ジュラシック・ワールド 復活の大地のレビュー・感想・評価
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良質なパニックホラーだが、「生きている恐竜」を描くことへの興味が欠落しているように感じた
MX4Dで鑑賞。
今回は監督がゴジラ(2014)の人で、何やら怪獣じみたハイブリッド種が出てくるとの事前情報もあったので、ジュラシックシリーズ好きとしてはやはりちょっと懸念事項があり…
完全にアトラクション映画と割り切って4Dで観る判断をしたが、結果的に正しかったと感じました。
▼良かった点
パークシリーズへの回帰を謳っていただけあり恐竜パニックホラー作品としての質は高く、かなりハラハラできました。
特に序盤の、家族や主人公らの船がモササウルスやスピノサウルスに襲われるシーンは大満足でした!ティラノサウルスに追い詰められ、ボートに牙が押し付けられて迫ってくる閉塞感とかも最高でした。
妙に役者がかっちゃってキャラクター性が強くなり逆に怖さ薄れたインドラプトルや結局誰一人殺さなかったギガノトサウルスから一転、久しぶりにちゃんと命の危険を感じられる恐竜が見られて良かったです。
人がそれなりにちゃんと食べられるのが怖くて良かった。
危惧していたハイブリッド種ですが、恐竜が見たい人間としてはそもそもとして存在するだけで白けるのはありますが、
デザイン面ではよく見たら思ったよりも恐竜の原型が残っていたこと、そして既存の恐竜たちを殺戮して下げてしまうようなこともなかったため、個人的には思ったよりは問題なかったです。(ハードルが下がりすぎていたかもですが…)
意外なことに、妙に不快な人間キャラカップルが出てきたのに、二人ともめぼしい成長もしなければ食われるでもなく普通に影が薄くなっていって終わったのですが、
これはどう調理しても美味しくならないから無駄な掘り下げもしなかった、のなら英断だと思います。
あと、お馴染みの曲がかかるとやっぱりテンション上がります。
▼悪かった点
最も大きな点として、動物としての恐竜への興味が薄いことが透けて見えてしまった、というところがありました。
というか、こっちは恐竜を見に劇場に来てるのに、人々は普通の恐竜なんか飽きてるよねみたいな始まり方するわ、パンフを見てもハイブリッド種作るのが一番楽しかったとか書いてあるわで、まあそういうことだよな…となってしまいます。
「ジュラシック・パーク」の好きなところは、そこに息づく恐竜たちへの、生命への哲学というか、古生物に対する興味が根底にあるところでした。演出上の嘘が多分に含まれていても、そこには生きている恐竜たちへのリスペクトがありました。
これは多少作風が違えど、パーク1〜ワールド3までの6作全てに少なからずあったものだと認識しています。
今作では、その部分が丸っと欠落しているように感じられました。(脚本は初代パークの方だったらしいのですが、果たして演出面が原因なのか、ストーリーなのか、何なのでしょうか…)
先述の通りパニックホラーの恐竜アトラクションとしては楽しい映画だったのですが、ここを理由に評価を大きく下げ、ジュラシック・パークから始まったシリーズとして見たときにワースト作品に置かざるを得ないです。
何というか、ほとんど全ての恐竜が、お化け屋敷のギミックとして設置されているもののように感じられてしまいました。過去作にはある「生きて行動しているところに遭遇した」という感じが本当に薄かった。場面のために置いてあるものを次々起動しているだけ感。
動いている姿を見た時に、言語化は難しいのですが実際の動物を見た時に覚えるある種の感覚がまるでない。
特に最悪だったのがドロレスとか名付けられた小さな草食竜で、アニメチックなキャッチーさに全振りしたディズニー動物キャラをモーションそのままに3Dモデルだけをリアルなものに差し替えた、みたいな感じになっていたように思います。大袈裟に言えば。こんなの恐竜じゃない。動物としての動きを描くということに対する意識が完全に欠落している。とんで跳ねて、あれは妖精かなんかだと思います。
ティタノサウルスに出会って博士が感動しているシーンがありましたが、ここまで胸打たれないシーンにできるとは…。
