ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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犬映画で泣く私が、ドラゴンで泣いた日
本作はアニメの実写化という、どうしても冷ややかな視線を浴びやすい企画であり、原作ファンからすれば「アニメで完成しているのに、なぜわざわざ」と突っ込みたくなるし、リメイク作品にありがちな“劣化コピー”の心配もある。ところが、いざ劇場で観てみれば、気がつけば涙腺をやられていた。しかも何度も。
物語はご存じのとおり、弱々しく不器用な少年ヒックが、敵とされてきたドラゴンと心を通わせることで、世界を変えていくという定番の成長譚だ。テーマ自体は「状況を変えるのは個性」という、耳タコなフレーズに集約できる。だが本作が優れているのは、それを安っぽい説教にせず、物語の必然として描いている点だ。ヒックが「殺せない」性格だからこそトゥースとの友情が芽生え、その個性がやがて村全体を救う力になる。これは予定調和ではなく、登場人物の関係性の積み重ねから自然に導かれた結論であり、だからこそ観客の胸を打つ。
泣けた場面はいくつもある。父ストイックが息子に「誇りだ」と告げる瞬間は、親から承認されたいという普遍的な願いを突き刺す。犬の映画で泣けるのと同じく、言葉を超えた絆が確かに存在すると思わせるトゥースの表情も忘れられない。彼らの関係は友情以上、親子や伴侶にも似た、相互に欠けを補い合う存在として描かれており、それが観客自身の記憶や体験に重なってくるのだ。
もちろん、現実的に考えれば矛盾は山ほどある。あの数のドラゴンを養うには食料が破綻しているはずだし、女王を倒して生態系がどうなるのかという問題もある。それでも作品世界では、そうした計算を超えて「理解し合うことで世界は変わる」という寓話が優先される。観客は理屈ではなく、心で「こうありたい」と願わされる。それが涙を誘う。
実写化によって、アニメでは届かなかった生々しいリアリティが加わった。トゥースの瞳の奥に宿る知性や、ヒックの震える声に込められた迷いと勇気は、実写だからこそ観客の胸に迫る。結果的に、これは単なるリメイクではなく、オリジナルを補完し、超える体験になったとすら思う。
リメイク作品に対して構えていた自分が、映画を観終えたあとには心の中で「やられた」と呟いていた。細かい突っ込みは抜きにして、ただ良い映画だった。心からそう言える作品に出会えたことが、何よりの驚きと喜びである。
リメイクしたのは4DXで実写化だからじゃん!
アニメ版未鑑賞。今回は普通ので鑑賞しました。
リメイクしたのは実写にして15年も経ったCG技術を駆使したらこうなるよってのをやりたかったんじゃない?という感想。後は4DXで楽しめる飛翔感などを作りたかったんだろうなぁという感想。私は普通ので観たのでそれなりの感想です。
まぁ、子供を連れて行けば喜ぶだろうとは感じたけど、ドラゴンが簡単に懐いてしまうという件は(ヒックの仲間にも懐いたのはビックリ)もっと捻った方がと感じた。
ガチャピンが空を飛んでいるみたいでちょっと笑ったな。
忠実
3Ðアニメーション映画で鑑賞し、シリーズ通してファンになったのですが、今回なぜ実写化されるのか不思議に思っていました。というより、こんなに面白い映画がそれほど注目されることなくスルーされてきたことが不思議なのかも。
軽いノリもそのままに、父親のストイック役にはなんとオリジナルで声優も担当したジェラルド・バトラーが起用され、本当にアニメシリーズのファンには何の違和感もない実写化。記憶が薄れていることもありますが、違いを探すのが大変なほどに忠実に実写化がなされています。
正直に言うと、「ここが違うから好きになれない」とか「飛ぶシーンが実写だと迫力不足」などのマイナス部分を恐れていました。もともと完璧な映画を実写で作り直したからと言って、完璧でいられると思えなかったからです。
結論から言うと、心配は吹き飛んで最高に楽しめる作品になっていたということでした。あえて不満があるとすれば、「忠実すぎる」ということです。
いままで出会ったいくつかの名画たち。
そのどれにも当てはまることですが、「まっさらの状態でもう一度見直したい」と思う興奮と感動を味わえたことです。
実写化されたことでそのチャンスを得ることができました。アニメシリーズを見ていない人がまっさらの状態で楽しめることがうらやましくて仕方ないです。
完璧な実写化
見事な実写化
バイキング族長の息子ヒックだが、勇猛な戦士として活躍する父とは対照的に村を襲うドラゴンとの戦闘ではまるで役立たず。なんとか周りに認められようと自分で開発した捕獲器射出装置で伝説の黒いドラゴン「ナイトフューリー」を仕留めたかに見えたが、翌日落下地点と思われる場所へ行くと――
2010年にCGアニメ映画として公開された『ヒックとドラゴン』。
その実写化。バイキングの族長は原語版で声を当てていたジェラルド・バトラーがそのまま演じていてピッタリ。
CGアニメ版も鑑賞し大好きな映画であったが、今回の実写版はCGアニメ版の再現度が高い!
