劇場公開日 2025年5月16日

無名の人生のレビュー・感想・評価

全46件中、21~40件目を表示

4.0待ってました💜

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

無法の愛で初めて知った鈴木竜也監督の初の長編作品としてワクワクしながら公開を待ってました☺

トチ狂い感が期待通りの半端なさ!大満足!!
でもテンポ展開が速すぎて無骨でも細かなところにまで気を配った描写が拾い切れず……コレは再鑑賞案件だー

人生ステージにおいて呼ばれる名前が変わることってよくあるし、あたしも結構な“せいちゃん”類。本当の名前で呼ばれでない、とは言わないけどあたしの事をなんて呼ぶかフェーズによってだいぶ異なる。

とにかく咀嚼するには再鑑賞せねばっ!

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らまんば

1.0これは…美術作品といったところか

2025年5月27日
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鑑賞方法:映画館

様々な名前で呼ばれる男の人生物語であり社会風刺でもあるけど、観ていくうちに「あぁ、これは美術作品だな」と感じた。
それもダリなどのシュールレアリスムのような、作者の主義主張や内面にある衝動を抽象的に描くタイプの…と、その分野には明るくないのでこれ以上言うとボロが出るからこの辺にしておこう(笑)

内容については、正直観る人を選ぶと思う。
自分のように何にでも理由や必然性を考えてしまう人間には向かないかも…

そんな自分でも一つだけ、主人公のように虚無的かつ自傷的な人生のほうが神は現世での修行を続けさせるのかもしれないな、とだけ解読しました(考えすぎかなw)

ちなみに星を一つとしたのはあくまで自分が理解できなかったためです。
ふだんアニメもほとんど観ないので比較はできないけど、こういうタイプの作品はハマる人には深く刺さるかもしれません。

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きびなご

3.0アニメの未来は…

2025年5月26日
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鑑賞方法:映画館

動作・表情の描写や色使い、さらには台詞や状況説明等を極限まで切り詰めて不親切ぎりぎりの線で留まっているような作風をみていると、ディ○ニーや○タジオ○ブリは、頬を伝う涙や翻る服の裾みたいな細部の表現が徹底している反面、説明過剰でくいどい印象があると今更ながら思う。どちらをとるかはまったく趣味の問題だが。しかし動画作成でのAIの活用がさらに進めば、少なくとも動作表現の精緻さは遠からず手描きを凌駕してしまうだろう。そのときに非AI的なアニメ表現の活路はこの作品みたいなところにあるのではないだろうか。
内容とは全く無関係だけど、映画館に着いたらロビーに結構な人数の警官がいてびっくりした。

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ひろちゃんのカレシ

4.0家族という単語

2025年5月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

斬新

説明的すぎない淡々とした語り口で、シニカルさや不穏感もあり、社会風刺やバイオレンスもあり、理不尽な世の中を生きる悲哀や怒りを浮き立たせる物語も良かったです。
テンポや間の取り方、音楽や画面構成や演出など、アニメーションの映像的にも見応えがあり面白かったです。
一般的な可愛いキャラのアニメーションではなく、アートアニメーションという感じかと。

家族という単語がちょいちょい出てきたのが印象的で、おおむね胡散くさい使い方だったのが皮肉だなと感じました。
そんな中で、父親との関係にはグッときました。

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nakadakan

2.0映画通向けなのかな💦アートな世界観について行けず😔

2025年5月25日
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鑑賞方法:映画館

制作者の思いが強すぎて、解説されるとそうかぁ…と思うが置いてけぼり。特に後半の未来展開はほぼついて行けず、観る人を選ぶ映画と感じた。アイドルのくだりは分かりやすいが、なぜコレ?不条理例としては的外れにすら思ってしまう。

おそらく各所に制作者の思いがトラップのように散りばめられていて、読解力を求められます。普通の人なら観る前に予習をオススメします

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JAG

5.0静かながら圧倒的エネルギーを感じさせる傑作※追記有り

2025年5月25日
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鑑賞方法:映画館

驚く

斬新

ドキドキ

観る人を惹きつける演出がレベチ。目と耳が圧倒されるアート作品。普段あまりアニメ作品を観ないので比較できるものが少ないのですが、これほどまで惹きつけられたアニメはちょっと思いつきません。それ程の衝撃作。上映後はしばらく立ち上がれない程の衝撃。