ハイブリッド種のDレックスとミュータドンは、先に述べた通り出しゃばりすぎないのが普通の恐竜好きとしては傷が浅くなるので良いところではあるのですが、
でもやっぱりじゃあお前らの存在意義はなんだったのってなりはするので悪いところでもありました。
その名前(ディストータス)の通り歪んてしまったDレックスですが、それを敵の主役として配置するのならその悲劇性にある程度の説明をすることは描き手の責任ではないのか?歪むだけ歪ませてここまで何の役割も与えないというのなら、それこそ申し訳ないが本当に「俺は恐竜に飽きてるしもっとクールな怪獣デザインを出すぜ!お前らもこの方が良いだろ!」と、恐竜映画に怪獣という土足で上がり込んいると見られても仕方なくないですかこれ。
ミュータドンは本当になんだったんでしょうか、普通にラプトルに追っかけられたかった以上の感想がないです。特に飛んで脅威になりまくったこともないし。
登場に大した意味がないのなら普通の恐竜がよかった。ここもまた、生きている恐竜への興味薄いんだろうなって感触に繋がってくる。
あとこれはワールド1以降ずっと思っているんですが、恐竜の攻撃を人間が直接避けるアクションしちゃうのは本当にやめてほしいです。
今作もケツァルコアトルスの攻撃を割と人間アクションで避けちゃってて嫌でした。
人間にはパニクってバタつきまくりながら立ち回りでかろうじて間接的に避ける、以外のことは全くできない無力さでいてほしいと思います。で、割と食われる。パークシリーズのとても好きなところです。
過去と同じものが見たいのであれば過去作を見てろって話ですし、新しいアプローチを真っ向からは否定したくはありません。実際今回はかなりハラハラできたわけだし4D楽しかったし、シリーズが完全に死ぬよりよっぽどいいし。
シナリオが雑とか、主役の吹き替えが久しぶりにマジでキツいと感じたとか、そういうのもまあいいんです。
恐竜へのリスペクトが、生物への愛と興味のある描き方があれば。
それが薄く感じられたので、ジュラシックシリーズの新作として見るとちょっとキツかったです。
1作限りの尖った作品なら良いかなと後で思えそうなので、次回作は監督変えてほしい。
とにかくまあ、新しいスピノ見られて嬉しかったです。
ストーリーはこれまでで1番雑だけど
シナリオには何の深みも捻りもなく、キャラクターにも魅力がない。
(メインの傭兵2人の背景に誰が共感するんだ、パークの元研究者や管理者みたいな設定にした方がよかったのでは?)
ただ映像に関しては見所が多く、新鮮な気分で楽しむことができた。
モサとスピノの共生やティタノのシーン、特に個人的にはティラノからの逃走劇はメンツ的に恐らく死人が出ないと分かっていながらもハラハラした。
(シリーズファンであれば誰が食われるか大体予想できるはず)
後半のミュータント恐竜(Dレックスとミュータドン)に関しては初代オマージュでやってることは同じなため退屈だった。
第4作からハイブリッド恐竜でクリーチャー化は散々擦ってきたのでこの辺はシナリオで引き込んでほしかった。
初代の「生命は道を見つける」的な名台詞が生まれればここから始まる新章の期待感も上がったのではないかと思う。
シンプルにエンタメ映画として楽しめるのだけど、物語性やテーマを感じることができなかったのは残念。
迷ったら字幕が吉
シリーズを重ねたことによるマンネリ感はありつつも、なんだかんだギリギリのところで恐竜たちから喰われるか逃げ切れるかのサバイバルを繰り広げるシーンはさすがの迫力。
最後に女の子を守ろうとしたダンカンが発煙筒で囮になる場面は不覚にも涙腺が緩む。自分が同じような状況になったとしたら(ならないけど)他人の子供のために死を覚悟で体を張れるだろうか?って。
他の方が言うような「もはや恐竜でもないクリーチャー出しといてジュラシック・ワールドのシリーズ作品名乗るのはいかがなものか」という点は、自分は気にならなかった。幸か不幸かシリーズにそれほど強い思い入れがなかったからだ。
【以下、残念な点】
①設定が安っぽい
まず父と娘二人とその彼氏の4人でちっこい船で航海してる意味が分からない。設定のための設定に見えてしまうというか、もう少し「その世界の中の説得力」が欲しかった。
そして陸・海・空の恐竜から血(?)を採取する設定はいかにもRPGゲームさながらのおつかいイベントな安っぽさ。
