ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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ナイト・フューリーが可愛い
2010年の1作目のアニメーション映画の実写版。
4DX吹替を鑑賞。
吹替、違和感はありません。
4DX、今作は耳元と足元のプシュッも顔への水しぶきも少なく、背中でのボコッも、ほんの数回だけ。椅子の揺れが緩やかで刺激が少ないです。
会話シーン、大事なのでしょうけど短めにするか引きのワンカットにするとかして工夫してほしかったです。
飛行シーンの解放感・臨場感・躍動感がとても良く、何よりリアルなナイト・フューリーのトゥースが可愛いかったです。
アニメ版にかなり忠実な実写(?)映画化、リアルで迫力のある映像と間...
ワクワクの飛行シーン、バディものとしての素晴らしさ
人はどうして空を飛ぶことに憧れてしまうのだろう。スーパーマンみたいに自分で飛ぶことはできなくても、何かに乗って空を飛ぶことを夢見てしまう。本作でヒックがトゥースに乗って空を飛ぶシーンで、やっぱりワクワクしている自分がいた。スピード、飛行ルート、そしてトゥースとのバディ感、とても素晴らしかった。アニメ版との大きな違いはこの空を飛ぶシーンのワクワク感なんじゃないか。
もちろん昔、アニメ版を観たときに感じた、バディものとしての面白さもちゃんと引き継がれている。一緒に行動できるようになってからのトゥースは、猫のようで、犬のようで、馬のようで、相棒と呼ぶにふさわしい存在感だ。こんなの好きにならずにいられない。バディものが好きだから、あんなにわかりやすくても感動してしまうのは仕方ない。いや、むしろあんな王道の展開であることがありがたい。そして、最後のヒックの姿がバディとしての絆を強めたと思うのは持ち上げすぎだろうか。あまりアニメ版から大きく変えてこなかったので安心した。素晴らしい物語だった。
また、ドラゴンと人間の対立関係を見ると、争いごとを解消するのはとても大変なことだと感じる。報復には報復を返す、そんな思考では永遠に争いごとは終わらない。そんなメッセージが込められている。これを観た人たちが争いごとに少しでも躊躇してくれることを願う。
あー、面白かった
ドラゴンと生きる平和の心に感涙!
アニメを観たことがなく全くの初心者でしたが、めちゃくちゃ楽しめました笑。特にポンコツだった仲間たちが、いきなり優秀な味方としてドラゴンに飛び乗り、大活躍しているシーンに、涙が自然と流れ続けてしまい、見事な友情に完璧にやられましたね笑。ですので、またまた素晴らしい傑作に出会えた気がして大感謝です!人間とドラゴンが戦い続けてきて、人間は何百人、ドラゴンは何千匹が亡くなっていて、その止まることのないお互いへの憎悪は、何百年かけても消えることはないような設定(ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナのよう)でしたが、それを見事にヒックとドラゴン(ナイト・フューリー)がひっくり返します。腰抜けと言われていたヒックの心の中にあった平和への願望が打ち勝ったのでした。もちろん相棒となったドラゴン(ナイト・フューリー)の従順な美しい心も貢献してくれます。人間の味方になったドラゴンたちと巨大なラスボスドラゴンとの戦いの中で、この戦争の憎悪が見事にかき消えてしまうシーンはとても秀逸です。やっぱり愛が全ての憎悪を溶かしてくれるのだという素晴らしいお手本のようなストーリーでした。ヒックを支える戦友となるヒロインもめちゃ可愛いです笑。そして、ドラゴン(ナイト・フューリー)の健気さと可愛さはもう満点としか言いようがありません。あと、人間を乗せて空を自由自在に飛ぶドラゴンたちの勇姿はとても輝いていて、いつまでも記憶に残りそうでした。感謝!