「MAHOROBA」の時も思ったのですが、音楽の使い方が本当に上手い。映像とリンクさせ、独自の世界観を築き上げています。どこか現実離れしているような、ある種の浮遊感をも漂わせる不思議な感覚。怒涛のクライマックスはただただ圧倒され、目の前の映像に没入していました。

ほとんど一人で製作したというのはもちろん凄い事ですが、それを抜きにしてもこれは素晴らしい傑作だと思います。いろいろ考察するのも楽しいですが、作品に身を委ねて、あまり考えずに「感じる」べき作品なのかなと思いました。

※追記
どう考えても傑作。映像作品における一つの到達点と言って良いのではなかろうか。この作品を体感することで観客の「人生」にどんな影響を及ぼすのか。生きることの本質を見出すかもかもしれない、勇気をもらえるかもしれない、もしかしたら虚無感を覚えるかもしれない。時に残酷な程暴力的な作品だが、そんな様々な感情を生み出す懐の広さも感じられる。是非ともまた観たい作品だ。

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吹雪まんじゅう

3.5唯一共感できたところ

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

斬新

キャラクターが適度にディフォルメされてますし、特に呼ばれ方がコロコロ代わる主人公はほぼ喋らず、基本何考えてるかも不明・・・ですから全体的に何となく感覚と雰囲気で押し切る様な作品と勘違いしてました。

しかし実際はそんな単純さは皆無で・・・主人公はじめそれぞれのキャラを取り巻く周辺の情報量自体はかなり多くその移り変わりも速いので、脚本上で後追いで説明されつつもストーリーや人物の背景情報を把握するのに戸惑うことも多かったです。

その戸惑いは主人公が経験する数奇な運命を追体験する様な感覚とも言えるのですがいかんせん、その彼は無反応または極度に暴力的になるの二択・・・私は共感というより傍観者になってしまったと思います。

ただ唯一共感できたのは、名前はその対象を良くも悪くも一方的に規定し、ひとつの呪縛としてその運命さえ変えてしまう・・・っていう所でしょうかね。

なお物語終盤は展開が早送りで、しかもとても深い内容で真意が掴めませんでした。悪しからず。

では。

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やまちょう

3.5映画的な作り方

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

技術面は一見Flashでイラストを動かす、アニメーション技法としては稚拙で少し古いものにも思えるが、どことなく『サウスパーク』に似た少人数で描くための工夫が随所に。

内容的にも、さまざまな現在~過去に生じた事件、時事ネタを内包し、それらもまた時代が変わってもいつでも起こり得る普遍的なもので、「魂の尊厳」に影響する陰惨な事件ばかりを取り上げていて、受け入れやすかった。
認知症ドライバーが起こした致死運転、芸能事務所社長の性暴力、でっちあげの薬物疑惑での告発したスターの排除、学校のいじめ、いじめをスルーする教師や加担する保護者、
さらには予言的かつSF的な未来~日本で起きる戦争の話。
時間と時代を「切り取り」「想像する世界を提示するという」、きわめて「映画的」な作り方をしていて、映像作品としての品と風格を感じさせられた。

万人に勧めはしないし、日本のアニメーション作品が好きな人にはあまりお勧めできないけれども、映画が好きな人なら観て損はないと思いました。

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コージィ日本犬

2.5ヒメ目線で観ると・・・

2025年5月24日
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難しい

斬新

ヒメとはこの映画の登場人物の女性。「在りのまま咲け 進め」で共同主演を務めた鄭玲美さんがヒメ役の声優に初挑戦されるということで観に行きました。ヒメはひとことで言えば、帆掛け船のような人間でエンジンがなく、その場その場の風に乗ってどこにでも流される女性という印象を受けました。風や波に逆らっても進む意思は持っていなくて、でもある意味真面目で決定的な破滅はないという小さな幸運はあるようです。
別の話です。この物語は監督が育った仙台市が主な舞台になっていますが、こんなに乾いた仙台を初めて見ました。日本全国どこの街でも変わらないと思いました。

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ひろ702

1.5うーん

2025年5月24日
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一人の人生と言うのはわかるけど、何だかついていけない感じでした。

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ごっとん

4.0こりゃあ、、 ベタなところや、既視感はあれど、、、 観たかった、個...

