ナタ 魔童の大暴れのレビュー・感想・評価
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これがうわさの3000億収入か…
中国3000億円興行収入っていうのはどんなものか?その興味だけで観ました。
まぁひどい
このあとひどいしか言いません。
映画の内容としては個人的には最低です。
一言でいえば、ネタの寄せ集め。
二言でいえば、ネタの寄せ集めで、魔法に頼りすぎ
今までいったい映画の何を学んできたんだろう??
という疑問とイライラさえ出てくるほど
至る所に古さ、パクり感が見えました。
なんというか、20年前ほどNHKでやってた3Dアニメレベル…。ストーリーはもうゲーム止まりです。
壮大な感じやアニメのレベル自体は上がってるとは思いますが、
とにかく面白そうなキャラ集めて笑いを狙ったり
感動に持って行ったり。
いやー古い!! ある設定があったうえでのキャラの寄せ集めだから
何のつながりもありません
グスグス泣いてる人もいたけど、なんで??
最後までずっと無でした。
なんとか頑張って楽しもうとしましたが
無理でした
愛嬌ある悪ガキ
1作目は観てないんだけど面白さは伝わってきた。
感情豊かな悪ガキ(魔童)。
育ての人間の親との関係も前作を観てなくても読み取れ、(親の)子への愛情もしっかり描けており、その上での行動もまた親子愛を感じさせ楽しめた。
生みの親より育ての親は万国共通だと思わせてくれる。
愛嬌ある童が生き生きとその世界の矛盾に突き進む姿も愛嬌たっぷりに描いておりアクション含め楽しめた。
Part 1があったんや
圧倒的な3Dアニメ、スケールの大きい映像に魅了される。
これはIMAXで見たかった。
話は、中国の神話の話。今回のは「2」で、この前の話があるとか。
でも、特に「1」を見ていなくても、話はわかる。
前回で「魔童」になってしまったが、いつか仙人になるための修行がしてゆくが…。
先日見た「ヨウゼン」もそうだけど、今回も主人公を指導する最終指導者が実はラスボスで、それを最後には倒す話。これって現在の中国の指導者がやっつけなければならない暗喩?それは考えすぎか。なんとなく中国の複雑さに思いが行く。
話は結構シンプルで、母子もの、父子もの、兄弟愛を謳う話。泣けてくるのぅ…。
で、それをまさしく圧倒的な3Dアニメで描く。これはすごい。
セシルBデミルもアッと驚くスケールの大きい映像が展開される。
とても見応えのあるアニメだった。
それに母子ものや父子ものは泣かせるし、ちょっとツボだった。
芥川龍之介の「杜子春」を是非映像化してもらいたい!
ジブ〇、DRAG〇NBALLをリスペクト
Legend Siem Reap カンボジア
シェムリアップ
Hall: 1
Ne Zha 2 - G Sat Apr 19, 2025 06:35 pm
Seat.K-9
で見ました。
3Dメガネを初めて掛けて見ました。もう凄い近視に、老眼が出てきて複雑な眼球ゆえに大丈夫かなぁっと思ったが、視界はなんとかなるものの、3Dであったかどうかは不確かだ。
ウィザードリーやドラゴンクエストのRPGをリスペクトして、結局、ボスキャラを倒して、大団円。でも、完全懲悪とは言い難い。
最後のマスターは、平静時はどこかの国の国家主席見たいな笑顔♥️
なんかあるのか?
非常に感動しました。前作については日本語版のWikipediaが存...
