劇場公開日 2025年7月11日

「薄っぺらい正義感」逆火 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 薄っぺらい正義感

2025年8月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ドキドキ

映画監督になることを夢見ながら助監督として働いていた野島の次の仕事は、貧しい家庭で育ち父の介護をしながら、その後成功したARISAの自伝小説の映画化だった。しかしARISAの周辺で話を聞くうちに、小説に書かれた美談とは程遠い、疑惑が浮かび上がった。真実を追求しようとする野島だったが、名声を気にする監督や大ごとにしたくないプロデューサーらの思惑で撮影続行を望む人々から圧力をかけられた。やがて野島の娘の素行に問題が起き、彼の日常は・・・さてどうなる、という話。

野島のやってることに全く共感出来なかった。
あそこまで準備して映画のクランクイン直前にどうしたかったのか、観てもらえない作品を作りたかったのか、事実に基づくフィクションで良いんじゃない?って思って観てた。
薄っぺらな正義感、って誰か言ってたけど、まさにその通り。あんなことしてるから娘が○んでしまうんだろう。
あの娘も、なぜ1年も経って卒業間際にあんなことしたのだろう?するなら携帯壊された直後じゃないかな?タイミングがなぜあの時だったんだ?
北村有起哉がうざい助監督・野島役を好演してたのと、ARISA役の円井わんの正直な対応は良かった。
ドキドキしながら観れたし疑問は持ったが面白かった。

りあの