劇場公開日 2025年5月9日

リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界のレビュー・感想・評価

全112件中、41~60件目を表示

4.0彼女らの行動があって、今、我々は事実を認識できている。

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

ドキュメンタリー作品として観るほうがしっくり行くかもしれない。報道写真家・リーミラーの半生を描いているが、点描的な流れで構成されているため、時系列に沿って淡々と綴られていく。

女性でありながら従軍記者になってまで戦線に赴き、その悲惨な実態を写真に収めていく彼女。その動機の根底にあるのが、幼少時代の不幸な出来事であることが終盤示唆されるものの、ホロコーストに纏わるの凄惨すぎる写真や、ヒトラーの浴室での半裸の自撮りなど、今ひとつその行動原理は読み取れずでした。

ただ恣意的な脚色を行わず、リーミラーが撮影した写真を元に純粋に構成されており、非常に真摯で良心的な作品と感じられました。どういう動機が彼女にあったにせよ、報道写真の存在があることで、我々は何が起きたのかを知ることができていることを至く実感した次第。

しかしなんだ。冒頭の上半身裸で屋外ランチしている文化はマジでわからんわ。

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ヘマ

3.5あれが実話とは…

2025年5月15日
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悲しい

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関東Blues

4.0女性初の戦場カメラマン

2025年5月14日
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知的

難しい

2024年10月の映画シビルウォーの元となった人です。
そもそも戦場カメラマンという職業がなかった時代。
そして女性からの日常視点。
若草物語やサザエさんのように日常視点が画期的なのでしょう。

以前から疑問があります。
大量虐殺は歴史に多々あるのにホロコーストが問題視されている点。
やはり写真という記録があったからでしょうか。
そう言う意味でリーミラーは偉大です。
本当に日常を記録する能力って大事だなと思わされました。

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アメゾー

4.0制圧者との闘いと女性としての闘いと。ズシリと重い良作。 リーの生き...

2025年5月14日
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制圧者との闘いと女性としての闘いと。ズシリと重い良作。

リーの生き様を追うことで、我々も戦争と言うものを追体験させられている様な感覚にさせられる(切り取られた一部だとしても)

確かにシビル・ウォーと合わせて観ると、両作品共にさらなる厚みが出てくる。

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こち

4.0ついに映画化

2025年5月14日
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鑑賞方法:映画館

リー・ミラーについての映画化はいつか現実になってほしいと、随分と前から思っていた。
映画化が決まって喜んだが、日本での公開は2025年と少し遅れたが鑑賞して良かった。
リー・ミラーを参考にした現代版の戦場カメラマンが出た『シビル・ウォー』も日本での公開が遅れた。
今作『LEE』は素晴らしい完成度ではないだろうか。でも正直もう少し長く見たかった。
もう一度映画館で観たいくらいだ。
しかし、今日観た後は暗い気持ちでの帰路となった。ダッハウ強制収容所の残虐行為が生々しく描かれていたせいもある。彼女の人生を考えながら帰った。

「傷にはいろいろある。見える傷だけじゃない。」ケイト・ウィンスレットが主演・製作を務め、モデルから20世紀を代表する報道写真家へと転身した実在の女性の数奇な人生の一部を映画化した作品。そう、一部だけ。

リー・ミラー(Elizabeth Miller:1907年4月23日アメリカ生まれ 〜 1977年7月21日)
今回映画で描かれるリーとパートナーのデイヴィッド・シャーマンは、ダッハウ強制収容所の残虐行為を目撃した最初の従軍記者で、彼らは1945年4月30日に到着し、ミラーは飢えた囚人たちの恐怖とSS警備員の死体を記録。
ローランドとの息子アントニーが、リー・ミラーが1977年に亡くなってからずっと後に、イースト・サセックスの自宅の屋根裏で6万枚のネガとプリントを偶然見つけたて発表し、再び世界が彼女の作品に注目する事となる。

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ナイン・わんわん

4.0連合国はすごいな

2025年5月14日
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Scott

5.0ただただ、胸が痛い

2025年5月14日
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泣ける

悲しい

難しい

酒とセックスと写真

自由な感性で表現する写真家

正義感に溺れる報道写真家

組織に属すると人間は残虐な悪魔たちと変化するのか?