非常に感動しました。前作については日本語版のWikipediaが存在しなかったため、世界観を把握するまでに多少時間がかかりましたが、背景を理解してからは非常に楽しむことができました。
偶然にも、漫画『封神演義』とキャラクター名が一致していたり、一部の背景設定が共通していたりしたこともあり、理解しやすかったのだと思います。
ただし、そういった予備知識がない場合は、たとえ中国と同じ漢字文化圏であっても、作品特有の用語が多く、内容の理解にはかなり時間がかかると思います。
そのため、これから観に行く方は、中国語版WikipediaをAI翻訳などで日本語にして事前に読んでおくと、より明確に背景を把握でき、作品を一層楽しめるようになるはずです、多分。
数の暴力トンデモスケール
これはすごい。
アニメ世界興収一位は納得。
ほぼ中国の人口で数の暴力でとってるだろ!と思っていたがそもそも本編が数の暴力まみれのトンデモスケールなので、好みかどうかは個人差あるとして、これは中国でしか作れないものである、と実感した。
これの下品さに比べるとクレしんがかなり上品に感じるくらい、序盤から中盤はギャグがかなり下品。最初の白い餅みたいなやつを村人がこねるシーンの鼻水、でぶ師匠が食べている口の中をこれでもかと描写するセンス、小便入りの水、ゲロはき壺、ここら辺の下品なギャグの連続で嫌になる人もいるかも。おまけ映像までタコ殴り顔認証の暴力ギャグ含め。
ナタは本当に凄えスケールが大きくて、何もかもデカくて過剰ですごく面白いんだけれども、これはちょっとやっぱり多少の好みの差は出ると思う。
結果的に全世界のアニメ映画収入一位になって、それに続くのがインサイドヘッド2、ライオンキング、アナ雪2とスーパーマリオになるってことだけど、日本人はアナ雪やマリオの方が好きな人は多そうな気はする。
でもやっぱこの作品はすごい作品であることは間違い。
例えば兵士がたくさん集まって、木の葉みたいになるすごい絵図があるんだけれども、あの絵は日本だと発想すらしないんじゃないかと。
結構ちょっとした場面、例えば仙人のいる白い御殿のシーンとかもとにかくでかくて、あのスケールの大きさっていうのは、中国だからこそ成せる業だなっていう気がする。
中国人の感覚として原風景が広い土地だから必然的にあの空間の発想になるんだと思う。これは深海レストランや羅小黒戦記とかの他の中国アニメ映画でも感じた。
竹の上でバトルからの水中で雷に変身する敵に対して水中を全て凍らせて対抗する戦い方。
岩の姉ちゃんを倒したと思ったら岩山全体姉ちゃんになって襲ってくるスケール感。
ここら辺の見せ方も面白い。
ナタをなんであんなブサイクなデザインにしたんだろうと思ったが「醜くて呪われた凶暴な子供」の印象を強めて、「しかしそんなこと関係なく息子を愛する母」、そして「終盤に完全体になってイケメン化」までを際立たせる為だったのだと納得。イケメン化してから「あのブサイクな頃が懐かしいな」とまんまと思ってしまったので、あのデザインで成功なのだろう。
この題材を日本で作ると多分ナタのデザインはもう少し可愛い感じになり母親絡みで泣かせる場面が増えるんだろうなと思う。だからやっぱりこのノリ、勢い、スケール感は中国映画なんだな。
おそらくやるであろう次回作も一作目も日本で公開したなら観たいとは思えるほど力のある作品ではあった。
世界水準に達した技術と異次元の予算の融合。
娯楽作品として大変素晴らしい、面白い傑作。
物語の軸が大変わかりやすく観客が迷わないように配慮しながら、ひたすら観客を楽しませる努力を怠らない工夫。
美麗で優雅で繊細なアニメーション、苛烈で楽しいアクション。そして何千という無数のモブがそれぞれ違う顔違う動きをしている。
製作に途方もない金がかかっているのは間違いない、日本の映画会社が総掛かりでもこれは作れないと思う。
まさに世界最大の巨大市場を持つ中国だからこそ作れる映画だと思う。
これまでの中国映画は莫大な予算がかかっているのは感じたが、物語として面白くなかった。
でもこの作品は物語として面白い。
中国は莫大な予算を作品の質につなげる技術を身に着けたのだろう。
まさに中国らしい華美の極みのような映画だと思う。
本当に中国はどんどん進化してるなと思った。
少年
1を公開せずに2を公開するという焦りすぎなスタンスには疑問を持ちましたが、アニメ映画史上最高興行収入と聞いたらアニメ映画好きとしては観に行かないと!と使命感に駆られ鑑賞。
1の設定をサラッと予習してから挑みました。
いや〜最高でした。
こんなん日本人の大好物でしょと言わんばかりの友情・努力・勝利の詰め合わせで滾りました。
初っ端から前作見てる前提で進むので、世界観を掴むのは大変でしたが、徐々に構図が分かってきてからは勢いそのままに楽しむことができたのは良かったです。
修行シーンは全体的にコミカルで、特にマーモットと戦うシーンはネットミームでよく見るアァァァと叫ぶマーモットが見れたり、めっちゃイキリ散らかしながらぶっ倒されたり、テンポ良くぶっ飛ばされるマーモットに愛嬌があったりして面白かったです。
