羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来のレビュー・感想・評価
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声優界の妖精、石田彰
前作のヒットで期待していた2作目、アクションのグレードアップは勿論、人間と妖精の共存や戦争についてなどストーリーも深みを持たせた良作でした。
アクションはとにかく“構図”が素晴らしいの一言。カメラワークや場面転換がスピーディーに動き回り、能力バトルの情報量が凄まじいです。新しいキャラクターの異能力は一場面だけでは勿体ないほど魅惑的且つ迫力がえげつないです。
シャオヘイとムゲンの修行シーンは可愛らしくもありずっと見ていたい、後半のムゲンvsナタもサービス的な展開でユーモアもありました。
日本語版にも多数実力派声優が参加し、姉弟子のルーイエに悠木碧さん、過激派思想のチーネンを諏訪部順一さん、そして安定の糸目キャラに石田彰さんと耳福。特に石田さんファンは優美なデフォルメキャラですし必見です。
派手な邦画アニメも面白いですが中国アニメだからと食わず嫌いせず、是非一度でも観てほしい、2度目も観てみたいと思わせる作品です。
予想外に面白かった
肝心の中国映画は…
前半以上に多角的視点を感じたアクション大作
鑑賞動機:前作9割、にゃーん1割
相変わらずの驚異的な映像とそれをギリギリ認識できる程度のいい塩梅にしてあるので、ちゃんとすごーいと言える。白シャオヘイと黒シャオヘイだと黒の方が好きです。
回想はセリフなしで処理してるのも、すっきりしていていい。3あるかな?
和むエンドロールもよきかな。
圧倒的なモブ描写
あの…前作を超越しないでもろて………
アクションがとても素晴らしい!ストーリーも良き。
可愛くてダイナミックで楽しくて面白かった
ムゲン、マグニートーみたいのじゃなくて良かったよ
前作もめちゃくちゃ好きで待ちに待った続編!
前作よりも遥かに多くの戦闘シーンがあり見応え半端なかった!
妖精の術VS人間の銃器というのも新しく、個体では人間より遥かに強い妖精でも歯が立たない様はしんどかった
・ムゲン、こいつマグニートーみたいじゃなくて良かったよ本当に。
哪吒は神様だから恐らく本気出されたら敗れるかもだけど、実質妖精界でも最強だし、人間の持つ地球上全ての兵力も指一本動かすことなく素通りできるの普通にドン引き。
わしゃあの砲手のじじいだったら即転職するわ。
・冒頭とラストの激エモ師弟ダイジェスト
・強くてイケメンの姉弟子(ツンデレ)
・ムゲンにゲームで負ける哪吒様
・ムゲンのダル着&サンダル(哪吒から借りた)
ムゲンのサイズよく持ってたね、そのTシャツグッズか何か?
・妖精最強哪吒様VS人類最強ムゲン
(↑これマジで見たかった)
・何あの甲乙コンビ最高
・ムゲンが執行人になったのには訳がありそうだったけど、その辺いつか語られるのかな
何年でも待つからぜひまたシリーズ作って欲しい!
わくわくが止まりません
映画前作がとても好ましかったので、続きが気になり観に行った者です。
とにかくシャオヘイがかわいいです。
見た目はもちろん、子供らしい純粋さがまぶしいです。
またわくわくが止まらないすごいアクションシーンだけでなく、すべての動きがなめらかで美しく、ずっと目が楽しかったです。とくに転送シーンが大好きです。
物語には襲撃事件やバトル、戦争など血なまぐさいことも登場しますが、絵柄がシンプルでかわいいのと、平和な時の街の住人達や世界の描写があまりにファンタジックで素敵で見ていて気持ちがいいので、そちらの印象ばかりが頭に残っています。
今回の事件の真相はよくわかりませんでしたが、脳が不満でも目と心が満足しきっているので、観に行って良かったです。
しかし人間と妖精の共生は先行き不安です。どんなに良くできたシステムも、時間とともに綻びが出るでしょうし(担当者の代替わりとか!)、平和だと退屈してネガティブ妄想を膨らませる輩もいることですし。
この先シャオヘイが大人の世界に絶望して変わってしまうのではないかとハラハラします。良い仲間達とずっと一緒にいられますように!
それにしてもムゲン様の強さには開いた口がふさがりません。人間っていうの無理があるような…。マキマさんとどっちが強いかなぁ。
「修業して強くなる」
中国語翻訳の難しさを知る
今回、小黒は姉弟子と一緒に、真犯人捜査の旅に出ます。
つまりちょっと刑事ものっぽい感じの雰囲気があるんですが、中国語の単語に慣れてないせいで、吹替版でも、けっこう固有名詞がこんがらがります。
つまり、小黒達がなにやってるかわかんなくなります。
しかも「あれー、なにやってるんだっけか」と思い始める頃にめちゃくちゃカッコいいアクションシーンで横っ面をぶん殴られるので、ストーリーをちゃんと追おうとすると詰みます。
でも、最後まで見ると「あぁ、なにやってるかわかんなくても大丈夫だったわ」となります。
そういう意味では、フィンチャーのドラゴンタトゥーの女みたいな感じです。
でも、内容もとても同時代性があり、なによりアクションシーンのアイデアがめちゃくちゃカッコいいので、映画館で観るべきです。
しかも今回、吹き替えでは悠木碧が完璧なツンデレお姉さんとして小黒を可愛がってくれますので、細田守はハンカチを食い破るほど悔しがるべきだと思いました。
ヤバ過ぎる。 観てる間ずっとニヤニヤしてた。 こんな楽しい映画が多...
さらにパワーアップ!