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AK

4.0ケイト・ウィンスレットが熱演

2025年5月14日
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モデルから、「ヴォーグ」ロンドンの報道カメラマンに転身し、第二次世界大戦の悲惨な現実を伝える写真を多数残したリー・ミラーを、ケイト・ウィンスレットが熱演。見ごたえあり。
エンド・クレジットで紹介される彼女の写真で、この映画の幾つものシーンが、それらを忠実に再現したものであることが分かる。
しかし、彼女をそこまで駆り立てたものは何なのか、たんなるヒューマニズムだけとは思えず、その辺に物足りなさも残った。

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ファランドル

4.0奔放だけどズシリと来ます

2025年5月14日
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リー・ミラー知りませんでした。
美貌の写真家で強制収容所の解放の際やヒトラー自殺後の自宅など、貴重なタイミングに立ち会っているのですね。
予想外の重たい映画でズシっと来ました。
外国人の奔放な性生活にはいつも驚かされますが。

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やまぼうし

4.5君の名は 自由

2025年5月14日
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あの戦争は、いつまでも語り継がれる。終わりはない。今なお、戦争をしている愚か者たち、戦争を美化する愚か者たちに捧げる。

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DnaH

1.5期待はずれ

2025年5月14日
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単純

シビル・ウォーを観てリー・ミラーにあこがれた。
だが、何だ、コレ。戦場では逃げまくり、撮った写真は事後の写真ばかり。
今そこにある現実に向き合って撮った写真ではない。
シビル・ウォーではまさに弾丸の飛び交う真っ只中に突撃取材していたではないか。
先にこのリー・ミラーの映画が公開されるべきだった。
ユダヤ人が列車で運ばれて消えていると聞く場面がある。ジャーナリストである
リー・ミラーが初めて知ったフリをして驚愕しているが、ジャーナリストである彼女が
そんなこと、初耳であるはずがない。ここが嘘っぽい。
ユダヤ人の骸の写真も収容所が解放されたあとの写真。
「戦場」写真家でありながら、ナチスの冷酷非道な行為の今が写されていない。
解放された収容所で、子供たちがボール遊びをしたり、死臭漂うなかで、平然と
パンを食う姿に、『関心領域』の一部分を垣間見た。
ヒットラーの自宅でバスに入り、自撮りするなど悪乗りがすぎる。
蛇足だが、たばこと酒をいつも手にしている。煙たかった。

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どら5んず

3.5世の中に戦争は今も続いている

2025年5月14日
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戦争・報道・女性の人権。
人はなぜ残虐になれるのか?
人はなぜ目を背けてしまうのか?
見つめる人はどう傷つきどう壊れるのか?

映像を目の当たりにするには、キツイ事実。
実際に似た現場を知る人にはもっと厳しい事実。

自分にとって、この作品は "見たい" なのか、"見ておかねば!" という思いなのか?

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xa

3.565点ぐらい。リー・ミラー

2025年5月14日
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ナチスに肉追した実在の女性カメラマン、リー・ミラー。

従軍しヒトラーの浴室まで撮影したっていうから凄いですよね。

終わってから調べたら『シビル・ウォー アメリカ最後の⽇』のモデルになった人みたいで、納得。

ケイト・ウィンスレットが惚れ込んで製作総指揮まで務めたらしいけど、

観ていて既視感を感じて『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』みたいだな…と。

ノエミ・メルランがチョイ役で出てます。

よく似た人だなと思ったらエンドロールで発覚、本人だった(笑)

ジョシュ・オコナーも出てます。

物語的に最後ちょっとサプライズがあります。

それなりに楽しめたけど、あまり響かなかった。

でも、リー・ミラーの写真集や写真展を観てみたくなった。

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RAIN DOG

3.5史実なだけにリアルな人間ドラマ

2025年5月13日
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出演する作品を毎回選んでる名女優ケイト・ウィンスレット主演の実在した女流写真家のリアルな人間ドラマ。
母の戦場での過去を知らない息子がインタビュアーとして回想でつなぐ構成は見やすかったです。
写真家リー・ミラーの奔放な生き様を生々しく演じているケイト・ウィンスレットの女優魂はお見事でした。
前半の上流階級の登場人物と彼女に関わる男女関係が少々わかりにくかったです。出版社と編集者との確執と失望の中、彼女の人生は終わりますがエピローグ終了後の彼女の報道写真がどれだけ当時衝撃を与えその後の戦場カメラマンの歴史に足跡を作ったかをじっくり見たかったです。
おススメ度は普通のやや上です。