中華系でよく見る竹の上に片足で立つタイプの修行からのスピード感あふれる組み合いもこれまた最高でした。
敵だと思っていたキャラが味方に、味方と思っていたキャラが敵に、という見ていた方向とは違う方へ進んでいくのもワクワク感が止まらなかったです。
容赦なくキャラクターが散っていくというのもこの手の作品にしては珍しく、その死を決して無駄にせず、糧にして突き進んでいくという過程を短い時間で描き切っていたのも好印象でした。
ナタが成長した姿になるのはジャンプの王道を突き進んでいるようで良かったですし、そこからの共闘はもう燃え上がりまくりでした。
キャラのかっこよさと美形を良い具合に混ぜていたデザインもこれまた良かったです。
終盤のぶつかり合いは壮大すぎて圧倒されました。
人対妖の群衆が束になってぶつかり合い、対マン勝負も激アツ、変幻自在の変化もあれば、巨大な敵とマッチアップ、もうド○ゴンボールじゃないですか〜とは思いつつも、何度心震わされたことか。
母に対しての感情を思いっきりぶつけての勝利も清々しいものです。
アニメーションも全力投球で陸海空どこでも没入感のある映像が展開され、スピード感と重厚感どちらも欠けることなくやってのけているのでとんでもないレベルでした。
小さいスクリーンで観たのが勿体無いくらいで、巨大スクリーンで観たらもっと凄かったんだろうなと思いました。
惜しい点があるとすればちょっと汚い描写が多かったところです。
食事中の口の中とかめっちゃ多いゲロだったり、果たしてこれは必要なのかというシーンが前半は多かったのはかなりマイナスでした。
これは製作者の好み・フェチなのか、史実にそういうものがあったのか…分かりませんがアニメーションのクオリティが高いが故にリアルすぎてちょっと受け付けなかったです。
おまけ映像はそんなとこ回収するんやってとこを回収していき、そんなフルボッコにせんでもと顔がひきつりもしましたが、あんた方も不満を持っていたんやなと不思議な感情になりました。
圧倒的な映像に熱血ストーリーを与えられたらそりゃあ楽しいに決まってますね。
1も事前に劇場公開するか配信するかで導線を作ればもっとヒットしただろうになぁ…と惜しく思いましたが、何らかの形でヒットしてくれたらと願うばかりです。
鑑賞日 4/13
鑑賞時間 19:55〜22:20
座席 C-9
見た目の印象より「中国本場の味」がしっかりと出ている作品
評判どおり面白く、特にバトルアニメとしてかなり良かったです。
日本では見れない作品の続編なので、序盤はキャラや陣営の関係性で混乱することもありましたが、大筋が成長・友情・愛情などの話なので見ているうちにうおおおと盛り上がったりホロリと出来たりしました。
なにより一番良かったのは戦闘シーンです。
武侠、仙侠ものを見ている人ならおなじみでしょうが、登場人物は空を飛ぶのが当たり前で、また特殊能力も持ってます。
遠目のシーンはハリウッド的な画のスケール感で圧倒させつつ、接近戦や能力バトルは日本アニメ的なケレン味やスピード感がありました。空中戦は3次元的で派手なのですが、アメコミヒーロー映画的な取っ組み合い中心でなく、日本アニメっぽい必殺技の応酬で童心に帰ってカッコいい!と興奮して見てました。
また至近距離の殺陣は中国武術の演舞を見ているようで、さすが本場だなあと感じました。
ストーリーについては展開が早いように感じましたが、主要人物や背景の説明が前作で終わっている前提で話が進んでいくからでしょう。前作も見たいものです。
色々な影響を感じつつも、武闘の動きや武装の説得力、仙術のアイディアなど「中国人だからこそ作ることが出来た」と感じられる作品でした。
ディズニーやピクサーっぽそうとか、主人公の見た目が不細工クソガキすぎるとかで敬遠している日本アニメファンにもぜひおすすめしたいです。
めちゃくちゃ面白いが配給のやり方で損してる気が
2025年劇場鑑賞115本目。
エンドロールというかクレジット(ロールはしない)後映像無し。パンフレット無しにつきマイナス。
2019年の映画の続編ということは知っていましたが、特に前作は観ずに鑑賞。後で調べましたが日本で観る手段はない模様。今作、日本語字幕版で公開される前に何故か字幕なし版が2000円均一の特別料金で2週間上映されていて、知らないで見ちゃった人いるんじゃないかなと思うんですが、こんなん上映するなら絶対1を上映した方がいいと思うのですが・・・。
前作の内容をナレーションでめっちゃざっくり説明され、ものすごく途中から始まっている事が分かりげんなりなのですが、ストーリーは単純ではないのに分かりやすく、簡単に追いつけます。また、主人公のナタが、ポスターの印象だとブッサイクなガキだな、と好きになれる要素ゼロだったのに、動いてしゃべるとアホかわいいんですよ。
そしてバトルシーンがめちゃくちゃ壮大でかっこいいんです。最初からかっこいいんですが、右肩上がりでバトルシーンがすごくなっていくので大興奮です。敵がまためちゃくちゃムカつくのでカタルシス半端なかったです。続編ありそうな終わり方だったので絶対日本で上映して、前作も早く配信してください!
