映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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理想のイケオジを見せてくれる
ブラビが、ただただイケオジ。鞄を肩に担いで歩いて来る姿なんてもう。また整形で作られたイケオジでないのよね。自然なイケオジ。(そう見えるだけかもしれないけれど。)そう言われれば確かにロバートレッドフォードに似てきたな。イケメンの系譜。
映像とサウンドはぶっ飛び・興奮・アドレナリン全快! これぞ娯楽よ!
ScreenXで観たことも影響してると思うが、ただ期待していた「囲まれ感」「全方位感」はなかったなあ。専用に作られた映画でないとダメなのでは?
ところどころ、グランツーリスモと被る。ストーリーに陳腐なところがある点も。既視感があるのでどうしても新鮮味は劣る。
レッドフラッグ出させて順位をキープする、周回遅れになって先頭を邪魔するなど、ルールを駆使した戦法に驚き。 「チームで勝つF1」に関しては新鮮であった。
地位や金や名誉のためにやってない。ただレースのあの一瞬を得るために。
かっこいい!
嫌いな人を探す方が難しい王道胸熱映画
ストーリーに特に斬新な点は見当たらないTHE王道。
トップガンマーベリックチーム制作ということもあって、構成は似ている。全盛期を過ぎた常識破りの主人公✖️生意気若者が徐々にチームになって目標達成をするというフォーマット。
「先の展開が読めないー!どうなるのー!」みたいなドキドキ感は皆無。
でも良いんです。
こういうサクセスストーリーは何度見たって感動するし、胸が熱くなる。嫌いな人なんていないんだから。
ただ、THE王道だからこそ、一歩間違えれば一気につまらなくなる。そこがF1は見事すぎた。
脚本のセンスが光る言葉選び。
ここぞというところでピタリとハマる音楽。
まるで自分がレーシングカーに乗っているかのような、臨場感あふれるカメラワーク。
トドめに、還暦を迎えたなんて信じられないイケおじの見本のようなブラッドピットが完璧に演じる魅力溢れるソニー。
全てのピースが完璧に近くて、最後のクライマックスはあまりのおもしろさにニヤケ顔が止まらなかった。口元で手を覆って見たぐらい。
F1についての知識は「グランツーリスモ」で見た時に得た知識ぐらいしかなかったけれど、十分に楽しめた。
むしろF1というスポーツを通して、チームビルディングの仕方や、結果を残すために、愚直にひたむきにやれることは全部やる姿勢の大切さ、周りの意見を聞き入れ謙虚になることで成長幅が変わること、などなど様々な気づきを得れた。
それにしても、ブラピといい、トムクルーズといい、人類の60代は高齢ではなくなったのか?本当にすごい。
ただ、ひとつ作品でネガティブなことを言うとしたら、ハリウッドお得意のいきなりのロマンス展開。
「よ!!出ましたー!!ハリウッド屋!!」と脳内でかけ声あげました。その点も王道を貫いていました笑
“地上版トップガン”の名に偽りなし!〜超高速エンタメ×ブラピ神降臨 〜
謳い文句も完璧👌
『主演ブラッド・ピット×映画「トップガン マーヴェリック」の製作陣× F1® 🏁の全面協力!』
とあらば、
これは鑑賞するしかありません😎
今月(2025年6月)は、トム・クルーズの『MI:ファイナルレコニング』に始まり、
吉沢亮×横浜流星の『国宝』、実話ベースの『フロントライン』と、話題作が多かったせいか、日曜昼の映画館はチケット発券すらひと苦労の大混雑😅
コロナ禍で閑散としていた頃を思えば、嬉しい活気が戻ってきたようで、ちょっと感慨深い🤫
さて、
映画予告編の間になんとかチケットを発券し、座席にライドオン🏎️
スタートシグナルを待つ。
赤いランプが5つ点灯し、次の瞬間消滅したら、F1レースの一斉スタート合図🏁
そのレース内容はというと🤫
まさに“王道”といった内容でございました😎もちろんいい意味で。
2025年最高レベルの超高速“体感”エンターテイメント!!
まさに地上版『トップガン』。
その謳い文句に偽りなしです!!!
