バレリーナ The World of John Wickのレビュー・感想・評価
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刺青を背負って踊るアナであります
「刺青を背負って踊る人映画」ジャンルでは国宝に次ぐ今年2本目。ジョン・ウィックユニバースでアナの表情と動きを愛でる映画と見ればスジなどはまあいいか。あと今回の見せ場は「皿の割り合い」のところですね。ジョン本人も登場するけど、後半は出過ぎ、敵が「ジョン・ウィックだぞ」とか言うのは俺的にはやり過ぎで、前半か後半にチラ見せ程度にとどめて欲しかった。アナはきちんと主役でアクションも顔芸も満足ですが、アナアクション映画としては007の勝ちかな。
ジョンウィック履修が前提なんで、コンチネンタルホテルの仕組みは説明...
ババヤガの殺し屋 ジョン・ウィックを継ぐ者
キアヌ・リーブスの大ヒット・アクション・シリーズ『ジョン・ウィック』のスピン・オフ作品となる本作。父親をあるカルト教団によって、目の前で殺された少女が、ジョンを生んだ暗殺組織『ルスカ・ロマ』で鍛えられ、アサシンとなって成長し、父の復讐劇に乗り出していく物語。製作総指揮にもキアヌ・リーブスが関り、よりハードなアクション大作として仕上げている。
これまでの『ジョン・ウィック・シリーズ』でも、キアヌのカンフー・アクションは勿論、ピストルや機関銃の弾丸が雨あられ、それだけに留まらず、ロケットランチャーや爆弾での派手な爆破シーンにも魅了された。たった一人でバッタバッタと何百人という悪玉を倒していく様は、何とも言えない爽快感に包まれた。本作でも、そんなバトル・アクションを継承しながらも、前作までとは比較にならないほどの、異常とも言える、派手で激しく血生臭いアクション・シーンが、次々と繰り広げられた。特に、クライマックスからの火炎放射器での火炎合戦は、火傷やけが人も続出したのでは…と、心配になるほどだった。
父親の死後、『ルスカ・ロマ』で幼き時よりアサシンとしての腕を磨き、成長していったイブ。そんな中で、アサシンとしての標的を殺し終えた現場で、父親殺しに関わったカルト教団の手がかりを見つけ出す。そこでイヴは、『ジョン・ウィック』でも登場したコンチネンタル・ホテルの支配人とコンシェルジュを頼りに、父親の復讐劇を開始する。
しかし、『ルスカ・ロマ』のディレクターは、その復讐には断固反対する。実は『ルスカ・ロマ』とカルト教団の間には数百年に渡って、相互干渉しない掟が結ばれていた。しかし、父の復習に燃えるイヴは、ディレクターの命令を振り切って、一人、カルト教団のアジトとする村へ乗り込んで行く。それを知ったディレクターは、カルト教団との掟を死守する為に、あの男をイヴ抹殺の為に送り込むのだが…。
主人公のイヴ役には、キューバ出身で『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『ブロンド』等の話題作にも出演してきたアナ・デ・アルマスが、激しいアクションに挑んでいた。また、ディレクター役にはアンジェリカ・ヒューヘストン、コンチネンタル・ホテルの支配人にはイアン・マクシェーン、コンシェルジュにはランス・レデイックと、シリーズのお馴染みのメンバーが登場。当然、キアヌ・リーブスもジョン・ウィックとして、クライマックスのキーマンとして登場する。そして、『ウォーキング・デッド』のダリル役・ノーマン・リーダスが出演していのが、個人的にはとても馴染み深かった。
手榴弾を使ったドSプレイ炸裂
手榴弾を使ったドSプレイ炸裂。アナ・デ・アルマスのチャーミングな顔からは想像できない残酷さで、口に押し付けたり、ドアの間に挟み込んだりと、あの世に行く直前に最大の恐怖を与える。
サラマンダーの対決よろしく、火炎放射器を互いにぶっ放し合う闘いがめちゃくちゃ面白い。炎の勢いといい、吐き出される火の長さが尋常ではない。天井からのアングルだと、ドラゴン同士の戦いに見える。
ジョン・ウィックは伝説になり、新たなキャラクターの守護神的な存在になる。
そしておなじみのシャロンやウィンストンも登場し、コンチネンタルホテル内での「殺しの業務禁止」という掟も健在。暗黙のルール的な感じもしていたが、オキテ破りに対する制裁シーンは苛烈に描かれる。
物語がますます広がりそうで、今後が楽しみでございます。
アクション映画史上初?の傑作バトルシーン
もうね、映画館で声出して笑っちゃっいました。
「ガン・フー」とか「街中全員殺し屋」とかいろいろ新規軸を打ち出してきたジョン・ウィックシリーズですが、今作のラスト手前決戦はまさかの火炎放射器での戦い!しかも最終的に相手を倒すのが水という(笑)。ストーリー的には真剣な戦いだけに、興奮高じて「一体何を見せられているんだ」感満載。
