ジュラシック・ワールド 復活の大地のレビュー・感想・評価
全338件中、221~240件目を表示
生き残った七人と1匹に幸あれ!
私は吹き替えで観ました。山の日なので、ほぼ満員状態でした。根強い恐竜ファンが多いのに驚かされます。もちろん親子連れが多くて、かなり頻繁にトイレに行く子供達がいて賑やかな感じがしました笑。この作品を見る前には吹き替えのキャストに対する評価がイマイチだったので(ヒロインが棒読み?)、最初は違和感のようなものがちらついたのですが、後半を過ぎるとそんなことも忘れて画面に没頭でした笑(声優はヒロインを松本若菜。博士役を岩田剛典。そのほか吉川愛ややす子なども出てました笑)。昔の恐竜の研究所のある島に、人類の心臓病を根治させる画期的な恐竜のDNAの採取を実行するという極めてシンプルなストーリーなのですが、自分たちが金持ちになるために独占するのか、それとも人類のためにその画期的な根治方法を開放するのかと言う命題が最後まで突きつけられていましたが、見事に後者を選んでくれてありがとうと言いたい。泣けるところは、ヒロインの相棒のダンカンが死んだと思っていたのが生きていた時(感涙!)。恐竜はいろんなタイプが出てきますが、海、空、陸の3タイプとも全部怖いです笑。予告でも鯨のような大きな恐竜が大暴れしていましたが、迫力抜群でした。空飛ぶ恐竜についても人間を大きな嘴で飲み込むのですから、結構グロテスクで観ていられませんでした。極め付けは最後の陸の恐竜です。見慣れたティラノサウルスを醜くした姿は異様でなりません。いずれにしてもどれもお決まりの心臓に悪いギリギリの脱出に痺れてしまいました笑
追記 恐竜に食べられることなく生き残った七人と小さな可愛い恐竜に幸あれと言いたいです!感謝!
ハイブリット・アイランド エイリアンの大地
前作で最終章と言ってた気するけど、ほんの3年で。これって『炎の王国』~『新たなる支配者』間より短い。
だからまるで“新章”って感じがしない。『パークⅢ』~『ワールド』くらいのスパンが無いと。
とは言え、新作は有り難い。イナゴ大パニックになっちゃった前作『新たなる支配者』が何だか締まらぬフィナーレだったし、もっと人間と恐竜の共存に踏み込んで欲しかったから。
それに製作側からすれば、毎回必ず大ヒットが約束されているこのシリーズを易々と終わりにする筈がない。日本でもジャングリア沖縄なんかよりずっとお手軽な恐竜アトラクション。
何だかんだ皆、このシリーズが好きなのだ。第1作目のあの興奮と感動を忘れない。
恐竜たちの時代はまだ終わらない。
一応世界観は『新たなる支配者』のその後だが、新章なので話も監督もキャストも一新。これまでの話とかハモンドとかインジェン社など覚える事もなく、シリーズ初見や本作単体でも見れる作りになっている。
スタッフの特筆点は、脚本を『パーク』『ロスト・ワールド』のデヴィッド・コープがカムバック。
そして監督には、ギャレス・エドワーズ。山崎貴がゴジラの新作を手掛けた時のように、やっぱ今ならこの人だよね~な人選。
巨大生物モノで名を上げただけあって、しっかり心得た見せ方。恐怖と畏敬の念。
にしてもゴジラにSWにジュラシックと、SF少年の夢を叶えている人。
悲願のシリーズ出演おめでとう、スカーレット・ヨハンソン!
兼ねてからシリーズの大ファンで、スピルバーグに“開始5分で恐竜に食べられる役でもいいから出たい!”と直談判してきたヨハンソン。今彼女を起用してそんな勿体ない役はない。堂々主演。シリーズ初の女性主人公。そのタフさはブラック・ウィドウ以上…?
シリーズお馴染み恐竜精通もしくはオタクでジョナサン・ヘイリーが好演。
頼れるマハーシャラ・アリ、THE悪い奴ルパート・フレンド、そして巻き込まれる謎の家族…。分かり易いくらい各々配置。
原点回帰を目指したというギャレス。そこかしこに1作目を彷彿させるシーンが。
クライマックス、売店で襲撃されるシーンはラプトルに厨房で襲撃されるシーンにクリソツ。
家族の末娘がひっくり返ったゴムボートの下でティラノに襲われるシーンは、車に取り残されたハモンドの孫姉弟がティラノに襲われるシーンみたい。尚、ティラノが川を泳ぐこのシーンは、1作目の原作や脚本にはあったものの、都合でカットされたスピルバーグ念願のシーン。
大型草食恐竜と遭遇するシーンに掛かるお馴染みの音楽…。
それらオマージュを見つけるのも楽しみの一つ。
ジュラシック・シリーズのストーリーは、大まかに二つに分けられる。
テーマパークが作られて赴き…というのと、何らかの理由で恐竜の領域へ足を踏み入れる…というもの。
前者はワクワク感、後者は人間の傲慢が描かれ、どちらもシリーズの魅力やメッセージだが、今回は後者。
製薬会社の代表が新薬開発の為に、恐竜のDNAを必要。特殊工作員や恐竜博士が引き抜かれ、あれから生き残った恐竜たちが生息している赤道直下の島へ。
恐竜のDNAと言っても普通の恐竜じゃダメ。陸海空それぞれを制する大型恐竜から。
海の王者、モササウルス。『ワールド』からすっかり常連。
陸を蹂躙、ティタノサウルス。首より長い尻尾を持つシリーズ初登場の恐竜。
空の覇者、ケツァルコアトルス。前作から続投も、名前が覚えづらい…。
3巨大恐竜からDNAを入手せよ! イーサン事案のダイナソー・ミッション!
