「スピルバーグが見たら呆れるだろう」ジュラシック・ワールド 復活の大地 KmPさんの映画レビュー(感想・評価)
スピルバーグが見たら呆れるだろう
恐竜に全くリスペクトがない監督と脚本家なんだろうな。
スピルバーグが見たら呆れるだろう。
残念な点
・ティラノサウルスにあるべき羽毛がない
・ティラノサウルスは泳げないけど、映画では見事に泳ぐ
・スピノサウルスは河で魚を捕食する恐竜だが、映画では海を高速(高速船と同じスピード)で泳ぐ
・ティタノサウルスは種の名前ではなく、分類の名称である
・ティタノサウルスの尾がヘビのように細くて長すぎる。魚の背びれの様なものまで付けてしまって、もはや実物とかけ離れたフィクションの怪物である。
・ケツァルコアトルスは巨大翼竜なので映画のようにコウモリみたいに岸壁にしがみ付くことはできない
・クライマックスは恐竜のDNAを変異させて作ったというモンスターハンターかバイオハザードに出るような怪獣が人を襲うという何でもアリの展開
↑(予告には一切出てこないから、映画会社もあとでヤバイと思ったんだろうな)
このように恐竜像を捻じ曲げてまで、パニックアクション映画に仕上がっている。
エンドロールに流れるスタッフたち(米国人だと思うけど)はこんな映画作って恥ずかしくないのだろうか?
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