ジュラシック・ワールド 復活の大地のレビュー・感想・評価
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ライド感、すごい
恐竜とスカヨハ要る?
スカーレット・ヨハンソン
だったからこそ、映画館に足を運んだ。
そして、久しぶりに観るそのアクション、勇姿に心躍り堪能した。
アベンジャーズ時代を彷彿とさせられ、胸熱ものだ。
そう、私が観たかったのは恐竜ではなく、人だ。
だから、大満足で満点をつけてもいいくらい。
但し、作品全体としてはやっぱり満点はつけがたい。
スカーレット・ヨハンソンが主演でなければ映画館では観賞しなかった。
このシリーズ全体がマンネリ気味で初期の輝きはとうに失せている。
今作も恐竜そのものより人間模様にかなりフォーカスしていたとは言え、
掘り下げ方が甘くザビエルなどの存在意義ははかなり疑問だった。
スカーレット・ヨハンソン演じるヒロインなどの内面描写も乏しく、
平面的で単調なストーリー展開だったのは否めない。
人間描写に重きを置いたこともあって、
一方では恐竜の怖さが迫力不足になってしまったようにも感じる。
これは恐竜ファンにとってはマイナス要因かも。
連れ帰った小さな恐竜は次作への布石?
スカーレット・ヨハンソン主演なら次作も是非観賞したい。
未知の自然や体験を通して何を感じるか
純粋に夏休みに冒険した気持ちになる。
人間の愚かさとか説教臭い話なんて本来はいらない。
未体験な恐竜(自然)に触れて何を感じるか。
それで良いんだ。と言っているかのような映画だった。
過去のワールドで作れなかったものを作ろうとしてる気概を感じた。
ただのパニック映画と片付けるのは簡単だが、ジュラシックシリーズは未知のものに触れて何を感じるかが最大のテーマであると思う。そこは見事に描いていた。
それは恐竜だけではなく、娘の彼氏にしてもそうで、一緒に行動を共にして初めて意外な一面を見て理解しあえる。
自然にはいろんな知らないことや魅力や脅威があって、知った気になって狭い視野で考えていると痛い目に遭う。未知なことは外に出て体験しないと分からないことが世界には沢山あることをよく描いていた。
これが冒険である。
過去作の様に説教くさいことを分かりやすく語ってないが、人間が作り出した恐竜が、人々に飽きられても厳しい自然の中で力強く生き抜き生存しようとしている生命力の力強さや、醜い容姿にされた可哀想なDレックスなど人間のエゴなどをちゃんと描いていたし、冒険を通して見た人が感じ取れば良い作りになっている。
その辺りの自然な演出が凄く良かった。
人間によって作り出されたモンスターという点でDレックスもゴジラに通じるところがありギャレス監督らしい。
恐竜映画じゃなくて、怪獣映画だと意見を耳にしますが、それがこの映画のテーマ。
怪獣にしてしまったのは人間のもっともっと凄いのが見たいという強欲です。
それを最後は採取した恐竜の血液を世界に公開することで新たに血液を求める者から恐竜が危機にさらされるのを防ぎ、恐竜の未来を考えたラストはワールドとして明るい未来に向かっていて良かった。
また次回作が楽しみになりました。
スカーレット・ヨハンソンの演技も自然で素晴らしかった。
そしてお父さんがとにかく良かった。
もはや真タイトルでやるべき
序盤、作品とか関係なく睡眠不足により寝落ち
親子のヨットがモササウルスに襲われる所から目を覚ましましたが、今作品は恐竜好きの子供に見せるなら良い作品だろう
とにかく色々な恐竜は出ます。
モササウルス スピノサウルス ティラノサウルス ディロフォサウルス等、前シリーズの看板恐竜に
恐竜以外にもティタノボアらしき大蛇等、色んな古代生物がでます。
しかし、全ての恐竜が薄い行動しかしないので安っぽく見えます。
スピノサウルスは背鰭しか映りませんし
ティラノサウルスは岩すら砕けない程弱体化してます
そしてガッカリさせられたのは新規設定の"混合種"とやら…
2つ頭のトリケラトプスが序盤に写った時点で嫌な予感はしましたが…今作の主役恐竜はキメラモンスターです。
空飛ぶラプトルやエイリアンに出てきそうな4本腕のDレックスとか言うモンスターはもはや恐竜とは呼べません。
JW1のインドミナスレックスまでは良い設定でしたが、擦りまくって最終的に恐竜ですらない化け物映画になりました。
なんかもう普通にイスラソルナに不運にも墜落した乗客が脱出を目指すとかじゃダメですか?