モササウルスとは船チェイス、ティタノサウルスとは雄大に触れ合い、ケツァルコアトルスとは崖っぷちバトル。緩急メリハリ。
スリリングさはいいんだけど、話的には『パークⅢ』と同じくらいどうでもいい話。番外編的と言うか、シリーズ続行の為に無理矢理作られたような…。
『パーク』『ワールド』1作目のようなワクワク感は薄れ…。やっぱりこのシリーズの醍醐味って、あんな感じじゃないかな…?
前作から3年。映像はいつもながら凄いが、話や設定は急いで作った穴ぼこだらけ。
一応人間の傲慢を描いているが、恐竜をただ利用しようとしているだけで何だか不憫。
今回の話の発端。セキュリティ故障の原因は…。そうならないと話が始まらないとは言え、パークもワールドも今回もセキュリティに大問題。
あんなに大風呂敷広げた人間と恐竜の共存問題はスルー。ただのサバイバル劇。
行きは大型船でモササウルスやスピノサウルスが出迎えたのに、帰りはあんな小型ボートでそれに配慮して恐竜たちは襲ってこない。宇宙戦艦ヤマト並みに帰りは楽々。
いかにもマスコット狙い見え見えのキュートな小型恐竜をお持ち帰り。それはダメでしょ! のび太だってピー助とお別れしたのに…。
って言うか、あの家族いる…?
でも一番要らないのは、見た人皆が槍玉に上げている“アレ”。
またしても今回登場の新ハイブリット恐竜。
いや、ハイブリットでもインドミナス・レックスみたいにちゃんと恐竜スタイルでカッコ良かったらいいんだけど…、何アレ…?
見た人皆が指摘するように、怪獣…? エイリアン…?
前足が4つ、ずんぐりむっくりな体型に、不細工なコブ付き頭。
何をどうやったらあんなブサ恐竜出来るの…? 本当にどっかでエイリアン取っ捕まえて恐竜とハイブリットさせたの…?
デザインもだけど、今回のハイブリットは無ぇわ…。
その必要性も。クライマックス、別にハイブリットでなくともティラノやスピノでも全然成り立つシークエンス。
今回また凄いハイブリット恐竜出るぞ~と見世物の為の客寄せして、シリーズで散々警告してきた傲慢者とやってる事は何ら変わりない。
最後退治しなかったから、次回作あったらまた出るの…? うへ、勘弁…。
鬼舞辻無惨ならこう言うだろう。何とまあ、醜悪な姿だな。
ジュラシック・シリーズには愛着や思い入れや思い出がいっぱい。このシリーズと育ってきたと言っていいくらい。
だからシリーズ新作はいつも楽しみにしている。ちょっと期待外れでも。
だけど、今回は…。つまらなくはなかったけど、これまでにないくらいのコレジャナイ感。
だって、“ジュラシック・ワールド/復活の大地”と言うより、“ハイブリット・アイランド/エイリアンの大地”って感じ。
B級C級映画専門のようなハイブリットや魅せるものナシの話はもういいや。
我々は、純粋に恐竜や恐竜映画が見たいんだ!
それでも私たちは、1作目の興奮と感動を魅せてくれるようなシリーズの復活を期待している。
恐竜たちの時代はまだ終わらない…筈だ。
次回作にも期待…?
ルパート・フレンド、相変わらずかっこよかったなぁ〜(ク◯ヤロウだったけど)
スカヨハも変わらず魅力的、あの太い腕は筋肉だよね〜
俳優さんも身体張る職業で大変だよね〜などと話に関係ない事を考えながら、やっぱりいつの間にのめり込んで観てしまうこのシリーズ。
新章との事なのでこれからシリーズとして製作されていくのでしょうか。
それはそれでストーリー設定が楽しみでもあります。
(メンバー同じかなぁ)
今までの作品でも、“そのスピードじゃ絶対追いつかれてるってば”“いやいやいや主人公だからってそれ、運良すぎでしょ”って思っちゃいますけど、今回の追っかけられシーンでもそう思っちゃいましたけど、良い人達は助かって良いんです!
現実はそうじゃない事も多いので、せめてエンタメの中ではそれで良いんです(笑)
それにしても、異種間交配した恐竜どもの不気味な姿といったら…。確かに、あんな化け物ならやっつける側も罪悪感少なく済むという事でしょうか?
自身にしたら、人間の勝手で自然界にはあり得ない生命体として生を受けさせられて勝手に化け物扱いされて攻撃されるって…やっぱりたまったもんじゃないですよね〜
ま、エンタメ、エンタメ😅
水の存在感がシリーズ屈指!
今作は、水の中を恐竜が泳ぐシーンが多かった。
水生生物がリアルでわくわくした。面白かった!