ヒックやその友人たちの雰囲気がそっくり!
話も変にオリジナル要素を入れたりせず、出来の良かったCGアニメ版をほぼ忠実に再現しているので、初めて見る人でも無理なく安心して見られる出来になっている。
ストーリーはドラゴンを「敵」と見なして退治するバイキング族長の子供でありながら、ドラゴンの命を奪うことに疑念を感じドラゴンと共に歩もうとする優しいヒックとトゥースの心温まる物語。
CGアニメ版は続編も作られたので、実写版もこのまま続編を期待したい。
面白かった!オススメ!
別の映画の予告で見かけ、なんとなく面白そうだなー、とゆるい気持ちで空いた時間に観に行ったんですが、とても面白くてのめり込んでました。
こんなに面白いと思った洋画は久しぶり。
似た作品でパッと思いつくのは、パイレーツ・オブ・カリビアン、ジェラシックワールドぶりかも。
特に最近の話って裏があったりするから、ストレートに話が読めないし、洋画っていつも自分の中と登場人物の行動や言動に解釈の違う部分があり、面白いけど何か違うというシーンが必ずあるんですけど、最初から最後まで解釈一致で展開も楽しく
「どうなるの?!」
「助かってー!!」
と心の中で何度も叫びなから鑑賞してました。
吹替版を観たんですけど、最初のエピローグで、ヒックの吹替声優の棒読みの違和感が気になって、字幕にすれば良かったかな…?と思いつつ見始めたんですが、途中から気にならなくなりました。
途中から洋画の吹替だなと。慣れた。
冒頭の棒読み感はヒックの自信なさげな感じを表現していたのかも?
冒頭の父親とヒックの言い合いに声を出して笑い、アスティのカッコよさ、思考の柔軟さ、お父さんも思った通りの行動をしてくれて良かったなと思ったり。
また、暴力ではなく、頭脳で解決し、共存しようとするのも好感が持てました。
ヒックとドラゴンは見たまんまの王道ストーリーで、期待した通りの展開で、観ていてスッキリするし、こうなってほしい!がそのまま表現されていたりでとても満足しました。ずっと仲良しでいて欲しい。空想の世界ぐらい幸せでいて欲しい。
ただ、最後のドラゴンを「ペット」と言う事だけは解釈が違っていて、私は「相棒」にして欲しかった。
不満と言えばこれぐらいでしょうか。
シリーズを通して観れば見えてくるものがあるし、意見も変わるかも知れませんが、私の中でここで「ペット」は違うかなと。
このシーンは全てをひっくるめて、「あの後どうなったんだろう?」って思う人に向けて描かれたシーンかな?って解釈したので。
続編が作られなかったとしても、ドラゴンと仲良くなる未来が用意されてるよ。
って思えたから後味が良いなって。
もし、2が作られた時に世界観が壊れないと良いなと思いますね。
先に上げた二作は2以降好みではなかったので観るのやめたし。
ストーリーを知った状態でもう一度観に行きたいなと思う作品です。
面白かった!!
また観てきました!
