「ユニークな設定、そこそこ楽しめる」Mr.ノボカイン 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)
ユニークな設定、そこそこ楽しめる
ちょっと変わった設定が面白いかな? 程度で大きな期待は持たずに観賞。
【物語】
生まれつき、どんな痛みも感じないノボカイン(ジャック・クエイド)。生真面目な銀行員としての恋愛と無縁の毎日を送っていた。が、あるとき同じ支店で働く若い女子行員シェリー(アンバー・ミッドサンダー)と食事をすることになり、彼に好意的な態度をとる彼女とたちまちだ恋に落ちる。
翌朝人生の転機を迎えたと、意気揚々と出勤したノボカインだったが、幸せな気分も束の間、支店に強盗が押し入り、店内はパニックに。強盗は支店長を射殺して大金を奪い、人質としてシェリーを連れ去ってしまう。店の外に出た強盗達は駆け付けた警察官に対して銃を乱射して車で逃走する。
ノボカインは咄嗟に銃殺された警察官が乗って来たパトカーに乗り込み、強盗の車を追う。 シェリーを救いたい一心で無痛の特異な体質を生かして強盗団に立ち向かう。
【感想】
まあまあ、楽しい。期待以上でも、以下でもなかった。
無痛なだけで不死身というわけではないので、あれだけ無茶すればもっと体はボロボロだろうとは思うが、そこは突っ込んじゃいけないところか(笑)
予告編の雰囲気のとおり、コメディーなので。
ストーリー的にも少々ひねりがあり、そこもまあまあ。
ノボカインの奮闘は「これ、過剰防衛だよなあ」と思いながら展開を追ったが、そのあたりも結末はそれなりに納得できるいい塩梅だった。
主人公演じるジャック・クエイドも悪くなかったが、俺が一番いい味出していると思ったのはノボカインのリモートゲーム仲間のロスコー。親友と言えるほどの仲でもないので、「絶対助ける」みたいな真剣みもなければ、頼りになる有能な男でもないが、結局色々ノボカインを助ける。そのユルい感じが良かった。“スパイダーマン”シリーズのピーターとネッドの関係を思い出したが、調べてみたらそれもそのはずロスコー演じるジェイコブ・バタロンは“スパイダーマン”でネッド演じたその人でした(笑)
そういう意味では二番煎じのキャスティングではあるけど、今回も良かったので許す(笑)
「めっちゃ、おススメ」ではないが、気楽に楽しめる。
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