ガールズ・オン・ワイヤー
解説・あらすじ
2025年・第75回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。第38回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品。
2025年製作/114分/中国
原題または英題:想飛的女孩 Girls on Wire
スタッフ・キャスト
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受賞歴
第75回 ベルリン国際映画祭(2025年)
出品
| コンペティション部門 出品作品 | ビビアン・チュウ |
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2025年・第75回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。第38回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品。
2025年製作/114分/中国
原題または英題:想飛的女孩 Girls on Wire
| コンペティション部門 出品作品 | ビビアン・チュウ |
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姉妹同然に育つも、成長してから疎遠となっていたファン・ディーとティアン・ティアンの従姉妹がトラブルに巻き込まれ…
TIFF公式のあらすじから、てっきりスタントウーマンがその身体能力を駆使して敵と闘うアクションを期待していたら全然違った。あまりにも過酷なスタント業務、しかも女性にとっては身体的な事情も手伝ってかとにかく辛い。まあ本作で描かれるようなハラスメント的扱いは現実にはない…と思いたいが。
一見しただけでは不明瞭な設定や背景は、監督登壇のQ&Aで概ね理解できた。確かに劇中やポスターアートでカラスが象徴的に使われている理由が分からなかったので、質問してくれた観客にはグッジョブとしか言えない。あと2人の女性には実在していたモデルがいたという事も驚いた。その実在人物もスタントウーマンをしていたのかとかまで知りたかったところ。やってる事は極悪だけど頓馬な敵のオフビート加減や、2つのタイムラインを交互に見せていく構成など、ちょっととっつきにくい描写もあるが良作だと思う。
ティアン・ティアン役の女優さんは何かの作品に出てたような…と思って調べたら、『ライド・オン』でジャッキーの娘役をやっていた。