特に素晴らしかったのは、最新技術のカメラワーク。まるで自分がF1レーサーになって運転しているかのようなあの体感は他では味わえません。映画ラストの3周は手に汗握りながら、きっと神に祈りを捧げたくなるはず🤫
そしてやっぱりこの人、主演のブラッド・ピット。トム・クルーズ同様、ハリウッドには超人級の中年スター🌟俳優が健在だ。「中年の憧れ」というには烏滸がましく、まさに「神」と崇めたくなるような肉体と精神の持ち主たち。あんな60代身近にいたら、そりゃ惚れるでしょうよ、モテるでしょうよ😎
ラストのストーリーに変化球は入りません!!!
コレでいいし
コレがいいんです😎
ただひとつ
公開時期が悪かった?まだ「トップガン マーヴェリック」の記憶も新しく、トムの最新作とも被ってる😅
「中高年後押しムービー」、ほんの少しだけ渋滞気味ということで、満点ならず🤫ですが…
これらの作品をまだ一度もご鑑賞になったことのない貴方でしたら、本作が人生最高の一本になる可能性もある良作映画です🎬
ぜひ映画館でのご鑑賞をおすすめします🏁
Pitt in Time
そもそもオレはスポーツ(を題材にした)映画はあんまり好きではない。カーレースについては、世間では近年は「グランツーリスモ」(’23)「フォードvsフェラーリ」(’19)、「ラッシュ/プライドと友情」(’13)あたりが名作と言われているけど、オレがこれらを楽しんだとしても、その対象は「レース」ではない。登場人物の葛藤などのドラマであり、不謹慎であるのは十分承知だが、「クラッシュ」にときめく。なので、「カーレース」でなく、「カーアクション」なら発奮剤として、オレの中では有効。
車を愛でる趣味のないオレにとって、カーレース映画といえば、クルーズの「デイズ・オブ・サンダー」(’90)一択。クルマでなくって「スター」を愛でる。スタイリッシュな映像演出、サントラな音楽。有望なキャラクターが登場し、MAKE LOVEして、中盤挫折して、奮起して、イエイ!なシンプルなストーリー。そしてちょうどいい上映時間(107分)。
今回、本編開始前、本作のサントラの宣伝が写された。サントラの宣伝っていつ以来よ?
胸が高鳴る。オレのただ唯一の不安点は「F1」であること。いやいや、「戦闘機」は知らなくとも、「トップガン」(’86)は楽しかったじゃないか。
本作、F1界の全面協力を受けて製作、その裏には非常に厳格な条件、制約と交渉があったとのこと。F1を危険なスポーツとして誇張しないこと、実在チームに誤解を与えない、各グランプリでの撮影にはFIA、主催者、チーム、スポンサーとの個別契約が必要、などなど。
つまり、「F1」という世界を映画にするには、これだけの制約、そして「ホンモノ」を見せるには、ドライバーの訓練、精神状態の表現、マシンの本気度、(オレが不謹慎に期待する)クラッシュシーンのストーリーボードに1年を費やすという、リアルな追及の上に成り立っている。
そして、「映画」側のスタッフもコジンスキー監督組の「リアル」のようで、「トロン:レガシー」(’12)、「オブリビオン」(’13)で発揮した機械工学畑の「グラフィック」な映像(黒と白のエクスタシー)、サントラと言えば、の(うるさくないほうの)ハンス・ジマー、そして「スター」ブラッド・ピット。その役作り。
もう万全の体制。
そう、本作クルーズの「トップガン マーベリック」(’22)のオジサン応援歌を、「デイズ・オブ・サンダー」でやりました、という、オレ大喜びの企画。
「F1(R) エフワン」
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ピットかっこいい、(リアルとは別次元の)黒と白のエクスタシーがとんでもなく美しい。
だが、このシンプルなストーリーに、155分は要らない。コンセプトは80-90年代のMTVなムービーなのに、155分は長い、長い。スポンサーを映すのに合わせて155分かかったんじゃねえか、と勝手に想像してしまう長さだ。