やっぱり面白い。
トゥースめちゃくちゃ可愛いですよね。
懐かない猫が懐いた時の愛おしさを感じますね。
ちょっとしたイタズラ心も可愛いし。
や同じ物を食べる、食べ物を分け合うのは、仲良くなれるんですね!
吐き出した魚食べて偉いよ、ヒック!
王道アニメーションの実写化
オリジナル?のアニメーションは未鑑賞だが、どこか懐かしく感じさせるストーリーで、王道ゆえに見終わった後の爽快感はちゃんとある。
せっかくの実写にも関わらず、凶暴なドラゴンとの戦いでも凄惨で残酷なシーンを無くしているのは、子供向け映画というのは理解するものの、かなりの物足りなさを感じた。
原題はHow to train your Dragon.(あなたのドラゴンの調教方法)だが、邦題の方が相棒(バディ)感があって断然良い。
子供の頃テレビで観た「小さなバイキングビッケ」同様、強くて豪快な男達を知性と優しさで認めさせ新しいリーダーとして引っ張って行く、というのはバイキング物語アルアルなのだろうか。
飛行シーンや空中戦は若干見づらくわかりにくい部分もあったが、スピード感や迫力、臨場感はしっかりとあり、実写ならではの見応え十分な映像になっている。
子供と一緒に観に行くにはベストな映画だと思う。
今だからこそ見る価値がある【全世代向け】
アニメ映画版の実写化。アニメ版も傑作だが、この実写版も匹敵か、飛行シーンの迫力は勝る。
ストーリーは、人間とドラゴンの対立を超えられるか否か、を問う。戦争や紛争の相次ぐ今だからこそ、親子で観て語ることもできるだろう。
親は親の目線、子は子の目線で感動する。
子の新しい世を創る行動が、感動を呼ぶ。
いつの世も光を創るのは、未来を創る子どもたちだ。
圧巻は主人公とドラゴンが協力し飛行するシーン、このとき、種を超えひとつのことを達成した感動を得れる。大迫力なのでIMAXをオススメする。
エンディングにも一捻り。戦争は必ず何かしら傷跡を残すが、ここで初めて「対等」になったことがわかる。
そしてタイトル。ここにこそ監督のメッセージが込められている。
こちらが武器を捨てれば、ドラゴンは融和に。
こちらが武器を持てば、ドラゴンは凶暴に。
ドラゴンは一体何を指しているのか、そのメッセージが最後にわかる。
最初の出会いをもう少し丁寧にしてはと思うし、また展開が多少ゆったりな感じもするが、全世代向けとすればこれくらいのスピードが適しているかと。
音楽も感動を誘う。ぜひ親子で観に行ってほしい。
間違いなく傑作です。
実写化も安心
気持ちいい!
王道中の王道ファンタジー、現代にこそ大切な共感、負の連鎖を断ち切る勇気の物語が感動的! IMAXで飛翔感を体感しよう!
ドラゴンとバイキングを描いた王道ファンタジー。
アニメの実写化でそちらは未試聴で、内容はストレートで感動しました!
