劇場公開日 2025年9月26日

「ドラムもベースも素晴らしい演奏だ!」レッド・ツェッペリン ビカミング アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 ドラムもベースも素晴らしい演奏だ!

2025年9月30日
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鑑賞方法:映画館

映画館の最後席から観たが薄くなった親父の頭が沢山あったのでメインとなる観客の年齢は70歳超えってとこだと思う(56、7年前に15-20歳位がピッタリハマる世代。私は少しズレる世代)。戦後80年で戦時中を語れる人が減るなかしっかり記録に残せるように、映画やドキュメンタリーを各国が沢山制作していくのと同じように、1960年代後半から1970年代前半に革新的に絶頂期を作り出した稀代のロックアーティストも記憶と記録に残そうとしているのだろう(ザ•フーのドキュメンタリーも公開中。これも見なきゃ!)。
レッド•ツェッペリンの最大セールスアルバムは4枚目だと思うが、私は2枚目がお気に入り(映画はこの2枚目のアルバムの頃までのお話)だ。そのオープニング・ナンバーである「胸いっぱいの愛を」のジミー・ペイジのイントロのギターフレーズがとにかく痺れる。バンドの意に反したシングルカットを阻止する為にジミーが超サイケな間奏を組み入れるというエピソードが面白かった(伝説の楽曲には物語がある)。バンドはロバート・プラントと脳天に突き刺さるようなヴォーカルと天才的なテクニックのジミー・ペイジに脚光があたるが今回の映画でジョン・ポール・ジョーンズのベースはズンズン響くし、ジョン・ボーナムのドラムも抜群に上手いんだなぁ、と認識を新たにした。
特別料金+IMAX料金で2900円だったが、レッド・ツェッペリンの黄金時代の幕開けとなる1968-69年を中心に本人たちエピソードとお宝映像、血湧きたつライヴパフォーマンスをたっぷり見せてもらったので、充分にその価値はあった。

アベちゃん
トミーさんのコメント
2025年9月30日

共感ありがとうございます。
自分はファーストと“プレゼンス”が好きで、バンドの不協和音や衰退迄描かれないコンセプト、ライジング!に大共感でした。
ジミーペイジが貴公子然、で驚きました。

トミー
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