他にもレストランでの散らばった皿での殴り合いとか、氷のフロアとか、とにかく新しいアクションを演出しようとする製作陣には感服です。
敵に挟まれての素早い振り向き撃ちや、画面外に向けて撃ってからサッとパンして崩れ落ちる敵を映すとか、新監督レン・ワイズマンもシリーズの雰囲気をちゃんと踏襲したアクション演出で雰囲気はバッチリ。本人もちゃんと美味しいところで登場してファンは満足、おすすめです。
大丈夫かアナ
復讐が舞う
終始アクションシーンで後半飽きてしまった
ジョン・ウィックシリーズは過去に数作見た記憶があるものの特段ファンでもなく内容も記憶に無い状態で鑑賞。映画館でアクション観たいなと。
終始、銃撃戦や格闘技などでアクションシーンが続き、物語的な展開はほぼ無い。様々な種類の武器や戦闘方法が駆使され単調にしない工夫は見られたものの、後半からは「これ以上期待を裏切るような展開はないな」と感じ飽きてしまった。
またアクションシーンについても、イヴが強いのは良いとして、さりとて華奢な女性で、物理的なダメージを何度もしっかり受けながら戦い続けるシーンには「いや普通骨折れてるだろ」と妙に現実的に捉えてしまいそれも冷めてしまう要因となった。
高評価なところをみると、ジョン・ウィックシリーズの内容が頭にあれば様々なシーンにもっと物語を感じ取れ面白く感じたのかもしれないが、そうではない自分にとってはただ銃をぶっ放し続けるだけの作品という印象となってしまった。
彼女に未来は有るのか?
父親の復讐のために組織に歯向かう女性。
そっと寄り添う伝説の殺し屋。
自らの手で見事に成就させるが、当たり前のように組織のターゲットになってしまう彼女…。
アナ・デ・アルマスが非常にキュートです。
しかも強いです。
キュートで強い女性=最強です!
次作も期待しますが、果たして?
面白かったよ。
アナデアルマスのアクションがいいね。
顔は、可愛らしいけど、鍛えられた身体が素晴らしい。
ノーマンリーダースもお久しぶりかな?
いい大人だ。
今回のジョンウィックは脇だね。
ツダケンを呼んでくれないか。
火だるま祭りの始まりじゃあ😁
痛っ!熱っ!あぁ…もっと……もっとお願いします!!
いいねぇ。じつにいいねぇ。日本の暑い夏を更に熱くさせるアクション!
ジョンと違ってまだ若さが目立つ感じでいい!
セクシーがも少し欲しいとこでもあるけど。
ストーリー展開も緩急が効いててシリーズを知らない方でも楽しめるし、この作品が初めてでもキャラが分からなくても当たり障りなく流せると思うのでその辺が良です。
相変わらず色々とこだわったアイテムが出てきたのがいい。車も銃もそれほど判りませんが彼女の感じからピッタリなのがチラホラ。
もうこの世界観が独立しているのでさらなる広がりでニューキャラクターを誕生させてアベンジャーズに負けない軍団を形成させてほしい。
全世界のドМ共!蹴られる準備をしとけ!
これでもかと趣向を凝らしたバトル・アクションを存分に楽しめる
主人公の父親は、背中の入墨から推察するに、元々は「ルスカ・ロマ」の構成員で、暗殺教団の主宰の娘と結婚したという設定で合っているのだろうか?だとしたら、暗殺教団の後継者を「ルスカ・ロマ」が奪った時点で、2つの組織は、抗争状態に陥ってもおかしくなかったのではないだろうか?(そもそも、後継者が「ルスカ・ロマ」にいることを知らない暗殺教団も、間が抜けているが•••)
最初の頃は、そうした疑問が頭に浮かんでいたのだが、怒涛のバトル・アクションが次から次へと続くうちに、そんなことはどうでもよくなってくる。
わざわざプラハのコンチネンタルホテルに行かなくても、はじめから「武器屋」に教団の場所を尋ねればよかったのではないかとか、村全体が教団の本拠地なのに、よくぞ、今までその場所がバレなかったものだとか、村人全員を敵に回して、その上、主宰の居場所も分からないのに、闇雲に突っ込んでいくのは、いくら何でも無謀だろうとか、そこで、たまたま、村の武器庫に逃げ込んだり、車で避難する途中の主宰に出くわしたりと、ご都合主義が過ぎるのではないかとか、突っ込みたくなるところが多いのも確かである。
ただし、車で颯爽と現場から立ち去ろうとしていたら、追突してきた敵の車で元の場所に押し戻されたり、近接戦闘の中で、多数の手榴弾を使って一人ずつ敵を吹き飛ばしていったり、スケート靴を使って何人もの敵を血祭りに上げたり、果ては、火炎放射器同士で派手に撃ち合った挙句、火炎放射器による炎と消火ホースによる水のぶつかり合いというアニメのような描写を実現させたりと、これでもかと言わんばかりに趣向を凝らしたバトル・アクションに目を奪われて、細かいことは気にならなくなった。