長い間ドラゴンと戦い続けるバイキングの島が舞台。
その族長の息子で、ドラゴンのせいで母親を失ったヒックが、ある日手負いの最強のドラゴン「ナイト・フューリー」(トゥースと命名)と出会い、心を通わせていく。
ヒックの鍛冶屋の知識が役立って、ドラゴンのかけていた尾翼の義翼?を作り、鞍に乗って操縦することで、ドラゴンとの共同作業で自在に飛行できるようになり、心を通わせ信頼を得るという、非常に理にかなった展開が本当にうまくて、納得させられる。
観ていると自然と、トゥースの可愛さ、健気さ、勇敢さ、懸命さ、控えめで聡明なところに共感させられる。
また、ドラゴンの中でも、個性的で優しいが故に、孤立している存在であるところもヒックと同じ立場。
息子の話を聞かないで、自分の考えでしか話さない父親。
いったん相手の話を聞くことの大切さ。
例え母親の死に関係していたとしても、長年の負の連鎖を断ち切る勇気が必要であること。
改めて訴えかける、今の時代に通じるテーマが刺さりました。
よく言われる「共通の敵の存在」も大きかったかもしれません。
(他の4匹のドラゴンが懐くの早すぎ!とも思いましたが。)
【”皆大好き、ファンタジックアドベンチャービルドゥングスロマン映画。そして恩讐の彼方に。”今作は心優しき少年と傷ついたドラゴンの間に芽生えた絆が齎した僥倖なる事を描いたムネアツ映画である。】
■ドラゴンと戦いを続けるバイキングの長、ストイック(ジェラルド・バトラー)の一人息子の心優しきヒックは、若手のトップスレイヤーを決める”炎の訓練”の後に、森を歩いていると、尾を怪我した最強のドラゴン、ナイト・フューリーを見つける。
彼は、ドラゴンにナイフを突き立てようとするが、その緑の瞳の中に”恐れ”を見た彼は、尾に補助剤を付け、お手製の器具を付けて、餌をやり交流を深めていき、ドラゴンの背に乗って大空を飛ぶようになるのである。
そして、彼はニック・フューリーとの交流の中でドラゴンの特性を学び、”炎の訓練”で戦わずして優秀な成績を収め、トップスレイヤーとなるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
□現在の世相を考えると、この作品が発するメッセージは大変に貴重だと思うが、余りそういった事は敢えて記さずに、素直な感想を記す。
・最初、バーク島のバイキングたちは父ストイックを含めてヒックを臆病と思っているが、そうではない。彼は臆病などではなく、聡明で優しい少年なのである。
・少し脱線するが、バイキングの長、ストイックを演じたジェラルド・バトラーが見事に嵌っている。スコットランドの血が入っているからかもしれないが、髭ずらを見ていると”貴方はノーメイクでいけまっせ!”と脳内で激しく呟いてしまったぞ!!
・今作のナイト・フューリーの緑の眼が良いのだな。
優し気で、様々な表情が見て取れ、且つ知性を感じるのである。VFXの勝利であろう。あの目が有ってこそ、この物語が成り立つと言っても過言ではないと思うのである。
・当然、”似た者同士”のヒックとナイト・フューリーが心を通わせるのに、時間はそんなにかからない。傷ついた尾を治し、餌をくれる人に知性あるナイト・フューリーが襲い掛かる訳が無いではないか。
・島の”炎の訓練”の訓練のシーンも面白い。
それまで、ヒックを軽く見ていたアスティ達の顔つきがドンドン変わっていく中、ヒックはドラゴンたちを傷つけずに対応するのである。凄く良いシーンである。
そして、その中でアスティは嫉妬心からヒックへの恋心を持つようになり、他の少年達もヒックを見直して行くし、ヒック自身も成長していくのである。
・そして、ヒックとナイト・フューリーが飛行中に見つけたドラゴンの巣。そこにいた無数のドラゴンとその奥に居た”女王蜂。”
巨大女王蜂ドラゴンが、外界に出て来るシーンは圧巻である。だが、それに対しヒックとナイト・フューリーは、正面から対峙するのである。実写化大成功シーンでもあると思う。
だが、ヒックは激しい空中戦の中、炎が渦巻く奈落に落ちていくのであるが、ナイト・フューリーは必死に彼を追うのである。
■漸く自分の部屋で目を覚ましたヒック。
彼の肩足は膝から下が無くなっているが、義足が嵌められ、心配していた父は涙を流しながらナイト・フューリーに対し礼を述べ、それまでの愚行を詫びるのである。
そして、ヒックが部屋の窓を開けると、そこには多数のドラゴンの背に跨り飛んでいるバイキングの楽し気な姿が・・。
実に僥倖なるシーンである。可なり沁みる。
<今作は、心優しき少年と傷ついたドラゴンの間に芽生えた絆が齎した僥倖なる事を描いたムネアツ映画なのである。
個人的な意見であるが、とても良き映画であるし、出来れば多くの子供さんに観て貰いたいな、と思った作品でもある。>
ドラゴンの多種多様さが見どころ、テーマは共存
実写ならではの解像度の上がり方はしていると感じた。
アニメも数作つくられており、
私も2019年に3作目は劇場版で観たので、
正直目新しさはないものの、
映像×音響による表現力の豊かさに感じ入った。
多種多様なドラゴンは女王ドラゴンに牛耳られており、
じぶんたちが食べられないようにするのに必死だ。
そしてドラゴンは人間の敵ではなく、共存できる生き物であるところを描く
ところが本作のキモであり、キーマン(橋渡し役)がヒックとトゥース。
小馬鹿にされ続けてきたヒックの存在感が
徐々に増していく見せ方は、映画的カタルシスがあって良かったと思う。
私にとっては俳優で観る映画ではなかったため、
吹替で充分だった。むしろ集中して観ることができたかもしれない。
ベタだけど、面白い!こういうの!