全体の三分の一は島に着く前までだったから、島に着いてからのストーリーが短くあっけなく感じた観客もいると思う。水をテーマにもっと宣伝しとくべきだったんじゃないかな。水中パートをメインに予告で見せておけば、作品の構造への期待値もずらせたはず。
島に着いてからの見どころはティラノサウルスが水の中を泳ぐシーン。初めてじゃないかな、泳ぐティラノサウルスがジュラシックシリーズで出てきたシーンは。
ティラノサウルスが泳ぐシーンは最もぞくぞくしたシーンな一方で、もっともがっかりしたのもティラノサウルが家族を追いかけるシーン。なぜなら、家族4人を追い詰めるのに捕まえない動き、作成側の都合を感じてしまう瞬間だった。
もし、編集が可能なら、水中に魚などの生き物を追加して、ティラノサウルスが4人を仕留める際、魚に目移りしてそっちの獲物は何匹か仕留めながら一家4人は逃したようにしてほしいな。水中に他の生物がいないのは不自然だったし、そっちのほうがスリルがあると思うので、Blu-rayではその部分修正していてほしいです。
楽しめた
色々なレビューを見てから行ったのであまり期待はしていなかったが自分的には楽しめた。ん?と違和感があるところはありましたが...ゴタゴタ低いレビューを書いて専門家ぶっている意見を見るがそればかりではないと思いました。Tレックスが出てくるシーンでは音楽が不穏な感じになり、セリフで「臭っ」で出てくる!ってわかりワクワクしました。緊張感があり良かった!捕食シーンがあっても良かったと思いましたが...
最後エイリアンが出てきます。ダンカン無事でよかった涙
恐竜から怪獣?
ヨハンセンさん太った?
それはおいて置いて、このシリーズ何かとラプトル出してくるのが嫌なのだが、今度は空飛ぶラプトルって、、、、、い いかげんにしてほしいなあ。
それに最後に出てくる奴、恐竜じゃないよね? もはや怪獣でしょ。しかもとても不細工だし。ゴジラとは言わないけれど、もうすこし何とかならなかったものかね。
恐竜自体はそろそろネタ切れになって、遺伝子改変した恐竜を出してきたのかな。
ストーリー自体は楽しめるものだけど、ラプトルと不細工怪獣?で星減らした。
4Dアトラクションとして楽しむ
ジュラシックワールドシリーズも、細かいことは良いんだよ、という気持ちでいつも4Dで見ています。ストーリーはあってないようなものなので、「そしてキングオブモンスターズの世界へ」というようなエンドを迎えたところから始まったはずの前作(新たなる支配者)は見ていないのですが、なんら問題なく見られる完結型でした。
アトラクションとしてはとてもおもしろかったです。
ストーリーの感想にも少し触れると、登場人物は悪代官の製薬会社、異様に動ける恐竜博士、数名の傭兵、そして何故か大西洋を小舟で横断しようとして巻き込まれたいびつな家族。前作までで生態系がおかしくなり、心臓疾患が増えた人類の窮地を救うべく、とある島に生息する三種の恐竜のDNAを採取しに行くというゲームさながらのミッションを背負って始ります。
悪者はとりあえず死に、主人公の主要組は生き残るのがシリーズの鉄則なので、序盤の不幸を除けば誰が生き残るかは想像がついてしまうのですが、最後まで予想を裏切られたのが途中から出てくる恐竜の赤ちゃんの存在。
てっきりその子を取り戻しに親が襲ってくるとか、あるいは窮地を救う鍵になるとかあるかなと思っていたのですが、ただ餌付けして拉致しただけで終わったのは予想外でした。
わざわざ一般人の家族を巻き込んで、その絆の大切さみたいなものを伝える形で一部ストーリーが展開したにもかかわらず、恐竜に対しては身勝手にも餌付けして、もといた場所からペット目的で連れ去って帰るとか。恐竜は赤道直下の環境でしか合わない的なこと前半で散々言ってたじゃん。
人間の勝手さの極みだなと思ってものすごく嫌悪感があったのですが、これは放置された数々の設定とともに次回作の伏線にでもなるのでしょうか。
一点だけ、どう考えてもクズな娘の彼氏に父親が言っていた、周りの評価に自分を合わせるな、といった趣旨の言葉はなんか良かったです。でもあの彼氏、クズはクズだと思うんだ。
個人的には、ジュラシックの世界にせよキングオブモンスターズの世界にせよ、人類なぞいつか滅びれば良いと思っていて、今回も最後島を去るボードがモササウルスに一飲みされて世界が救われないエンドにならないかなと最後の最後まで期待していたのですが、残念ながらそれもありませんでした。
なぜ帰りはあんなに平和なんだとか言ってはいけない。
このようにストーリーを考え出すとイライラもするのですが、アトラクションとしてはとても楽しかったです!
絶対に初見4Dでの視聴をお勧めします。
次回作?も楽しみです!
