いに来ます
見た目は平和そうな村でしたが
ここがその教団の本部だったのです
一発で見つかってんじゃん
で結局イヴは捕まってしまいますが
父を襲った際に現れた「主宰」が現れ
あの時村から逃げた私の子供だと言い
イヴを狙ってきた村の実行部隊の
レナは姉だと教えられます
イヴはそのやり取りをしてる間に
椅子のまま周りの奴始末してまた
逃げ出します(もうどうやったとかは
省かれている)
そしてレナは姉として村に取り残され
父と一緒に逃げたイヴに
「この村でも結局育てられた子供は
やがて殺し屋に仕立て上げられる」
「あんたは自由に生きれたのに
結局殺し屋で帰ってきた」
「結局同じだった」
とイヴの今を笑います
ルスカ・ロマとこの教団は
協定を結び互いに関わらないように
していたのは結局同じ性質を持って
いたからなのです
でもイヴは
「私は父への復讐のために
自分の意志で殺し屋になった」と
言い返すと話していた小屋に
手榴弾が投げ込まれ爆発
レナはあっさり絶命
またイヴはその小屋にあった
日本刀を抜き追手をバッサバッサ
斬っていきます
ほんとアクションシーンは
よろしかった
お前関わらんゆーとったやんけ戦争や
と教団の主催はルスカ・ロマの
ディレクターにクレーム電話を入れますが
日付変わるまでに解決できるやつ
よこしたからと返答
誰だろう?
もうおわかりのジョン・ウィック
カサブランカ行く途中の途中下車?
ジョンはイヴに村出てけと
交渉しますがイヴは拒否し戦闘
しかしそこは伝説の「ババヤガ」
サッパリかないません
父の復讐だけさせてとイヴはジョンに
願うと30分待ったると告げます
その間にイヴは主宰を探しながら
武器庫を発見
そこで火炎放射器をゲット
汚物は消毒モードで快進撃
ジョンもこっそり助けてくれて
いよいよ逃げ出そうとする
主宰に追いついてなんか色々
言ってる最中でドタマをズドン!
で復讐完了
エマはどうするのか?
ルスカ・ロマにまた送るのか?
しかしダニエルはなんか生きてて
エマと感動の再会を果たせました
なんかジョン・ウィック
らしくないような・・いやいいけど
そしてイヴもジョンと同じ
伝統の組織を潰した賞金首として
賞金額もアップ
イヴの運命やいかに・・
というラスト
とりあえず思ったのは
お前ら公演中はスマホの電源切れ!
という感じでツッコミどころも
ありつつお気楽に楽しめる快作で
いいと思います
なかなか観たい映画もなく
鬼滅やら夏休みやらでひと月ほど
映画館近づいてませんでしたが
そろそろまた毎週観ていきたいと
思います
あと
コンチネンタルのシャロン役の
故ランス・レディック氏
出演してましたが急逝が2023年
撮影は終わっていたんですね
これが遺作でしょうか
改めてご冥福お祈りします
本当にいい俳優でした
バレリーナ(映画の記憶2025/8/22)
スピンオフ作品とはいえ、世界観はジョン・ウィック シリーズを完璧に踏襲、すごく面白かった!
ジョン・ウィック同様、アナ・デ・アルマスさん演じる主人公イヴがひたすら死闘を繰り広げ、恐ろしい人数を○しまくる圧巻のアクション巨編
アナさんがメチャクチャ頑張ってます、の一言に尽きますかね、キレッキレのアクションがすごく似合っていて、最高にカッコいい
特に前半のクラブでのバトルシーンが本作で最初の凄まじいシーンだったのでとても印象的でした
そして暗殺者としてのファースト・ミッションからとんでもない火炎放射器バトルまで、アナさんが蹴られ殴られ刺され、とボロボロになりながら徹底的に闘い抜く怒涛のアクション巨編、見ごたえ満点でした
が、自分も含め世界が熱狂(笑)した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2019)でアナさんが演じたキューバのエージェント・パロマ登場シーンとどうしても比べてしまい、その衝撃度には及ばなかったな、という印象です(比べる事自体が野暮だとは思いますが)
007では新人エージェントで可愛らしい超陽キャの彼女が大胆スリットのドレスから綺麗な脚を繰り出して敵を蹴り倒したり両手マシンガンをぶっ放すのが最高にクールでしたそれに比べ本作では寡黙で終始 眉間に皺を寄せていて、常に暗めのパンツ&ジャケット姿でズタボロになりながらひたすら闘い続ける復讐の女神なのでそもそも全然違うんだけど、個人的にはアナさんの最高にキュートな魅力が封印されていたので残念ではありました
そしてダイナミックで圧倒されるアクションもさることながら映像も◎、美しいロケーションや色使い、いちいちキマるスタイリッシュな画作りにこだわりを感じます
ジョン・ウィックは今回は「Yeah」だけじゃなくて、まあまあ喋った(笑)
でも無理やり出した感があったかな
興行的にはイマイチみたいだけど、明らかに次に続くシリーズ化必至の内容だったので、次回作ができるき事を楽しみにしています
ジョン・ウィックファン必見!