追記 ヒックが生還した時、片足が義足になっていたことだけが心残りです。五体満足で生還して欲しかった泣。
主人公ヒックがアニメからそのままの違和感ゼロの美少年を発掘
上出来のCGアニメーションであった作品がなんと実写となってリブートされた。驚くのはアニメの主人公少年ヒックがそのまんまアニメから飛び出したような生き写しです。逆に言えばメイソン・テムズに制作者達が出会ってしまって、本作の企画が立ち上がったかもしれません。そもそも頭でっかちで不格好なドラゴンは依然と容姿は変わらぬわけで、人物はCGで顔だけをトレースしたんじゃないかと思うくらいに。しかも彼は2007年生まれですよ、現在18歳、撮影時は16~17歳の驚くべき若さ。素顔はなんと美少年でかの「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンそっくりじゃないですか。相手役のニコ・パーカーは3歳年上、近頃は細面より丸顔の方が人気なんですか?ゼンデイヤしかり。どっかで見覚えありでして、実写版「ダンボ」の少女でした。ファザコンがテーマとあれば強力な父性が必要で、絵にかいたような父親像をジェラルド・バトラーが好演する。
共にいがみ合い戦争ばかりしていた人間とドラゴンが共存の道を探したらあっさりとみつかりましたと、現時点での世界の腐った状況への揶揄と言ったら恥ずかしいようなドストライクのお話です。そこへ主人公少年のファザーコンプレックスの克服を絡ませた成長噺、これまた定番中の定番ストーリーです。しかし、誠実に描けば決まりきったストーリーでも当然に心を打つわけです。さらに圧巻の飛翔シーンがセールスポイントで、今回IМAXフォーマットを選択したのは大正解でした。ちなみに上下フルサイズ映像を基本としつつ会話シーンとなると天地が縮みます。
アイスランドの荒涼たる大自然がステージとは言え、ドラゴンの大群はもちろん、戦闘シーンも含めCGベースが多用され、どこまでが実写なのか相当にややこしい。しかも、毛皮をこんもり着用の衣装ですから顔以外総てCGも簡単でしょう。だから悪いわけではなく、爽快な描写に酔わせて頂ければ十分です。
仔細にツッコミどころは満載ですが、殆どは本当に仔細で本作の価値を堕とすレベルではない。けれど、肝心のラストにラスボス的な巨大ドラゴンが登場し、それを倒して目出度い目出度いですが、もとより女王蜂のようなとセリフで言及しているのですから、ドラゴン社会は大丈夫?と激しく心配になります。一方でバイキングのプライドと言うか受け継ぐ血の荒々しさも、笑ってしまう程に浅はかなのが惜しい。今どきですので北欧のバイキングに黒人もアジア人も混ざってます、一応れぞれの地区から参上として。制作予算はざっと1億5000万ドル(220音円)のようで、相当に金をかけてます。逆に実写版でよくぞ踏み切ったと感心してしまいます。ここまで来たら実写2も当然あるでしょう。
主人公が自分らしく生きる物語
実写化したことで起きた致命的な欠点
アニメ版はかなり昔に観た記憶があるが、内容はうろ覚えの状態で、今回の実写版を観た。
アニメ版は面白かった記憶があったものの、実写版は正直、イマイチに感じた。
帰宅後、アマプラでアニメ版を見直してみたところ、まず驚いたのが、実写版が冒頭のナレーションからアニメ版を忠実に再現していたこと。
リメイク映画で、ここまで原作と展開がそっくりなのは非常に珍しい気がした。
アニメ版は、後に実写化されることを前提に作られたわけではないため、アニメだからこそ可能な演出が満載。
それを実写で忠実に再現するのはかなりの難易度だと感じるが、その点において本作はかなり成功しているように思えた。
特に、主人公のヒックがドラゴンのトゥースに乗って高速で飛行するシーンは、生身の人間とCGのドラゴンを組み合わせたジェットコースターのような映像に仕上がっており、驚異的な映像技術の高さを感じた。
ただ、個人的に本作の実写版を楽しめなかった最大の原因は、テンポの悪さ。
内容はほぼ同じなのに、上映時間は98分から125分へと約30分も増加している。
実写版鑑賞後にアニメ版を観ると、登場人物たちの動きが1.2倍速のように感じられた。
逆に言えば、実写化する際に人間の動きがリアルな速度になった結果、アニメ版よりも間延びした印象を受けた。
また、実写版はリアリティを持たせるために描かなければならない描写が増えたことで、話が長くなったようにも感じた。
その結果、アニメ版ではテンポよく話が進むため気にならなかった描写が、実写版では考える時間ができてしまい、「それっておかしくない?」と思うことが増えた。
まず、冒頭でドラゴンの群れがバーク島の村を襲う場面。
アニメ版では「ドラゴンにいたずらされた」程度の被害に感じたが、実写でリアルに描かれると、村はほぼ壊滅状態で、復興には最低でも数ヶ月かかりそうに見えた。
村人たちは昔から定期的にこの被害に遭っているわけだから、アニメ版よりもドラゴンを殲滅したいという憎悪の念が強く感じられる作りになっていたと思う。
そのため、後半、村人たち、特にアスティと父親のストイックがドラゴンを受け入れる場面があまりにもあっさりしていて、違和感がすごかった。
物心ついた頃からドラゴンに対して積年の恨みがあるはずなのに、簡単に心変わりするのは不自然に感じた。
ドラゴン退治の訓練のための闘技場の場面も、アニメ版では気にならなかったが、実写版ではいつ死亡事故が起きてもおかしくないように見え、訓練としてのリスクが高すぎるように感じた。
他にも、トゥースを船の先端に縛りつけたらバイキングたちがドラゴンの根城に辿り着ける理屈がよく分からなかったり、ヒックがトゥースを乗りこなすのに苦労したのに対し、他の仲間たちがあっさり乗りこなしていたりする点にも違和感を覚えた。
あと、これはアニメ版を観た時から感じていたことだが、バイキングとドラゴンの関係が現代における人種問題のメタファーのように思えてくることがある。
その視点で観ていくと、ラストが「対立する相手は奴隷にすれば良い」という結末に見えてしまい、強烈な違和感を覚えた。
この映画を人種問題のメタファーとして観る見方が間違っているだけなのだが、アニメ版でも指摘されていた点なので、実写版でも変わっていなかったのは残念。
重厚な人間ドラマを好む人には良いのかもしれないが、個人的にテンポの良い映画が好きなので、実写化して良かった点もありつつも、アニメ版ほど心に響かなかった。
もしアニメ版がなく、この実写版だけが作られていたとしたら、『ヒックとドラゴン』という作品は、映画ファンの間で長く愛される名作にはなっていなかったように思える。
今年最高傑作!