海のシーンが爽快
今さらジュラシック?と思いましたが、割と当てにしている日経新聞の映画評価が良かったので見に来ました。
スタートからのテンポが良いですね。
個人的には海の上のシーンがワクワク感があり最高でした。
言わずもがなですが、ジョーズへのリスペクト・愛がすごく感じられる映像でしたし、同時に2つの映画の間の映像技術進歩がすごいなぁと実感させられました。ジョーズのハリボテのサメも怖かったけどね。
そしてスカヨハがすごくカッコよくて魅力的でした。
巻き込まれてしまった家族もチャーミングでしたし、やっぱり悪い人はやられるというお約束もあり、娯楽映画の王道を楽しみました。
予定調和だが不満あり
白人、黒人、女性、子どもが活躍するアメリカ的なキャスト 勧善懲悪的ないつものラスト ちょっと古いが水戸黄門的 それはそれで良い 問題はエンドロールの長さ 最後にあのチビ恐竜が次回への伏線となるような演出があると期待して延々と続くエンドロールを我慢 しかしそのまま終了 レビュー見て行く人は通路側席に座り、エンドロールが始まったら直ぐに帰った方がいい
良質なパニックホラーだが、「生きている恐竜」を描くことへの興味が欠落しているように感じた
MX4Dで鑑賞。
今回は監督がゴジラ(2014)の人で、何やら怪獣じみたハイブリッド種が出てくるとの事前情報もあったので、ジュラシックシリーズ好きとしてはやはりちょっと懸念事項があり…
完全にアトラクション映画と割り切って4Dで観る判断をしたが、結果的に正しかったと感じました。
▼良かった点
パークシリーズへの回帰を謳っていただけあり恐竜パニックホラー作品としての質は高く、かなりハラハラできました。
特に序盤の、家族や主人公らの船がモササウルスやスピノサウルスに襲われるシーンは大満足でした!ティラノサウルスに追い詰められ、ボートに牙が押し付けられて迫ってくる閉塞感とかも最高でした。
妙に役者がかっちゃってキャラクター性が強くなり逆に怖さ薄れたインドラプトルや結局誰一人殺さなかったギガノトサウルスから一転、久しぶりにちゃんと命の危険を感じられる恐竜が見られて良かったです。
人がそれなりにちゃんと食べられるのが怖くて良かった。
危惧していたハイブリッド種ですが、恐竜が見たい人間としてはそもそもとして存在するだけで白けるのはありますが、
デザイン面ではよく見たら思ったよりも恐竜の原型が残っていたこと、そして既存の恐竜たちを殺戮して下げてしまうようなこともなかったため、個人的には思ったよりは問題なかったです。(ハードルが下がりすぎていたかもですが…)
意外なことに、妙に不快な人間キャラカップルが出てきたのに、二人ともめぼしい成長もしなければ食われるでもなく普通に影が薄くなっていって終わったのですが、
これはどう調理しても美味しくならないから無駄な掘り下げもしなかった、のなら英断だと思います。
あと、お馴染みの曲がかかるとやっぱりテンション上がります。
▼悪かった点
最も大きな点として、動物としての恐竜への興味が薄いことが透けて見えてしまった、というところがありました。
というか、こっちは恐竜を見に劇場に来てるのに、人々は普通の恐竜なんか飽きてるよねみたいな始まり方するわ、パンフを見てもハイブリッド種作るのが一番楽しかったとか書いてあるわで、まあそういうことだよな…となってしまいます。
「ジュラシック・パーク」の好きなところは、そこに息づく恐竜たちへの、生命への哲学というか、古生物に対する興味が根底にあるところでした。演出上の嘘が多分に含まれていても、そこには生きている恐竜たちへのリスペクトがありました。
これは多少作風が違えど、パーク1〜ワールド3までの6作全てに少なからずあったものだと認識しています。
今作では、その部分が丸っと欠落しているように感じられました。(脚本は初代パークの方だったらしいのですが、果たして演出面が原因なのか、ストーリーなのか、何なのでしょうか…)
先述の通りパニックホラーの恐竜アトラクションとしては楽しい映画だったのですが、ここを理由に評価を大きく下げ、ジュラシック・パークから始まったシリーズとして見たときにワースト作品に置かざるを得ないです。
何というか、ほとんど全ての恐竜が、お化け屋敷のギミックとして設置されているもののように感じられてしまいました。過去作にはある「生きて行動しているところに遭遇した」という感じが本当に薄かった。場面のために置いてあるものを次々起動しているだけ感。
動いている姿を見た時に、言語化は難しいのですが実際の動物を見た時に覚えるある種の感覚がまるでない。
特に最悪だったのがドロレスとか名付けられた小さな草食竜で、アニメチックなキャッチーさに全振りしたディズニー動物キャラをモーションそのままに3Dモデルだけをリアルなものに差し替えた、みたいな感じになっていたように思います。大袈裟に言えば。こんなの恐竜じゃない。動物としての動きを描くということに対する意識が完全に欠落している。とんで跳ねて、あれは妖精かなんかだと思います。
ティタノサウルスに出会って博士が感動しているシーンがありましたが、ここまで胸打たれないシーンにできるとは…。
ハイブリッド種のDレックスとミュータドンは、先に述べた通り出しゃばりすぎないのが普通の恐竜好きとしては傷が浅くなるので良いところではあるのですが、
でもやっぱりじゃあお前らの存在意義はなんだったのってなりはするので悪いところでもありました。
