ジュラシック・ワールド 復活の大地のレビュー・感想・評価
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物語も新種恐竜も既視感だらけ
字幕版を鑑賞。字幕担当は林完治だったが、所々に誤訳の女王戸田奈津子のような台詞回しがあって、魚の骨が喉に刺さったように神経に障って少々ムカついた。
シリーズ7作目で、前作「新たなる支配者」から5年後という設定だが、前作との関連性は全くない。登場人物が一掃されて、登場人物の行動目的も新たなものになっている。脚本担当は第1作と第2作の人が 28 年振りに戻って来たというので、原点復帰路線になるのではと勝手に期待したのだが、結果は大いに裏切られてしまった。制作総指揮にはスピルバーグまで名を連ねているというのに、この出来はどうしたことかと非常に落胆した。
冒頭でスナック菓子の包装紙をダクトが吸い込んだだけでシステムエラーを起こして再起動というのにまず呆れた。だったらスナック菓子など持ち込み禁止にすべきだろう。再起動中にドアロックが解除されると言いながら普段通りの手順でドアを開けようとするところも間抜けに思えた。
まず、設定が良くわからない。恐竜の DNA を入手するのに何故陸海空の三種もの恐竜のサンプルが必要なのかが全く分からなかったし、血液採取の方法は一応理に適っていたが、胚を傷付けずに卵から採取する方法などあるのだろうかとかなり嘘臭さが鼻についた。登場人物の行動原理もよく分からなかった。金のためというのは分かりやすいが、自分の生命を賭して赤の他人を救おうとするモチベーションがどこにあるのかが不明だった。
まず海のシーンに既視感があると思ったら、「ジョーズ」をなぞっているように思われた。巨大さは鮫どころではない相手が本気で潰しに来たらあんなものでは済むまいにという思いが頭から離れず、犠牲者の出方にも何やら作為が感じられた。今まで一緒に活動していたメンバーが犠牲になっているというのに、ほとんど悼まれることもなく、ほぼ何事もなかったように次のシーンに向かうというのも何だかなであった。私の知ってるアメリカ人はもっと情があるのに、これではあんまりだと思った。
娘の彼氏はチャランポランに見えながら、娘の危機には人が変わったような行動を見せるというのが斬新だったが、あまり一貫した話でもなかったのはかなり肩透かしだった。一番小さな子供が活躍するというのも想定内だったが、最終的に持ち帰ったものには腹が立った。隣近所は迷惑至極だろうし、探しに来ていたらしきあの生き物は可哀想だろうが。
DNA 操作で作り出した新種というのが登場するが、まるで「エイリアン4」のニューボーンのようにデザインセンスのかけらもないやつが出てきて脱力したし、リアリティが甚だしく削がれてしまった感じがした。竜脚類の尻尾が鞭のように細長いのも違和感ありまくりだった。
スカーレット・ヨハンソンが出るというので楽しみにしていたのだが、彼女でなくてもできるような役だったし、元の傭兵仲間と交わされる会話もあまり重要性が感じられなかった。音楽は、ジョン・ウィリアムズのオリジナル部分は流石だと思ったが、新しく追加された曲はあまり耳に残らなかった。物語に重要性がほとんどなく、ディズニーや USJ のアトラクションのような刺激だけが全てという内容だと思った。
(映像5+脚本1+役者3+音楽3+演出4)×4= 64 点。
良くも悪くもいつもの「ジュラシック」(+吹替について)
吹替版の通常画角(≠IMAX上映)で鑑賞。
ジュラシックパークシリーズは3本とも鑑賞。
ジュラシックワールドシリーズは3本目(「新たなる支配者」)だけ未視聴。
未視聴の理由は前作「炎の王国」が微妙だったからです。
一応「リスタート一発目」という事ですが本国のレビューが軒並み低評価なので期待値は全然高くないまま観に行きましたが、
まあ、「映画館でわざわざ観るほどのモンじゃないよ」って感じでした。
理由としては、
①見慣れたいつもの光景
…まあCG演出とセットと実写背景の綺麗さはいつも通りで良い感じですが、
逆に言うとここはもう別に「進化」とか「新しい映像表現」とかが入り込む余地が(恐竜パニック映画って縛りがある以上)無いので、
「まあ、いつもの感じ」感は否めません。
ただ「ジュラシックワールド」シリーズで恐怖演出の大半を担っていたモササウルスに「せめぎ合い」という演出を持たせてたのは(予告で分かりきってはいたものの)まあまあ良かったです。
②いつものパニック演出
…ここももう6作(私が見たのは5作ですが)の間にやり尽くされてるので、
驚いたりハラハラドキドキする展開が皆無でした。
強いて言えば「小便」のシーンですかね?
