「レッド・ゼップ!レッド・ゼップ!」レッド・ツェッペリン ビカミング ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
レッド・ゼップ!レッド・ゼップ!
ド頭からグッド・タイムズ・バッド・タイムズで始まり、いきなりアガるのだが、メンバーの生い立ち紹介からバンド結成までかなりじっくり進むため、これちょっと丁寧過ぎるんじゃ?と思ったら、案の定、映画はセカンドアルバムまでの話で終わり。結成後の私生活はほぼ出てこないし、イザコザも不幸もなくみんな仲よし!という、バンドにとって一番いい時期だけなのは、公認ドキュメンタリーだからだろうか。
ほぼ音楽面にアプローチした作品になっていて、何曲かはフルコーラスをライブで聴かせてくれるため、池袋グランドシネマサンシャインで特別鑑賞料金にさらにBESTIA料金300円を払っただけの価値はある。ジミー・ペイジが全体をプロデュースしつつ、ボンゾのドラムを軸に演奏が回っていくという流れがいいし、初の英国ギグで観客どっちらけのコミュニケイション・ブレイクダウンに泣けた。
この調子で続きも観てみたいが、解散まで追うとなるとビカミングⅣあたりまでは作られる可能性大。
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