その名前(ディストータス)の通り歪んてしまったDレックスですが、それを敵の主役として配置するのならその悲劇性にある程度の説明をすることは描き手の責任ではないのか?歪むだけ歪ませてここまで何の役割も与えないというのなら、それこそ申し訳ないが本当に「俺は恐竜に飽きてるしもっとクールな怪獣デザインを出すぜ!お前らもこの方が良いだろ!」と、恐竜映画に怪獣という土足で上がり込んいると見られても仕方なくないですかこれ。
ミュータドンは本当になんだったんでしょうか、普通にラプトルに追っかけられたかった以上の感想がないです。特に飛んで脅威になりまくったこともないし。
登場に大した意味がないのなら普通の恐竜がよかった。ここもまた、生きている恐竜への興味薄いんだろうなって感触に繋がってくる。
あとこれはワールド1以降ずっと思っているんですが、恐竜の攻撃を人間が直接避けるアクションしちゃうのは本当にやめてほしいです。
今作もケツァルコアトルスの攻撃を割と人間アクションで避けちゃってて嫌でした。
人間にはパニクってバタつきまくりながら立ち回りでかろうじて間接的に避ける、以外のことは全くできない無力さでいてほしいと思います。で、割と食われる。パークシリーズのとても好きなところです。
過去と同じものが見たいのであれば過去作を見てろって話ですし、新しいアプローチを真っ向からは否定したくはありません。実際今回はかなりハラハラできたわけだし4D楽しかったし、シリーズが完全に死ぬよりよっぽどいいし。
シナリオが雑とか、主役の吹き替えが久しぶりにマジでキツいと感じたとか、そういうのもまあいいんです。
恐竜へのリスペクトが、生物への愛と興味のある描き方があれば。
それが薄く感じられたので、ジュラシックシリーズの新作として見るとちょっとキツかったです。
1作限りの尖った作品なら良いかなと後で思えそうなので、次回作は監督変えてほしい。
とにかくまあ、新しいスピノ見られて嬉しかったです。
ストーリーはこれまでで1番雑だけど
シナリオには何の深みも捻りもなく、キャラクターにも魅力がない。
(メインの傭兵2人の背景に誰が共感するんだ、パークの元研究者や管理者みたいな設定にした方がよかったのでは?)
ただ映像に関しては見所が多く、新鮮な気分で楽しむことができた。
モサとスピノの共生やティタノのシーン、特に個人的にはティラノからの逃走劇はメンツ的に恐らく死人が出ないと分かっていながらもハラハラした。
(シリーズファンであれば誰が食われるか大体予想できるはず)
後半のミュータント恐竜(Dレックスとミュータドン)に関しては初代オマージュでやってることは同じなため退屈だった。
第4作からハイブリッド恐竜でクリーチャー化は散々擦ってきたのでこの辺はシナリオで引き込んでほしかった。
初代の「生命は道を見つける」的な名台詞が生まれればここから始まる新章の期待感も上がったのではないかと思う。
シンプルにエンタメ映画として楽しめるのだけど、物語性やテーマを感じることができなかったのは残念。
迷ったら字幕が吉
シリーズを重ねたことによるマンネリ感はありつつも、なんだかんだギリギリのところで恐竜たちから喰われるか逃げ切れるかのサバイバルを繰り広げるシーンはさすがの迫力。
最後に女の子を守ろうとしたダンカンが発煙筒で囮になる場面は不覚にも涙腺が緩む。自分が同じような状況になったとしたら(ならないけど)他人の子供のために死を覚悟で体を張れるだろうか?って。
他の方が言うような「もはや恐竜でもないクリーチャー出しといてジュラシック・ワールドのシリーズ作品名乗るのはいかがなものか」という点は、自分は気にならなかった。幸か不幸かシリーズにそれほど強い思い入れがなかったからだ。
【以下、残念な点】
①設定が安っぽい
まず父と娘二人とその彼氏の4人でちっこい船で航海してる意味が分からない。設定のための設定に見えてしまうというか、もう少し「その世界の中の説得力」が欲しかった。
そして陸・海・空の恐竜から血(?)を採取する設定はいかにもRPGゲームさながらのおつかいイベントな安っぽさ。
色々な場面で恐竜から逃げ切れるか喰われるかのサバイバルを繰り広げる絵面のために作られた設定という感じが滲んでしまっている。
②吹き替えがやばい。
個人的に一番キツかったのがこれだった。エンドロール見終わって明るくなった場内で、隣にいた妻に私が最初に言った一言は「主役の女優さんの吹き替え、めちゃくちゃ下手じゃなかった?」だった。
主人公ゾーラの吹き替えが聞いてられないほど酷いことが気になりすぎて、作品の世界観に入るのにかなり時間がかかってしまったほどだ。
「セリフを読んでいる」のがハッキリ出てしまっていて、どうにも物語の中のゾーラが喋っている言葉に聞こえてこなかった。
映画を観ながらも、物語そっちのけで「なぜこんなに『セリフを読んでる感』が出てしまうんだろう」と考え込んでしまった。
そして、その理由が分かった。一言一句あまりにも滑舌が良すぎるのだ。
車の中で普通にしゃべっているシーンでさえ気になるほどの不自然さなのに、サバイバルパニックの場面でも走ったり逃げたりしている最中でさえ、疲れや消耗、恐怖や動揺といった心身の状態が存在しない世界にいるかのように、ひたすら1音1音をはっきりと発音しながら喋る。
いかにも「一生懸命に台本を読んでいる」感がヒシヒシと伝わってくるのだ。
吹き替えの多少の演技力のなさなんて普段はまったく気にしないが、そのことで作品の世界観に入り込むのに時間がかかってしまうようでは否定的なコメントをせざるを得ない。