あそこは良かったです。
③いつものお話
…お話の導入が「製薬会社の社員の1人が心筋疾患の特効薬の開発の為、元特殊部隊員と恐竜の専門家を連れて法を犯してまで恐竜のDNAのサンプルを取りに行く」
って感じなんですが、
「法を犯してまで禁足地に乗り込む」はジュラシックパーク3まんまですし、
「キメラ恐竜」みたいなものはジュラシックワールドシリーズで出てきますし……
とにかく使い古されてるし、「影の薄いモブキャラから退場していく」展開と「欲深いやつが最後に制裁を受ける」展開もお決まり中のお決まりな感じですね。
「散り散りになる」とか「途中離脱」とかも何度もやってるし、
というか「モンスターパニック映画」の昔からのお決まりですよね。
とにかく「目新しさ」もないし、「ジュラシックシリーズ」で自分たちが築き上げた展開とか演出を消費してるだけだから「もう良いって!」ってなるんですよね。
あと途中で出てくる「人類滅亡論」とか「人間性」とかも説教くさいし大してそれが何かに役立ってる描写もないんですよねぇ。
あと「雇い主がいなくなった」からって「雇い主から受けた依頼を放棄する」ってよくあるけどアリなんですか?
「秘密裏に動いてる」っていっても雇い主も自分がいなくなったからって研究の為に別の社員準備してたりすると思うんですが……
そんな感じで「なんか良い感じ」"風味"に着地させようとしてるけど別に納得感のあるオチでも無かったです。
総じて「ジュラシックシリーズの仕切り直し一発目」としてなにか「復活したか!」と感慨に浸る余地のない一作でした。
ちなみに吹替についてですが、
結論から言うと「どちらかで迷ってるなら字幕版がおすすめ」です。
ルーミス博士を演じた岩田剛典さんは「ゲスト声優」としてはなかなかハマってたと思います。
問題は主演のゾーラ役の松本若菜さん。
予告でも散々言われてましたが予告の切り取り部分が特別悪かったので予告で期待?してた「空前絶後の棒読み」は残念ながら味わえませんでしたが、
それでもまあほぼ棒読みです。
米倉涼子さんといい、なんでスカーレットヨハンソンの吹き替えって声優さんじゃないキャスティングだと「ド」が付くほどのへっっったくそばっかなんですかね?
まあ、「ジュラシックワールドシリーズ」のキャスティングは皆んなセンス無いしそんなもんか……
とりあえず観るなら「期待値はできるだけ下げて」「字幕版を見る」のがオススメです。
前半恐竜映画、後半怪獣ホラー映画🎞️ポップコーンジェットコースター映画🍿
音楽以外観る意味…?
スピルバーグが関わってるにしては。
過剰に期待しないほうがいい
シリーズのファンでもあり、スカーレット・ヨハンソンさんのファンでもあるため、非常に期待していた。しかし前作と比べるとストーリー性がかなり薄く、スリルだけで成り立たせたような内容になっている。元々ジュラシック・ワールドには、「恐竜が人間社会に入り込む」という設定はすごく面白かったが、本作は「5年間で人間が恐竜に興味を失った」というかなり無理のある設定から始まり、世界観が崩れて新しい物語を作ろうとした結果、本来の面白さがなくなりただのホラー映画に感じられた。
そして登場人物たちは態度の悪い者ばかりで、見ていて少々イライラした。命を救ってもらって、向こうの事情も知らないのに、すぐ文句を言う家族なんているか? さらに、メインチームと一般人の家族という2つのルートで物語が進んだが、特にそれにより予想外の面白い展開があるでもなく、逆にそのせいでテンポが悪く感じられただけ。スカーレットさんが演じた女性も、結局どういう人物なのか最後までハッキリしなかった。この作品の一番の落ち度は脚本だと思う。
博士とダンケンのキャラクターは良かったし、CGIなどの映像面も優れていたが、物語自体はとても残念だった。
目の前に恐竜が居るかのような臨場感!
「見つけた?」「いや、見つかった。」
▼感想
MOVIE WALKERの招待で試写会に行ってきました!ありがとうございました!
ジュラシックシリーズをスクリーンで見るのはこれが初めてで楽しみにしていた。恐竜の映画を見ているというより、目の前に恐竜が居るかのような迫力!ゾーラ達が襲われる姿をハラハラしながら見ていた。登場する恐竜も多種多様でシリーズお馴染みの恐竜やこの作品で初めて登場した恐竜もいて見ていて飽きなかった。特に自分はティラノサウルスとティタノサウルス(ややこしい笑)がお気に入り!