色々な場面で恐竜から逃げ切れるか喰われるかのサバイバルを繰り広げる絵面のために作られた設定という感じが滲んでしまっている。
②吹き替えがやばい。
個人的に一番キツかったのがこれだった。エンドロール見終わって明るくなった場内で、隣にいた妻に私が最初に言った一言は「主役の女優さんの吹き替え、めちゃくちゃ下手じゃなかった?」だった。
主人公ゾーラの吹き替えが聞いてられないほど酷いことが気になりすぎて、作品の世界観に入るのにかなり時間がかかってしまったほどだ。
「セリフを読んでいる」のがハッキリ出てしまっていて、どうにも物語の中のゾーラが喋っている言葉に聞こえてこなかった。
映画を観ながらも、物語そっちのけで「なぜこんなに『セリフを読んでる感』が出てしまうんだろう」と考え込んでしまった。
そして、その理由が分かった。一言一句あまりにも滑舌が良すぎるのだ。
車の中で普通にしゃべっているシーンでさえ気になるほどの不自然さなのに、サバイバルパニックの場面でも走ったり逃げたりしている最中でさえ、疲れや消耗、恐怖や動揺といった心身の状態が存在しない世界にいるかのように、ひたすら1音1音をはっきりと発音しながら喋る。
いかにも「一生懸命に台本を読んでいる」感がヒシヒシと伝わってくるのだ。
吹き替えの多少の演技力のなさなんて普段はまったく気にしないが、そのことで作品の世界観に入り込むのに時間がかかってしまうようでは否定的なコメントをせざるを得ない。
たぶん字幕で見ていたら、もう少し作品を楽しめたのではないかなと思う。
今から観ようと思っている方には、即答で字幕をお勧めします。
期待してなかったけど
前作がイマイチだったので期待していませんでしたが、以外に楽しめました。
遺伝子操作された恐竜が出てくるという話をちらっとみていたので、そのへんもどうかなと思っていました。メインは普通の恐竜メインだったので、違和感なかったです。
子どもと一緒に見に行ったのですが、最初の話の始まりあたりは退屈だった様です。恐竜が出てくるとハラハラドキドキの連続で楽しかったようです。
残念だったのは、子どもと一緒なので吹き替えだったこと。主役のスカーレット・ヨハンソンの吹き替えが合ってなかったこと。役に合っていないのか、単に技術がないのかわかりませんが、ドラマメインの俳優よりちゃんとした声優にしてほしいです。
【ネタバレ】面白かった人はレビュー見ないで
ジュラシックシリーズは1作目から全部追いかけてます。予告が凄く面白そうだったので映画館に足を運びました。結果、ジュラシックの皮をかぶった地獄を見ました。
過去作は不可能を実現するための科学の暴走やら遺伝子操作による自然への冒涜などテーマがあり、葛藤や罪悪感を乗り越えて困難に立ち向かったりしてました。本作は薬のために恐竜の生体組織を3種類集めるというゲームみたいなお使いがメインでした。
モササウルスとの攻防は迫力あって面白かったのですが、船へソフトタッチ過ぎませんか?スピノサウルスと種を超えて共闘とかするのですか? このへんで違和感がじわじわ湧いてきました。ストーリーで強烈にけん引してくれれば細かいところはどうでもいいのですが、本作は登場人物の感情の機微もなければ食われるか逃げられるかのドキドキもないので細かいアラが気になりだすと止まらなくなりました。
以下、気になったアラを列挙します。ネタバレもします。
モササウルスの皮膚は厚さ10cm。サンプル採取用の針の長さ目視で10cm。大丈夫? 血管に届く? そもそも血管の位置分かる?
パパ、娘を助ける時足が挟まってパキパキって折れた音したよね。歩けないって杖ついてたのに、時間が経つにつれ普通に歩いて終いには走ってたよね。驚異の再生力だよ。あなたの血で特効薬作れそうだよ。
彼氏が危険を顧みず海に飛び込んだけど、パパは結婚を許すべきではない。ヨット上での言動がひどすぎる。きっと飛び込んだのは不良がちょっといいことしたら滅茶苦茶評価されるアレだ。将来は酒・ドラ●グ・女・DVまみれの旦那になるぞ。ラプトルの前に放り出せ。
草原で何十mもありそうな巨大恐竜と遭遇した時、恐竜たちは伏せてたのか? まったくその場におらず、尻尾が出てきて初めてそこにいることに気づいたみたいな感じだったけど。草の丈は人の身長くらいだったけど隠れられそ? カメラ引いたら無数にいたけど気付かなかったんか?