たぶん字幕で見ていたら、もう少し作品を楽しめたのではないかなと思う。
今から観ようと思っている方には、即答で字幕をお勧めします。
期待してなかったけど
前作がイマイチだったので期待していませんでしたが、以外に楽しめました。
遺伝子操作された恐竜が出てくるという話をちらっとみていたので、そのへんもどうかなと思っていました。メインは普通の恐竜メインだったので、違和感なかったです。
子どもと一緒に見に行ったのですが、最初の話の始まりあたりは退屈だった様です。恐竜が出てくるとハラハラドキドキの連続で楽しかったようです。
残念だったのは、子どもと一緒なので吹き替えだったこと。主役のスカーレット・ヨハンソンの吹き替えが合ってなかったこと。役に合っていないのか、単に技術がないのかわかりませんが、ドラマメインの俳優よりちゃんとした声優にしてほしいです。
【ネタバレ】面白かった人はレビュー見ないで
ジュラシックシリーズは1作目から全部追いかけてます。予告が凄く面白そうだったので映画館に足を運びました。結果、ジュラシックの皮をかぶった地獄を見ました。
過去作は不可能を実現するための科学の暴走やら遺伝子操作による自然への冒涜などテーマがあり、葛藤や罪悪感を乗り越えて困難に立ち向かったりしてました。本作は薬のために恐竜の生体組織を3種類集めるというゲームみたいなお使いがメインでした。
モササウルスとの攻防は迫力あって面白かったのですが、船へソフトタッチ過ぎませんか?スピノサウルスと種を超えて共闘とかするのですか? このへんで違和感がじわじわ湧いてきました。ストーリーで強烈にけん引してくれれば細かいところはどうでもいいのですが、本作は登場人物の感情の機微もなければ食われるか逃げられるかのドキドキもないので細かいアラが気になりだすと止まらなくなりました。
以下、気になったアラを列挙します。ネタバレもします。
モササウルスの皮膚は厚さ10cm。サンプル採取用の針の長さ目視で10cm。大丈夫? 血管に届く? そもそも血管の位置分かる?
パパ、娘を助ける時足が挟まってパキパキって折れた音したよね。歩けないって杖ついてたのに、時間が経つにつれ普通に歩いて終いには走ってたよね。驚異の再生力だよ。あなたの血で特効薬作れそうだよ。
彼氏が危険を顧みず海に飛び込んだけど、パパは結婚を許すべきではない。ヨット上での言動がひどすぎる。きっと飛び込んだのは不良がちょっといいことしたら滅茶苦茶評価されるアレだ。将来は酒・ドラ●グ・女・DVまみれの旦那になるぞ。ラプトルの前に放り出せ。
草原で何十mもありそうな巨大恐竜と遭遇した時、恐竜たちは伏せてたのか? まったくその場におらず、尻尾が出てきて初めてそこにいることに気づいたみたいな感じだったけど。草の丈は人の身長くらいだったけど隠れられそ? カメラ引いたら無数にいたけど気付かなかったんか?
ドロレスはなぜ1匹だったんだろう。近くに親がいてドツかれないか心配したけど無駄だった。T-REXからボートで逃げたときはぐれて相当離れたはずなのにドロレスは平然と合流してたね。すげえ脚力と嗅覚。
T-REXはなんであんなボーーーーーーーッとしてんの? 寝起きだから? 寝起きは食欲わかないからね。わかる。でも寝起きなのにゴムボートが立ち上がって倒れた後手品みたいに素早く消えたよね。ゴムボートはT-REXが噛んでもパンクひとつしない。なにで出来てるの?
コンビニでベラが冷蔵庫に隠れた瞬間庫内の電気が消えて、恐竜の注意がそれた瞬間電気がついた。どんだけ強運なのよ。生きて出られたらパワーボール買おうぜ。
ラストの恐竜は見た瞬間ち●こじゃんと思った。調べたらエイリアンのゼノモーフがモチーフらしい。道理で。おぞましいものが出来て島を放棄したらしいが、妙に納得した。そりゃこんなモノ生み出したら裸足で逃げ出すわ。
脱出時はモサもスピノも出てこず平然とボートで脱出できたね。なんで?
ドロレス連れて帰ったけど大丈夫そ? 赤道から連れ出したら生きていけないことない?
もう鑑賞中こんなことばかり考えてました。ストーリーは何一つ覚えておらず、突っ込んでばかりの俺は巨ち●こサウルスに頭から齧られるべきなのかもしれません。
ジュラシック・ワールド 復活の大地
色々酷評もされていますが、物語もわかりやすく、所々シリーズのオマージュもあり単純に映画として楽しめました。
冒頭のチョコの袋。最初あれが恐竜に何かの影響与えちゃうかと思って、え〜…と思ったけどちがくてよかった😅
どデカいモササウルスと船のデットヒートは個人的に好きなシーン。しかしモサ公は1人も食べられず退場と言う無念ww
続いてお馴染みT-REX!まさかの寝返りレックスはちょっと可愛かったのと泳ぐティラノは新鮮でした。ティラノが家族を追いかけるシーンで「え!?」と思う出来事が…ゴムボートの強度が強すぎん??初代ジュラシックでタイヤ噛みちぎってたのにゴムボートに穴も開けられないとは…
ティタノサウルスは美しかった(尻尾は御愛嬌)
ケツァルコアトルスのシーンはもう少し迫力が欲しかったかな〜と。ここまでは恐竜も迫力あってよかったんですけどね〜…最後の遺伝子操作された恐竜、いやエイリアンモンスター…遺伝子操作しても恐竜のスタイルはちゃんと残して欲しかった。インドラプトルやインドミナスはちゃんと恐竜だったのに。ここがとても残念でしたが次の日も見に行きました😅
これからどうなる?