今回はSCREEN Xでの鑑賞イベントだったけど、この映画との相性が抜群。海でのシーンやジャングルのシーンでは視界いっぱいにジュラシックの世界が広がり、没入感が凄まじかった。一つの島での冒険だが、海・森・崖と場面が転換していくので、アトラクションのようで楽しかった!
登場人物ではジョナサン・ベイリー演じるヘンリー博士がお気に入り。お金やビジネスのために参加した人がほとんどの中、彼だけが恐竜への探究心で参加しているのが良かった。スカーレット・ヨハンソン演じるゾーラやマハーシャラ・アリ演じるダンカンも感情移入できる魅力的なキャラクターで、次回作があればこの三人にはまた出演して欲しい!
ストーリーはシンプルだが、恐竜の迫力を体感できたから満足!このシリーズが絶滅する心配は当分ない。
▼お気に入りのシーン
ティタノサウルスを見つけるシーン!
このシーンは恐竜の神秘性、壮大さが視界全体に広がった。一作目「ジュラシック・パーク」のブラキオサウルスを見たシーンを思い出した!
最高♪
リアル?!
スピルバーグが見たら呆れるだろう
恐竜に全くリスペクトがない監督と脚本家なんだろうな。
スピルバーグが見たら呆れるだろう。
残念な点
・ティラノサウルスにあるべき羽毛がない
・ティラノサウルスは泳げないけど、映画では見事に泳ぐ
・スピノサウルスは河で魚を捕食する恐竜だが、映画では海を高速(高速船と同じスピード)で泳ぐ
・ティタノサウルスは種の名前ではなく、分類の名称である
・ティタノサウルスの尾がヘビのように細くて長すぎる。魚の背びれの様なものまで付けてしまって、もはや実物とかけ離れたフィクションの怪物である。
・ケツァルコアトルスは巨大翼竜なので映画のようにコウモリみたいに岸壁にしがみ付くことはできない
・クライマックスは恐竜のDNAを変異させて作ったというモンスターハンターかバイオハザードに出るような怪獣が人を襲うという何でもアリの展開
↑(予告には一切出てこないから、映画会社もあとでヤバイと思ったんだろうな)
このように恐竜像を捻じ曲げてまで、パニックアクション映画に仕上がっている。
エンドロールに流れるスタッフたち(米国人だと思うけど)はこんな映画作って恥ずかしくないのだろうか?
どんどん酷くなる
イマイチ
恐竜である必要が……???
ワーギャードカーン!という映画ならいいかと鑑賞。
ストーリーにはハナから期待はしていなかったけれど、それにしても足引っ張り役のヨット家族が酷かった。最後にハンドルを下げる一瞬しか役に立ってない……助けて貰っておいて態度デカすぎ。あの家族に感情移入出来た人1人でもいるのでしょうか?
やたら餌付けしたがる子供も、こういうのがヒグマと人を殺すんだよなあと今のご時世イラつきしかない。
まあ秘密ミッションの最中なのに適当な所にあの家族を降ろさないのも謎。邪魔になるの目に見えてるし。
巨額の資金を投入してサンプルを欲する製薬会社の事をなんだかやたら悪く言う上に最後は裏切るけど、そのサンプルから使える医薬品にまで落とし込むのにどれだけ開発費がいると思ってるんだろう……?タダで薬にしてくれる存在が居るとでも?傭兵上がりこそ金の大切さが身に染みてると思うんですが、謎にゆるふわ。
そしてストーリーには期待してませんでしたがせめて恐竜造形はもう少し頑張って欲しかった。なんか全体的にコレジャナイ感が強くて、特にラスボスのエイリアンキメラ恐竜、あれだけはいただけない。キミ恐竜ちゃうやん!
ディープフリーザー並の冷凍パワーがありながら軽く持ち運びできて固定電源も要らない謎バッグ(あれあったらワクチン接種楽だろうなあ!)とかツッコミどころは多かったけれど、まあそれは映画のご都合故仕方ないんですが、できたら夏の娯楽作なんだからイラつく登場人物は控えめにして欲しかったです。
後、他の方が言及なさらないので私が見たスクリーンだけの事だと思いますが、画面が結構頻繁に緑に乱れるので驚きました。今どき映像ソースはデジタルでしょうに、こんなことあるんですね。
あと細かいですが、あれ島ですよね、全然大地じゃないよね?w
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