劇場公開日 2025年6月20日

ルノワールのレビュー・感想・評価

全200件中、21~40件目を表示

3.5そこはかとないユーモア

2025年7月21日
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鑑賞方法:映画館
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北枕寝二

3.5出鱈目

2025年7月21日
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楽しい

知的

斬新

と言う言葉は神に決断を委ね

サイをを振ってモノゴトを決めていたことに

由来する言葉らしい

まさに、本作でフキが過ごす日常を

絵描き出すストーリーは出鱈目で

しっかりとストーリーを追って理解しようとすると

理解濃度は崩壊し悩むことになるから、要注意だw

ちなみに、フキの住む、郊外設定が

岐阜と言うのは、監督の悪戯心からだろうか?

まさに神・仏と近い場所である◎

BGMならぬ、流しっぱなし歓迎の映画に遭遇した🎬

良き映画だった(^^)

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tomokuni0714

4.5少女の不穏な視点でみた不穏な世界

2025年7月17日
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怖い

知的

驚く

勝手ながら、85点でキネ旬ベスト入り確実と個人的には思っています。もちろん、ストーリーも分かりにくく、キャストもやや地味だけど、終始不穏なものを感じさせてくれます。向田邦子のドラマを徹底的に11歳の少女の視点で描いた様な。少なくとも、PLAN75よりは良い出来の作品の様に個人的には感じられました。

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ヒロキ

5.0評判以上 子どもをうまく捉えていた

2025年7月17日
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old-tears

3.5フキの視点

2025年7月16日
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難しい

驚く

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まこやん

4.5微かな幼少期のにおい

2025年7月16日
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tkt

4.0ルノアール^_^

2025年7月15日
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題名の通りですね。
女の子って、大人っぽいもんね!
お父さん好きだしね。
静かな時間が流れて
見終わったあと、良かったなぁ。。。と思う

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Billy

3.511歳に戻って観てみたい。

2025年7月14日
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大人にとっては大したことの無い出来事かもしれないけど、フキにとっては全てが刺激的で、知らずにはいられない。その好奇心のみで真っ直ぐに行動してしまう子供らしさや、だけど11歳という少し大人に近づいてきている部分もあって、しっかり人を見ているので空気を読むこともできる部分に、子供から大人への成長する過程の葛藤を感じた。なんでこんなことを?それはなに?みたいなシーンや行動も多かったと思うが、それが11歳のフキからの視点であり、大人になってしまった私たちには素直に受け止めれないのだと思うとすこし寂しさもあったり。
だから、11歳に戻ってもう一度観てみたい。そうすると感じ方も共感できる部分も増えるのでは無いかと思った

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🧠

3.5近未来から過去まで命の尊厳を撮る

2025年7月13日
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悲しい

単純

知的

カンヌに出してるプラン75の監督が作った少女の成長を描いた作品くらいを前提知識として観に行ったが、作中でも終わっても思ったのがこれは人の命の尊厳をテーマに作った作品と思えた。戦争談や映像見たり飼ってる魚で死んだものを何気なくすくうシーンがあったり、これは私だけ思ったことかもしれないがキャンプファイアーの火の粉が空襲に思えた。
質疑で監督はああ答えたが恐らく空襲に模したものだと思う。そして父の死をあまりにあっさり報告するからなぜウソを言うのだろうと思ってしまった。
フキをあのようにとったのには考え有っての事だろう。もっといろんな経験をして成長をと思ってたから力石以上に強烈な死に思える。そして船でのダンスは私は生きてるのよと訴えかけたように取れた、波のカットを入れたのはルノワールだけに北斎を意識してるのではないだろうか。

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おおとり

4.0「ストーリーが明確でなくても楽しめる早川千絵監督作品」

2025年7月13日
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斬新

小学五年生の少女フキが主人公。つまりこの映画は、少女の視線から描写されている。少女がある事柄をわかる、知ることは、事柄の全体像ではなくある断片に限られていく。「なんとなくわかる、知る」というイメージだ。だからこの映画には明確なストーリーはない。なぜならフキの視線の断片の寄せ集めだからだ。

フキが置かれている家庭環境の断片が二つの作文にあらわれる。超能力、催眠術、カード当て、テレビから得た情報の断片をうけてフキはやってみる。ただ不思議な描写が入り込む。夫を亡くした女性にフキが催眠術をかける。催眠術がきいているのかいないのかわからないが、女性は自分の思いをストレートに語るシーンのみがストーリーになっている。なぜなら彼女は大人であり物事の全体像をはっきりと把握できるからだ。

