劇場公開日 2025年7月11日

逆火のレビュー・感想・評価

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3.5ラストは予想通り

2025年7月11日
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衝撃を与えたかったか?と思うが、流れからそうなるだろう。結局、真実は明かさなかった?ってか、そこはどうでも良かったの?
助監督の野島が有紗について調べれば調べるほど、のめり込むほど、娘との間が深く広く離れてしまう。ひょっとして、他人の事より自分の事に目を向けよ、足元を見よってのが本題なのかなと思った。

上映後、舞台挨拶がありましたが、若い演者の意見がこちらに忖度しているようにも感じたなぁ

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Oyster Boy

4.0まさに逆火

2025年6月22日
iPhoneアプリから投稿

題名が秀逸である。

彼が追いかけた彼女の真実と呼応するように進むもう一人の彼女の混沌。
どちらも彼が知らなかった、皮を剥けば剥くほど出てくる、本当の彼女たちは、彼を大いに混乱させる。
また同時に、彼のその正しさは誰も傷つけてないか?という疑問も観客に常に投げかけてもくる。

他人から見た自分が人によって違うように、自分が思う真実の自分も違う。
隠された彼女の真実は、意外と映画制作を通して観客に伝えたかったこととそう変わらないという皮肉。
そして生き抜くための彼女の真実の方が、彼女の理想のそれより余程リアルというのもまた。。

彼が犠牲にしてきた私生活とその代償に得たものは、何だったのか。

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icco

3.0苦悩の先には…

Kさん
2025年6月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

《完成披露試写会にて鑑賞》

北村さんが正義と葛藤する助監督野島役を
見事に演じられていました。

こちらも映画制作現場に参加しているような感覚に。
もし自分だったらどのような選択をするだろうと
自問自答しました。

大人が全てを都合よく美談にし、ビジネスの為に真実を伏せてしまう描写はかなりリアリティ。

また、ARISAと娘の対比された描き方が
とても良かったです。

有紗が作文コンクールで優勝した時の
記念撮影で目が泳いでいたことから
彼女の様々な心情が読み取れました。

登場人物たちの服装と髪型の変化にも注目。
色彩から伝わってくるものが多々ありました。
本日はありがとうございました。

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K