ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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ドラゴンの多種多様さが見どころ、テーマは共存
実写ならではの解像度の上がり方はしていると感じた。
アニメも数作つくられており、
私も2019年に3作目は劇場版で観たので、
正直目新しさはないものの、
映像×音響による表現力の豊かさに感じ入った。
多種多様なドラゴンは女王ドラゴンに牛耳られており、
じぶんたちが食べられないようにするのに必死だ。
そしてドラゴンは人間の敵ではなく、共存できる生き物であるところを描く
ところが本作のキモであり、キーマン(橋渡し役)がヒックとトゥース。
小馬鹿にされ続けてきたヒックの存在感が
徐々に増していく見せ方は、映画的カタルシスがあって良かったと思う。
私にとっては俳優で観る映画ではなかったため、
吹替で充分だった。むしろ集中して観ることができたかもしれない。
ベタだけど、面白い!こういうの!
細部までよくできてる。
それほど話題にはなっていないが、お客さんは家族連れを中心にかなり入ってた。
15年前の劇場アニメ版は当時も結構高評価だったから、その当時のファンが親になって、お子さんを連れて来たのかも知れないな、などと思いつつ。
ありがちな「危険な動物と主人公が心を通わせる」系の物語に見えるが、侮ることなかれ。
ただの主人公の引き立て役になりがちな脇のキャラクターたちを始めとして、登場する他のドラゴンや、小さいが特徴的な仕草やセリフも、二度三度と物語にちゃんと機能する作りになっている。
この緻密なシナリオと演出って、お話が王道なだけにあんまり感じにくいけど、作中で使った一つ一つをストーリーの単なるパーツで終わらせないって、当たり前の様ですごく難しい、と思って観るとまた感じ方も変わる。
ラスボスの迫力もすごいし、エピローグを全部ハッピーにせず、ちょっとだけ苦味を入れて、でもそれも爽やかに締めるのも清々しい。
敵を退治するのに、主人公が決して暴力や腕力に頼らないスタンスを徹底させるのもまた、物語のテーマとブレることなく観ることができた。
(「非暴力」を訴えながら、ラスボスは武力で叩きのめすって話、実は結構あるし)
家族で観るにまさにふさわしい作品。
完璧な実写化
ドラゴンと人々が戦う世界で唯一心を通わせたドラゴンと主人公。ドラゴ...
アバターの二番煎じ?
ちょっと期待し過ぎたか
とにかく楽しい
以前やったアニメ版は、子供向けかなと思って観てなかったけど、ちょっと侮ってた。
序盤に自作の駄作兵器で失敗という、やる気が前のめりなキャラクターと紹介したうえで、ドラゴンを分析しつつ少しずつ手懐けていくという、ヒックをちゃんと賢い子として描いていて良い。
まぁ周りを危険にさらしたり、親子ともども人の話を聞かないのは、少々イラつきもしたけど。
他のドラゴンたちのデザインは、ジュラシックシリーズ寄りなのに対し、凶暴とされるナイト・フューリーことトゥースが、恐ろしいのか疑問なほど可愛い。
でも口から吐く光の玉みたいのは、火とか毒とかよりも化学物質的で、なんか強そう。
最後のデカドラゴン戦は、ずっとドキドキワクワク。
ちょっと三半規管ブッ壊されそうだったけど。
呼吸できないだろ?とか、ヒックがあんな苦労したのに、他の子がいとも簡単に乗れてしまうなど、ツッコミどころはあれど楽しかった。
昼間は吹き替え版だけなのが残念だけど、ヒックがホントにHiccupなのね。
最高に熱い! 超王道のヒロイック・ファンタジー!!