少女と大人の区別を明確にし、なおもフキの断片を描写していく。少女同士の遊び。何かを見つけたフキ。この遊びにフキの残酷性の断片を見る。伝言ダイヤルにはまり、大人の誘いに軽々とのってしまう危うさと未熟さの断片。病院でルノワールの絵を見つめるフキの断片。ガン末期の父の病室に飾られるルノワールの絵の断片。父親が一時帰宅したとき、父が部屋を開けると母の喪服がつるされ準備されていたのを見た瞬間、フキは電気を消し部屋を閉める優しさの断片。母がなんとなく浮気している男の周りを自転車でぐるぐる回り無視して走り去る断片。父が亡くなっても覚悟をしていたからたんたんとし、ルノワールの絵をはずして自分の部屋に飾り、父のことは忘れないという優しさの思いのこもった断片。

この断片の数々がフキの記憶となり人間形成の一部になる。様々な大人の断片を見て経験して、やがて物事の全体を把握できる大人に成長していく。しかしはっきりわかるということは、幸せと結びつかないこともいずれ知るだろう。

様々な断片を見てきたフキが、いつか光り輝く青空の下、クルーズ船上で満面の笑顔で踊っている姿を想像する断片。未来に希望を持っているフキに、よしと思った。

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かな

4.5「語られぬ感情、映し出される世界」

2025年7月13日
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「ルノワール」|早川千絵監督作品
映画館で鑑賞

早川千絵監督の新作『ルノワール』は、一人の少女の視点を借りて、時代と社会を鋭く見つめる異色の作品である。舞台は1980年代、少女の目を通して映し出されるのは、家庭や社会の中で静かに進行していく歪みや違和感の数々だ。だがこの映画は、決してセンセーショナルに問題を暴いたり、分かりやすい感動に収束したりする作品ではない。

主人公の少女・フキは、ごく淡々とした表情で、どこか達観したように世界を眺めている。彼女の行動は時に挑発的でさえあるが、それは言葉に置き換えられることなく、意味を明かすこともない。ただ、そこにある事実や現象に静かに反応するのみだ。その沈黙が、逆に観る者に多くを語りかけてくる。

印象的なのは、登場人物たちが抱える苦悩や不和が、あくまで“描かれる”ことに留まり、“解決”や“癒し”へとは向かわない点である。日常の中に潜む重さや、愛情のすれ違い、不意に訪れる破綻──それらは物語の中で特別な扱いをされることなく、ただ静かに通り過ぎていく。感情を爆発させる場面も、明快なメッセージもない。むしろ、判断を保留するまなざしが貫かれていることが、この作品の核心と言えるだろう。

フキは、常に一歩引いた距離で周囲を観察する。だがそれは無関心ではない。彼女なりのやり方で、身の回りに起きる出来事と向き合い、対峙している。その姿勢は、私たち観客にも静かな問いを投げかけてくる──「世界をどう見るのか」「何を感じ、どう振る舞うべきなのか」。

作品の終盤、ある楽曲がエンドロールに重なって流れる。それは単なる救済のメッセージではない。むしろ、混沌とした現実の中でも、私たちには人生を選び直す力があるのだと、そっと背中を押してくれるような優しさに満ちている。
ここにあるのは、“悲しみの物語”ではなく、“悲しみの中でも生きていくこと”を描いた映画なのだ。

『ルノワール』は、物語のわかりやすさやカタルシスを求める人には、ややとっつきにくく映るかもしれない。だが、この作品が本当に提示しているのは、「人生の観察者」としての視点。何が正しく、何が間違っているのかを断定しないまなざしで、社会や人間を見つめるその姿勢こそが、今の私たちに最も必要な“まなざし”なのかもしれない。

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まる

4.0手の中に冷たい感触が残るような物語

2025年7月10日
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悲しい

怖い

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ねこたま

4.0ボーっとしてる様に見えて、ちゃんと子供は見てます。

2025年7月10日
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masayasama

4.0主人公フキが、心地よく愛おしく刺さった

2025年7月10日
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1987年頃の岐阜を舞台に、闘病中の父と仕事に追われる母と3人で暮らす少女フキ、感受性と想像力豊かな彼女が、それぞれに事情を抱えた大人たちと関わり合う姿を描いた作品。