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Yoji

4.0ホロコースト

2025年5月13日
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怖い

知的

良かった。戦場現場とホロコースト現場の写真を撮り晩年の人生に賭ける女性報道記者。ラストエンドロール前の彼女が撮った写真が出ます。しっかり観ましょう。

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Cinemaオタク女

4.5タイトルなし

2025年5月13日
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リー・ミラーの息子の思いのある原作を映画化する難しさか。ケイトウィンスレットは頑張ってたと思うけど、脚本が半端だったのかも。ごつい感じ、よかったんだけど。特に夫との出会いのコミュニケーションの場面は素敵だった。自分の性体験のトラウマとナチの犯罪が重ね合わせられる。

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えみり

4.0シュルレアリスム

2025年5月13日
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SING SING

5.0型破り・・・まさしく彼女の瞳が映す世界

2025年5月13日
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Qoo

4.5圧巻!ケイト・ウインスレット!

2025年5月13日
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悲しい

怖い

難しい

ケイト・ウインスレットは以前、タイタニックで観た記憶がある。
久々に観たが、演技は圧巻だった。これぞハリウッド女優。
そんな彼女が、リー・ミラー役で出演した本作品は色々考えさせられた。
1939年フランスでリー・ミラーら女友達と男友達と休暇を過ごしていた矢先に
第二次世界大戦が近づく。一夜にして日常生活が一変した。今のウクライナ、ガザも
そうだが、昔も今も変わらない。写真家としてアメリカLife誌で活躍するが、戦中の様々な悲しい光景等を目にするとリー・ミラーは長く苦しむ。リー・ミラーの喜怒哀楽をケイト・ウインスレットは見事に演技で表現した。この表現の仕方が素晴らしかった。作品としては
色々考えさせられる内容だった。この作品を観れば、今のウクライナ・ガザの動きも冷静に観る事ができるだろう。改めて戦争の残酷さ、悲しさを痛感した作品だった。見事。

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ナベウーロンティー

3.5デイヴィッドはヘビの生殺し

2025年5月13日
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マン・レイのモデルから戦場カメラマンに転身した女性の第二次世界大戦前後の行動をメインにした作品。
ケイト・ウィンスレットが主役のリー・ミラー役で製作総指揮も。セルフプロデュースですな。宛て書きとも言っていいような強〜い女性を演じています。
女優陣はトゥ·レスリーでの主役が記憶に新しいアンドレア・ライズボロー、フランスのエロおネェさんのノエミ·メルラン、そして、マリオン·コンティヤールと豪華でとても嬉しい共演作品。男性陣はケイトより若い俳優ばかり。なかでもジョシュ・オコナーはケイトがシアーシャ·ローナンと共演したアンモナイトの目覚めと同じフランシス·リー監督作品のLEGBT映画、ゴッズオウンカントリーの主役でした。とてもカワイイ。始まってすぐに、フランスの自由主義的な芸術家サークルでノエミ·メルランがおっぱい出しちゃって、ケイトも豊満なおっぱいをチラリズム。もうちょっとみたいと思うタイミングでカットを変える💢
ケイト·ウィスレット、ノエミ·メルランに喧嘩ふっかけてる?って思っちゃいました。
VOGUEってファッション雑誌のイメージしかないから、時事とか、ましてや戦争モノは無理でしょって思ってしまいました。
それにしても、ライフの記者のデイヴィッド(アンディ・サムバーグ)はお気の毒様。こちらのフラストレーションを体現したような役柄。モヤモヤ&ムラムラしました。
古いカメラを見ると、ライカ?とバカのひとつ覚えでしたが、あれはローライフレックスというカメラ。
ポスターにもあるヒトラーのマンションのバスルーム。
リー・ミラーの行動は初めてはいった泥棒が度胸試しにトイレでウンチするみたいな衝動に駆られたんだと思いました。面白い。
アウトローで反骨的なリー・ミラーの行動とケイト・ウィンスレットの強〜い女優魂がシンクロするいいシーンでした。デイヴィッドは所詮、助手オコナーでしたね😎
もう少し若いうちにこの作品を作ってくれたならなぁ〜 老けてきて分別盛りを超えてるのになぁと思ってしまいました。監督も女性で、撮影監督のキャリアは豊富のようですが、映画全体としては見せ方がまだまだでちょっと残念でした。しかし、女性視点のストーリー展開は評価したいと思います。
ケイト·ウィスレットは愛を読むひとの牢獄での老けメイクに追いついてきたとか、タイタニックのおばあちゃんに近づいてきたとか言っちゃ絶対だめですよ😎彼女は唯一無二なんですから。

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カールⅢ世
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