IMAX生まれの作品なのでIMAXで鑑賞
感動のストーリーとド迫力で圧巻の映像に大満足
失敗ばかりで周りに馬鹿にされ、バイキングの首長でもある父親からも失望されている主人公ヒックがドラゴンのトゥースに出会い友情を育みながら成長していく感動のストーリー、個人的に大好きなジャンルで期待度MAXでの鑑賞でしたが、それを上回る面白さに大満足でした
主人公ヒックを演じたメイソン・テムズさんがヒックのイメージにピッタリでとても爽やか、一生懸命で力強い演技に好感が持てました
感動のストーリーラインに加え、本作はダイナミックな映像が素晴らしい
予告編でも流れている通りヒックがトゥースに乗って飛ぶシーンは最高のライド感、自分も風を受けて飛んでいるかの様な爽快な気分を味わえスゴイです
そして予告編は序の口、特に後半はヒックとトゥースだけでなく、他のドラゴンも入り乱れ、『アバター』(2009)を彷彿とさせるド迫力の空中戦が圧巻、最高のカタルシスを味わえます
そして、北アイルランドやアイスランドで撮影された雄大でダイナミックな自然をバックに流れる壮大な音楽はバイキングやドラゴン伝説を想起させ感動的
と、少年の成長譚が描かれる熱いストーリー、息を呑む圧巻の映像美、そして魂を揺さぶる壮大な音楽、全てが最高位でまとまった見応え満点のアクション・アドベンチャーに大満足でした
アニメ版に軍配。その理由。秀作だが。
IMAXで観るのがいい
原作に忠実で完璧な実写
完璧な実写!!
映像も音楽もキャストの演技も世界観も、
原作に合わせて忠実に再現されていました!!
アニメで好きになって、実写の予告編流れた時
絶対見に行こうと思ってました!!
原作が好きな人も知らない人も、
これから観るべき作品の
一つだと思います!!
⭐︎4.7 / 5.0
最高のアニメ実写化映画!ヒックとドラゴンを見たことある人も、無い人も皆見て欲しい
字幕版IMAXを視聴。
私はCGアニメ映画版を知っている者ですが、文句の付けようがない実写化でした。
アニメの内容やセリフなどはそのままに、バイキングとドラゴンの戦いやトゥースレスとのテストドライブ、レッドデスとの空中戦のシーンなどは実写ならではの迫力があったかと思います。また物語での大きな違いは無いものの、本作ではバーク島におけるバイキング達の生活がより鮮明に細かく描写されていたと感じます。
私が特に好きになった本作で追加されたシーンは、いつもスノットに変なプレッシャーを与えるだけの困り者の父、スパイトが”レッドデスと対峙する息子を見て心配する”という細かな描写を追加してくれたのがとても好印象でした。スパイトもスパイトなりに自分の息子の勇姿を褒め称えていましたね。ヒックとスノット、性格の違う2人ですが、話が一方通行で頑固な父を持ち、その父に褒められたいとする姿は案外似た物同士なのかもしれませんね。
今年初めての星5!製作者の愛を感じる映画に間違いは無い
こんなに細部までこだわって作られた映画は久しぶり。
それもそのはず、原作であるアニメ版と実写版はどちらも同じディーン・デュボア監督が手掛けている。
彼は「リロ&スティッチ」「野生の島ロズ」など、「人と宇宙」「動物とロボット」といった本来分かり合えないもの同士の愛情、友情を描くことが得意で、本作は彼の代表作と言える1本の実写化。本当に完璧な作品だった。
まず言えるのは、絶対に映画館で鑑賞すべきであるという事。ドラゴンと大空を舞う大迫力のシーンに、大音響で流れる曲「Test Drive」そして、見せ場のシーンは全てIMAX画角で撮影され、通常画角とのメリハリが更なる迫力を生んでいた。全編IMAX画角よりも良かった。
肝心なドラゴンのビジュアルは完璧で、アニメ版ではカートゥーン調で描かれているが、実写化にあたってリアルよりに一新されていた。中でも、ヒックの相棒トゥースのビジュアルが素晴らしい。言葉は話せないが、喜怒哀楽がしっかり分かる顔で、リアルだけどアニメっぽさを絶妙に残してあるデザイン。
ストーリーはドラゴンとの戦争から共生を目指すシンプルであるが、シンプルだからこそ演出、演技に集中出来、大迫力の映像をストレートに受け止められる。
大人から子供まで楽しめる完璧な娯楽作に仕上がっており、上映後また鑑賞したいとすぐに思えた程だった。
エンドロール中にも映像が最後まで流れており、監督のこだわりを感じ、感情を高めたまま劇場を後にした。
続編を大いに期待しつつ、今作をリピートしていく。
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