レースに興味のないオレとってみれば、「変化が分からないレース映像」に飽きてしまった。実際、CGもふんだんに使われており、俯瞰で観る画は、スピード感はなくなる。「本物」にこだわることと、映画で「表現」するレースの持つ疾走感、爽快感の体現は違う。上映時間がさらにそれを損なってしまっている。
映画の持つファンタジーと本物を両方突き詰めた結果、仕方のないことかもしれない。いわゆる倒すべき「敵」は作れない、クラッシュシーンは「スポーツ」の範囲内。オレが楽しむ映画ではなかったということ。
ただ、オレが個人的に一番かっこいいと思う、ピットの「声と間のとり方」を観るだけでも十分楽しいんだけどね。
「これだけ」で100分とかだったら、オレの中ですごい映画になってたんだけど。
追記
お前が勝つんかい。
この辺も中年過ぎたクルーズとピットの違いでもあるよね。クルーズはスターとして尊敬するが、ピットの「憧れるニキ感」は増していてとてもうれしい。
全編がハンス・ジマーのノリノリMIX
ブラピのいちばん良いところが出た。おそらく生涯の代表作となるのでは。
これは申し分ない出来。スクリーンに吸い込まれそうなほどの圧倒的な臨場感に目が眩む。だがそれに輪をかけて興味深いのは、輪廻のごとき映画史の繰り返しだ。かつて『トップガン』のブラッカイマー、スコット、クルーズが『デイズ・オブ・サンダー』を手掛けたのが35年前。今回『マーヴェリック』の大成功を経て、尽きぬ情熱を燃やしたブラッカイマー&コシンスキーらはまたもカーレースの境地へ飛び込んでいるわけだ。そこにクルーズの姿はないが、本作の主軸が同世代でありながら演技アプローチの全く違うブラピというのが最高に面白いところ。言葉ではなくむしろ空気感やニュアンスを大事にする彼の牽引力によって、底知れぬ”生き様”を感じさせる一作に仕上がっている。チームの物語でありながら、描かれるのは圧倒的な個どうしが繋ぐ絆。"See you down the road."という言葉が互いへの限りない敬意を示しているように思えた。
ブラッド・ピットの決めポーズと決め台詞に痺れる
F1(R)の全面協力の下、世界チャンピオンにも輝いた現役F1(R)ドライバーがプロデューサーとして参加し、本物のサーキットコースで撮影したというカーレース映画は、だからと言って、「なるほど本物だ!」となるほどこちらに正しく比較検討する知識がない。ここ数年、同じくスピードレースを舞台にした作品、例えば『ラッシュ プライドと友情』(2014年)や『フォードvsフェラーリ』(2020年)や『フェラーリ』(2024年)等、実在のドライバーや企業オーナーに特化した作品の方が、より入りやすかった気もするし。そんな風に物語の前半はただただ臨場感を楽しむだけの時間が動体視力を試すかの如く過ぎていく。
しかし、ブラッド・ピットが演じる伝説のドライバーが仲間のために現役復帰を果たしてより個性を発揮し始めると、なんとなんと、映画は問答無用にピットのかっこよさを堪能する作品へとシフトしていく。ところどころの決めポーズと決め台詞は、そう、『トップガン マーヴェリック』(2022年)でトム・クルーズがやっていたスターだけに許された演技パターンの踏襲だ。同じ製作チームが関わっている本作を"陸のトップガン"と呼ぶのは、そんなわけで理に叶っているのだ。
今や年に数本しかない正真正銘のハリウッド大作が猛暑の夏を駆け抜けていくのだ。
撮影技術の進歩で、レース場面のリアルさ、迫力、没入感が増した
ありがたいことに池袋のIMAXで実施された試写会で鑑賞できたのだが、"Filmed For IMAX"の謳い文句通り、IMAX独自の1.90:1拡大アスペクト比で全編上映される映像の迫力と没入感が抜群にいい。もちろん、レース中のエンジン音なども体感に大いに貢献しているので、なるべく音響設備の良いスクリーンを選ぶほうがいい。私自身はモータースポーツに詳しくなくカーレース映画にもあまり思い入れがないが、クルマ好き、カーレース好きなら相当満足度が高いのではないか。