前作の新たなる支配者は恐竜置き去りのイナゴが暴れたり環境破壊ガーとかの説教映画でしたし
今作に至ってはキャスト一心で歴代作品のキャラ誰1人出ないし
もはやジュラシックシリーズを名乗る必要がない作品。JW2からの転落が本当に酷い
ただ恐竜が暴れ回る姿がみたい子供なら面白い作品です。
映画館だから観れた💦
いやー、原点回帰の起死回生作と思いましたよ !
なるほどー ! ジェフ・ゴールドブラムの代役で転送実験失敗DNAを持った怪物が出演ですかー (笑) 確かに恐竜らしからぬ風貌ですね。ギャレス・エドワーズ監督が言うようにギーガーにちょっぴり寄せたのかも ? ギーガーのような美しさは微塵もないけどね (可哀そう・・・)
ジュラシリーズはやはり子役がいないと。メインターゲットであるお子さんたちに自らを投影して同化してもらうためにね。ゆえに、遭難家族のストーリーを組み込んだのは見事ですねー。ゾーラとダンカンの人情を引き出すためのドアオープナー役にも。ここは、ジュラシック・パークIIIっぽいかな。そして、別班にするのはジュラシリーズお決まりのパターン。実はルーベンお父さん(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)に感情移入してしまいました ( ᵕ_ᵕ̩̩ ) ずっとこんなお父さんでいられたらなぁ。
全体的なデザインはジュラシック・パーク第1作、ロスト・ワールドを想起させます。良い出来と思いますよ。ワールド・シリーズでジュラらしい野性味が薄れた感がありましたが、大きく軌道修正されてホッとしました。人が住む街や群衆の中で恐竜大暴れは漫画チック過ぎるし、ゴジラみたいな怪獣映画になってしまうものね。ただし、翼竜ケツァルコアトルスとのバトルはまさにアメコミ。エドワーズ監督の趣味炸裂かな。
そもそも、ロスト・ワールド以降、原作の映画化とは別の方向に舵を切っており、さらには、ワールド・シリーズのクリス・プラットの魅力が恐竜たちを凌駕してしまったため(同氏は2015年タイム100に選出 ! )、シリーズを継続するのに、キャストチェンジとまったく別のシナリオが必要だったことは、ジュラファンなら納得のいくところでしょう。逆にクリス・プラットファンが本作に失望するのはよくわかります。
でもね、スピルバーグはいつものとおりにワンカットに夢中になる観客を想像して完璧に仕事をこなしたのだと思いますよ。「ギャレス、お子ちゃまたちがチビるくらいにやっちゃいなよ ! ! 」とかね (くすっ笑)
スカヨハの安定感は半端ないです。マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリーも盤石 !
ただし、英語圏のお子さんをターゲットにしているので、日本や他国のお子さんにはハードルがありますね。お子さん同士 (またはお子さんお一人) 、あるいはファミリーで鑑賞は少数派でしょう。現に私が鑑賞した回はデイタイムであったにも係わらず、お子さんらしき方は一人もいませんでした。プロモーションを増やしたけど奏功するかな ?
それと、スーパーインポーズ (吹替版を含む) にはハンディキャッパーを意識した工夫が必要ですね。なんで考えないのだろう ? ? ?
4.0の採点ですが、レビュワーさんの評価が不当に低いように感じ、5.0としました。
ノンストップ・アクションの本家本元スピルバーグ、まだまだ78歳。来夏の次の一手も楽しみです !