2025年5月23日
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こりゃあ、、
ベタなところや、既視感はあれど、、、
観たかった、個の、その向こう側まで到達してたわw
この作業スケールで、旅の長さや、深さ、遠さ
測れないもんだねw
まあよくここまで、、素晴らしい。
洗練されてるとこのファーストテイク感は無かったと思う。
良き体験だった!

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とりから

5.0デジタル的感性の極北を見る思い デジタル•ネイティブ世代とデジタル移民世代とのジェネレーション•ギャップ??

2025年5月23日
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私はこの作品を観て生まれて初めて映像作品の作り手との間にジェネレーション•ギャップめいたものを感じました。私は古希手前の60代ですが、青春映画を観ても初恋を扱った恋愛映画を観てもジェネレーション•ギャップを感じたことはありません。それはそこで描かれていることが普遍的なことであり、ああその気持ちわかるよ、といった心持ちになるからです。ところが、この作品では物語を展開してゆく手法に今まで感じたことがないような違和感を感じました。

まず、序盤から画面上で展開される内容の情報量の多さに圧倒されました。次から次へと出来事が発生してくるような感じ。読書に例えると文字量が多く、文字からの情報を絶えず処理しなければならない本を読んでいるみたいな感じです。文芸作品を読むときには「行間を読む」、文字に書かれていない部分に思いを馳せるというのは読書の醍醐味のひとつだと思いますし、映画鑑賞でも同様にスクリーン上で展開される物語を見ながら、登場人物それぞれの心情に思いを馳せるのは大きな楽しみだと思うのですが、この作品では何しろ情報処理にかかりっきりになりますので、従来型の映画鑑賞の醍醐味はまったくないということになります。

次に登場人物やストーリー上で発生する出来事の記号化について。この作品の登場人物は血の通った人間ではなく作り手のコマのようで記号化されている感じがします。序盤に高齢ドライバーが交通事故を起こし、ストーリーが前進しますが、そのシーンで必要だったのは「高齢ドライバーによる交通事故」という記号だけだったようで過程が示されることなく事故だけが突然起きます。ひょっとしたら、その高齢者は娘の離婚話とそれに伴う孫の親権のことで悩んでいてそれで注意力が散漫になっていたのかも知れないのですが、記号として一瞬登場し、あっという間に退場します。また、この物語の主人公は若い頃、芸能事務所に所属し、アイドルを目指していたのですが、彼のことを記号Aとしましょう。彼の所属する事務所の社長は色付きのメガネをかけた細身の初老の男で、少年に対する性加害で問題になった あの芸能事務所社長を彷彿とさせ、見事に記号化されているので、これを記号Bとします。本篇の中で記号Aは記号Bになぜか突然暴力ふるって事務所を辞めることになり、ストーリーが前進します。本篇ではそうなる過程があまり描かれていなかったようなので、どうして暴力を振るったのか私にはよくわからなかったのですが、記号Aと記号Bがうまく機能して、ああ、あれね、といった感じでストーリーが前進します。

この作品ではストーリーが次のステップに進む際に暴力が使われることが多いです。それもそこに至る過程はごく短く示されるだけで突然暴力ドン!で場面展開してゆきます。主人公の記号Aはデジタル的で ”1” のときは暴力的になり、 “0” のときは何を考えてるのかよく分からない無反応人間になるみたいな感じです。で、過程はほぼ省略みたいな感じにして、結果、結果、結果の出来事の連続でストーリーはサクサク進んでゆきます。私は「情報処理」に余念がありませんでしたから、物語の持つ意味などはよくわかりませんでした(苦笑)。