前回の羅小黒戦記から見ているので続きを楽しみにしていました。前回も思いの外楽しかったですが、今回は更にパワーアップしていました。
まるでドラゴンボールを見ている様な凄まじい戦闘シーンが盛り沢山。物語的にも前回同様に妖精と人間の関わりや政治的な思想など中国にとって不味いんじゃね?と思う様な内容も相変わらず。
今回は姉弟子のルーイエも出てきてなんだかんだありシャオヘイとコンビを組むことになる。
ルーイエの過去とムゲンの弟子になった経緯、悲しい戦争、過去の回想や登場人物の深掘りもあり良い出来になっている。
ただ前回からの続きであり事前情報を知っていないと最初はついていけないかも知れない。
予習をしておいた方が楽しめると思います。
あと今回は放映時間の関係で吹き替え版を見ました。日本アニメと言われても違和感ない感じですね。字幕版だとどうなんだろう?ただ字幕だと文字から単語が分かり状況をイメージし易くなるかも知れない。
人間と妖精の住む世界の地球。悪事を働く妖精を捕まえる執行人の中でも最強の執行人であるムゲンは強力な力を持った若い黒猫の妖精シャオヘイ(小黒)と出会い色々あって弟子にする。ムゲン(無限)と共に小さな村に籠り能力を磨く修行の毎日を送っていた。
そんな時にとある妖精会館が武器を持った人間の軍隊に襲われた。妖精に人間の武器は効かないが、対妖精用の武器を持って急襲したのだ。目的は保管されていた妖精をも殺す事ができる霊木。最強の執行人であり管理者の館長以下霊木を守る妖精が皆殺しにされ霊木は奪われた。犯人は証拠写真からムゲンであると疑いをかけられた。
妖精会館の本部に呼び出されたムゲンは真相が分かるまで軟禁されることに。
ムゲンの無実を信じる姉弟子であり最強の執行人の1人ルーイエ(鹿野)は同じくムゲンの無実を信じるシャオヘイと共に犯人探しに向かう…
果たして犯人はムゲンなのか誰なのか、犯人の目的は何なのか。謎と陰謀にまみれた妖精会館。
今回の事件で妖精と人間との間の関係もギクシャクすることに。妖精にも人間嫌い、人間にも妖精嫌いはいる。微妙な力関係、政治、思想、権力渦巻く世界で果たして真実を見つける事ができるのか?
それにしてもムゲン、最初は亀仙人と同じ立ち位置と強さかと思っていたが、そんな半端な強さじゃなかった…
現実社会を映し出したようなストーリーは何度観ても気づきがあります。
前作『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』については、劇場公開時にその評判を聞いていたもののすっかり出遅れたことと、アニメ映画にレビューを書くことの苦手意識もあって、結局は配信待ちとすることに。その後、ようやくU-NEXTで配信が始まって鑑賞したところ、評判に違わずすっかり好きになってしまった私はこの度、続編の劇場公開を機に「劇場版」を5話に分けた「特別編集版」を観直してTOHOシネマズ日本橋へ。基本、外国語映画(本作は中国語)の場合は「字幕版」を選びますが、配信で観た「吹替版」こそが私にとっての『羅小黒戦記』であり、シャオヘイはやはり花澤香菜さんの声で観たいと迷わず「吹替版」をチョイスです。
可愛い絵柄と、“妖精”がメインキャラクターであるファンタジーというジャンルに対して、ナメていたわけではないもののいささか軽い気持ちで観始めた本作。ところが、「妖精と人間」という異なるアイデンティティ間における“居場所”について、「共存か対立か」で揺れ続ける現実社会を映し出したようなストーリー。強硬派から穏健派まで幅広くグラデーションな考え方と、過去に起きた歴史問題に対するそれぞれの想いが交錯する中、「理想とは?」を考えさせられ更には「その現実のための選択」を問われ続ける重要且つ難題な内容。そして、独自の世界観における社会構造に対する理解と、沢山のキャラクターとその属性、さらに固有名詞に対する中国語への慣れと記憶など、正直一度観ただけでは消化しきれません。ただその点、シャオヘイの可愛らしさは何度観ても飽きないので全くネガティブではなく、今後も定期的に観直したい“飽きっぽい私にとっては”稀有なシリーズでもあります。
続編となる本作はまず、前作に起きた重大ないさかいがきっかけで様々な“現実”に触れ、自分なりの“選択”に面と向かうことの重要性、そしてそれに見合う自分となるための決意で立ち向かうシャオヘイ(花澤香菜)が、弟子入り志願を許された“最強の執行人”ムゲン(宮野真守)のもと、修行と飲食に明け暮れる毎日。今回もシャオヘイは美味しいものにときめき、その食いっぷりが最高です。そして、本作きってのキーパーソン・ルーイエ(悠木碧)の登場と、シャオヘイとのコンビによるファイトは身悶えるシーンの連続。二人の関係性とそこにルーイエの過去が重なり合い、それぞれの「正しい選択」に観ている私も揺れ動きます。そしてさらに、同時進行でもう一つの危機と対峙しつつ、人間・ムゲンに対する疑心暗鬼で一触即発の妖精たちとの攻防がまたハラハラ。前作で“彗星の如く”登場したにもかかわらず、ある理由から力を発揮することなく一転して手持ち無沙汰となったナタ(水瀬いのり)も、今回はとうとう本気モードの戦闘が見られます。
と言うことで、今回も裏切るどころか益々“好きさマシマシ”となった本シリーズ。配信で何度も観るのもいいけど、久しぶりにフィジカルメディアやグッズにまで動きかねない食指を抑えるのに必死です。早く3作目が観たい!!
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