2025.9.17.
【IMAX字幕版】鑑賞。
トゥースが見せてくれる自然の世界。
怯えた魂も、共に風を突き抜け、宙にとけるよう。
このファンタジーは作りものだが、描かれる夢を
いつまでも信じたい。
この歳になっても、信じたい。
アニメーション3部作を何度も観ているので、
トゥースとの絆は永遠だと知っていても、
そう信じたい。
IMAXは、自分を包むかのように映像世界が広がって、
「ヒックとドラゴン」にピッタリだった。
【吹替版】鑑賞。
(どうしても時間が合わず。勿論IMAXで観たかった。)
トゥースと共に、雲のなかを飛ぶ。
先へ、その彼方へ。
石頭たちが、もしかするとやわらか頭になるかも
しれない。
(もう、トゥースとの飛行シーンから涙が止まらない。
ずっとずっと止まらなかった。)
アニメーション3部作『ヒックとドラゴン』は
僕の人生の宝だと確信しているので、
なぜ実写化する必要があるのかとも思うが
(まぁ大人の事情だろう)
そのまま映像化すれば意味もないので、
実写にあたり製作側が最も注意したのはライド感覚だろう。
その点は成功。
アニメーションでは感じられなかった、
まるで内臓が風を受けているような、
左右から風を受けるような、
そんな映像体験ができた。
(ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも早く、
ヒックとドラゴン・ライドを創ってください。
期待しています。)
上映時間が合ったら勿論、IMAX体験企んでいます!
吹替版、良かったです。
ヒック役、坂東龍汰さんのなまえをエンドロールで観て、納得。
さすが!
まさに王道ファンタジー
アニメ版の大ファンです
「ヒックとドラゴン」アニメファンです。
トゥースの眼にやられました
飛行感が良い!
今年子供に観せたい映画大賞
さすがのドリームワークスクオリティー。
実写でも素晴らしい出来栄えでした。
映像綺麗なので映画館で是非鑑賞を。
でも、ドリームワークスって日本だけかもだけど宣伝下手だよね、お金かけてないだけ?
映画はいいのになかなかバズらんよね。
まあ、日本は国産アニメも強いもんな。
ヒーローユニバースではDCがアベンジャーズを逆転した感あるけど、
アニメとかファンタジーでも最大手をドリームワークスが超えそうな雰囲気ある。
何が起きてる?w
忠実
3Ðアニメーション映画で鑑賞し、シリーズ通してファンになったのですが、今回なぜ実写化されるのか不思議に思っていました。というより、こんなに面白い映画がそれほど注目されることなくスルーされてきたことが不思議なのかも。
軽いノリもそのままに、父親のストイック役にはなんとオリジナルで声優も担当したジェラルド・バトラーが起用され、本当にアニメシリーズのファンには何の違和感もない実写化。記憶が薄れていることもありますが、違いを探すのが大変なほどに忠実に実写化がなされています。
正直に言うと、「ここが違うから好きになれない」とか「飛ぶシーンが実写だと迫力不足」などのマイナス部分を恐れていました。もともと完璧な映画を実写で作り直したからと言って、完璧でいられると思えなかったからです。
結論から言うと、心配は吹き飛んで最高に楽しめる作品になっていたということでした。あえて不満があるとすれば、「忠実すぎる」ということです。
いままで出会ったいくつかの名画たち。
そのどれにも当てはまることですが、「まっさらの状態でもう一度見直したい」と思う興奮と感動を味わえたことです。
実写化されたことでそのチャンスを得ることができました。アニメシリーズを見ていない人がまっさらの状態で楽しめることがうらやましくて仕方ないです。
完璧な実写化
全243件中、141~160件目を表示
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