スピンオフ作品?でもキアヌもポスターに載ってるし、ぐらいな知識だけで鑑賞。
なるほど時期が前前作品の頃という設定で、ホテル・コンティネンタルも素敵なコンシェルジュも無事。違う側面から組織を描いた設定が、ジョン・ウィックの世界が好きなファンには面白い。女性のアクションシーンが続くわけだがなかなかすごい。ひたすらアクションシーンが続きひたすら戦闘員が出てくるのがジョン・ウィックシリーズだか、本作も同様、そしてその戦い方にオリジナリティがあり、お見事。最初要領悪く間延びするテンポ感の戦い方に、やはり女性ならではで仕方ないのかと若干つまらない…と思いかけたが、あれは成長の過程を見せるための演出だったのかと、今は納得。キャストも渋い方々が揃っていて、ちゃんとハードボイルドに仕上がっている。あの世界感がお好きな人にはオススメの一本。
アナ・デ・アルマス無双のガンフーアクション
キアヌ・リーヴスの大ヒットアクション『ジョン・ウイック』シリーズのスピンオフで、正直あまり期待してなかったんだけど、フタを開けてビックリの壮絶アクションでとても楽しめました。ストーリーはシンプルでガンとカンフーを組み合わせたアクションもJWシリーズまんまなんだけど、主役がアナ・デ・アルマスとなるとガラッと違った感じになります。キアヌの時はあまりの強さで現実離れしてたけど、小柄で可憐なイメージの彼女がやると、リアルに痛々しくてなんか応援したくなってくるから不思議です。とにかく全編にわたって敵も味方も粉骨砕身アクションのてんこ盛りで、クライマックスの殺人教団の村では住民が総出で襲いかかってくるので息が抜けないし、ここでJW参戦とまさに真打ち登場で盛り上がります。監督のレン・ワイズマンは、JWの世界観をうまく取り入れながら、独立したアクション作品にうまく暖簾分けしています。ぜひ続編もお願いしたいです。役者では、もうアナ・デ・アルマスあっての作品でした。悪役のガブリエル・バーンも立ち姿からして絵になります。元祖女の殺し屋ムービー『ニキータ』のアンヌ・パリローが出ていたのは、一種のシャレかな?
レビュー74
バレリーナ The World of John Wick
殺戮あるたびに、話が進んで行く
何人死ぬのかと心配になってくるぐらい殺傷されて行く
そこには、殺す美学も死ぬ美学もなしに無闇に殺戮が繰り返される
警察も機動隊も国防軍もいない、陰の暗殺組織同士の怨恨
そうか、これは武闘ゲームの実写映画版なのだ
ゲームをするのではなく殺戮パターンを愉しむのだ
でも、最後はエラちゃんの親父が生きていた?
あれ、いらないよね
それは、シリーズ次作を考え過ぎでは?
これでは、本作そのものがは不発だなぁ、
次作は観ません
ゲームおしまい
姉さんが素敵なので星0.5➕
(^_^)
バレリーナ The World of John Wick
キアヌ・リーブス主演の大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品。
シリーズ第3作「ジョン・ウィック パラベラム」とクロスオーバーしながら、新たな暗殺者の復讐劇を描く。
主演は「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」「ブレードランナー 2049」のアナ・デ・アルマス。
伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められたイヴは、ある殺しの仕事の中で、亡き父親に関する手がかりをつかむ。
父親を殺した暗殺教団の手首にあった傷が、倒した敵にもあったのだ。コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンとその忠実なコンシェルジュのシャロンを頼り、父親の復讐に立ち上がるイヴだったが、教団とルスカ・ロマは、はるか以前から相互不干渉の休戦協定を結んでいた。
復讐心に燃えるイヴは立ち止まることなく、教団の拠点にたどり着くが、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる。
アナ・デ・アルマスのほか、「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダス、「ユージュアル・サスぺクツ」のガブリエル・バーンらが新たな顔ぶれとして参加し、キアヌ・リーブス、イアン・マクシェーン、ランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストンらシリーズおなじみのキャストも再登場。
「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキがプロデューサーを務め、「ダイ・ハード4.0」「アンダーワールド」のレン・ワイズマンがメガホンを取った。
バレリーナ The World of John Wick
Ballerina
2025/アメリカ
⭐︎4.0 / 5.0
お皿
面白かった!ジョンウィック前作は階段落ちが見せ場だったっぽいけど、さすがに戦闘長いな〜と思ってしまった。今作もほぼ戦闘シーンなんだけど、周りの物を色々使って戦う戦闘スタイルで飽きなかった。
相変わらずボロボロになるんだけど、強くてカッコいい!衣装も素敵です。
クラブから車で去って行ったと思ったら戻って来る所が予想外で良かった。
スケート靴とか手榴弾とか火炎放射器とか迫力凄かったですが、地味にレストランキッチンシーンの皿投げ合戦が好きでした。あのレストランシーンは全体的に面白かった。客かと思ったらみんな武器持って戻ってくるし、まさか町全体が殺し屋の集まりだったとは。
お久しぶりのガブリエルバーンさん。最初イアンマクシェーン?と思ってしまってすみません。たぶんゴーストシップ以来なので。雰囲気似てるし。犬出てきたけど今回は特に活躍なかったな。
意外とジョンウィックの出番があって嬉しかった。5とドニーのスピンオフも楽しみです。
余談ですが、ムビチケ特典がコインだったのでテンション上がりました。
うん、面白かった!