封神演義に陰陽五行
知らんかった
驚異の中国アニメーション 映画ファンなら見逃すな。
「ロシャオヘイセンキ」や「白蛇」で中国アニメの魅力にドはまり中。このシリーズは前作は見逃しており、本作冒頭で一応前作のあらすじみたいのものは描かれるけど正直物語の細かな背景はわからずじまい。仕方なく脳内補正して見続けるしかなかった。
ただそれでもその映像の力に圧倒されるので見ていてスクリーンにくぎ付けになった。おそらくディズニーによるフルCGアニメーションと技術的に大差はないのだろうけど、何故かディズニー作品などよりこちらに惹かれてしまう。「白蛇」なんて本当に映像が美しかった。これだけCGでどんな映像でも再現可能になった時代、たいていの映像を見せられて感心することはあっても感動させられることはない。ただこの中国産アニメにはその独特の映像美というのか、ハリウッド映画とは違う美的感覚を制作陣は持ち合わせているのだろうか。本作も白蛇同様その映像美に感動させられた。ただ技術が高いだけではないなにか感性を揺さぶるものがあるのではないだろうか。
物語も中国で製作されていながらロシャオ同様深いメッセージが込められている。強大な権威を持つ仙人の国。そこでナタは修業を積み仙人の資格を得ることで親友ゴウヘイの体をよみがえらせようとする。しかしそこでの修業は一見人々を惑わす妖怪退治のように見えるが当の妖怪たちは人畜無害な存在。そんな中で人間の姿に化けることができる妖怪の修行場に道場破りに来たナタは彼らに敵意がなく話せば最初から仙人の国に仕える意思があることに気づかされる。なぜそんな彼らを力ずくで屈服させようとするのか、無量仙翁に違和感を感じる。
そしてそんな修行のさなか人質にされていた故郷が滅ぼされ両親の安否も不明となる。これを起こしたのが龍族だと思い込んだナタはゴウヘイを残し龍族への復讐に向かう。ところがそれはすべては無量仙翁が仕組んだ陰謀だった。真の敵は無量仙翁。母を目の前で失ったナタは自身にかけられた封印を解き彼らを撃退するのだった。
仙人の国は世界の覇権を目指す大国の中国やロシア、アメリカの姿を彷彿とさせる。彼らに襲われる妖怪たちは弾圧されてきた少数民族だったり、ムスリムなどの異教徒の姿とも被る。暗に今の世界情勢を描いてるような点も作品としてかなり高く評価できる。中国共産党の検閲に負けず隠れたメッセージを含んだ作品だと言える。
本国中国で大ヒットしたのもうなづける驚異のエンターテイメント作品。国内のスクリーン数の多さから考えても中国での大ヒットはそのまま世界興行収入歴代一位につながるので、その宣伝文句にも偽りないのだろう。ハリウッド映画にしても中国はおいしい市場のはずだが今回のトランプ関税への対抗措置としてハリウッド映画の輸入禁止措置に出るという。ハリウッドにしたら宿敵トランプのおかげで手痛い損失だろう。
今回ぶさ可愛いナタがゴウヘイと体を共有していて、ゴウヘイと入れ替わると美形になるあたりパタリロを思い出して可笑しかったな。でも最後には本当の美形に変身するあたり萌えるんだよな。
あまりに映像が素晴らしかったのでIMAX3Dでの鑑賞を検討中。これは映画ファンとしては見逃せない作品だ。
2025年4月15日追記
通常スクリーンでの鑑賞後、あまりに本作が素晴らしかったので居ても立っても居られなくなり109シネマズエキスポにて本日IMAX3Dにて鑑賞しました。これは見逃さなくて良かった。今週木曜で終了なのでギリギリセーフ。本作を通常スクリーンでのみ鑑賞なんてあまりにも勿体な過ぎる。もはや別物です。アバターやデューンやインターステラーを通常スクリーンで済ますくらい勿体ない。もちろん初見時よりも物語が頭にすんなり入ってくるので二回目はボロ泣きして3Dメガネが曇るんじゃないかと心配するくらいでした。
これはほんとIMAX3Dで見る価値大です。上映期間が延長されればリピートしたいくらい。この作品を配信で鑑賞するだけならその感動は十分の一程度かもしれません。ちなみに私が見た回は一日一回きりの上映で観客は私を入れて6人でした。このサイトのレビュー数の少なさ。この作品が日本の多くの映画ファンに見てもらえないのは残念過ぎる。
アニメ映画世界歴代興収1位も納得の出来映え
パート2だった。
全60件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。