ジョセフ・コシンスキー監督のインタビューなどによると、撮影のために(F1カーよりコストが安い)F2カーを6台購入してF1の車体に見えるよう改造し、新設計のものを含む小型カメラを車1台につき最大4基搭載したという。主人公ソニーを演じるブラッド・ピットも自らハンドルを握ってサーキットを走ったことで、視線の動きから振動による皮膚の微妙な揺れに至るまで、極限状態のドライバーの表情が極めてリアルにとらえられている。
これはカーレース好きには常識かもしれないが、F1マシン自体をはじめ、車体開発、トレーニング、ピットの設備などレースに関わるさまざまな部分に最先端の科学技術が応用されていることにも驚かされた。トレーニングに関しては、アナログ世代のソニーがテニスボールで反射神経を鍛え、ジョギングでサーキットを一周してコースのコンディションなどを確かめるのに対し、同じチームの新進ドライバー・ジョシュアがハイテク機器を駆使して身体能力の向上と走行のシミュレーションに取り組むという対比が効いている。最初は反発していた若手が、いろいろあって次第にベテランに感化されていく流れも、ありがちとはいえ王道ならではのよさがある。
個人的に引っかかったのは、ソニーが自分やチームメイトの順位を上げるために仕掛けるグレーな戦法。規則違反ではないのだけれど、競っている他チームの車に故意にぶつけてセーフティーカーが出る(全車が減速する)状況を作り出すような、いわば規則の脆弱な点をハックして有利に戦おうとする、その姿勢がどうなんだろうと。勝つためには手段を選ばないスタイルはトランプの時代を反映した現実主義かもしれないが、「ヒーローは高潔であってほしい」との願いは理想主義的なメンタリティだろうか。この点が日本でどう受け止められるのか興味があり、見守っていきたい。
ブラピがカッコいいと。
2回目観てきました
まさに漢の映画
IMAXカメラで見たかった
ブラッド・ピットは中年の星
これぞエンタメ
王道レースムービー
F1レースでの事故をきっかけに引退した主人公は、それ以後、賞金目当てで様々なカーレースに出場し、その日暮らしの生活をしてきた。その中で、F1時代の友人に偶然再会し、復帰の話を持ちかけられる。過去のトラウマを払拭し、再起をかけた彼の闘いが始まる。
ストーリーとしては、経験豊富な主人公と新進気鋭な若手との対比、ふたりがお互いを認め合いながらレースで共闘する様が中心に描かれる。本作にはトップガンマーヴェリックの製作陣が入っているらしく、雰囲気もストーリーも類似しているところが多い。既にこの段階で、本作が面白くなる可能性は非常に高い。さぁ実際はどうだろうか。
結果として、本作は基本に忠実な王道を進んだが、突出して優れている点はなく、無難なところに落ち着いてしまった印象である。
私は本作をアイマックスで鑑賞したが、エンジン音やレースの臨場感など存分に体感することができた。本作はアイマックス向きの作品である。
無難とはいえ、ストーリー自体はしっかりしている。過去の失敗に向き合い、背中で若手に生き様を見せる姿はカッコいい。普段会話の少ないふたりが、本番ではお互いの動きで相手の気持ちを察知する。スポーツが持つ最も魅力的な部分の一つである。それを本作では堪能することができる。
ただ、結果として、F1レースで優勝するという予想通りの展開となる。本作のような作品でそれ以上を期待するのは酷であるとは思う。しかし、例えば、これはこの作品にしかないオリジナルなシーンだなと感じる場面は無かった。マーヴェリックのように観客が不安になるほどのアクションもなかった。王道を行った結果、どの場面も既視感のある作品になってしまった。
それでも、おさえるところはしっかりおさえているし、観賞後のスッキリ感はある。空でのド派手なアクション観て、陸でも同様のクオリティを期待した私は、ハードルをあげすぎてしまったかもしれない。
王道のハリウッド映画
上映前にあらすじを見た際、ブラピ演じるソニーがレーサーとして復活し...
とんでもないシーンの連続
全641件中、1~20件目を表示
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