この作品の作り手の鈴木竜也氏は個人制作で1年半かけてこのアニメーション長篇作を完成させたとのことです。作品を拝見させて頂いて、きっと物心ついたときには周囲にデジタル機器があったデジタル•ネイティブ世代なんだろうなと思ってネットで調べてみたら、1994年12月生まれとのこと。やっぱりなあと感じました。こっちは30代半ばぐらいにして、ようやくインターネットやらeメールやらの新語を聞いたデジタル移民世代だからなあ、感性が違うのもあたりまえか、と思いました。が、結局は個人の感性の違いということなのでしょう。

なんだか、よく分からなかったけど、何か新しいものを見せてもらえたような気もするし、新しいひとつの才能に出会えたことと今後の鈴木氏の活躍を祈念して、星五つ進呈です。

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Freddie3v

5.0UN

2025年5月23日
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ブレミン

3.5「1か月前から注目」

2025年5月22日
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今年142本目。

この映画館で1か月前から上映されるのを知っていたので注目。無名でも実は大きな仕事をやっているそこがテーマだと思います。

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ヨッシー

3.5無名っていうより

2025年5月21日
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Oyster Boy

3.0フリーアナウンサーがフジテレビ事件とダブる

2025年5月21日
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悲しい

難しい

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カールⅢ世

3.0未来を予言しているような作品

Kさん
2025年5月20日
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これは衝撃的…!度肝を抜かれました。
主人公の人生は波瀾万丈という言葉では
収まりきれない激動の100年間。

早速、前半から目頭が熱くなりましました。
なんといってもシュールなアニメーションと
予測不能な展開に目が離せません。

様々な社会問題をテーマにしていて
某アイドル会社の性加害問題に対しての
描き方がかなり攻めていてびっくりです。

監督が1人で描き上げたことにも驚き。
スクリーンから熱意が伝わってきました。
終盤はダークファンタジーが強め。

ラストの解放感がたまりません!
津田寛治さん演じる白取さんが見事にハマっていました。

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K

3.5ニシティ声優デビュー

2025年5月20日
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声優シンクロニシティ西野
に興味を持ち鑑賞。
途中までは凄く引き込まれたのだけど、ある人物の登場から声がこの映画に全く合ってないと思ってしまい、そこから最後までダメでした。
そのキャラクター自体もあるちょっとした行為により好きになれなかった。
ニシティは良くも悪くもそのまんまでした。

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ももじろう

5.0今年一

2025年5月20日
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泣ける

興奮

観るか迷って、やっぱり観た。観て良かった。想像していた展開が尽く裏切られて、ずっとドキドキ出来る映画だった。きんちゃん、ヒロシが本当に良い奴。

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ユズヒコ

4.5予想外にてんこ盛り

2025年5月19日
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笑える

楽しい

限りなく平面的で、くすんだ色味、それでいて説明なしに結構なスピードで物語が展開されるので、油断していると置いていかれていることもしばしば、とはいえ内容もなんか地味でこのアニメは果たして最後まで見るに堪えることが・・・と一抹の不安・・・とそれも一瞬のことで物語が面白おかしくどんどんあちこちに進んでいって、いつの間にか、あー最初のあれもっと集中して見ておけばよかったーと多少の後悔、それも一瞬のことで色んな不満や疑問などがかき消されるくらいの展開と面白さ、行き着く先が予想だにしない壮大でファンタスティックなもので、見終わった頃にはかなりお腹いっぱいといった感じでした。
まさに個人で作成した作品と納得できる反面、個人での創造物とは思えないくらいのてんこ盛りで、かなり度肝を抜かれた印象です。
相当好きな作品でしたが、あの配色だけはどうも・・・。確かにシュールでどことなく哀しい内容にマッチした絵づくり・色味であったと納得ですが、もう少し明るくてもなぁと、個人的に。劇場内に飾られていた作品宣伝のデコレーションが美しかっただけに、余計に作品そのものが地味すぎると感じてしまいました。
しかしながら、途轍もないパワーは感じる作品でした。

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SH