一言で言ってしまえば父親を殺された少女の復讐劇。
はじめのアクションシーンは、女性である分ちょっと無理だったのかな、とおもうところもあったけど。
話は分かりやすいし、アクションシーン満載だし、充分楽しめた。
火炎放射器?銃?で遣り合うとこは、観ていて火傷しないんかいと思うくらいの見せ場だった。
ジョンは言葉を交わす程度位しか出てこないのではと思っていたが、魔法の防弾スーツは健在だったし、筋書きにもしっかり絡んでいて、良い意味で期待を裏切られた。
やっぱり映画は娯楽でしょ。観て面白くなきゃーだめだよね。
女ジョン・ウィック爆誕!
■ 作品情報
監督はレン・ワイズマン。脚本はシェイ・ハッテン、エメラルド・フェネルが共同で担当。アナ・デ・アルマスが主演を務め、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、故ランス・レディック、ノーマン・リーダス、イアン・マクシェーン、そしてキアヌ・リーブスが共演する。アメリカ製作のアクションスリラー映画。
■ ストーリー
『ジョン・ウィック:パラベラム』と『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の間に位置する時間軸で展開する本作は、バレリーナでありながらルスカ・ロマで訓練を受けた暗殺者イヴ・マカロの復讐劇を描く。幼い頃に家族を殺されたイヴは、その実行犯である暗殺教団への復讐を誓う。ルスカ・ロマの掟に背きながらも、ウィストンやジョン・ウィックの協力を得て、イヴは壮絶な戦いを繰り広げていく。彼女の復讐の旅は、シリーズでお馴染みの裏社会のルールや因習、そして新たな暗殺教団の存在を浮き彫りにし、ジョン・ウィックが築き上げた世界観をさらに拡張する。最終的にイヴは復讐を果たすが、その代償として巨額の懸賞金がかけられ、自らも追われる身となるのだった。
■ 感想
「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品ながら、新時代の幕開けを感じさせる一作です。主人公がイヴに代わり、新たな復讐劇が紡がれるのですが、これまでのシリーズの根幹にある「復讐」というテーマはしっかりと受け継がれています。同時に、殺し屋養成機関「ルスカ・ロマ」の内部や、これまで語られなかった新たな暗殺教団の存在が描かれ、このユニバースの奥行きがさらに広がっていくのを目の当たりにするのは、本当にゾクゾクします。
何と言っても圧巻は、そのアクションシーンの進化です。アナ・デ・アルマス演じるイヴは、銃火器はもちろんのこと、ナイフ、鈍器、刀、果てはスケート靴まで、あらゆるものを武器に変えて戦います。屈強な男たちを相手に一歩も引かず、肉弾戦でも一切の躊躇がありません。その中でも特に印象深いのは、クライマックスでの火炎放射器同士の撃ち合い。ありそうでなかったそのアイデアと、実際に繰り広げられるバイオレンス特盛のバトルは、脳裏に焼き付けられるほどです。最初から最後までノンストップで繰り広げられる殺し合いは、量もエグさもシリーズ屈指です。アナ・デ・アルマス恐ろしい子!
本作は単なるスピンオフに留まらず、イヴが新たな追われる身となるラストは、今後のシリーズ展開への期待感をいやが上にも高めます。過去作を未鑑賞でも十分に楽しめますが、随所に挿入される「ジョン・ウィック」との接点にニヤリとさせられ、ファンへの粋な計らいを感じます。本作が、新たな伝説の始まりとなりそうです。
全453件中、361~380件目を表示