ドロレスはなぜ1匹だったんだろう。近くに親がいてドツかれないか心配したけど無駄だった。T-REXからボートで逃げたときはぐれて相当離れたはずなのにドロレスは平然と合流してたね。すげえ脚力と嗅覚。
T-REXはなんであんなボーーーーーーーッとしてんの? 寝起きだから? 寝起きは食欲わかないからね。わかる。でも寝起きなのにゴムボートが立ち上がって倒れた後手品みたいに素早く消えたよね。ゴムボートはT-REXが噛んでもパンクひとつしない。なにで出来てるの?
コンビニでベラが冷蔵庫に隠れた瞬間庫内の電気が消えて、恐竜の注意がそれた瞬間電気がついた。どんだけ強運なのよ。生きて出られたらパワーボール買おうぜ。
ラストの恐竜は見た瞬間ち●こじゃんと思った。調べたらエイリアンのゼノモーフがモチーフらしい。道理で。おぞましいものが出来て島を放棄したらしいが、妙に納得した。そりゃこんなモノ生み出したら裸足で逃げ出すわ。
脱出時はモサもスピノも出てこず平然とボートで脱出できたね。なんで?
ドロレス連れて帰ったけど大丈夫そ? 赤道から連れ出したら生きていけないことない?
もう鑑賞中こんなことばかり考えてました。ストーリーは何一つ覚えておらず、突っ込んでばかりの俺は巨ち●こサウルスに頭から齧られるべきなのかもしれません。
ジュラシック・ワールド 復活の大地
色々酷評もされていますが、物語もわかりやすく、所々シリーズのオマージュもあり単純に映画として楽しめました。
冒頭のチョコの袋。最初あれが恐竜に何かの影響与えちゃうかと思って、え〜…と思ったけどちがくてよかった😅
どデカいモササウルスと船のデットヒートは個人的に好きなシーン。しかしモサ公は1人も食べられず退場と言う無念ww
続いてお馴染みT-REX!まさかの寝返りレックスはちょっと可愛かったのと泳ぐティラノは新鮮でした。ティラノが家族を追いかけるシーンで「え!?」と思う出来事が…ゴムボートの強度が強すぎん??初代ジュラシックでタイヤ噛みちぎってたのにゴムボートに穴も開けられないとは…
ティタノサウルスは美しかった(尻尾は御愛嬌)
ケツァルコアトルスのシーンはもう少し迫力が欲しかったかな〜と。ここまでは恐竜も迫力あってよかったんですけどね〜…最後の遺伝子操作された恐竜、いやエイリアンモンスター…遺伝子操作しても恐竜のスタイルはちゃんと残して欲しかった。インドラプトルやインドミナスはちゃんと恐竜だったのに。ここがとても残念でしたが次の日も見に行きました😅
これからどうなる?
ついに新章開幕!ドルビーシネマで観て良かった!この迫力を待っていた!概ね期待通りで、自分としてはファミリーが島内を逃げまわるところはジャングルクルーズみたいで良かった。恐竜に襲われるシ―ンは正直どこかで見たなぁとは思ったが、分かってはいてもやっぱり興奮する!
さて今作、どうやら恐竜の遺伝子が今後のキ―になってくるようだけど…。新薬を開発して今後も恐竜から血液を採取するために生かし続ける…そのために飼育し続ける施設をを作るとか?はたまた最後少女がトリケラトプスの赤ちゃんを連れ帰ったけれど、それも次回に活かされるんだろうか?遺伝子操作されて決して人間を襲わない、共生していく未来を描くのかな?