唯一また見たいと思わなかったジュラシック
中学男子の子供と見に行きました
息子曰く、とある恐竜が人間を食べるシーンが「まるで人がフライドチキンを食べるみたいだった。あんな恐竜いないよ」
人が食べられてしまうシーンは過去作でもありましたが、今作は特に描き方が残酷だと私も感じました
恐竜たちの壮大な風景を堪能できるシーンも少なかったです
そこは普通助からないだろうというところで都合よく人が助かっていたり、行きはあんなに襲われたのに帰りは何でまったく襲われないんだろうという場面もあって、腑に落ちない点がいくつもありました
過去作は何度も繰り返し見ていますが、この作品はもう見ないと思います
うすあじ
これが恐竜映画とは言えない感じ
4DX3Dで観ましたが、期待していたジェラシックの映画と違い怪獣映画でした。
怪獣より実在していた恐竜で繰り広げられる映画が観たかったです。ジェラシックの映画を初めて観た時の感覚が忘れらず恐竜って迫力があってカッコいい、そこに恐竜ならではのハラハラドキドキする怖さが潜んでいるそういう演出があればよかったのですが…
初めからホラー要素がでてきたので違う映画かなと違和感があり、登場人物もイマイチよくわからない感じで物語が進み、ツッコミ所満載でした。ティラノサウルスが怪獣の脇役に見えたのは気のせいかな…
恐竜映画はもしかしたら観る側を考えると物足りなくなってしまうと思い怪獣を作り出したのかもしれないが、設定がよくわからず恐竜と同じで怖いやつらだよ〜だとパッとしなかったです。後は、最後あの後、ボトル3つはどうなったの?笑 あの家族はどうしたの?小さな恐竜は?疑問がいっぱいですが、全体的に言えばそこまて悪くない感じですので、観てみようかなと思う方は観てください!
今まで1作目は面白かったけど
過去作全ての中でもワーストクラス。
遭難した家族も結局展開のために道具にしかなってなくて、他の傭兵含めて苛つかせるアホなキャラクターでしかない。
スカージョとイドリス・エルバ以外みんな食われればいいのにと思ってしまった。
喪失を経験したのなら 評価3.8
お昼のロードショー味のあるアトラクションムービー!楽しめる!
スリル満点の恐竜ワールド
【79.7】ジュラシック・ワールド 復活の大地 映画レビュー
批評: ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025)
作品の完成度
シリーズの新たな幕開けとして、原点回帰と新機軸のバランスを模索した意欲作。しかし、その両立は完全には成功せず、惜しい部分が多く残る結果となった。ギャレス・エドワーズ監督の持ち味である、じっくりと恐怖を煽る演出は健在。特に序盤の潜入パートは、閉鎖的な空間と未知の生物の気配が生み出す緊張感に満ちており、旧作ファンにとっては懐かしい感覚を呼び起こす。しかし、物語が進行するにつれて、その丁寧な描写は影を潜め、アクションの連続へとシフト。特に中盤以降の展開は、過去シリーズの「いいとこどり」的な要素が強くなり、結果として物語の独自性が薄れてしまった。オリジナルへのオマージュは散りばめられているものの、それが単なるファンサービスに留まってしまい、新たな物語としての深みには繋がっていない。また、遺伝子操作で生み出されたD-レックスという異形の恐竜は、賛否を呼ぶポイント。より刺激を求める現代の観客層を意識した結果かもしれないが、シリーズが持つ「恐竜のリアリティ」という根幹を揺るがしかねない危険な試み。全体としては、アトラクション的なエンターテインメントとしては及第点ながら、物語としての完成度は今一歩といったところ。
監督・演出・編集
ギャレス・エドワーズ監督は、クリーチャーの描き方においてその才能をいかんなく発揮。巨大生物の存在感や、それがもたらす脅威を視覚的に表現する手腕は卓越している。『GODZILLA ゴジラ』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で培った、壮大なスケール感と緊迫感あふれる演出は本作でも光る。特に、空の支配者ケツァルコアトルスによる襲撃シーンは、その迫力とスペクタクルで観客を圧倒。編集も巧みで、緊張と緩和のバランスがとれた見せ方。しかし、脚本の都合上、中盤以降の展開が急ぎ足になり、キャラクターの心理描写がやや不足している点は否めない。特に、デルガド一家との絡みは、物語の感動的な要素となるはずが、十分に掘り下げられなかったため、感情移入が難しい部分があった。