ついに新章開幕!ドルビーシネマで観て良かった!この迫力を待っていた!概ね期待通りで、自分としてはファミリーが島内を逃げまわるところはジャングルクルーズみたいで良かった。恐竜に襲われるシ―ンは正直どこかで見たなぁとは思ったが、分かってはいてもやっぱり興奮する!
さて今作、どうやら恐竜の遺伝子が今後のキ―になってくるようだけど…。新薬を開発して今後も恐竜から血液を採取するために生かし続ける…そのために飼育し続ける施設をを作るとか?はたまた最後少女がトリケラトプスの赤ちゃんを連れ帰ったけれど、それも次回に活かされるんだろうか?遺伝子操作されて決して人間を襲わない、共生していく未来を描くのかな?
このシリーズはハズレがないと思うし長く続いてきた。だからこそやり尽くした感もある。どこまで続くかわからないが、中だるみしない
ことを期待したい。
ご都合主義のジュラシックワールド番外編
恐竜映画を見に来たはずが、出てきたのは「恐竜の皮をかぶったB級人間ドラマ」。
シリーズのファンとして、正直かなりがっかりしました。
◾️恐竜?あぁ、ちょっとしか出ませんよ
出番は少ない、迫力も薄い、しかも種類も限られていてモデリングコストの安そうな連中ばかり。動きのある恐竜は早々に退場し、残ったのは“撮りやすい恐竜”だけ。
捕食シーンも「恐竜が遠くで何か食べてたっぽい」で終了。いや、その場でガブッといけよ。何でわざわざカメラの外まで持ち帰るんだ。全体的に草食竜の扱いがもったいない。
◾️人間ドラマ「尺稼ぎの無駄遣い大会」
恐竜を映さないために、謎にヒューマンストーリーを盛り盛り投入。
ただし伏線ゼロ、回収ゼロ、感動ゼロ。見終わって残るのは「で、あの設定何だったの?」という虚無感。
予算削減のために恐竜の出番が少なくなったんだなと感じるほど。
◾️キャラクター残念選手権
①棒読み主人公
登場5秒で「この映画やばい」と悟らせる。声優が酷く、抑揚は死滅。脚本と一緒に化石化してます。
②違法製薬会社の男
見事にフラグを立てまくり、観客全員が「お前は死ぬ」と確信。で、死に方もしょぼい。恐竜映画に来てまで、このレベルのやられ方は見たくない。
③子供にあつい船長
一見頼りになるけど、船を浜に打ち上げる以外の活躍はなし。最後は奇跡の囮生還も、「いや、その光出したらまた襲われるでしょ?」とツッコミ待ち。
④子供心の研究者
いいやつ。でも高所から落ちて無傷は、もう人間じゃない。多分ティラノサウルスより強い。
⑤モササウルス被害者の会
父親:足を怪我してる設定なのにほぼ元気。たまに思い出したように痛がる。RPGの状態異常みたいにオンオフ切り替え。
長女:危機管理ゼロ、ヒステリーMAX、自滅芸人。危機では固まるか暴走かの二択。自分の仲間にいたら一番最初に恐竜に食わせてる。
彼氏:唯一の功績は長女救出。でもそれがストーリーに活きない。以後は背景の一部。
次女:脳内お花畑。生き残ったのは「子供を死なせたくない映画の事情」なだけ。
⑥その他の犠牲者たち
瞬殺されて成仏。合掌。噛まれても最後まで張り付く姿は尊敬の念が絶えません。
◾️恐竜界の黒歴史「キメラ」
これだけは本気で言わせてほしい。お前はジュラシックワールドに来るな。
完全にモンスターハンターかゴジラかバイオハザード。作品へのリスペクトが皆無。
素材も恐竜の使い回しで安直すぎる。まだランペイジの方がキャラ際立ってる。
【総評】
恐竜映画の皮を被った、都合主義のオンパレード。予算の都合を察してしまうほど迫力もリアリティも欠け、唯一無双だったのはゴムボート。
次回作は「ジュラシック・ボート」に改名してもらって構いません。
Misstopia
前作のイナゴ大襲来の衝撃からはや3年、メインタイトルは一緒ですが、一度リセットした新しい世界線でのジュラシックワールドという事で、期待半分不安半分での鑑賞。
まだ前作よりかは恐竜の活躍はありましたが、ストーリーはあってないようなものですし、恐竜に興味の薄れた世界というのが前提で進んでいくのであんましトーンが上がらないという微妙な作品でした。
序盤からトンチキっぷりが炸裂しており、恐竜を保護する施設がスニッカーズの空き袋が扉に挟まっただけで全システムが崩壊するという杜撰っぷりはもうコメディやんってなりました。
新シリーズの始まりをこんな感じでやってしまうと、これからも何度もやり直しが効くじゃんと後発に勘違いさせてしまうのは嫌だなってなりました。
恐竜のDNAを採取してすげぇ新薬作ろうぜ!とかいう頭のネジが外れた発想は結構好きですし、陸海空を駆け回るっていうテイストもめっちゃ良いなと思ったんですが、発送にストーリーが全く追いついてきていないというのが致命的でした。