このシリーズはハズレがないと思うし長く続いてきた。だからこそやり尽くした感もある。どこまで続くかわからないが、中だるみしない
ことを期待したい。
ご都合主義のジュラシックワールド番外編
恐竜映画を見に来たはずが、出てきたのは「恐竜の皮をかぶったB級人間ドラマ」。
シリーズのファンとして、正直かなりがっかりしました。
◾️恐竜?あぁ、ちょっとしか出ませんよ
出番は少ない、迫力も薄い、しかも種類も限られていてモデリングコストの安そうな連中ばかり。動きのある恐竜は早々に退場し、残ったのは“撮りやすい恐竜”だけ。
捕食シーンも「恐竜が遠くで何か食べてたっぽい」で終了。いや、その場でガブッといけよ。何でわざわざカメラの外まで持ち帰るんだ。全体的に草食竜の扱いがもったいない。
◾️人間ドラマ「尺稼ぎの無駄遣い大会」
恐竜を映さないために、謎にヒューマンストーリーを盛り盛り投入。
ただし伏線ゼロ、回収ゼロ、感動ゼロ。見終わって残るのは「で、あの設定何だったの?」という虚無感。
予算削減のために恐竜の出番が少なくなったんだなと感じるほど。
◾️キャラクター残念選手権
①棒読み主人公
登場5秒で「この映画やばい」と悟らせる。声優が酷く、抑揚は死滅。脚本と一緒に化石化してます。
②違法製薬会社の男
見事にフラグを立てまくり、観客全員が「お前は死ぬ」と確信。で、死に方もしょぼい。恐竜映画に来てまで、このレベルのやられ方は見たくない。
③子供にあつい船長
一見頼りになるけど、船を浜に打ち上げる以外の活躍はなし。最後は奇跡の囮生還も、「いや、その光出したらまた襲われるでしょ?」とツッコミ待ち。
④子供心の研究者
いいやつ。でも高所から落ちて無傷は、もう人間じゃない。多分ティラノサウルスより強い。
⑤モササウルス被害者の会
父親:足を怪我してる設定なのにほぼ元気。たまに思い出したように痛がる。RPGの状態異常みたいにオンオフ切り替え。
長女:危機管理ゼロ、ヒステリーMAX、自滅芸人。危機では固まるか暴走かの二択。自分の仲間にいたら一番最初に恐竜に食わせてる。
彼氏:唯一の功績は長女救出。でもそれがストーリーに活きない。以後は背景の一部。
次女:脳内お花畑。生き残ったのは「子供を死なせたくない映画の事情」なだけ。
⑥その他の犠牲者たち
瞬殺されて成仏。合掌。噛まれても最後まで張り付く姿は尊敬の念が絶えません。
◾️恐竜界の黒歴史「キメラ」
これだけは本気で言わせてほしい。お前はジュラシックワールドに来るな。
完全にモンスターハンターかゴジラかバイオハザード。作品へのリスペクトが皆無。
素材も恐竜の使い回しで安直すぎる。まだランペイジの方がキャラ際立ってる。
【総評】
恐竜映画の皮を被った、都合主義のオンパレード。予算の都合を察してしまうほど迫力もリアリティも欠け、唯一無双だったのはゴムボート。
次回作は「ジュラシック・ボート」に改名してもらって構いません。
Misstopia
前作のイナゴ大襲来の衝撃からはや3年、メインタイトルは一緒ですが、一度リセットした新しい世界線でのジュラシックワールドという事で、期待半分不安半分での鑑賞。
まだ前作よりかは恐竜の活躍はありましたが、ストーリーはあってないようなものですし、恐竜に興味の薄れた世界というのが前提で進んでいくのであんましトーンが上がらないという微妙な作品でした。
序盤からトンチキっぷりが炸裂しており、恐竜を保護する施設がスニッカーズの空き袋が扉に挟まっただけで全システムが崩壊するという杜撰っぷりはもうコメディやんってなりました。
新シリーズの始まりをこんな感じでやってしまうと、これからも何度もやり直しが効くじゃんと後発に勘違いさせてしまうのは嫌だなってなりました。
恐竜のDNAを採取してすげぇ新薬作ろうぜ!とかいう頭のネジが外れた発想は結構好きですし、陸海空を駆け回るっていうテイストもめっちゃ良いなと思ったんですが、発送にストーリーが全く追いついてきていないというのが致命的でした。
キャラクターも魅力的にはどうしても思えず、スカヨハ演じる傭兵も強さは感じるんですがそれだけで、もっとバリバリ恐竜とやり合って欲しかったですし、博士もめちゃデカ恐竜に興奮するのは分かるんですが、知識よりもオタクが前に出てしまっていてノイズでしたし、新薬の社長はシンプル黒幕であるはずなのに口先だけのみみっちいキャラになっていましたし、船舶関係のキャラは薄味ときたもんですからうまく飲み込めないですし、3人家族+娘の彼氏も出てくるんですが、基本的にはトラブル巻き込まれ要因で、そんな事するんじゃないよ…って展開ばかりなのは残念でした。