キャスティング・役者の演技
スカーレット・ヨハンソン(ゾーラ・ベネット)
シリーズ初の女性主人公ゾーラを演じ、新たなヒロイン像を確立。特殊工作員としての卓越したスキルと、危険な任務を冷静に遂行するプロフェッショナルな一面を持ちながらも、民間人一家を守ろうとする人間味あふれる表情を巧みに演じ分ける。アクションシーンでは、スタントに頼らない力強い動きで、観客を物語に引き込む。また、内面に秘めた葛藤や過去の経験からくるトラウマを、繊細な目の演技で表現。新シリーズの顔として、堂々たる存在感と確かな演技力を見せつけた。
マハーシャラ・アリ(ヘンリー・ルーミス)
物語の鍵を握る製薬会社の研究員、ヘンリー・ルーミスを演じる。知的な雰囲気を持ちながらも、自身の信念と会社の利益の間で揺れ動く複雑な役どころ。時に葛藤し、時に決断する彼の姿は、物語に深みを与える。静かな演技の中に、強い意志と人間性を感じさせる。ゾーラとの対立と協力、そして次第に築かれていく信頼関係を、説得力のある演技で表現。オスカー俳優としての貫禄を十分に発揮し、物語の重厚さを支えた。
ジョナサン・ベイリー(マーティン・クレブス)
チームの一員であり、ゾーラと共に危険な任務に挑むマーティン・クレブスを演じる。皮肉屋でありながらも、いざという時には頼りになる存在。軽快なユーモアと、真剣な表情のギャップが魅力的。複雑な状況下で、チームのムードメーカー的な役割を担い、物語に軽妙なリズムをもたらす。持ち前の巧みな表現力で、彼のキャラクターに深みと愛らしさを加えた。
ルパート・フレンド(エド・スクライン)
最終盤に登場する謎の人物、エド・スクラインを演じる。その正体は物語の核心に関わる重要なキャラクター。少ない出番ながらも、その存在感は強烈。不気味なほどの冷徹さと、内に秘めた狂気を醸し出す。クレジットの最後を飾る有名俳優としての役割を十分に果たし、観客に強い印象を残す。
脚本・ストーリー
『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のデヴィッド・コープが28年ぶりにシリーズ復帰。その脚本は、シリーズの原点回帰を強く意識したもので、恐竜が生息する未開の島でのサバイバルという、シリーズ初期のプロットを踏襲。しかし、新薬開発という新たなミッションや、民間人一家との出会い、そして遺伝子操作されたミュータント恐竜の登場など、現代的な要素を盛り込もうとした結果、物語の焦点がブレた印象は否めない。特に、後半の展開は詰め込みすぎ感があり、せっかく築き上げた緊張感が失速。キャラクターのバックグラウンドや動機も十分に描かれず、物語の深層に踏み込めていない。
映像・美術衣装
『GODZILLA ゴジラ』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でVFXを駆使した映像美を見せてきたギャレス・エドワーズ監督の手腕が光る。恐竜のCGはさらに進化し、その質感や動きはかつてないほどのリアルさ。ケツァルコアトルスの羽の表現や、モササウルスの水飛沫など、細部にわたるこだわりが感じられる。美術は、鬱蒼としたジャングルや、廃墟と化した研究施設など、シリーズお馴染みのロケーションを現代的に再構築。衣装は、特殊工作員チームの機能的な装備と、デルガド一家の日常的な服装の対比が際立つ。
音楽
音楽は、壮大なオーケストラサウンドと、シリーズのテーマ曲を巧みに組み合わせたもの。ジョン・ウィリアムズによるオリジナルのテーマ曲が要所で効果的に使用され、観客の感情を揺さぶる。主題歌は、ケイティ・ペリーが歌う「Fossilized Heart」が採用。物語のテーマである生命の尊厳と、過去へのオマージュを力強く歌い上げ、エンドロールを感動的に締めくくる。
受賞歴
現状、アカデミー賞や主要な映画祭での受賞、ノミネートは確認されていない。
作品 Jurassic World: Rebirth
監督 ギャレス・エドワーズ
111.5×0.715 79.7
編集
主演 スカーレット・ヨハンソンB8×3
助演 マハーシャラ・アリ B8
脚本・ストーリー デビッド・コープ
B+7.5×7
撮影・映像 ジョン・マシソン
S10
美術・衣装 美術
ジェームズ・クライン
衣装
サミー・ディファー B8
音楽 音楽
アレクサンドル・デスプラ
テーマ曲
ジョン・ウィリアムズ A9
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