細部までよくできてる。
それほど話題にはなっていないが、お客さんは家族連れを中心にかなり入ってた。
15年前の劇場アニメ版は当時も結構高評価だったから、その当時のファンが親になって、お子さんを連れて来たのかも知れないな、などと思いつつ。
ありがちな「危険な動物と主人公が心を通わせる」系の物語に見えるが、侮ることなかれ。
ただの主人公の引き立て役になりがちな脇のキャラクターたちを始めとして、登場する他のドラゴンや、小さいが特徴的な仕草やセリフも、二度三度と物語にちゃんと機能する作りになっている。
この緻密なシナリオと演出って、お話が王道なだけにあんまり感じにくいけど、作中で使った一つ一つをストーリーの単なるパーツで終わらせないって、当たり前の様ですごく難しい、と思って観るとまた感じ方も変わる。
ラスボスの迫力もすごいし、エピローグを全部ハッピーにせず、ちょっとだけ苦味を入れて、でもそれも爽やかに締めるのも清々しい。
敵を退治するのに、主人公が決して暴力や腕力に頼らないスタンスを徹底させるのもまた、物語のテーマとブレることなく観ることができた。
(「非暴力」を訴えながら、ラスボスは武力で叩きのめすって話、実は結構あるし)
家族で観るにまさにふさわしい作品。
北アイルランドの絶景海岸をドラゴンと一緒に飛ぶ!この魅力にハマった。
2010年『ヒックとドラゴン』(3DCG 初作)
2014年『ヒックとドラゴン2』(3DCG)
2019年『ヒックとドラゴン 聖地への冒』(3DCG 完結編)
そして実写版
2025年「ヒックとドラゴン」(本作)
今日は、実写版の本作を観に行きました。
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ヒック役:メイソン・テムズさん
アスティ役:ニコ・パーカーさん
ストイック役(バイキングリーダ,ヒックの父):ジェラルド・バトラーさん
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公開されてからの歴史は長く15年経てますね。
原作出版(クレシッダ・コーウェル氏)は2003年著ですね。
映画アバタ-は2009年公開、どことなく似てる点が見受けられましたが
ヒック~を参考にされたのかも知れませんね。
実は今回実写版で あんまり期待はして居りませんでした。
展開的には王道なんですが、とにかく背景が北アイルランドの絶景で
凄く美しくかつ魅力的。そこを自由に飛べるって言う体験が本当に素晴らしい。
是非見て頂きたい思いです。
そして 優しいヒックと、トゥースとの出会いと友情。
中々可愛くトゥースを描いています。
失った尾翼を補う義翼を創ってあげる事で友情が芽生え
全く言葉が通じないのにお互いを信頼する間柄に成長していく過程。
この辺りを実に丁寧に描いていると感じます。
そして 何が原因なのか。最終の火山マグマのあるドラゴン生息地で
巨大ボスキャラとの死闘。
中々見せ場があって盛り上がっていたと思いますね。
とても良かったです。
そして、父がドラゴン(トゥース)等を理解するところ。心熱くなりますね。
そして私が一番評価したいのは、片足を失ってしまう所ですね。
良い事ばかりではなく 何処かに戦場で戦った証(傷)が残されるっていう描き方。ここがやはり大事なポイントだろうと思うのです。
戦う事、そして得た物、失う物。こう言った事象流れを描く事が
児童文学ですが凄く重要かと思いますね。
秋本番シーズン突入ですが
まだまだ 9月陽気は最高!
是非、ご友人ご家族揃って
劇場へどうぞ!!
完璧な実写化
全265件中、161~180件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。