ラスト・ブレス : 特集
“地球上で最も危険な仕事”の驚がくの実話を描く、極
限サバイバルスリラー! 暗闇の海底に1人で取り残
された主人公、酸素残量はわずか10分…ヤバい、ヤバ
過ぎる…生存確率0%からの生還に挑む“超高評価作”


ただでさえ危険極まりない仕事の真っ最中に、最悪の事態が勃発。あろうことか主人公は、漆黒の海底にひとりで取り残され、酸素残量はわずか10分という、
非日常のスリルに360度を支配され、ヤバ過ぎてむしろ楽しい“極限状態”に、身も心も没入してほしい。
【本作最大の魅力】“危険な仕事”が想像を超えてた…
ヤバ過ぎる実話、スリル満点の展開、圧倒的高評価!

予告編だけで、手に汗握った方も多いのでは? ここからは、本作を見逃せないものにしている
●【地球上で最も危険、でも意義“深い”このお仕事、知ってる?】
現場=完全なる暗闇に覆われた、水深91メートルの海底… 人々の日常を守るため、極限の環境で作業を行う“飽和潜水士”

“地球上で最も危険な仕事”のことを、あなたは知っているだろうか? 世界中の海底に張り巡らされたパイプラインや通信ケーブルを守る、
例えば本作では、水深91メートル、北海の海底に張り巡らされたガスのパイプラインを補修するミッションに挑む。光は届かず、水温も低い、トラブルがあってもすぐに救助できない極限の環境……その過酷さと危険性を、想像してみてほしい。

お仕事そのものはもちろん、その前後の期間も
それを防ぐため、飽和潜水士はミッションの前後を含めて長期間、狭い加圧室や減圧室で過ごさなければならず、
さらに飽和潜水士は、日本では2022年の知床沖の観光船事故や、23年の宮古島沖の自衛隊ヘリ墜落事故の際に、深い海底に潜り、救助・捜索のために活躍したことでも知られている。
●【この物語、まさかの実話】
最悪の事態が勃発 命綱を失い、海上からの通信&酸素供給も絶たれたまま、深海に置き去りに…! タイムリミットはまさかの10分、なのに仲間はどんどん離されていく――

本作「ラスト・ブレス」は、そんな飽和潜水士に起こった衝撃の実話を映画化したもの。
主人公たちに降りかかる、
監督を務めたのは、実際のこの事故に迫り、高評価を獲得した同名ドキュメンタリーを手がけたアレックス・パーキンソン。本編を見れば分かる……潜水士たちの仕事や事故の描写など、全編、
●【そのクオリティに、全米が魅了された】
傑作「ゼロ・グラビティ」を彷ふつとさせる――公開されるや評価沸騰! 初登場2位のスマッシュヒット! 辛口映画批評サイトで観客91%支持!!

ここで、
中心となるダイバーたちを豪華キャスト3人が演じている。「ラリー・フリント」「スリー・ビルボード」などでアカデミー賞に3度ノミネートされた名優、ウッディ・ハレルソンが経験豊富な最年長の潜水士・ダンカンを演じる。

さらに、シム・リウ(「シャン・チー テン・リングスの伝説」)がストイックなデイヴ、フィン・コール(「ワイルド・スピード ジェットブレイク」)が極限状態に陥るクリスに扮し、迫真の芝居をスクリーンに刻んでいる。

写真:Photofest/アフロ
そんな
さらに辛口映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、
【どんどん本作が観たくなる…】最悪に次ぐ最悪の状況
が、没入感を促進する…連鎖するトラブルを先行公開!

深海に取り残されたクリスは一体どうなってしまうのか? スリルの一端を味わってもらうために、連鎖するトラブルをご紹介。



さらに最悪が止まらない、次々と襲う絶体絶命のピンチ! それでも、仲間たちは諦めない。クリスの運命は――? 劇場で“まさかの結末”を目撃せよ!
【そして魅力はスリルだけじゃない!】ゾクッとくる
リアルな体感、チームの絆のアツさ…寒暖差がすごい!

ここまで、スリリングな魅力を強調してきたが、
筆者(映画.com編集部員)が実際に観て痛感した“さらなる良さ”をご紹介して、記事を締めくくろう――ゾクゾクする展開とチームの絆のアツさが両方味わえる、
●【寒:ゾクゾクする体感映画!】
呼吸が止まりそうな深海体験を、ぜひ大スクリーンの映画館で! そこは、想像を絶する世界。360度全方位の暗闇、酸素ボンベのカウントダウン、潜水士の荒い息遣い…

まずは、
クリスとデイヴが降り立つ場所は、360度全方位の暗闇に包まれている。船のコンピューターシステムに異常が発生し、ふたりが作業を行う、マニホールドと呼ばれる構造物の明かりが消えたときの心細さといったら……! この暗闇に溶け込んでいきそうな感覚は、ほかでもない、

さらに視界が奪われたことで際立つ、
この圧倒的な没入感は、製作チームのリアリティへの常軌を逸したこだわりの賜物だ。次第に、映画館の暗闇と静寂が、深海そのものになったように感じられる。類まれな深海体験――
●【暖:チームの絆がアツかった!】
絶望不可避の状況…でも仲間の命を救うため、絶対に最後まで諦めない! 奮闘の感動と熱気が、深海の冷たさを吹き飛ばす!

そして、深海の冷たさを吹き飛ばす勢いで、ここからの展開が
クリスが取り残された位置も分からず、酸素ボンベのタイムリミットが迫る、絶望不可避の状況。それでも、同じ潜水士のダンカン&デイヴ、そして船でミッションを遂行するメンバーは、

なかでもデイヴ(シム・リウ)は、クリスの命綱が切れる直前に、「必ず戻ってくるから」と約束を交わすシーンが、短いながらも素晴らしい。ネタバレのため多くは語れないが、歯を食いしばって奮闘するデイヴの姿に、

デイヴだけではなく、チーム全員が普段のやり方を変えなければ、
鑑賞後も「実話」である驚きと重みが心にどっしりと残るような、