娘の彼氏が娘を助けに一直線に海に飛び込んでいったところはGOODでした。
VS恐竜も本当に陸海空をなぞっているだけなのが致命的で、海なら海で戦って、陸なら陸で追いかけっこして、空なら崖でやり合ってという意外性がないままのバトルなので、迫力こそあれどなんだか盛り上がらないというのが致命的でした。
なんなら戦ってるシーンよりもティタラサウルスがイチャイチャしてるところを、小人サイズである人間たちがわったわった駆け回って血液を採取したり、博士が足に抱きついたりするシーンの方が面白かったです。
全体的にサブキャラが役目を終えたら恐竜たちに襲われるっていうのが多くて萎えました。
船長の娘なんかまだまだ深掘りできそうだったのに荷物を撮りに行った背後から襲われて海に引きずりこまれるとかいう残念すぎるオチでしたし、船長は娘のために動いていたはずなのになぜかサラッと島の中に入っていっちゃいますしでキャラの扱いが雑すぎる…ってなりました。
ラストの展開もねぇ…って感じで、もう恐竜ってよりかはエイリアンだなって思いましたし、それらが行き着く点も既視感のある終わり方ですし、なんだかハッピーエンドにはなっているけれどそれで良いのか?ってくらいあっさりしていてモヤっとしました。
興行も良さそうなので続編も多分作られると思いますが、今作と同じメンバーでいくとなると同じような事をやりそうなので期待値はあんましかなと思いました。
もっと派手に恐竜とやり合ってくれると嬉しい限りです。
鑑賞日 8/8
鑑賞時間 17:15〜19:35
残念ながら面白くない、、
酷かった、特に恐竜のキメラ
インドミナスレックスはまだ許容できた、ちゃんと恐竜してたしカッコよかったから、、
でも今回のは無い、クリーチャーじゃん、ジュラシックとは?復活の大地とは?
あと姉妹がストレス、ヒスる姉と恐竜の子供をエサで釣って拉致る妹、てかあのファミリー自体要らない、ヨットで、それも幼い娘を連れて大航海しようとしてた親父も、それについて来た娘の彼氏も意味わからん。シナリオに無理矢理捩じ込んだみたいな登場の仕方。
話しがうっすい(お馴染みの流れなので仕方ないかも)、ジュラシックシリーズである必要が感じられなかった、
化け物パニック映画ならまぁ見れた、どちらにしろ面白く無いけど、
ジュラシックパーク2の方が面白かった。
面白くないわけではないけど
IMAXにて鑑賞
個人的感想としては面白かったけど、クリス・プラット主演の全3部作には劣るかな、、、と
良かったと思った点
ティラノサウルスの欠伸からの寝返りはめっちゃ可愛くて面白かった
というか、あの遭難一家のシーンは総じて好きだった
ラプトルに襲われそうになるションベンのシーンとか
そうはならんやろ!とは思わなくもないけど娯楽映画として楽しめた
ラストのコンビニ?みたいなところでの恐竜から隠れるシーンとか、これぞジュラシックパーク!みたいなやり取りでハラハラしたし
人造恐竜が自分の足でペットボトル踏んで、反応するシーンとかも印象残ってるな
面白くないなって感じた点
なんか全体的に傭兵組のキャラクターのバックボーンとか抱えてるものが掴みきれなかった。
薬のデータを世界中に公開しよう!ってなった流れも個人的にはよくわからんかった
あとは、ラストのD-Lexがほぼクリーチャーみたいな雰囲気だったのも残念だった。
大いなる自然からのしっぺ返しとして、人間が扱える領域ではないっていうメッセージ性が含まれてるのは分かるけど、、、
ただ、D-Lexのデザインをかっこいいものにしてしまうと炎の王国で出てきた人造恐竜ラスボスと設定被るもんなー、、、
ダンカンが生き延びれた理由も明確にあって欲しかったな。
あとは、船の乗組員のニーナ?女の子が海岸でスピノサウルスに殺されてしまった後に肩身のハンカチを手に取る意味深なカット、すごく良い画だけどそのあとへの繋がりもうちょっと欲しかったな
肩身を手にしたクルー、何を残すともなくケツァルコアトルに食べられちゃったし
全体的に恐竜のバリエーションが少なく感じたのが残念だったかも
恐竜たくさん見たい!って思いながら行ったのもそう感じた要因かもしれないけど
少なくとも続きはあんまり期待してないかな。
72/100
ゴジラ-1.0への対抗?
