「君の敵は君自身だ」バレリーナ The World of John Wick カズユキさんの映画レビュー(感想・評価)
君の敵は君自身だ
こないだ鑑賞してきました🎬
余談ですが、本作とはすったもんだしましてね😅
先月に行われたワイズマン監督とアナの、舞台挨拶つきチケットの抽選販売に応募したんですが、案の定外れました。
別日の試写会には当選したものの、仕事と被り欠席するハメに😰
そんなゴタゴタを経てみましたが、面白かったです😁
イヴにはアナ・デ・アルマス🙂
肉弾戦のパワーでは男に敵いませんから、そこをどう切り抜けるかがポイント。
素早い身のこなしや、周りのものを活かした戦い方は見ていて飽きません👍
父を殺された教団に復讐を誓い、哀しくもそこから逃れられない彼女を、アナは十二分に表現していましたよ。
ディレクターにはアンジェリカ・ヒューストン🙂
基本無愛想ですが、感情がないわけではありません。
イヴの独断行動を咎めつつ、私にはどこか黙認しているようにも見えました。
その辺の微妙なさじ加減を、ヒューストンは上手く演じていましたね。
ガブリエル・バーンが演じる主宰は、長ったらしい演説の割には丸腰でイヴの前に出てったりと、賢いのか自信過剰なのかよくわからない印象。
「シリーズ最大の敵」
という触れ込みでしたが、名前負けもいいとこでしょう。
日本の配給会社が先走りすぎたのかも。
もちろんキアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックも登場🙂
終盤にやっと本格参戦しますが、イヴへの対応はキアヌらしい…じゃなくてジョンらしかったです👍
イアン・マクシェーン演じるウィンストンと、ランス・レディック演じるシャロンをまたスクリーンで見れたのは嬉しい限り😁
ウィンストンは相変わらず風格があり、シャロンの忠実なコンシェルジュぶりも健在。
亡くなってしまったレディックのご冥福をお祈りします。
このシリーズは殺し屋達の独特の世界観を上手く画面に落とし込んでいるのが特徴で、今回は初のスピンオフですが良かったです🫡
火炎放射器のシーンもCGではないということで、迫力は唯一無二🔥
シリーズファンはもちろん、初見の方もそこまで置いてけぼりを食らわずに楽しめますよ🖐️