キャラクターも魅力的にはどうしても思えず、スカヨハ演じる傭兵も強さは感じるんですがそれだけで、もっとバリバリ恐竜とやり合って欲しかったですし、博士もめちゃデカ恐竜に興奮するのは分かるんですが、知識よりもオタクが前に出てしまっていてノイズでしたし、新薬の社長はシンプル黒幕であるはずなのに口先だけのみみっちいキャラになっていましたし、船舶関係のキャラは薄味ときたもんですからうまく飲み込めないですし、3人家族+娘の彼氏も出てくるんですが、基本的にはトラブル巻き込まれ要因で、そんな事するんじゃないよ…って展開ばかりなのは残念でした。
娘の彼氏が娘を助けに一直線に海に飛び込んでいったところはGOODでした。
VS恐竜も本当に陸海空をなぞっているだけなのが致命的で、海なら海で戦って、陸なら陸で追いかけっこして、空なら崖でやり合ってという意外性がないままのバトルなので、迫力こそあれどなんだか盛り上がらないというのが致命的でした。
なんなら戦ってるシーンよりもティタラサウルスがイチャイチャしてるところを、小人サイズである人間たちがわったわった駆け回って血液を採取したり、博士が足に抱きついたりするシーンの方が面白かったです。
全体的にサブキャラが役目を終えたら恐竜たちに襲われるっていうのが多くて萎えました。
船長の娘なんかまだまだ深掘りできそうだったのに荷物を撮りに行った背後から襲われて海に引きずりこまれるとかいう残念すぎるオチでしたし、船長は娘のために動いていたはずなのになぜかサラッと島の中に入っていっちゃいますしでキャラの扱いが雑すぎる…ってなりました。
ラストの展開もねぇ…って感じで、もう恐竜ってよりかはエイリアンだなって思いましたし、それらが行き着く点も既視感のある終わり方ですし、なんだかハッピーエンドにはなっているけれどそれで良いのか?ってくらいあっさりしていてモヤっとしました。
興行も良さそうなので続編も多分作られると思いますが、今作と同じメンバーでいくとなると同じような事をやりそうなので期待値はあんましかなと思いました。
もっと派手に恐竜とやり合ってくれると嬉しい限りです。
鑑賞日 8/8
鑑賞時間 17:15〜19:35
残念ながら面白くない、、
酷かった、特に恐竜のキメラ
インドミナスレックスはまだ許容できた、ちゃんと恐竜してたしカッコよかったから、、
でも今回のは無い、クリーチャーじゃん、ジュラシックとは?復活の大地とは?
あと姉妹がストレス、ヒスる姉と恐竜の子供をエサで釣って拉致る妹、てかあのファミリー自体要らない、ヨットで、それも幼い娘を連れて大航海しようとしてた親父も、それについて来た娘の彼氏も意味わからん。シナリオに無理矢理捩じ込んだみたいな登場の仕方。
話しがうっすい(お馴染みの流れなので仕方ないかも)、ジュラシックシリーズである必要が感じられなかった、
化け物パニック映画ならまぁ見れた、どちらにしろ面白く無いけど、
ジュラシックパーク2の方が面白かった。
面白くないわけではないけど
IMAXにて鑑賞
個人的感想としては面白かったけど、クリス・プラット主演の全3部作には劣るかな、、、と
良かったと思った点
ティラノサウルスの欠伸からの寝返りはめっちゃ可愛くて面白かった
というか、あの遭難一家のシーンは総じて好きだった
ラプトルに襲われそうになるションベンのシーンとか
そうはならんやろ!とは思わなくもないけど娯楽映画として楽しめた
ラストのコンビニ?みたいなところでの恐竜から隠れるシーンとか、これぞジュラシックパーク!みたいなやり取りでハラハラしたし
人造恐竜が自分の足でペットボトル踏んで、反応するシーンとかも印象残ってるな
面白くないなって感じた点
なんか全体的に傭兵組のキャラクターのバックボーンとか抱えてるものが掴みきれなかった。
薬のデータを世界中に公開しよう!ってなった流れも個人的にはよくわからんかった
あとは、ラストのD-Lexがほぼクリーチャーみたいな雰囲気だったのも残念だった。
大いなる自然からのしっぺ返しとして、人間が扱える領域ではないっていうメッセージ性が含まれてるのは分かるけど、、、
ただ、D-Lexのデザインをかっこいいものにしてしまうと炎の王国で出てきた人造恐竜ラスボスと設定被るもんなー、、、
ダンカンが生き延びれた理由も明確にあって欲しかったな。
あとは、船の乗組員のニーナ?女の子が海岸でスピノサウルスに殺されてしまった後に肩身のハンカチを手に取る意味深なカット、すごく良い画だけどそのあとへの繋がりもうちょっと欲しかったな
肩身を手にしたクルー、何を残すともなくケツァルコアトルに食べられちゃったし
全体的に恐竜のバリエーションが少なく感じたのが残念だったかも
恐竜たくさん見たい!って思いながら行ったのもそう感じた要因かもしれないけど
少なくとも続きはあんまり期待してないかな。
72/100
全338件中、221~240件目を表示