冒頭の海で恐竜に襲われる場面は、大迫力で手に汗を握りました。
ゴジラ-1.0が海でゴジラに襲われる場面のVFXが高く評価されアカデミー賞を受賞しましたが、ハリウッドはこれだけやれるぜとの対抗心の表れのようにも思えました。
予告編を見るたびにハラハラして盛り上がってたせいか、もう本編では思ってたほど盛り上がらなかった。でも迫力はあった。
1作目は見たが、その他の作品は見たり見なかったりで、内容も覚えていない。
さて本作、予告編を映画館の大画面で見るたびに、人を襲う恐竜の大迫力と恐竜に襲われてるヤツの絶体絶命の超ヤバそうな描写にハラハラドキドキした。
たった1分ぐらいの予告なのに毎回けっこう盛り上がってた。
だから、「こりゃもう本編なんか,どんだけハラハラドキドキ盛り上がっちまうんだよ。まったくホント見当もつかないよ」と大いに期待してた。
ところがである。「ありゃりゃ? 予告編ほどハラハラしなーい」のである。
理由は明らかだ。予告編では襲われているヤツが助かるかどうかが分からないからハラハラするが、本編は恐竜に襲われているヤツが助かるか喰われるかが、ほぼ確実に分かるからだ。
このシリーズは、出演者の物語上の立場によって助かるかどうかが、かなり分かってしまう。
予告編では襲われてる人の立場は分からないが、本編ではそれが分かる。
とりわけ100パー助かることが分かってるメンバーが、いくら恐竜に襲われ絶体絶命のピンチに陥ってても、少しハラハラするだけで安心して見守ってしまう。
恐竜に襲われて、 ”助かる” ↔ ”喰われる” の基準は次の4とおり ♪ヽ(´▽`)/
① まず主役、いい人で助かる (^^)。
② ファミリー枠、パパ、ママ、子供は食われない。お子さまは言うこと聞かないワルイ子でも食われない (^^)。
③ 脇役、イイワルイ無関係で恐竜に食べられてしまう。このグループのメンバーは、わりと前半でいなくなるのか、後半までやられずに粘るのかが分からないので、1番ハラハラする (  ̄▽ ̄)
④ 1番悪いヤツ( = 恐竜で,ひと儲けしようなんて企む極悪人?) は、バチがあたって最後に喰われてしまう (/--)/
ところで今回、極悪人にされた④番さんだが、実は善人である。
なにせ恐竜のDNAを使った創薬で人類に貢献しようと企画立案、出資までした人物だ。
しかも、こんな命がけのミッションは、部下のトム・クルーズ(???)にでもやらせればいいのに、自ら出向いていって危険な環境に身をさらす情熱的なナイスガイだ。
そもそも言い出しっぺの彼がいなければ、今回の冒険譚もなかった。だのに、なんか今回悪いヤツがいないんで、船から落ちそうな娘を助けず見捨てたエピソードをムリヤリこしらえて、強引に彼を極悪人に仕立て上げた格好だと思った。
彼が生きていたとしたら、未必の故意で殺人未遂に問われたかもしれない。そしてもし世界中の科学者に渡された今回のDNAが人類に多大な恩恵をもたらしたとしたら、そのとき彼は医学の進歩に尽力した立役者の1人として称賛されるのだろうか?
極悪人が人類に尽くしたとは奇妙なコトだ。
あと話は変わるが、妹になついた赤ちゃん恐竜(名前忘れたよ)について思ったことが2つある。これは絶対みんな思ったとおもう。
・まず、赤ちゃん恐竜のおかげで助けらるエピソードがなかった件。
赤ちゃん恐竜に助けられるなんて、全然リアリティーがないが、映画としては、みんな絶対見たかっただろうと思った。しかし、そんな展開にはならなかった。
もうこの赤ちゃん恐竜は、いったい何のために出てきたんだ(@_@;)?