起承転結で物語性のあるドラマではなく、日々様々なことに出会い感じるフキ、その繊細かつ奔放で、怖いもの知らずな姿をひたすら追いかける展開。

それぞれのエピソードが、オトナの世界では現実的であり、その滑稽さをとても上手に描いている。

フキは、映画「お引越し」の主人公レンコ、「こちらあみこ」の主人公あみこをも彷彿とさせるが、感受性・想像力豊か、そして知的で自分を失わないフキ、観る側として多少の危うさを感じつつも、その姿を頼もしく思って見てしまう。

制作に海外の血が入っていることもあり、一般的な邦画とは異なる世界観。1987年の世相、流行、テレビ報道などがうまく描かれ、その心地よい空気感が、抜群のカメラワーク、小道具を含めた演出、巧みな音楽の使い方で描かれる。その高いプロダクションバリューもあって、終始スクリーンに引き込まれる。

オーディションで選ばれたサキを演じる鈴木唯は、撮影当時11歳とのことだが、その素晴らしい演技に魅了された。

母親役石田ひかり、父親役リリー・フランキーら助演した役者たちも味のある演技で、いい味を出しており、その他のキャスティングも冴えている。

物語性のない映画ゆえ、感じ方も人それぞれ。万人向けではないが、フキと同じひとりっ子として育ち、大人を見ながら色々と感じた自分の少年時代とも被り、愛おしくそして鋭く迫ってきたインディペンデント映画。

世間の評価はさて置き、個人的には今年刺さった映画のひとつ。

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Toru

2.5YMO

2025年7月10日
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映画自体は「訳がわからない」の一言。ただ、相変わらず、リリーさんは良かった。
YMOの曲で出てくるシーンがあったが、確かに竹の子族がホコ天でこの曲を踊っていた気がする。

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hanataro2

3.0よさげな表象を切り貼り

2025年7月9日
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なんか…感想を言語化するのが難しい映画でした。
ものすごく嫌味な言い方をすれば、「私が思ういかにもアートな映画っぽいカットを集めてみました!」みたいなものを延々と見せられている感覚を拭えなかった。
美術に全く精通していない凡人が高尚な印象画を見せられても、なんかすごいっぽいとは思うものの全く良さは分からない的な、、

それぞれのシーンの意義がいまいち分からない。ぶつぎりの「芸術映画っぽいエピソード」がぶっこまれただけみたいな。置いてけぼりを食らいすぎてしまい。

前情報いっさいなしで見たので、初め、主人公のフキがだいぶ変わっている波動を感じたので、本人的には普通にやってる行動が周囲を振り回して、最終的にとんでもない方向に…みたいな展開をぼんやり予想しながら見ていたんですが、なんかそういうわけでもないし。
フキちゃんだいぶサイコパスな言動してたけど、なんとなく周りの反応は鈍めで…
いったい何を描きたかったのか、よく分からなかったです。

カンヌで評価(されてるのかは知りませんが)されるような映画はやっぱり私みたいな大衆向け映画ばかり見てるニワカ映画好きには難しすぎましたね。関心領域とかも私だいぶ無理でしたから…

まあ、シンプルなキャラ造形や分かりやすいテーマやメッセージを求めながら見ちゃうのがいけないのでしょう。娯楽じゃない純粋な映画は、複雑で理解しがたいほど良いのでしょうね。

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romi

4.5印象派

2025年7月9日
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賛否の否が多いと聞いたが
わたしは好きだった

主人公のような思考を持ち合わせた子供時代だったと思うが、
実際は抑えていた気がする、
1人行動は自由にできていた気がするが

ああいう行動を望んでいた
だから憧れを感じる

そして美しい

坂東さんの絶妙な不穏さがとても良い

作風すきだ

リリーフランキーさんって本当にすごいな。
もう、何かしようとせず
宿っているよね。

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✌︎

4.5主人公フキに中学生の兄がいたらとふと考えてしまう ある意味 一人っ子についての映画 早川千絵監督のドライなユーモアのセンスが光る傑作

2025年7月9日
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Freddie3v

2.5なにをみせたのか。

2025年7月8日
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これは芸術であれば、私はただの映画を観るの好きな凡人である。
とにかく早く終わってほしかった。
少女の空想に付き合う時間はあまりにも長く、騙されたとしか気がしないの感想すら可哀想と思うくらい。
何かメッセージはあるでしょ。ただ分かる人に分かるという伝え方しか撮れなかったら、見終わったこの喪失感もう二度と味わいたくない。

少女が大人になった瞬間は見届けなかった。

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ナイン

2.5レビュー出来ない

2025年7月8日
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舞台挨拶付きで行きました。なので貶したくないです。ただ未成年者が危ういのは一人の普通の親として感情的に駄目かもしれません。

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michi