その一方で、アナ・デ・アルマスの陽性のキャラクターを考えれば、テレビのリモコンで相手を殴りつける度に、テレビ画面が切り替わるだとか、何枚もの皿の下に隠された銃を探しながら、延々と皿で殴り合うだとかのコミカルなシーンが、もっとあっても良かったのではないかと思えてならない。
また、ジョン・ウィックが登場する場面が、予想以上に多く用意されていたのは、ファンサービスでもあるのだろうが、その分、彼の活躍が中途半端に感じられてしまい、どうせなら、前半に劇場ですれ違うだけにするか、あるいは、ラストで強敵と対決するような展開にするかの、どちらかにしてもらいたかったと思ってしまった。
バレリーナ The Word of
大好物のジョン ウィックのスピンオフ、待ってました。
いや〜、待ってた甲斐がありました。
本筋4作を遥かに凌駕する、ドンパチアクション。
インド映画をも超えた感がありました。
これでもかのドカン、バカン。
手に汗握る、まさにそんなアクション映画の極地でした。
何で死なない?とか、そんな都合の良い所に、なんて考えないで観て下さい。
御都合主義を言ってしまったら、ほとんどのアクション映画はつまらなくなりますから。
さて、作品です。
何作目に当たるかは、記憶が曖昧なんですが、本筋と並行しての物語なんですね。
組み立てもしっかりしてて(ジョン ウィックの世界観の中では)、ダラダラした所もなく、爽快に進んで、あっと言う間にエンドロール。
エンドロールも綺麗で、余韻に浸れました。
ドンパチ好きなら、是非スクリーンでどうぞ。
『ジョン ウィック』シリーズも、この本作もシリーズ化してほしいです。
丸顔の復讐者
ジョン・ウィックフランチャイズでタヌキ顔が美しいアナ・デ・アルマスが主演の殺し屋役という事で凄く楽しみにしていた映画。
ジョン・ウィック最終話と同じくらい全編通してアクションに次ぐアクションで息つく間もないくらいジェットコースターの様に展開し、メインイベントの火炎放射器や放水器での長尺のバトルは、内股でよちよち歩く鈍臭いキアヌ翁に代わる主役を期待させた。(個人の見解です)
一方、バレエ団で血まみれの稽古シーンをがっつり見せたバレリーナという設定、本来は殺し屋で生計を立てているという事、殺し屋教団の集落について、姉妹であった事などがサラリと流され単なる復讐劇に終始し、ある意味潔かった反面、ストーリーとして物足りなさを感じた。
ガブリエル・バーンお爺さんになったなあ。
火炎放射器が大活躍するアクション映画に駄作なし!
「バレリーナ:The World of John Wick」アナ・デ・アルマス主演、ジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品をTOHO錦糸町で鑑賞。
シンプルなストーリー、ド派手な銃アクション、ソードアクション、痛そうな殺し合い…リアリティーよりもエンタメに振り切った世界観に満足。
深みなど不要、分かりやすさも大切。
(あらすじ)
孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマ。
幼い頃に父親を殺された少女イブ(アナ・デ・アルマス)は、ルスカ・ロマで殺しのテクニックを磨き、父親の復讐に立ち上がる。しかし裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる…。
アクション系作品が続くアナ・デ・アルマスが主演というのが良い。仮に超美人のオルガ・キュリレンコが主演になるとB級C級臭がするから主役選びは重要。
生き別れとなった妹との、予想もしなかった再会と別離はイブの孤独感をさらに深めるシーン。
ルスカ・ロマという組織の描写からジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の出自、素性が少しだけ判明したのは収穫。
特に素晴らしかったのは、武器を発見した際、イブがCool!って漏らすシーン。こんな火炎放射器の使い方初めて見た。火炎放射器が大活躍するアクション映画に駄作なし!(本作で特に素晴らしい箇所の一つ)
次の暗殺ターゲットとなる賞金が上がっていく殺人ビジネスは第3作「ジョン・ウィック パラベラム」での展開をベースにしたもの。イブを殺せば賞金が激増する展開は直ぐに読めてしまったが作品の方向性は適切だと思う。
ラスト、バレエ劇場から足早に逃げてくイブの姿は、かつてのジョン・ウィックの姿に重なる。スピンオフ作品もやがてはシリーズ化する可能性もあるかもしれない。
全371件中、261~280件目を表示
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