・それから、妹が赤ちゃん恐竜を持って帰る件。
ダメだろー( `Д´)/
だいたい赤道付近でしか恐竜生きられないとか言ってたし、仮に生きられたとしても生態系に悪い影響を及ぼすかも知れないと思った。エサどうすんだろ (^^)。
今調べたら、
「外来生物法は、生態系や人の生命、身体、財産に被害を及ぼす恐れのある外来生物の飼育、輸入、移動などを規制する法律です」ってのがあった。
ヤッパ勝手に持ち帰っちゃ色々まずいだろう。
「おーい、赤ちゃん恐竜ぅ~、大っきくなったらアメリカで暴れろー」 (^^)。
ギャレスエドワーズ監督作品は好きかも
このIMAXでの鑑賞は迫力ある。で、とにかく恐竜から逃げ回る物語。っていうかこれらは恐竜というより怪物じゃね?って感じ。
最初のアクションシーンは「ジョーズ」を彷彿させられる。
また、子役がいい味だしている。こんなとこ連れてくる父親には恨み節ではないか。笑
ラスト、赤ちゃん恐竜を連れて帰ったようだが大丈夫なのかな。
ジュラシックワールド新章!
スカーレットヨハンソンを主演に向かえ、アクションがメインのジュラシックパーク感の恐怖感があって、ゾクゾクするストーリーに感無量です!T-レックスの出番にはワクワクそして、泳ぐ姿が!D-レックスは、異形なミュータント恐竜で違和感が?エイリアンそのままが恐怖…!パニック映画になってます!ジュラシックパーク第1作に近い映画でした。
昔ながら
はっきり言うとストーリーは酷いw
いや、そんなwみたいな始まりだし、島に向かうきっかけもなんだかなぁ、という感じ。
ただ今作は原点回帰に近く、恐竜パニックもの、というが強く出ていました。
明らかな悪い奴はあっさり退場、可愛いそうな家族は何故か生き残る、ヘリが来たぞ!からの絶望ともう王道中の王道という展開。
ヘリのライトが近づいてきた!からの恐竜が咥えてました!は最高でしたね。
全体的に意識してなのか映像もちょっと古臭い感じがしていました。
一応前作から設定は引き継いでいる感じなのかな。あってないようなものですが。
ジュラシックといえばこれだろ!というのが満載で個人的には満足でした。
ただ、超大作とするならばこれで良いのかは疑問です。
万人受けは…今の時代ではしないかも…
スニッカーズが人類を滅ぼす
ジュラシックシリーズは恐竜への憧れと恐怖が両立してシリーズとして成していると思うが、本作は憧れる部分は少なく、恐竜が暴れているだけで恐竜映画と怪獣映画とごっちゃになってしまっている印象だ。
本作は恐竜に限らず冒頭から何かと物をを食べるシーンがいくつもある。スニッカーズに始まり、タブレットやリコリス、そして人間だ。それらをつながりを作ろうとしているのだろうが、恐竜に襲われるともう食べられると想像してしまうので、それほど思い入れが無い仲間が無駄に犠牲になっていくシーンにはスリルや高揚感などは感じない。
ジュラシックシリーズに限らず、監督自信作であるゴジラなど多数の作品からのオマージュがあるがそれ以外には目新しいところはなく、新鮮味を感じない。
オリジナルを継承しつつ、新しいものになっているならわかるが、オマージュと言うよりはほぼコピーに近い。
1作目のラプトルとのキッチンのシーンやT-REXと発煙筒のシーンはこれまでのシーリーズでも何度も繰り返し再現されたオマージュだが、正直、擦り倒されすぎて同じようなシーンが始まるとまたかとうんざりしてしまう。
本作のオリジナルであるD-REXはゼノモーフ をモチーフにしたとあるが、造形としては美しくなく、ただ醜いだけだ。また生態がよく分からないのでこのような形態になった根拠も乏しく、どれだけの能力を持っているかもイマイチわからないままだ。
本作が新シリーズの最初の作品であり今後いくつまで続くかはわからないが、登場人物やD-REXも含めて次回作でどう生かしていくかというのを考えると本作をイントロとしての役目として考えれば、それなりに楽しめるかもしれない。
全329件中、221~240件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。